プレゼントのラッピングで簡単なリボンの結び方は?
贈り物をプレゼントする際には、リボンなどを使っておしゃれにラッピングをお店などではしてくれますが、ラッピングが自分で出来たらとっても便利だとは思いませんか?
おしゃれで綺麗なラッピングは「難しそう」と多くの人は感じ、自分ではラッピングを施さないようですが、近年ではラッピングに最適なかわいいリボンが多く発売されており、ラッピング袋やラッピング箱に結ぶだけで簡単に包装することができます。
そこで、リボンを使ったさまざまなラッピングアレンジの結び方をご紹介していきますので、あなたもぜひ結び方を覚えてチェレンジしてみるのはいかがでしょうか。
プレゼントのラッピングのリボンの効果
同じものを相手へ贈る場合、リボンなどでラッピングピングがされたプレゼントと、何もラッピングがされていないプレゼントでは、受け取り手はどのような心境の変化があるのでしょうか?まずは、リボンでラッピングする効果を考えてみましょう。
プレゼントに特別感がアップ
ラッピングがされているものと、ラッピングがされていないものとでは、おしゃれにラッピングしてあるものの方が見た目からも嬉しさを感じられます。
その理由は、何も包装されていないプレゼントよりも、リボンなどでラッピングされたプレゼントは華やかになり特別感がアップするからとされています。
中身を確認するまでの期待感を演出
プレゼントの楽しみといえば、中身を確認するまでのウキウキ感とされており、そのウキウキ感は子供から大人までが共通に感じるものです。そのため、リボンなどでラッピングされていれば、リボンを解くまでの過程で期待感が増幅されていきます。
プレゼントのラッピングに活躍するリボンの種類
近年ではリボンの種類も豊富なこともあり、はじめてラッピングに挑戦する人は、リボン選びに悩むこともあるでしょう。
そんなラッピング初心者から、かわいいリボンを知りたい人にまでおすすめできる、ラッピングに最適なかわいいリボンをご紹介していきますのでご覧ください。
無地リボン
ラッピングに多く使われている無地リボンは、サテン素材を使っているため、ツヤ感や光沢がある上品なリボンとなっています。カラーバリエーションは豊富で、ラッピングに使う包装紙などとさまざまな組み合わせが楽しめます。
ラッピングに使う箱や袋を選ぶポイントとしては、リボンとラッピング袋を反対色で組み合わせたり、目立ちやすいカラーを選んであげると華やかなラッピングに仕上げることが出来ます。
柄リボン
シンプルな無地リボンとは違い、柄リボンではリボンだけで目を惹くような華やかさがあります。そのため、包装紙はシンプルな無地などがおすすめです。
ラッピングに使う袋や箱、または包装紙にも柄を合わせてしまうと、ガチャガチャとしたラッピングに仕上がってしまうことがあるからです。
柄リボンには、大人っぽい柄からポップな柄まで幅広い種類があり、相性の良い無地と合わせるのであれば、相手のイメージに合わせた柄や、季節ものの柄などを選んであげると、ワンランク上のラッピングに仕上げることが出来るでしょう。
リバーシブルリボン
リバーシブルリボンとは、リボンの表面だけではなく裏地にもしっかりとカラーが施されているリボンとなっています。そのため、両面のカラーを見せる結び方にぴったりなリボンであり、隙のないラッピングを楽しむことが出来ます。
レースリボン
キメの細かいデザインが愛らしさを演出してくれるレースリボンは、ファッションアイテムに取り入れられているイメージがありますが、プレゼントのラッピングリボンとしても活用することが出来ます。
近年では、ホワイトカラーだけではなくさまざまなカラーバリエーションが100均などでも買うことができますので、女の子らしく仕上げたいプレゼントにはぴったりなリボンです。
シースルーリボン
透け感があるシースルーリボンは、1つのカラーを重ねグラデーション感を出したり、いくつかのカラーを重ねラッピングする際に最適なリボンです。透け感のある素材は、リボンを重ねることで色味の違った仕上がりになります。
カーリングリボン
ピンと張りがある素材のカーリングリボンは、ラッピングに使っていく際に先と先を引っ張ることで、クルクルと自然に巻かれるデザインリボンです。ゴージャスなラッピングに仕上げたいときには、簡単にデザイン性を出すことができますのでおすすめです。
ワイヤーリボン
リボンの先にワイヤーが入っているワイヤーリボンは、形が作りやすいリボンとなっていますので、不器用な人でも簡単にデザイン性のあるラッピングを作ることができ、リボンに動きがあるラッピングを作るときにおすすめです。
紐・ゴム
紐リボンやゴムリボンは、カジュアルなリボンとなっていますので、シンプルなラッピングに仕上げたい人におすすめです。目立ち過ぎない仕上がりになりますので、普段のちょっとしたプレゼントのラッピングに合うリボンとなっています。
ラフィア
植物の葉を加工し作られたラフィアリボンは、天然素材であることもあり、花束のラッピングなどに使われることが多いリボンです。ナチュラルさがあるリボンですので、若いティーン世代よりも大人女子たちから人気の高いリボンとなっています。
カラータイ・モール
カラータイやモールは、リボンの中心にワイヤーが入っているため、結ぶというよりも折り曲げたり、クルンと巻いて使うリボンです。そのため、ちょっとした小物やお菓子のラッピングなどに止め具として使うときに最適です。
プレゼントのラッピング①リボンの結び方
ラッピングに最適なリボンはさまざまな種類があり、リボンによって仕上がりの幅は広がります。ラッピングに使うリボンが決まりましたら、簡単に出来るかわいいリボンの形の結び方も覚えていきましょう。
蝶結びの結び方
ラッピングだけではなく普段使いもできる蝶々結びの結び方は、左右の端の長さに少し違いをだし、短くした方のリボンを羽を作るイメージで2つ折りにします。
続いて先ほど作った2つ折りに巻き付けるように、反対側の長くしていた方のリボンを上から回しかけ、羽の裏側で巻き付けたリボンを羽を作るように抜いてあげキュッと締めてあげれば蝶々結び完成です。
ダブル蝶結びの結び方
ダブル蝶々結びではリボンを長く使いますので、余裕を持って用意しましょう。蝶々結びを二つ重ねた形に仕上げるダブル蝶々結びは、先ほどの蝶々結び同様に羽を作るイメージで八の字型に片側のリボンで羽を3つ作っていきます。
上部に羽を2つ、下部に羽を1つ作ることができましたら、蝶々結びの結び方で先ほど作った羽へ巻き付け4つ目の羽を作ることができたら完成です。
ウェーブリボンの結び方
用意したリボンの先は輪っかにした状態にしてください。先ほどつっくた輪っかを中心に、左右交互にウェーブさせながら左右に均等に羽を好みの枚数作ります。
羽が作ることができましたら、ウェーブさせていたリボンの先を中心でカットし、最初に作っていた輪っかの中をホチキス等で止めリボンを固定させたら完成です。
フラワーボウの結び方
人差し指から小指の4本の指へ用意したリボンをクルクルと巻き付け、好みの輪っかの量ができたらリボンをカットし指から抜きます。
切り口のリボンが中心になるように輪っかをつぶし4つ角を斜めにカットしましたら、輪っかを元の形に戻すと中心が凹んだ形になりますので、凹み部分に別のリボンでキュッと固結びをし花の形になるように羽を広げたら完成です。
フレンチボウの結び方
ラッピングに使うリボンの先で親指ほどの大きさの輪っかを作ります。輪っかを中心にまずはじめに横向きの羽を2つ、続いて斜め上に羽を2つ、斜め下に羽を2つ作るように八の字で作っていきますが、羽を作る際は中心へ戻す度に裏でリボンを1回ねじります。
ここまで作るとリボンの形は豪華な花のような形になっており、仕上げに最初に作った横向きの羽よりも1周り大きい羽を大外に2つ作ったら完成です。
プレゼントのラッピング②箱へのリボンの結び方
さまざまなおしゃれなリボン結びが分かりましたら、ラッピングに使う包装別にリボンの巻き方もご紹介させていただきます。
まずはじめにご紹介するのは、ラッピング箱を包装するおすすめの結び方となっていますので、ラッピング箱を使ったプレゼントなどの参考にしてください。
十字がけでの結び方
箱の下に用意したリボンを箱の真ん中にくるよう横向きに置き、片側のリボンを箱に一周させます。ここまでできましたら、反対側のリボンへ一周させたリボンをクロスさせ今度は縦向きに一周させラッピング箱の正面で固結びをしたら完成です。
斜めがけでの結び方
好みのリボン結びができるように右上の角にリボンを残し、ラッピング箱の正面からリボンが見えるよう右上の角から、右下の角へ箱下を通しながらリボンを持っていきます。
続いて右下から左下の角に向かってリボンが見えるように通したら、押さえていた右上の角へ向かって箱の裏を通しながらリボンを持っていき固結びをしたら完成です。
V字がけでの結び方
片手はリボンと箱を固定し、反対側のリボンを箱に縦向きに2周させます。リボンが正面に来ましたら、2重になった縦ラインの下を通すようにリボンの先を通し固結びをさせたら、縦ラインがVに見えるように広げて完成です。
横一文字がけでの結び方
横一文字がけ結びは、用意したラッピングリボンを横向きに箱へ一周させるだけのとっても簡単な結び方です。リボンを使った箱ラッピングの種類の中でも、子供でも簡単に出来るラッピング結びでしょう。
縦一文字がけでの結び方
こちらは先ほどの横一文字がけ結び同様に、とっても簡単なラッピング方法です。手順は、リボンの向きを縦向きに仕上げたいので、用意したリボンを縦向きに一周させるだけで縦一文字がけ結びの完成です。
プレゼントのラッピング③袋へのリボンの結び方
ラッピングを作っていくときは、包装の種類によって結び方の種類も広がりますので、続いては袋を使ったラッピングの種類をご紹介していきます。お好みのリボン結びと合わせておしゃれなラッピングになるよう工夫してみましょう。
基本の巾着結びの結び方
袋を使ったラッピング法では、巾着結びが簡単なのにおしゃれに見えることで定番の結び方とされています。まずはラッピングに使う袋とリボンを用意しましょう。
袋の出入り口を、中身のプレゼントの大きさに合わせパタンパタンと正方形を作るイメージで交互に折り込んでいきます。すべて折ることができましたら、リボンでキュッと結んだら巾着結びの完成です。
封筒包みに2本のリボンの結び方
衣服や大きなプレゼントでは、ラッピングをする包装の種類も限られ、小さいサイズのプレゼントのようにおしゃれに包装するのが難しいイメージがあります。
しかし、大きなプレゼントでも大きさに合ったラッピング法があり、プレゼントを袋へ入れ封筒包みにしましたら、種類やカラーの違うリボンを2本合わせて十字結びなどで仕上げるだけで可愛くすることができます。
袋に穴を開けたリボンの結び方
手作りスイーツなどをプレゼントする際には、紙袋などで贈ることが多いようですが、そんな紙袋もちょっとした工夫でおしゃれにラッピングすることができます。
中身の大きさに合わせパタンと封を閉じましたら、袋の上部に穴あきカッターなどで穴を開けてみましょう。開けた穴に好みのリボンを通しリボン結びをしたら、ガラッと雰囲気の違ったおしゃれなラッピングに仕上げることができます。
簡単なリボンの結び方でもおしゃれに見せるコツ
ラッピングのリボン結びには、さまざまな結び方があるようですが、初心者の人や不器用な人は上手にできるか不安が先立ってしまうことがあります。
そんな人はまず簡単なラッピング方法から取り入れていくことが良いでしょう。また、その際にはおしゃれに見せるコツもふまえてラッピングすると簡単なラッピングも豪華に仕上がります。
リボンの太さや素材で雰囲気を変える
簡単なラッピングアレンジを豪華に見せるコツは、リボン選びが重要なポイントとなります。リボンの太さやカラーはもちろん、素材やデザインによってもラッピングの雰囲気はガラッと変わります。そのため、さまざまなリボンの種類を揃えておくと良いでしょう。
飾りやタグをつけてみる
ラッピングをおしゃれに見せるコツは、リボン結びで豪華にするだけではなく、飾りやタグをプラスしてあげることでもおしゃれにすることができます。
飾りやタグは100均でもおしゃれなアイテムが揃えられますのでおすすめです。また、飾りには造花などを取り入れてみるのも素敵に仕上がります。
包装紙にもこだわってみる
ラッピングをおしゃれにするには、リボン、飾り、タグを使って包装していく包装紙もポイントとなります。ベースとなる包装紙はシンプルなものだけではなく、色鮮やかなデザインもありますので、仕上げたい雰囲気を考え包装紙を選んでみましょう。
ラッピングでいろいろなリボンの結び方を試してみよう!
定番な結び方から豪華な結び方まで、ラッピングアレンジにはいろんな種類がありますが、プレゼントの大きさでもデザインが変わってきます。
豪華な結び方でも、コツさえわかれば簡単なリボン結びとなっていますので、いろんなラッピングアレンジを覚えてあなただけのおしゃれなプレゼントを贈ってみるのはいかがでしょうか。