結婚式のウェルカムボードの演出アイデア
ウェルカムボードは、結婚式に足を運んでもらえた友人や知人、職場の同僚や上司など、お世話になったり仲良くしてきた人たちを一番最初に出迎える新郎新婦からの演出です。
テンプレートのようなお礼の言葉をのせただけの可愛らしいデザインのウェルカムボードでも構いませんが、それでは少し味気がありません。そこで、演出が大好きな人たちが考えた、素敵でおしゃれで面白いアイデアをまとめました。
いろんな人たちのアイデアを取り入れた、自分たちだけの結婚式の演出をふんだんに盛り込んだウェルカムボードを作りましょう。
ウェルカムボードのデザインポイント
ウェルカムボードを考えるにあたって、デザインの基本コンセプトをまずは決めます。季節や式全体のコンセプトがどのようなものなのかを考慮しつつ、ウェルカムボードの外観を決めていきます。
ウェルカムボードを作るにあたって、ほとんどの人は自分の手でウェルカムボードのデザインを決めて作成まで行なってしまう方が中心です。専門の業者家や友人や知人からのプレゼントとして受け取る方もいらっしゃいます。
可能な限り自分たちの手で作ることが、せっかくの結婚式ですし、演出も含めて最も望ましい方法だといえるでしょう。
写真をおしゃれに飾る
結婚式の前撮りで撮影したものをウェルカムボードに設置する方はおおよそを全体の40%程度と非常に人気の演出アイデアです。また、イラストや似顔絵を活用してウェルカムボードを彩る演出をされる方も増えています。
木造のウェルカムボード
温かみのある木造加工で作られたウェルカムボードも最近では人気を博しています。欧米の結婚式では定番とも言われている、ウェルカムサインを用いた木造ボードも人気です。造花などをあしらったおしゃれな演出も結婚式らしくて良いでしょう。
素材にもいろいろな物が考えられています。「すのこ」を組み合わせて一枚一枚にメッセージを書きこんだおしゃれなウェルカムボードや、木の標識のようなデザイン性の高いものを作る方もいらっしゃいます。
造花を使ったウェルカムボード
花を使ったウエルカムボードを自分の手で作成するような方もいらっしゃいます。押し花・ドライフラワー・プリザーブド・造花・生花などで作ってあり、非常に華やかな出来栄えになるところが人気の演出です。
クリアボードの間にドライフラワーを詰め込んで並べて、鮮やかな色合いが組み合わされたウェルカムボードに仕上げられます。ガラスで押し花のようにしてハサミこんだおしゃれなウェルカムボードもまた人気の演出です。
ブーケを作ってウェルカムボードにしてしまうアイデアもおしゃれです。様々な花の素材を使ったデザインアイデアはとてもいろんなバリエーションがあります。
コルクボードや黒板を使った演出
素材そのものにこだわってみる演出手法です。コルクボードにネガ状の写真を貼り付けて比較的近しい関係の人達だけを集めて行う結婚式の演出として活用したり、黒板を使うことで、シックでおしゃれなイメージを演出するアイデアです。
ガラス・アクリルボードを使った演出
丸く切り出したガラスやアクリルボードを使って、そのままメッセージボードにしてしまう演出アイデアです。飾り付けのデザインやちょっとしたアクセントが非常に効果的に見える演出アイディアなので、おしゃれ感が人気の手法です。
カリグラフィーのウェルカムボード
カリグラフィーというのは、「美しい書き物」を意味するデザインのひとつです。アルファベットを独特な筆記体で書くことで、特徴的なデザインを生み出す技術として多くのデザイナーに親しまれています。
日本の文化に照らし合わせると、毛筆を使った書道に非常によく似た感性を当てはめることができるでしょう。
ウェルカムボードを刺繍で
一つ一つを手縫いで作る、刺繍のウェルカムボードもまた、とてもおしゃれなデザインの演出と言えます。早くも二人の共同作業の作品でお出迎えするわけです。また、友人や知人からプレゼントされたという話もあります。
定番の鏡をつかったウェルカムボード
鏡に直接書き込むようにして作られたウエルカムボードは、国内や海外を問わず最も定番といえる演出アイデアの一つです。それだけにデザインの幅が豊富で、多種多様な要望に応えられるキャパの広いデザインボードとして活用することができます。
和風のウェルカムボード
東洋のカリグラフィーと言っても過言ではない、書道作品を使ったウェルカムボードも日本人の結婚式に非常によくあいます。現代風にデザインされた前衛的な書道のウェルカムボードであれば、どのような結婚式にも合うでしょう。
ゲストに参加してもらい完成させる
参加した人たちにアクションをお願いすることで、ウエルカムボードを彩っていく演出アイデアもあります。何かを書いてもらったり、写真を貼り付けたり、様々な手法があります。
結婚式への参加型として企画されたイベントや演出は、参加する側にも強い印象を残すことが出来るので、出来るだけ取り入れる方が盛り上がる結婚式になります。
どのような企画やイベントをこれまでの先駆者たちは実施してきたのでしょうか?実際に企画して実行されたカップルたちのイベントをまとめて紹介します。
メッセージを書いてもらう
最初に葉っぱがまるでない木を書いておき、そこに葉っぱ型のメッセージカードを貼り付けていく、という参加型のウェルカムボードのアイデアは、見ていてとてもおしゃれですし、後で見返しても楽しめる素敵な演出だと言えます。
他にも、海を泳ぐ魚の形のメッセージカードにしてみたり、花びらの一枚一枚をメッセージカードにしてみるなどのいろいろな応用が利く、非常に優れたデザインアイデアの参加型ウェルカムボードが考えられます。
写真を撮ってもらう
その場で撮ってその場で印刷できる、チェキのようなインスタントカメラを使って、メッセージカードとして利用する演出もまた、結婚式の参加型ウェルカムボードとして非常におしゃれです。
出来上がったウェルカムボードはそのまま大切な記憶の品として残せますし、一人一人との絆の確認にもなります。友人知人の何気ない一面はを載せたウェルカムボードをまるっと撮影すれば、結婚式のアルバムを飾る最高の表紙になるでしょう。
結婚式のサプライズ系の演出
結婚式の演出の中で、サプライズといえば必須と思えるほど、最近の結婚式は披露宴でもお色直しでもあらゆる場面でサプライズな演出を考える人たちが非常に増えています。今回はそんなサプライズ要素たっぷりのたくさんのアイデアをまとめています。
普通はなかなか考えつかないような、思わずギョッとしてしまうような演出もありますが、そうした演出を披露宴や結婚式で行うかどうか、よく考えてから採用してください。
新郎から新婦へのサプライズ
新郎の特技を披露する、というようなサプライズ演出や、みんなの前でもう一度プロポーズをし直すというような演出。新郎からこれまでの思いを綴った手紙のプレゼントなどなど、皆さんいろいろなサプライズイベントを演出しています。
手紙
新郎から新婦へ、ゲストから新婦へ、親族から新婦などなど、手紙のサプライズは披露宴のサプライズとしては、もっとも心のこもった演出になりやすく、感動的なシーンに。結婚式のような人生の転機になるイベントだからこそ、メッセージには深みが増します。
楽器の生演奏
新郎から思いを込めた楽曲を、この日の為に練習した楽器演奏で新婦に届けるサプライズです。芸能人の結婚式でもこうした演出をされる方がいらっしゃるとても素敵なサプライズです。曲は流行りのラブソングでも構いませんが、オリジナルで作ってもおしゃれです。
もう一度プロポーズ
感動の瞬間をもう一度、とばかりにプロポーズの再演を結婚式の披露宴で演出として行うカップルもいらっしゃいます。プロポーズの方法が独特であったり、セリフがおしゃれならなおのこと感動が増しますし、ゲストにとっても面白い演出になります。
新婦から新郎に向けたサプライズ
結婚式をしてこれから妻として新郎を支えていく、そんな心構えをいろんな形で表現して、サプライズや演出としてイベントのような楽しめる形へと昇華していく。そんな素敵で面白い新婦から新郎へのサプライズを色々と集めてまとめています。
メッセージプレート
手紙に似た演出ですが、結婚式で新郎の「良いところ」をゲストも含めてメッセージカードとして用意して、いろいろな形でプレゼントするサプライズです。寄せ書きや大きなボードにしてサプライズプレゼントにして送るのも、インパクトの大きな演出が期待できます。
ファーストミート
結婚式や披露宴が行われる前に、新婦から新郎へと狙って行われるのが「ファーストミート」。花嫁姿を始めて新郎に披露するその時間を作るちょっとしたサプライズです。これから夫婦になる神聖な儀式を前に、美しい花嫁姿で涙する新郎も多いのです。
新郎新婦から両親・家族に向けたサプライズ
今までお世話になったこと、これからもお世話になることを踏まえて、ひとつの区切りになるのが結婚式です。そんな結婚式だからこそ、いろいろな感謝を込めてご両親にサプライズ演出を仕掛けてしまおうと考える夫婦も多いのです。
感謝や思いを言葉に
手紙やメッセージカード、贈り物などに言葉を添えて感謝を伝える演出は、定番ではありますがもっとも心に残るサプライズです。結婚式の披露宴のような限られたイベントの中でしか伝えられない気持ちを、隅々まで伝えて感動を分かち合いましょう。
新郎新婦からゲストに向けたサプライズ
結婚式に、披露宴に来てくれたことを感謝してサプライズを新郎新婦からゲストに行う演出たち。なかでも実際に行われて人気を博したイベントについて紹介します。せっかくですから、全員で盛り上げられるような結婚式を演出したいのであれば取り入れてみましょう。
誕生日をお祝いする
ちょうど誕生日が近いゲストや新郎新婦が居るのであれば、一緒になってお祝いをしてしまいましょう!というサプライズ演出がこちら。ゲストも一緒になってお祝いできて、新郎新婦からのサプライズとして演出できるので、とてもアットホームな演出が期待できます。
ゲストへの手紙
新郎新婦から、結婚式や披露宴に参加してもらえたゲストの一人一人にむけて、一通一通手書きの手紙を用意するサプライズです。とても手間が掛かりますがその分、貰った人は感動もひとしお。参加した友人・知人との今後の人生もより良い物にしていきましょう。
結婚式のゲスト参加型の演出
どうせならゲストも、という参加型の演出です。ゲストからバラを集めてブーケを作っていくという参加型の演出や、楽器の生演奏や、ダンスを披露してゲストにも飛び入りしてもらうなどなど。近年ならではの演出の数々はおしゃれで面白いものが増えています。
ダンスでショータイム
この日の為に練習した、小さな子供たちのお披露目ダンスや、本格的なコーチングを受けたプロ顔負けのゲストダンスなどなど、ゲストの参加型の演出は結婚式の披露宴をおしゃれで華やかに彩ってくれる面白いイベントの一つでしょう。
趣味を催しに
マジックショーが好きなのであればマジックを披露したり、ロックのライブが好きならばバンドを呼んでみたりと、趣味を通じてイベントにしてしまうという参加型の演出です。
新郎新婦だけでなく、ゲストも通して共通の催しやショーを取り入れることで、誰もが盛り上がれる参加型の演出といえるでしょう。
ブーケトスを工夫する
ごく普通の結婚式であれば「ブーケトス」まではセオリーですが、ブーケではなく全く別のものを投げる演出も。たとえばボールトスにしてみたり、ブーツにしてみたり、新郎新婦にゆかりの深い物をトスするサプライズがおしゃれで面白いと評判です。
デザートサーブを取り入れる
新郎新婦がエプロン姿で登場すると面白い、「デザートサーブ」という演出です。披露宴をビュッフェスタイルで提供しているような結婚式であれば、新郎新婦がシェフとなってゲストに一声一声掛けながら、盛り上げていけます。角度を変えた参加型の演出といえます。
パイナップルプルズを取り入れる
ブーケトスなどの代わりに演出のひとつとして採用する結婚式もあります。たくさんの紐の先にひとつだけパイナップルがつながっている物を用意する演出が「パイナップルプルズ」です。
誰がパイナップルに繋がっている紐をもっているのかというドキドキ感が、結婚式をより楽しい思い出として残してくれることでしょう。
ブロッコリープルズを取り入れる
パイナップルプルズのブロッコリーバージョンとでも言うべき参加型の面白い結婚式の演出です。誰が当たるのかわからない、昔ながらのくじ引きのような楽しみ方ができます。ブロッコリーだけでなく、さまざまな所縁の物を使っても良いでしょう。
ビールサーブを取り入れる
お祝いの席では欠かせないものとしてお酒がありますが、ビールのサーブを新郎新婦が行うという面白い結婚式の演出です。結婚式に参加していただいたゲストとより交流を深めるきっかけにもなります。
結婚式の入場の面白い演出アイデア
ウェルカムボードから色んな部分で独自のアイデアや演出を心がけるのですから、披露宴の入場もまた、おしゃれで驚きの演出を心がけたいと願うのはある意味妥当と言えます。
この項では、そんな結婚式の披露宴の入場からオリジナリティに溢れた面白い演出方法等を紹介しています。たくさんのアイデアが紹介されていますがもっと自分らしいものを考えても良いでしょう。
乗り物に乗って入場する
折角の結婚式、インパクトがあって面白い演出を入場から行うなら、「乗り物」で乗り入れてみよう!というアイデアは思いついても中々実行するのは勇気が必要です。人生の貴重な披露宴ですから、思いっきり楽しむのもアリです。
定番のオープンカーで乗り入れたり、二人乗りのバイクや自転車で登場なんてのも。さらに、海の近くの会場なら、クルーザーで登場というスペシャルな演出を実行したおしゃれすぎる新婚さんもいらっしゃいます。
お姫様抱っこで入場する
それほどお金も手間もかけずに小粋な演出の結婚式をするなら、新郎が新婦をお姫様抱っこで入場というのも良いでしょう。面白いインパクトのある結婚式にしたいのなら、ゲストによる胴上げ入場なんていう仰天の参加型入場方法もあります。
オープニングムービーに合わせて入場する
オープニングムービーそのものを結婚式までのストーリー仕立てにしておいて、ラストシーンの演出に合わせて新郎新婦が登場する、というのもよくつかわれる方法です。ムービーの構成を入場専用のものであえて作っておいてもよいでしょう。
結婚式の式中の演出アイデア
結婚式中、披露宴中の中だるみなんてなんのそのとばかりに、最高の演出で常にテンポよく式を演出できるアイデアの数々をまとめています。おしゃれなものから面白いもの、感動的な演出から参加型まで、まずはご賞味ください。
オープンセレモニーの工夫
趣味に合わせてセレモニーを考えるのも面白い試みです。サッカーが好きな二人は「サッカーボールセレモニー」をされたり、お手伝いをしてもらうゲストを当日選ぶ、参加型の「ボトルオープンセレモニー」もまた面白い結婚式の演出です。
ケーキ入刀に関する工夫
ウェディングケーキは披露宴の見せ場の一つですが、ケーキの演出にもさまざまなアイデアでより面白いおしゃれな結婚式にするための要素が盛り込めるポイントです。
参加型のアイデアでは、「子供たちの合図でケーキが現れる」といった演出や、「新郎新婦の兄弟に運んでもらう」などなど、アットホームで温かい雰囲気で結婚式を進めたい方におすすめです。
また、ウェディングケーキならぬ「ウェディング巨大プリン」を用意したかたもいらっしゃいます。また、ケーキにカラードリップを施す演出は、見た目にもおしゃれで素敵な結婚式にはピッタリの演出です。
ファーストバイトの工夫
ファーストバイトとは、ウエディングケーキを最初に食べる行為です。バイトが「かじる」という意味を持つため、結婚式でウェディングケーキの入刀を終えた二人が、それぞれにケーキを食べることをファーストバイトと言うようになりました。
一般的に結婚式の披露宴では、新郎側からケーキを食べるのですが、このファーストバイトも少し変わった演出でインパクトがあって面白い結婚式を演出する一幕になります。
みんなで「あーん」
ゲスト参加型の演出です。新郎新婦が食べるのに合わせて、司会の掛け声とともに「あーん」と言いながら食べ合う演出です。新婚ホヤホヤの熱々の様子が目に浮かぶような演出で、とても微笑ましいものになります。
巨大スプーンで
いよいよファーストバイトだと思ったら、現れたのはあなたの頭よりも大きなスプーン、なんてことになったらとても面白い演出です。インパクトも絶大で、忘れられない結婚式になること請け合いです。
両親・友人に参加してもらう
巨大スプーンを友人知人に持ってきてもらうというのも一つのサプライズになります。友人や知人と共謀して、新郎に顔面パイのサプライズを仕掛ける、という結婚式の演出も思い出深いものになります。
プロフィールムービーの工夫
結婚式の披露宴に欠かせないものとしては、プロフィールムービーはもはや定番と言えます。しかし定番のイベントだけにマンネリしてしまいがちで、一風変わった面白いものを作ろうと思うとなかなか難しくなります。
結婚式のムービーを専門で作成しているプロにお願いするのも一つの手ですが、自分たちで一つ一つ写真を選んでオリジナルのムービーを作れると、より面白い演出になります。
まだまだ結婚の予定がない方も、今のうちに動画の編集方法を覚えておけば、自分なりの様々なアイデアを盛り込んだ、自分にしか作れないプロフィールムービーが生まれることでしょう。
鏡開きの工夫
日本の伝統行事で、おめでたい時にやることといえば「鏡開き」この鏡開きを結婚式、しかも披露宴というおめでたい席ならごく自然なことと言えます。
円満を意味する丸い物を開いて、中のものを頂く儀式のことを「鏡開き」といいますが、丸い物を鏡として呼んでいたことから鏡開きと呼ばれるようになりました。
鏡開きで使うものとして、お酒だけでなく色々な物を見立てて、ゲストのテーブルごとに小さな杵で開いていく演出などが人気です。
餅つきもおすすめ
新郎新婦の二人だけじゃなく、ゲストにも参加してもらえる参加型イベントとして、「餅つき」を実際に取り入れた夫婦もいらっしゃいます。参加型なので参加者で作った美味しいお餅を食べるまでを楽しめるところがポイントです。
水合わせの儀式を取り入れる
「水合わせの儀」とは、 神様の前で行われる儀式の一つで、新しい家族の誕生を祝うものとされています。お互いの家で使われている水を合わせることで、二つの家族が交わることを表しているのです。
両親へのプレゼント・手紙の工夫
言葉だけではなく、プレゼントを用意して贈ることで感謝を伝える演出です。最近では自分が生まれた時の重さと同じものをプレゼントする演出が人気です。また、育ててくれてありがとうという気持ちを添えた「感謝状」のプレゼントも披露宴で人気の演出です。
結婚式のお色直しの演出アイデア
結婚式の披露宴中のお色直しの時間も有効に楽しめるような演出を施したいと思うのは、イベントのホストとしてはごくごく当たり前の考え方と言えます。そこで、披露宴のお色直し中の面白いアイデアをご紹介します。
お色直しの中の演出
結婚式のお色直し中の演出として、アイデアを用意できる場面はいくつかあります。お色直しの真っ最中にできる参加型のアイデアもあれば、お色直しが終わった直後のおしゃれな演出もあります。
お色直し中のドレス当てクイズ
結婚式のお色直し中の参加型の演出として、新婦のドレスの色をあてるクイズといった演出アイデアが人気です。三色ぐらいの色の中からペンライトで自分が選ぶドレスの色のライトで新婦をまちます。
披露宴で再入場する時のライトアップも参加者の持つペンライトでおしゃれに彩られるので、参加型の醍醐味を味わうことができるでしょう。
お色直し後の再入場の演出
結婚式のお色直しに和装を選ぶ方も根強い人気です。和装ならではの演出として「はこせこ」を取り入れる方もいらっしゃいます。筥迫には古来より母から娘へ送るメッセージが込められているという意味があります。
また、他の家族も一緒になってお色直しをするという演出もあります。兄妹姉妹や愛犬愛猫まで。結婚式のお色直しをする人が新婦だけという常識を覆すような面白い演出です。
結婚式の食べ物系の演出アイデア
結婚式を彩る催し物の重要なファクターを担う「食べ物」にこだわったアイデアです。食事はその日一日を決めてしまうとても重要なことなので、美味しい事はもちろん、みんなで楽しめるような物を選びましょう。
そんなお食事に関わるおしゃれな演出アイデアを集めておきます。皆さんが結婚式を挙げる時に、もてなすための方法として参考にしてもらえれば幸いです。
ご当地ウェルカムドリンクを取り入れる
その土地その土地で有名なご当地のお酒やドリンクを活用した結婚式のウェルカムドリンクを取り入れると、よりオリジナリティが出て良いでしょう。また、ご当地ドリンクを活用したおしゃれなオリジナルカクテルを作っても喜ばれます。
ウェディングケーキを工夫する
結婚式で新郎新婦が切り分けたウエディングケーキをサーブして、参加者一人一人に配っていくと言う演出も良いです。また、参加型のアイデアとして、ウェディングケーキのデコレーションを全員で行うのも面白い試みです。
クッキングフィニッシュを取り入れる
クッキングフィニッシュとは、料理の一番最後の工程を目の前でシェフの手によって行なってもらうという演出です。豪快な行程であればより盛り上がりますし、新郎が仕上げる演出も結婚式ならではとおしゃれで喜ばれます。
テイスティングゲームを取り入れる
何種類ものドリンクを用意して、どの銘柄かを当てることが「テイスティング」ですが、参加型ゲームとして取り入れてした例です。銘柄を当てるのはさすがに難易度が高いので、値段が高い順を当ててもらうゲームが大ウケしたとか。正解者には景品も用意しましょう。
ウェディングケーキデコレーションを取り入れる
前述しましたが、ウェディングケーキ用に、スポンジと生クリームだけを塗られたごくごくシンプルなケーキを用意して、その上からその日その場限りのオリジナルなデコレーションをみんなで作っていくという参加型のお洒落な催しです。
ある程度デコレーションされているバージョンや、デコレーションの方法をいろいろとアレンジして、ちょっとしたルールを加えてみたりと、さまざまなおしゃれアレンジが出来ることが魅力です。
結婚式のムービー系の演出アイデア
結婚式で必ずといっていいほど使われるようになった、オリジナルムービー。このようなムービーが使われはじめたころは、写真を音楽と一緒にスライドさせるだけのムービーがほとんどでした。
しかし、YouTubeのような個人で動画を撮影出来るようになったことから、結婚式で使われる動画作品のクオリティも年々高品質なものになっています。そんな凝りに凝った映像演出はどういったものが人気なのでしょうか。
新郎から新婦へのムービー
ドラマ仕立てで新郎から新婦へ贈る、ときめきのストーリーを作って結婚式で流してしまうといった演出が人気です。流れる映像の中で、新郎が新婦への思いを赤裸々に語っていく様に、新婦の感動は留まることがないでしょう。
新婦から新郎に向けたムービー
結婚式では根強い人気の「メッセージ系ムービー」ですが、新婦から新郎へのパターンももちろん人気です。ちょっとしたサプライズな映像を入れた物や、新郎の趣味にあわせたゲーム風のメッセージムービーなどなど、披露宴をより楽しくさせるものが良いでしょう。
新郎新婦から両親・家族に向けたムービー
贈り物などを渡す前に、感謝の気持ちを映像にして二人からお互いの両親にむけて贈られるムービー作品です。手紙を朗々と読み上げる必要もありません。イメージムービーですのでしっかりと作り込めばそれだけで素晴らしい感動作品が出来上がります。
新郎新婦からゲストに向けたムービー
結婚式にせっかく来ていただいた友人や知人、会社の上司親戚一同に向けて、感謝の気持ちをサプライズムービーで贈る趣向です。ゲストとの思い出を中心に語っていくストーリーに仕上げれば、より深い感動の超大作になります。
結婚式の様子をいろいろな方法で撮影して、後日DVDで参列者全員にプレゼントするというサプライズもあります。撮影方法やDVDにする素材の作り方にたくさんのアイデアを詰め込んで、どんなに最高の結婚式だったのかを印象付けます。
ドローンで撮影
飛ばせる許可さえあれば、今までにない映像が撮れることが人気のドローンでの撮影を、結婚式で行ったカップルもいます。注意点としては、音声はローター音がどうしても入ってしまう物もあるので、別撮りさせるかローター音が少ないタイプで撮影しましょう。
ドローンならではの高高度撮影や、高速でスピード感のある映像、引きから一気に近づいてダイナミックな撮影を可能にしてくれるポテンシャルは、映像作品としてだけでも十分な魅力を生んでくれます。
参加型の動画撮影
何人かの「動画係」を任命して、結婚式を好きなように撮ってもらうという方法です。動画係にえらばれた人は撮影機器の管理を任せておいて、好きなように撮ってもらいます。
定点でも構いませんし、友達同士でいろんな面を撮影してもらえれば、あとの編集は大変にはなりますが、良い映像ばかりを集めることができるのでクオリティの高い結婚式の動画を作成することが出来ます。
結婚式の思い出は一生涯残り続けるものですから、参列者全員との共有できる財産にしていければ、これからの二人の未来はもちろんですが、祝ってくれた人との関係も大切にしていく事が出来るでしょう。
結婚式や披露宴の演出は新郎新婦の思いやりの見せどころ
結婚式は二人のものですが、そんな結婚式はふたりだけでは成り立ちません。参列してくれる友人知人、恩師や同僚や上司、そして親戚や両親に結婚式の成功を手伝ってもらって初めて成立するからです。
新郎と新婦が、結婚式の演出のどこに一番力を入れなければならないのかはハッキリしています。それは参加するすべての人が「良かった」「幸せになってほしい」と喜んでもらえる結婚式にすることです。
二人にとってはもちろんですが、参加者にとっても忘れられない結婚式にするためにも、最高に楽しんでもらえるような催しを、「おもてなしの気持ち」を大切にして企画するこが一番大切だといえるでしょう。