「存じ上げません」の正しい意味と使い方まとめ!敬語や英語での表現方法も!

「存じ上げません」の正しい意味と使い方まとめ!敬語や英語での表現方法も!

「存じ上げません」の正しい意味や使い方についてまとめました。「存じ上げません」の敬語や英語での表現や使い方についても網羅した内容になっています。「存じ上げません」の意味や使い方について正しく理解していきましょう。「存じ上げません」の意味とは?

記事の目次

  1. 1.「存じ上げません」の意味とは?
  2. 2.「存じ上げません」の由来
  3. 3.「存じ上げません」の特徴
  4. 4.「存じ上げません」の類語
  5. 5.「存じ上げません」の英語
  6. 6.「存じ上げません」の使い方
  7. 7.「存じ上げません」の注意点
  8. 8.「存じ上げません」は「知らない」の謙譲語という意味

「存じ上げません」の意味とは?

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「存じ上げません」という敬語表現があります。ビジネスでもよく使う敬語表現でもあるのですが、「存じ上げません」の意味や使い方について正しく理解できているでしょうか。今回は、「存じ上げません」について意味や使い方についてまとめていきましょう。

この記事の概要について簡単にご紹介していきます。まず、「存じ上げません」の意味からご紹介していきます。「存じ上げません」の意味にはどういった意味があるのでしょうか。そして、「存じ上げません」の敬語の特徴や由来、類語についてもご紹介していきます。

「存じ上げません」の英語表現についてもご説明していくのでしっかりとマスターしていきましょう。それでは、最初に「存じ上げません」の意味からご説明していきます。「存じ上げません」の意味にはどんな意味があるのでしょうか。

意味「知りません」の謙譲語表現

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「存じ上げません」の意味は「知りません」を敬語で表した表現でもあります。ビジネスシーンでは「知りません」という表現をすることが多くあります。

敬語の謙譲語で「知りません」という意味の表現として「存じ上げません」があります。敬語の謙譲語とは「自分の気持ちを目上の人に伝えるときに使う敬語で相手を立てて謙って表現する」という意味の表現になります。

「知らない」の丁寧語は「知りません」「わかりません」

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「知らない」を敬語の丁寧語にすると「知りません」「わかりません」になります。どちらの表現も丁寧語の「ます」を否定形にした表現になるのです。「知りません」は知識や情報がない場合、自分自身以外のことについて使われる言葉になります。

「わかりません」は、理解が出来ない自分自身について話す場合に使う表現になります。もしも「知っていますか?」と尊敬語にするのであれば「ご存知ありませんか」「ご存じですか」「ご存じいらっしゃますか」という表現が正しい使い方になります。

「ご存じありませんか」は「ありませんか」という否定形を使った丁寧な質問方法でもあります。「ここから駅までの道をご存知ありませんか」という使い方ができます。

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「ご存じですか」の意味には「助動詞」である「です」に終助詞「か」をつけたものです。「田中さんの帰宅時間を語存じですか?」という使い方ができます。

「ご存知でいらっしゃいますか」は、「いますか」の尊敬語である「いらっしゃいますか」を使った表現になります。「このに新しいビルが建つことをご存知でいらっしゃいますか?」という使い方があります。

「存じ上げません」の由来

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「存じ上げません」の由来についてご説明していきます。「存じ上げません」の由来を知ることでより「存じ上げません」に対して理解を進めていくことができるでしょう。

そもそも由来とは「物事がいつ何から起こり、どのようにして現在まで伝えられてきたか」という意味があります。「存じ上げません」の由来にはどういった由来があるのかご説明していきます。

由来「存じる上げる」

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「存じ上げません」の由来は、「存じる上げる」という「知る」という意味の敬語の謙譲語でもあります。「上げる」はと相手に対する敬意をさらに強調する意味での使い方になっています。

その表現に「ます」という敬語の丁寧語の否定形「ません」がついて「知らない」という意味の表現となりました。「存じ上げません」は、自分が知らないことをへりくだった使い方をした表現になります。そのため相手が知らないことに対して使う言葉ではありません。

「存じ上げません」の特徴

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「存じ上げません」の意味には「知りません」の敬語の謙譲語表現でもあります。「存じ上げません」の使い方は、「○○の件については存じ上げません」という使い方をします。「知りません」と答えるよりも丁寧な印象を与えることができる敬語表現になっているのです。

「存じ上げません」は「知りません」の謙譲語表現

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「存じ上げません」の意味には「知りません」という表現の敬語の1つでもある謙譲語表現になります。「存じ上げません」に似た言葉として「わかりかねます」があります。

この「わかりかねます」の意味や使い方についてご紹介していきましょう。「存じ上げません」と「わかりかねます」の違いにはどういった違いがあるのでしょうか。

「わかりかねます」の意味と使い方

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「わかりかねます」は、「知りません」の敬語表現の1つでもあります。使い方としては「存じ上げません」と同じように「○○の件は、わかりかねます」という使い方をします。

「わかりかねます」と「存じ上げません」との違いは、目上の人や取引先などの問いかけに対する答えとしてどちらを使っても失礼にはなりません。状況を考えて「存じ上げません」を使うのか「わかりけねます」を使い分けるようにしていきましょう。

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「わかりかねます」は、どちらかというとやわらかい印象を与えることができます。「○○ません」は丁寧な言い方をしてもどうしても否定的な意味合いを含んでしまいます。

そうなるので、「○○ません」という使い方は否定的や冷たい印象を与えてしまう可能性があるのです。どうしても断りにくいシーンや相手によっては「わかりかねます」を使うといい場合もあります。

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ここで補足として「わかりません」のいい間違いである「わかりかねません」は間違った表現になります。これは2つの表現が組み合わさっている可能性が大きくあります。

「○○したいけれどできません」という意味の「かねます」と「○○する恐れがあります」という意味の「○○しかねません」という表現が混ざってしまっている可能性があります。

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「しかねません」を使うのであれば「このまま室内を走るのであれば、いつか怪我をしかねません」「食事をとらないのであればこのまま不健康になりかねません」という使い方が正しい使い方になります。

「わかりかねません」は「わからないおそれがあります」という意味での使い方になりので不自然の表現になります。「わかりかねます」が正しい使い方になるのでご注意ください。

「存じ上げません」の類語

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「存じ上げません」の類語についてご紹介していきます。そもそも類語とは「意味の似かよった語」という意味があります。「存じ上げません」の類語の意味と使い方についてご紹介していきましょう。「存じ上げません」の類語を知っていると言い換え表現としても使えるので非常に便利でもあります。

類語「初耳」の意味と使い方

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「存じ上げません」の類語として「初耳」があります。「存じ上げません」の類語「初耳」の読み方は「はつみみ」と読みます。

意味は「初めて耳にすること」「初めて聞くこと」という意味があります。「存じ上げません」の類語「初耳」の使い方には「君が同じ小学校だったとは初耳だな」という使い方があります。

類語「馴染みのない」の意味と使い方

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「存じ上げません」の類語として「馴染みのない」があります。「存じ上げません」の類語「馴染みのない」の読み方は「なじみのない」という読み方で意味は「付き合いや親しみのもたないさま」「馴染んでいない様子」という意味があります。

「馴染み」の意味には「よく知っていること」という意味があります。その人や場所に親しみがあって、勝手が分かっているのでスムーズに行動できるような場所や笑顔で話しができる間柄の関係という意味があります。

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「馴染み」の語源には遊郭で遊女がお客に対して使っていた言葉でもあります。男性が吉原で遊女と会うのには格付けがありました。最高クラスである花魁を指名するには3ステップを踏む必要があってのですが、1回目は「初会」といいました。

2回目は「裏」といって3回目を「馴染み」といって花魁と親密になることができたのです。専用の部屋で高級なお箸などでお客として大切に扱われるようになったのです。

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ここから「馴染み」のことをその場所に通って馴れ親しんでいる人のことを「馴染み」というようになったのです。

それでは「馴染みのない」の使い方をご紹介していきましょう。「新卒には馴染みのないビジネス用語がいくつかあるのでご紹介していきましょう」という使い方になります。

類語「聞いたことがない」の意味と使い方

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「存じ上げません」の類語として「聞いたことがない」があります。「存じ上げません」の類語「聞いたことがない」の意味には「類例を未だに見聞きしたことがないさま」「その物事について今まで聞いたことがないさま」

「話題の対象になっているものについて、それまで聞いたことがないさま」という意味があります。「聞く」の意味には「音、声を耳に受ける」「注意して耳にとめる」「人の意見、要求などを了承して受け入れる」「たずねる」

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「感覚を働かせて識別する」「当てて試してみる」「釣りで辺りの有無を確かめるために仕掛けを引いたり軽く竿を上げたりしてみる」という意味があります。

「存じ上げない」の類語である「聞いたことがない」は、「音、声を耳に受ける」という意味の「聞く」という意味で使われています。「聞いたことがない」の使い方として「こんな珍しい話は聞いたことはありません」という使い方があります。

類語「聞き及んでいない」の意味と使い方

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「存じ上げない」の類語として「聞き及んでいない」の意味には「その物事について今まで聞いたことがない」「そのものの存在を把握していないさま」という意味があります。

「聞き」の意味には「聞くこと」「聞こえ」という意味があります。「及んでいない」の意味には「するまでもない」「する必要がない」という意味があります。2つの意味が組み合わさって「聞き及んでいない」の意味になりました。

「存じ上げない」の類語「聞き及んでいない」の使い方は「どうやら国の重鎮である父であってもこういった役目は聞き及んでいないようです」という使い方になります。

類語「存じておりません」の意味と使い方

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「存じ上げない」の類語として「存じておりません」があります。「存じておりません」は「いる」を丁寧語にした「います」をもっと丁重語にした「おります」を使った言葉でもあります。

「丁重語」というには「自分自身の行為や言動を相手に対して丁寧に述べるために使う言葉」という意味があります。ほかの人や顧客などに対して、身内の話をするような場合「存じておりません」を使うことがあります。

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ここでご注意してもらいたいのが自分自身の行為や言動について使う表現になるので他の人に「存じておりませんか?」というような使い方は間違っているので使わないようにしましょう。例文をご紹介していきます。

「申し訳ございませんが、本日の流れについて存じておりません」「どなたがご用意して下さったのか、存じておりません」「彼女の連絡先について存じておりません」という使い方になります。

類語「面識がございません」の意味と使い方

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「存じ上げます」の類語として「面識がございません」といった「○○がございません」を使って言い換え表現として使うことができます。「面識がございません」は、「見たことがございません」という意味での使い方になります。

「ございません」は「ございます」の否定形で「ない」を丁寧語にした言葉でもあります。ビジネスシーンにおいて「ないです」「ありません」と答えるシーンでは「○○がございません」という使い方が一般的になっているので覚えておいてください。

例文をいくつかご紹介していきます。「あちらの会社の社員とは未だに面識がございません」「この件に関して全く知識がございません」「来月の新商品に関係する資料には新しい情報はございません」という使い方ができます。

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「存じ上げております」と「存じております」は言葉の意味は同じですが、使う場面が異なります。使い方を間違えやすい敬語の1つで、ここぞという時に使う言葉です。頻繁に使える言葉ではないので「存じ上げております」の意味や例文を再確認しておきましょう。

「存じ上げません」の英語

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「存じ上げません」の英語表現についてご紹介していきましょう。「存じ上げません」の英語表現にはどんな英語表現が正しい英語表現になるのかチェックしていきましょう。

「どなたか存じ上げませんが、私はとにかくお礼を申しあげたいのです」を英語表現にすると「All I want to do is to thank you even though I don't know who you are.」という英語表現になります。

また、「存じ上げません」を英語で表現すると「I have no idea.」「I don't know.」になります。英語での表現もマスターしていきましょう。

「存じ上げません」の使い方

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「存じ上げません」の使い方について例文で分かりやすくご説明していきます。「存じ上げません」の正しい使い方を知ることはビジネスマンとして必要なスキルでもあります。

「存じ上げません」の正しい使い方を例文でご紹介していきましょう。それでは、「存じ上げません」の使い方例文①からご紹介していきます。

例文①

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「存じ上げません」の使い方例文①として「人を知らない時にメールでの使い方」があります。例文をいくつかご紹介していきます。「私はあそこにいらっしゃる女性の名前は存じ上げません」

「申し訳ありませんが、最終的な人数までは存じ上げません」という使い方になります。「存じ上げません」の使い方として人物に関することについて質問されて返答する場合の使い方があります。

例文②

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「存じ上げません」の使い方例文②として「申し訳ありませんが、存じ上げません」という使い方があります。頭の部分に「申し訳ありませんが」という言葉をつけることで、相手に失礼がないようにすることができます。

こういった言葉を「クッション言葉」といってクッションの役割をしてくれる言葉となります。例文として「申し訳ありませんが、○○さまの連絡先までは存じ上げません」という使い方になります。

例文③

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「存じ上げません」の使い方例文③として「自分の無知を詫びる場合」の使い方があります。その場合「存じ上げずすみませんでした」という使い方があります。例文としては「日程の詳細について存じ上げずすみませんでした。本日改めてご案内させていただきます」という使い方があります。

例文④

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「存じ上げません」の使い方例文④として「存じ上げず失礼いたしました」「存じ上げず不愉快の念をおかけしました」という使い方があります。それぞれ自分の無知を詫びる場合に使う使い方になります。

例文をご紹介していきます。「先日は○○さまのお名前を存じ上げず大変失礼いたしました」「先ほど、弊社の田中がご迷惑をおかけしたとも存じ上げず不愉快の念をおかけしまいた」という使い方になります。

「存じ上げません」の注意点

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「存じ上げません」は「知りません」の敬語の謙譲語表現でもあります。「存じ上げません」を使う場合注意する必要があるポイントについてご紹介していきましょう。

「存じ上げません」はビジネスでも使う敬語表現でもあるのでしっかりと注意点を頭に入れておく必要があります。それでは、「存じ上げません」の注意点について解説していきましょう。

「寡聞にして」「不徳のいたすことろ」というクッション言葉が必要

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「存じ上げません」を使う場合は、「寡聞(かぶん)にして」「不徳の致すところ」というようなクッション言葉をつけるようにしましょう。

そもそも「クッション言葉」とは「相手に尋ねたり、お願いしたり、お断りしたりする場合に使う柔らかい印象にするために言葉の前に添える一言」のことをいいます。

「寡聞にして」の意味には「経験や知識が乏しいためにわからない」「経験や知識が乏しいために聞いたことがない」という意味になります。使い方例文として「この件に関して寡聞にして存じ上げません。そのため専門家にお任せしております」

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「申し訳ありませんが、寡聞にして存じ上げませんのでお伺いしてもよろしいでしょうか」という使い方になります。

「不徳の致すところ」の読み方は「ふとくのいたすところ」という読み方をして意味は「自分の不徳が原因で好ましくない事態になった」という意味があります。

例文として「不徳の致すところ存じ上げません。大変申し訳ございませんでした」という使い方があります。ほかに「不徳の致すところ○○さまのことは何も存じ上げません」という使い方になります。

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「不徳の致すところ」は謝罪の場面で使う表現でビジネスメールや始末書でも使われる表現です。また、政治家や歌舞伎役者も口頭で謝罪をする場合に使う表現でもあります。「不徳の致すところ」の言い換え表現として「不徳の至り」「不徳の極み」があります。

似たような言葉として「不足の至る所」という表現は日本語にはない表現になるのでご注意ください。「不徳の致すところ」は英語表現にするのが大変難しい表現でもあります。「不徳の致すところ」は「謝罪」の意味とセットにして使う英語表現がいいでしょう。

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「このような重大な問題を引き起こしてしまい、大変申し訳ありません」という英語表現にすることで「不徳の致すところ」の英語表現になります。

「I'm truly sorry for causing this kind of problem.」という英語表現は「このような問題を引き起こしてしまい本当に申し訳ありません」という日本語訳になります。

「存じる」を使う場合「思う」という意味で使う

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「存じる」は「知っている」という意味ではなく「思う」という意味で使われます。「存じる」は謙譲語でもあるので自分の行為をへりくだって使う場合に使う表現になります。

「○○と思います」「○○かと思います」という意味で使う場合「存じます」と言い換えて使うようにしましょう。相手に丁寧な印象を与えることができます。例文でご紹介しましょう。「お褒めに預かり、恐悦至極に損じる次第でございます」という使い方になります。

「存じ上げません」は「知らない」の謙譲語という意味

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「存じ上げません」の意味についてご説明してきました。「存じ上げません」の意味には「知らない」の謙譲語でもあります。「存じ上げません」を丁寧語にすると「知りません」「わかりません」という表現になります。

尊敬語としては「ご存じありませんか」「ご存じですか」という使い方になります。「存じ上げません」の使い方として人を知らない場合にメールや口頭で使う場合や自分の無知を詫びる場合にも使えます。

「存じ上げません」の注意点としてクッション言葉をつけることや「存じる」は「知っている」という意味ではなく「思う」の意味で使うようにしましょう。

大原 悦子
ライター

大原 悦子

食べることと、貯金が大好きです。最近は、断捨離をするのにはまり、本当に必要なもので暮らす生活に憧れる毎日です。断捨離のお陰で、生活のなかに「面白い」「楽しい」と思えることを発見することができるようになりました。

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