スターチスの花言葉を覚えよう!
色あせることがなくてドライフラワーとしても愛されてるスターチスは5月から7月まで花をつけるカラフルな花の色から多彩な美しさを感じさせる花です。
スターチスは一年草と多年草で花期は5~7月となります。スターチスの野生周波砂漠や荒れ地に自生していることが多く、園芸周波世界的に約150品種が存在しています。
普通いろんなカラーの部分を花びらと間違ってる方も多いでしょうが、実は本当の花は白くて色がある部分は花を包む「がく」の部分です。花が散って落ちてからも「がく」はずっとそのカラーを保つことになります。
その色は青、紫、黄色、ピンク、白などがあります。そして花の大きさにもいろんな種類があって切り花やドライフラワーとしても人気を集めてるスターチスについて、その花言葉や種類などについて紹介していきます。
スターチスとはどんな花?
それではこれからスターチスの花名の由来と三つのある花言葉、そして英語の花言葉まで、まずはスターチスという花について基本的な知識を紹介していきます。スターチスはどんな花なのか、花言葉のイメージを通じてその知識を深めていきましょう。
スターチスの花名の由来
スターチスの英語の花名は「statice」です。これはギリシア語の「statizo」、すなわち「止める」という語源から由来しています。もともと下痢止めの薬として用いられた事実から由来したといわれています。
そして「Statice」はイソマツ属の旧名であり、現在は「リモニウム」と呼ばれています。またスターチスの別の呼び名では「リモニウム」「ハナハマサジ」があります。
スターチスの花言葉と意味
スターチスの花言葉はその色あせることのなく長い期間色を保てる特徴から「変わらぬ心」「途絶えぬ記憶」「誠実」「愛の喜び」などの花言葉があります。
スターチスはドライフラワーとして広く愛されています。永遠に変わることがないため、観賞する花としてぴったりだからです。そこで愛する人の贈り物としても、長く愛されています。
そしてその多彩なカラーから、カラー別の花言葉も存在しています。まずはスターチスの基本的な花言葉について説明していきましょう。
花言葉①変わらぬ心
スターチスの本来全体的な花言葉は「変わらぬ心」です。スターチスの色に関係なく永遠に続くその色を表現しています。変わらない心を意味しているので夫婦や恋人、または友達同士でもプレゼントとして最適な花です。
多様な色で1年中販売されてることから、スターチスは大事な人に気持ちを表現したいときに、いつでも購入できるというメリットあります。
花言葉②途絶えぬ記憶
「途絶えぬ記憶」はドライフラワーとしても有名なスターチスを象徴する花言葉だと言えます。スターチスは色あせることがない性質を持っており、ずっと続く記憶を意味している花言葉です。
スターチスをもらった瞬間の記憶は「がく」の色が変わらないのと同じく、永遠に残るという意味を込められています。
花言葉③変わらない誓い
スターチスのピンク、紫などの鮮やかな色の部分は実は花ではなく「がく」のことです。元の花は白色で、中心部の花が枯れてから「がく」が残って鮮やかな色が続くのです。
そういったことから、スターチスには「変わらない誓い」という花言葉がついています。ずっと変わることないがくの特性を意味してる花言葉です。
「変わらない誓い」という花言葉のおかげで、恋人や夫婦の間でも誓いの証として交換することも多いです。また、友達同士に変わらない友情の意味で交換してもいいです。
スターチスの英語の花言葉は?
それではスターチスの英語の花言葉について説明します。まずスターチスの英語名は「statice」です。英語の花言葉は「remembrance(記憶)」「success(成功」「sympathy(同情)」になります。
日本語の花言葉とは少し違うところもあります。変わらない永遠の記憶や愛を強調してる日本語の花言葉とはちょっと違って、特に成功と同情は英語の花言葉でしか見られない意味です。
スターチスの色別の花言葉の意味・由来
スターチスの花言葉は全体的に変わらない愛を伝えるという意味には変わりがありませんが、カラーの種類からそれぞれの花言葉がありますので、ここで説明します。
ピンク、紫、黄色などそれぞれ持ってる花言葉を知ることで、適切な時に活用していきましょう。プレゼントとして大切な人にあげる際に、スターチスをもらう側にとっても特別な経験になるはずです。
ピンクのスターチス
さわやかなピンク色のスターチスの花言葉は「永久不変」です。言葉その通り、永遠に変わらない愛を象徴しています。花言葉の由来は花が散っても変わらない「がく」のことから来ました。
特に女性に愛されてるピンク色だからこそ、愛を意味するバラと一緒にプレゼントすると「永遠に愛してる」という意味合いになり、きれいな花と一緒に愛を伝えられます。バラの中心に添える花として、スターチスは使用されることが多くあります。
紫のスターチス
紫色のスターチスは「しとやか」で「上品」さを意味します。特に異性間の愛ではなくても、大切な人の贈り物として、上品としとやかな意味を込めてプレゼントできる花です。
しとやかと上品さは、紫色の花のイメージから由来したものです。スターチスは、乾燥してもその上品さを保つ姿が花言葉の由来になりました。恋人だけではなく、日常から感謝の気持ちを表現したい時に、ドライフラワーとしてプレゼントするのもよい方法です。
黄色のスターチス
最後に黄色のスターチスの花言葉を紹介します。「誠実」と「愛の喜び」という意味を持っています。黄色スターチスは、「誠実にあなたをずっと愛し続けます」という意味も込められています。
そこから特に結婚式を飾る花として人気を集めているのが、黄色のスターチスです。「愛の喜び」という花言葉にぴったりな結婚式をさわやかな黄色で彩ると、素敵な思い出を作ることができます。
スターチスの種類
それではスターチスの種類について紹介します。スターチスの種類にはベルディフォリウム、ボンデュエレイ、ラティフォリウム、スウォロウィーがあります。その中でも代表的な3種類のスターチスについて説明します。
ラティフォリウム
ラティフォリウムは日本では明治時代から広まったスターチスです。特徴としては花びらが青色で「がく」は白色をしています。夏の始まりから真夏まで咲いて、耐寒性と耐暑性が強い特徴を持っています。
さらにとても丈夫な宿根性を持っていて、割と育ちやすい植物の一つです、グレー色の葉が地面の上を這うように育って、まるでカスミソウを連想させるライトブルーの花が咲きます。そこでシーラベンダーという別名もあります。
特に一般的に知られてるスターチスのカラフルな花は、2年くらいの草なのに対して、このラティフォリウムは多年性タイプです。海岸に自生しているため、乾燥につよいロックガーデンやドライガーデンでも育てる植物です。
花はバラが咲くころと似ていて、カスミソウのような花を咲かせます、ほかの花と一緒に飾りやすい色合いを持ってます。
ベルディフォリウム
ベルディフォリウムは花びらが紅紫色をして「がく」は白色をしています。花茎が細かく枝は分かれていることが特徴で、全体的に繊細なイメージを持ってる花です。
英語では「L. belldifolium = L. caspium」と言ってヨーロッパ、コーカサスなどに分布している多年草です。切り花としてもよく栽培されており、ほかにはスターチスカスピアという別名もあります。
スウォロウィー
西トルキスタンに分布してるスウォロウィーの英語名は「L. suworowii」です。花茎が枝からよく分かれて、花はピンク色の小さい花を咲かせます。この花はらせん状に花びらがついてることが特徴です。
満開の時はまるでピンク色のしっぽが茎から出てるような姿をして、スターチスの中でも変わった形をしている種類です。日本には大正の終わりのころから入ったとされています。
愛の告白にスターチスの花言葉を贈ろう!
こうしてスターチスの由来、花言葉、酒類などについて説明しました。ドライフラワーや切り花としても愛されてるスターチスの花言葉は「変わらぬ心」「途絶えぬ記憶」、英語の花言葉でも記憶、成功、同情を意味しています。
それだけではなく多彩なカラーからも別々の花言葉を持っています。例えばピンクは「永久不変」、黄色い花は「愛の喜び」、紫色の花は「上品」など。大切な方にプレゼント用として、見た目だけではなく花言葉も変わることのない約束を象徴していてぴったりです。
愛の告白を計画してる方や感謝の気持ち、信頼の気持ちを伝えたい人は、スターチスの花言葉に心を込めて、相手に気持ちを伝えると良いでしょう。