超音波加湿器のメリット・デメリット
一口に加湿器と言ってもいくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なっています。その中にあって、超音波加湿器にはどのようなメリットやデメリットがあるのか検証してみましょう。それによって、購入するべきかどうかの判断ができるでしょう。
本体・維持費がかからない
超音波加湿器は、超音波振動で水を霧状にして、部屋に湿気を与えます。ということは、ヒーターやファンは必要なということであり、電気代が抑えられます。つまり、維持費がそれほど掛からないのです。
これは大きなメリットと言えるでしょう。また、超音波加湿機本体の値段も手ごろなものが多くなっています。そういう意味では、予算に限りがある家庭でも、購入しやすいということになるでしょう。
ただし、加熱式+超音波という加湿器がありますが、このタイプはやや本体のお値段が高めです。加熱式と超音波の両方のいいとこどりをしているために、通常のタイプよりはコストが掛かります。
インテリア性が高い
超音波加湿器はファンもヒーターも必要ないので、コンパクトな作りで、デザインにも工夫がしやすくなっています。そのため、おしゃれなタイプが多く、インテリア性が非常に高くなっています。お部屋に1台置いておいても、格好がいいです。
雑菌が発生しやすい
超音波加湿器は、水を沸騰させるわけでもないし、フィルターを通して水蒸気を発生させるわけでもありません。そのため、除菌という点では他のタイプよりも劣り、雑菌が発生しやすくなっています。衛生面では少し問題がある部分があります。
超音波加湿器を使う場合は、よくお手入れをし、タンクやトレイをきれいな状態にしておかなければいけません。さもないと、除菌できない雑菌が部屋に広がり、感染症リスクも生じます。
白いカビ粉のようなものが付く
超音波加湿器に特に見られる現象の一つに、家具や家電に白いカビの粉のようなものが付着することがあります。実はこれはカビではなく、水道水に含まれるミネラル分が結晶化したものです。
水道水のミネラル分ということは、害はないようにも思えますが、吸い込んだ場合は、多少影響が出るかもしれません。また、家電に付着すると、故障につながる可能性がないわけではありませんから、気になるようならきれいに拭き取っておきましょう。
やけどの心配がない
超音波加湿器はヒーターを使用しませんから、やけどの心配はありません。本体から放出されるミストはそれほど熱を伴わないので、安心して使えます。子供やお年寄り、ペットなどがいる家庭でも、超音波加湿器はおすすめできます。
超音波加湿器の中には加熱式というタイプもありますが、水を沸騰させるわけではないので、通常の加熱式加湿器よりも安全です。
超音波加湿器のおすすめの選び方
超音波加湿器のメリットやデメリットが分かったところで、今度はどのような製品を選べばいいのか、おすすめの選び方を考えてみます。選び方がつかめないと、自分や家族に合ったいい製品が探せないでしょうから、ポイントをアドバイスします。
使う部屋の広さで選ぶ
超音波加湿器の性能は種類によって違いますが、使う部屋の広さによっても選び方が変わってきます。では、どのような基準で選び方を決めたらいいかですが、加湿器には適用畳数というものがあります。これは、室温20℃の部屋を湿度60%にしておける適用広さを表します。
したがって、超音波加湿器を使う部屋の広さと適用畳数が一致していないといけません。ただし、適用畳数は窓の数、日当たり、木造建築か鉄筋コンクリート造りかによっても違ってきます。場合によったら、ワンランク高い性能の超音波加湿器を買わなければいけないこともあります。
タンクの容量で選ぶ
タンクの容量も超音波加湿器の選び方のポイントです。容量が大きいものは給水頻度が少なくなり、とても楽なのですが、その分本体のサイズが大きくなりがちです。一方、容量が少ないものは、コンパクトになって使いやすいですが、給水回数が増えて、面倒です。
したがって、超音波加湿器の置き場所や使用感との関係を良く考えて、選び方を調整しなければいけません。スペースを取っても給水頻度が少ない方がいいというのなら容量が大きめのもの、逆に給水頻度が多くても小さめのものがいいというのなら容量が少ないものがおすすめです。
連続運転時間で選ぶ
超音波加湿器の種類によって、連続運転時間が違います。そのため、使う状況によって選び方を変える必要があります。夜寝て、朝起きるまで部屋を加湿しておきたいというのなら、連続8時間くらい運転できるものがおすすめの選び方です。
逆に、起きている時だけ使うというのなら、連続運転時間が短めでも、またスイッチを入れなおせばいいです。それから、超音波加湿器にはタイマーがあるものがあり、セットしておけば、電源の切り忘れを防げます。
機能性で選ぶ
超音波加湿器の種類によって、いろいろな機能が付いています。その機能の在り方も選び方を考えるうえで大切な要素です。具体的には、放出量調節機能、上から水を注げる機能、液晶表示機能、ペットボトル対応機能、アロマ機能、除菌機能などいろいろなものがあります。
どうせ超音波加湿器を買うなら、少しでも機能が多いものの方が良さそうです。しかし、機能が多いということは、それだけ価格も高くなりがちですから、予算との兼ね合いを考えながら選び方を決める必要がありそうです。
超音波加湿器のお手入れ方法
超音波加湿器の選び方が決まって、実際に商品を購入したら、お手入れの方法を学んでおかないといけません。超音波加湿器は除菌がしにくい構造となっているので、お手入れをしっかり行わないと雑菌が繁殖しやすくなります。
残っている水を捨てる
超音波加湿器のお手入れ方法の第一は、残っている水を捨てることです。汚れた水が残ったままだと掃除がしにくいですから、すべて放出させましょう。タンクも本体もカラにします。水が出しにくい場合は、タンクを回すとうまく行く場合があります。
タンク・本体の内側・振動板を掃除する
超音波加湿器の内部の水を捨てたら、今度はタンクにきれいな水を少量入れて、ふり洗いをします。3~4回ほど行えばいいでしょう。本体の内部や振動板は、柔らかい布で拭き取ります。これらの部分を傷つけてはいけませんから、硬い布ではなく柔らかい布を使いましょう。
掃除におすすめの道具
超音波加湿器のタンクの掃除やお手入れに役立つおすすめの道具があるので、紹介しましょう。まず、ペットボトル用や水筒用のスポンジを使えば、中がかなりきれいになります。普通の台所スポンジではお手入れがしにくいでしょうから、使ってみてください。
次に、タンクの汚れがひどい場合は、クエン酸水を使うのもいい方法です。濃度はぬるま湯30lに対して、クエン酸20gです。ゆすぎ、つけ置き洗いへと進めるのがおすすめです。つけ置き時間は30分くらいですが、それでも汚れが落ちなければ延長してください。
なお、除菌液である次亜塩素酸水でお手入れするという方法もあります。この除菌液を使えば、カビや細菌の繁殖を抑えやすくなります。
本体の外側を除菌する
最後に、超音波加湿器の本体の外側を除菌しましょう。除菌と言っても特別なことをするわけではなく、タオルを濡らして固く絞って拭くだけです。その後、乾拭きをするといいでしょう。なお、フィルター付きのタイプもありますが、その場合は、ティッシュでほこりを拭き取ります。
おすすめの超音波加湿器【デザイン性が高い】
超音波加湿器の選び方のコーナーを見れば、大まかな範囲は絞れるでしょうが、具体的にどのような製品を購入すればいいのか迷う場面もあるでしょう。そこで、おすすめの超音波加湿器を紹介します。まずは、デザイン性の高いタイプからです。
デドリーム 超音波加湿器 PRESSE
デドリーム 超音波加湿器 PRESSEはおすすめ点の多い超音波加湿器です。まず、デザインがスマートで、木目調の外観がインテリアにもうまくマッチします。操作も簡単で、タッチセンサーに指で触れるだけです。アロマ機能もあり、お好みの香りを放出できます。
対応面積は、木造和室5畳、洋室8畳となっています。そのほか、省エネ性能、静音設計、自動停止機能、給水お知らせ機能など優れた特徴がいろいろある超音波加湿器です。
BESTEK 超音波式 アロマディフューザー加湿器
BESTEK 超音波式 アロマディフューザー加湿器にはいくつかのタイプがあります。しかし、どのタイプも心地よい香りと幻想的な光により、癒しの空間を作り出します。ミストも熱くならず、優しく部屋を包み込みます。空焚き防止機能と自動停止機能も付いて、安全です。
ZNT 超音波式アロマディフューザー
萌えニャンコのデザインがかわいらしいおすすめ超音波加湿器がZNT 超音波式アロマディフューザーです。間接照明として利用できる暖色系の光が付いています。超音波によるミストは猫の頭から放出されます。
アロマオイルは別途購入の必要がありますが、そのアロマをタンクに垂らせば、お好みの香りで部屋を満たせます、約6畳の部屋に対応可能です。連続運転時間は6時間ですが、タンク容量が100mlで、場合によったら時間いっぱいになる前に自動停止します。
ジアニスト 次亜塩素酸 超音波加湿器
次亜塩素酸ジアニスト専用の超音波加湿器です。ジアニストを10倍に薄めると、その液体が加湿・除菌・消臭効果をもたらします。約10~12畳のお部屋に効果を発揮します。薄めたジアニストを洗濯機などにスプレーすると、その除菌もできます。
タンク容量は4.0lで、水切れ自動停止機能が付いています。スイッチは1つしかなく、だれにとっても分かりやすい設計で、使いやすいです。消費電力は25Wで、1時間当たりの電気代が0.54円という省電力設計です。
Elechomes 超音波式 卓上加湿器 ペットボトル加湿器
Elechomes 超音波式 卓上加湿器 ペットボトル加湿器はペットボトルの水が使える超音波加湿器です。約500ml容量のペットボトルの水で、6~10時間使用可能です。デザインはシンプルでしゃれていて、インテリアとの相性も良さそうです。
タンクのお手入れは必要ありません。ペットボトルを交換して使うタイプなので、お手入れ方法は吹き出し口の洗浄だけです。雑菌も繁殖しにくく、清潔に使えます。
Will 上から給水 超音波加湿器
Will 上から給水 超音波加湿器は、優れた機能がたくさんあり、おすすめポイントの多いタイプです。すべての機能は紹介しきれませんが、最大19時間も連続運転ができます。また、商品電力はわずか12Wで、電気代も安いです。
そのほか、自動湿度調整、水切れ自動停止機能、静音設計、加湿量の設定状況が分かるLEDランプ、自動乾燥アフターラン機能、簡単なお手入れなど、だれにとってもうれしい特徴がいろいろあります。
アイリスオーヤマ 超音波加湿器 2.8L 木目
アイリスオーヤマ 超音波加湿器 2.8L 木目は、ドロップ型のかわいい加湿器です。ナチュラルな木目調デザインと7色に光るLEDライトが、お部屋の雰囲気を和らげます。肝心の加湿性能ですが、超音波式らしく熱くならず、音も静かで、すぐにミストが出てきます。
アロマ対応となっていて、付属のパッドにアロマオイルを2~3滴たらすと、部屋中に心地良い香りが広がります。連続運転時間は10時間ですから、寝る前にスイッチを入れれば、朝まで加湿状態が続きます。
おすすめの超音波加湿器【お手入れしやすい】
今度はお手入れがしやすいおすすめの超音波加湿器を見てみましょう。いくら使いやすい超音波加湿器でもお手入れがしにくいと困るでしょう。そこで、内側も外側も掃除がしやすいおすすめ製品をいくつか選んでみます。
ダイソン Dyson Hygienic Mist MF01WS
超音波加湿器の弱点は、細菌の温床になりやすいことです。スイッチを入れてから短時間で細菌がたくさん発生する場合があります。したがって、どう除菌するかがポイントになりますが、ダイソン Dyson Hygienic Mist MF01WSはUV-Cライトで除菌します。
また、本体にはスポンジやフィルターなどがないので、もともと細菌が生まれにくいです。さらに、エアマルチプルプライヤーにより除菌された衛生的なミストを部屋全体に均一に放出します。
ENERG e's Cube 超音波式加湿器
ENERG e's Cube 超音波式加湿器の給水口は広めに作られていて、水を入れやすくなっています。それだけでなく、お手入れをする時に手を突っ込みやすく、隅の方まできれいに掃除できます。お手入れのしやすさでは、おすすめの超音波加湿器です。
空焚き防止機能と自動停止機能が付いているので、消し忘れても安心です。また、間接照明の役割も果たすことができ、加湿器だけとしてではなく部屋の飾り物としてもきれいです。
Pureplove 7色LEDライト加湿器
Pureplove 7色LEDライト加湿器は加湿力が非常に優れていて、和室16畳、洋室25~35㎡の広い範囲にミストを放出できます。それでいて消費電力は30Wと低く、電気代を心配している人にもおすすめできます。
ミストの吹き出し口は2か所あり、方向を自由に変えられます。お手入れは簡単で、長方形構造のタンクはとても洗いやすいです。また、タンクとベースが別々になっていて、ベースに細菌が繁殖する可能性は非常に低いです。
Sakugi 卓上加湿器
Sakugiというメーカーアから令和革新版の卓上加湿器が販売されています。大容量で、12~18畳対応です。連続運転時間も15時間以上と長く、水の給水頻度も少なくて済みます。
お手入れも簡単になっています。新しいタイプのハンドルデザインを採用したことにより、タンクを持ち上げやすくなっています。そのため、注水もお掃除もしやすいです。次亜塩素酸水での除菌も可能です。
Yantop 加湿器 上から注水 卓上超音波加湿器
Yantop 加湿器 上から注水 卓上超音波加湿器は少し変わったタイプです。内部に麦飯石が入っていて、それで水質を浄化します。麦飯石の関係で洗剤は使えませんが、お手入れはしやすいです。タンクの間口が広いので、隅まできれいにできます。
おすすめの超音波加湿器【大容量】
続いて、大容量のおすすめ超音波加湿器の種類を見てみましょう。大容量ということですから、本体は大きくなりがちですが、給水頻度は少なくなります。そのため、面倒な部分がないので、使いやすいことは確かです。
Hanwha 24時間連続加湿対応 ひと回り大きい 4L
Hanwha 24時間連続加湿対応 ひと回り大きい 4Lは、しずく型の超音波加湿器です。デザインもなかなかおしゃれですが、タンク容量が4lと大きいです。そのため、連続運転時間が24時間ととても長いです。
弱運転で使うと、24時間どころかもっと稼働するようです。給水が面倒だという人にはおすすめの超音波加湿器です。そのほかにも、7色のLEDライト、アロマ対応、抗菌フィルター搭載、水切れセンサー機能などの優れた特徴があります。
marsboy 超音波加湿器 アロマ加湿器 大容量6L
marsboy 超音波加湿器 アロマ加湿器 大容量6Lは商品名からも分かるように6lもの水を注入できます。最大出力状態では、連続16時間の運転が可能です。出力を弱くすると、運転時間はさらに延びます。
大容量タンクであっても、上から注水できるので簡単です。冷霧・熱霧の切り替えができ、どのようなシーズンにも対応ができます。空焚き防止機能も付いていて、消し忘れても心配がありません。
TENKER 加湿器 大容量4.0L 超音波式 空気加湿器
TENKER 加湿器 大容量4.0L 超音波式 空気加湿器は、16畳の部屋に対応する大容量タイプです。タンク容量は4.0lで、最大加湿時の連続運転時間は13時間、最少加湿時は23時間も動き続けます。
いくらタンク容量が大きくても、いつかはタンクの水がなくなりますが、その確認は外から簡単にできます。また、万一水切れになっても、自動停止するので、心配はありません。
Levoit 加湿器 5.5L大容量 温冷ミスト 超音波式
Levoit 加湿器 5.5L大容量 温冷ミスト 超音波式は、商品名で示されているように、タンク容量が5.5lと大型です。忙しくてタンクの水の給水をするのが大変という人には、おすすめのタイプです。最大運転時間は36時間という長さです。
温かいミストと涼しいミストの両方が出るようになっています。温かいミストは、冷たく乾燥した季節にちょうど良く、涼しいミストは暑い時分の水分補給になります。リモコンが付いているのも使いやすいところです。
Pureplove 卓上加湿器 超音波加湿器 しずく型
Pureploveの製品は一つ紹介してありますが、今度はしずく型超音波加湿器の紹介です。この加湿器のタンク容量自体は1.5lと、大容量というほどではありませんが、連続運転時間は結構長く、12時間となっています。
デザインはしずく型ということもありますが、おしゃれでかわいらしいです。しずく型の加湿器はほかにもありますが、Pureploveの製品はユニークです。LEDライトが搭載されています。このライトとミストで、お部屋の中が幻想的な空間へと変わります。
Proscenic 超音波式加湿器 5.5L
タンク容量が5.5lで、最大30時間も稼働するのがProscenic 超音波式加湿器 5.5Lです。おすすめ点はほかにもあり、スマホAPP遠隔コントロール、ミスト7段階調節、高品質フィルターによる除菌と水質浄化、除菌プラズマクラスター、アロマ対応などの特徴があります。
おすすめの超音波加湿器【アロマ機能付き】
アロマ対応の超音波加湿器についてはこれまでにもいくつか取り上げていますが、ここからは特に優れた製品を取り上げていきます。アロマ対応の加湿器なら、単にミストで空気が湿るだけでなく、心地よい香りも広がって、気分が爽快になります。
プリズメイト Sablier -wood- PR-HF003W
プリズメイト Sablier -wood- PR-HF003Wはユニークな形をしていますが、形ばかりではなく、品質も優れています。アロマ対応で気持ちのいいミストが出るほか、抗菌カチオンAg+カートリッジ装着で、除菌・抗菌・消臭が行われ、ミストもきれいで清潔です。
Joyhouse 超音波式加湿器 卓上 アロマ
Joyhouse 超音波式加湿器 卓上 アロマは価格が大手通販サイトで2,000円程度という安い製品です。そのせいかコンパクトにできていて、卓上にも置きやすいです。空気清浄機のような機能もありますが、アロマ対応ですから、気持ちのいい香りも広がります。
THUSTAR アロマディフューザー加湿器 超音波式 卓上
THUSTAR アロマディフューザー加湿器 超音波式 卓上は、少量の水とアロマオイルで超音波による細やかなミストを吹き出し、心も体も癒してくれます。本体はコンパクトで軽量になっていますが、連続15時間稼働します。
PZX 超音波式加湿器 3L アロマ
かわいらしいデザインと優美な曲線が魅力のしずく型超音波加湿器がPZX 超音波式加湿器 3L アロマです。タンク容量は3lで、8時間連続運転ができ、お肌やのどに潤いをもたらします。アロマオイルを入れれば、アロマテラピーにもなります。
おすすめの超音波加湿器【加熱式+超音波】
いろいろなタイプの超音波加湿器を見てみましたが、もう一つ加熱式+超音波というタイプもあります。これはハイブリッド式とも呼ばれるもので、普通の超音波式の弱点を補っています。その加熱式+超音波加湿器にはどのような製品があるのかチェックしてみましょう。
スリーアップ Pure Drop HB-T1924WH
最初に紹介する加熱式+超音波加湿器は、スリーアップ Pure Drop HB-T1924WHです。まず加熱式ということもあり、水に熱を与え、超音波の振動でミストとして噴出させます。水に加熱するというところが大事な点で、これで雑菌などの繁殖が抑えられます。
スタドラーフォーム Eva 2959
加熱式+超音波加湿器はお値段が高くなる傾向にありますが、スタドラーフォーム Eva 2959は2万円代です。しかし、加熱式+超音波の方が性能自体はよく、効率的に部屋を加湿します。
Eva2959は、まず水を60℃に加熱する加熱式で、そのあと超音波でミストを吹き出します。調節の仕方によっては、140cmの高さまでミストが上がり、部屋に十分な湿り気が行きわたります。おすすめの加熱式+超音波加湿器です。
シロカ SHH-140
一気に部屋を加熱したいのなら加熱式+超音波を、普通に加湿したいのなら超音波のみを選択できるのがシロカ SHH-140です。デザインはシンプルで、タッチパネルが扱いやすくなっています。湿度調節は自動で行える加熱式+超音波加湿器です。
超音波加湿器はおしゃれなデザインが多い!
ここまで、超音波加湿器のメリット・デメリット、選び方、お手入れ方法、おすすめ製品などを紹介しました。いくつかの種類がある加湿器の中で、超音波式は安全で、静かです。また、おしゃれなデザインも多くなっているので、もしよいと思ったら、購入して使ってみてください。