結婚指輪の相場
新婚カップルの98%が購入すると言われている結婚指輪。昔から婚約指輪は給料の3ヶ月分、結婚指輪は給料の1ヶ月分と言われていましたが、実はこれはアメリカ企業が考えたPR作戦だったことをご存知でしょうか?では今の結婚指輪の相場はいくらなのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
結婚指輪を購入した値段はペアで平均約24.4万円
ペアで結婚指輪を購入した値段の平均24.4万円でした。多くの方はペアで結婚指輪を購入しても、給料の1ヶ月分以下と考えられます。では年代別に結婚指輪の値段の相場を見ていきましょう。2人にとってベストな予算を決めるため、ご自身の条件に合わせた相場をしっかりチェックしていきましょう。
結婚指輪の年代別値段の相場
全体の結婚指輪の値段の相場は分かりましたが、結婚指輪の購入金額は年代によって変わるのでしょうか。同年代のご夫婦が結婚指輪にいくらかけたのか気になるポイントです。そこで、20代、30代と年齢別に結婚指輪の値段の相場を細かく調べてみました。ぜひ参考にしてみて下さい。
20代の相場は25万円以下
まず20代の結婚指輪の値段の相場は25万円以下ということが分かりました。20代では予算に限りがあるのと、指輪だけでなく結婚式や新婚旅行、新しい生活など他にもお金の掛かることがあります。しかし、20代の方の結婚指輪の値段の相場がとても安いかと言うと、全体の平均が24.4万円ですから大きな違いはありません。
24歳以下は22.0万円
20代の中でも24歳以下の方の結婚指輪の値段の相場は22.0万円でした。20代全体の平均からは少し下がりますが、それほど大きな差はありません。24歳以下ですと、まだ働き始めた人が多く予算にゆとりがないと言えるでしょう。あまり相場には囚われず身の丈に合ったものを選ぶと良いのではないでしょうか。
25歳~29歳は23.7万円
25歳~29歳の結婚指輪の値段の相場は23.7万円でした。20代前半に比べて20代後半のほうが少し値段は高くなりましたが、ほとんど差はありません。20代後半になってくると社会に出て数年経っている方が多いので収入が安定し、20代前半に比べて予算が高くなることからでしょう。
30代の相場は25万円以上
次に30代の結婚指輪の値段の相場は25万円以上であることが分かりました。30代になると予算的に少しゆとりを持ちやすいことが20代より相場が高い理由です。20代では「なるべく予算重視でデザインはその次」という傾向だったのが、30代では「予算より少し高めでも、気に入った結婚指輪を購入したい」という傾向に変わります。
30歳~34歳は26.2万円
30歳~34歳の結婚指輪の値段の相場は26.2万円でした。30歳を超えると収入が安定してくることから、だいたい相場と同じぐらいか少し高めの値段で購入される方が多いことが分かります。また、相場より高めの結婚指輪を購入された割合が大きいのも30歳~34歳の方が多いのが特徴の1つです。
35歳以上は27.1万円
35歳以上の結婚指輪の値段の相場は27.1万円でした。30代前半の方と同じく、だいたい相場と同じぐらいか少し高めの結婚指輪を買われる方が多いようです。一方、相場より安く結婚指輪を購入した割合は30代前半よりも30代後半のほうが割合が大きいのです。これは、日常使いできるシンプルな指輪を選ぶ傾向があるためです。
結婚指輪の購入時期は?
結婚指輪の予算やデザインは決まったが、結婚指輪の購入時期について疑問をお持ちの方も多いでしょう。ベストな購入時期は挙式6ヶ月~1年未満の方が1番多いようです。式場を予約する約6ヶ月前に式場と提携している販売業者からお得な特典を利用して購入する方も多いようです。
結婚指輪にダイヤはつける?
これから先ずっと大事に身に付けていく結婚指輪。どんなデザインにしようか迷うでしょう。また、ダイヤモンドの付いた結婚指輪には憧れるものです。しかし、取れたり傷ついたりしないだろうか、日常生活に支障はないだろうか、と不安になる方も多いでしょう。
ダイヤモンドを付けるメリットは上品なイメージを与えてくれたり、輝きが長く続く点です。また、デメリットは値段が高くなってしまうこと、ダイヤモンドは油分となじみやすい成分なので汚れやすいことなどがあります。
結婚指輪の宝石は値段の相場を左右
結婚指輪の価格はブランドや素材のほかに付ける宝石によっても変わってきます。例えばダイヤモンドは「カラット」「カラー」「クラリティ」「カット」の基準によって価値が決まります。指輪のデザインや好みによって付ける宝石は違いますが、それによって値段が左右されます。予算に合わせた結婚指輪を選ぶと良いでしょう。
結婚指輪は男性と女性で値段に差
男性の結婚指輪の値段の平均が約11.2万円に対し、女性の結婚指輪の値段の平均は約13.3万円となっています。これは、女性の結婚指輪にはダイヤモンドなどの宝石が付いている割合が多いため、自然と女性の結婚指輪のほうが高くなる傾向にあります。ではどれぐらいの割合で結婚指輪に宝石を付ける人がいるのか見ていきましょう。
結婚指輪に宝石をつけた人は70%以上
結婚指輪の値段を左右するのがダイヤモンドなどの宝石を付けるかどうかです。夫の指輪に宝石を付けていない方は73.6%に対し、妻の指輪に宝石を付けた方は77.9%という結果になりました。また、宝石の中でもダイヤモンドを付けた方は74.9%と最も多かったのです。
宝石を付けた人を年代別に見てみると、20代前半は60%台に対し、30代前半は80%近くの方が宝石を付けた結婚指輪を購入しています。しかし、30代後半以上になると約70%に減少します。
24歳以下66.7%
24歳以下の場合、66.7%の方が結婚指輪に宝石を付けています。年代別で見ると1番低い割合と言えます。これは、結婚指輪の値段の相場でもお話しした通り、働きだしたばかりでゆとりがあまりない予算に合わせて結婚指輪を選ぶため、宝石を付けない方が他の年齢より多いからと言えます。
25歳~29歳74.0%
25歳~29歳の場合、74.0%の方が結婚指輪に宝石を付けています。年代別で見ると2番目に高い割合と言えます。これも結婚指輪の値段の相場と同じで、20代前半に比べ収入が安定してゆとりができることから、予算が増え結婚指輪に宝石を付ける方が増えるのだと言えます。
30歳~34歳は77.1%
30歳~34歳の場合、77.1%の方が結婚指輪に宝石を付けています。約8割の方が宝石を付けており、年代別では1番割合が多いと言えます。結婚指輪の相場は30代後半より低いのに宝石を付けている人の割合が高いのは、ブランドより宝石を付けるほうを重視しているからでしょう。
35歳以上は70.1%
35歳以上の場合、70.1%の方が結婚指輪に宝石を付けています。年代別に見ると2番目に低い割合になります。結婚指輪の相場は1番高いのに比べ、宝石を付ける人の割合が低いのは、宝石を付けるよりもブランドとしてより良い結婚指輪を選んでいるからと言えるでしょう。
結婚指輪の人気ブランド13選!
では次に、結婚指輪の人気ブランドのランキングを見ていきましょう。結婚指輪は2人が結婚した証として重要なアイテムです。しかし、男性は無数にある指輪からどんな指輪を選んで良いのか迷ってしまう方が多いでしょう。そこで、結婚指輪の人気ブランドをランキングにしました。ぜひ、参考にしてみて下さい。
第13位 Cayof(カヨフ)
Cayof(カヨフ)についてご紹介します。東京の自由が丘にあるジュエリーショップです。オーダーメイドやアレンジを中心に婚約指輪、結婚指輪などをデザイナー兼職人が1点1点手作りで制作しています。一生に一度の大切な思いを込める特別な結婚指輪をオーダーメイドで作ることができます。
第12位 スタージュエリー
スタージュエリーについてご紹介します。高品質なジュエリーを生み出してきたブランドで、プレミアムウエディングリングと呼ばれるトップグレードのダイヤモンド・プラチナを使用しています。高い技術、デザイン性に富んだジュエリー、ブライダルリングが人気のブランドです。「女の子が思わず笑顔になれるジュエリー」をコンセプトにしています。
第11位 ケイウノ
ケイウノについてご紹介します。全ての工程を日本の自社公房で行っており、シンプルから個性派まで1人1人に合わせてオーダーメイドで作っています。専属のデザイナーと約150名のクラフトマンと呼ばれる職人の方がお客様のどんな細かい要望にも応えてくれます。デザインだけでなく、安心感にもこだわっています。
第10位 ガラOKACHIMACHI
ガラOKACHIMACHIについてご紹介します。ガラOKACHIMACHIの職人は十数年以上の経験を持っており、高度な技術でひとつひとつ手作りしています。
また、ハードテックマテリアルという技術で一般の金属より硬度の高く、傷がつかない、曲がらない結婚指輪を作っています。500種類以上の豊富なデザインが魅力で、きっとお気に入りの結婚指輪に出会えるでしょう。
第9位 JEWELRY KAMATA
JEWELRY KAMATAについてご紹介します。1929年の創業から現在まで「世界に一つだけの宝物を生み出すオーダーメイド」をコンセプトにしています。スタッフ全員がデザイナーで、デザインから仕上げまで自社一貫で制作しています。また、2人で作る「手作り結婚指輪」のサービスもあり、思い出に残る結婚指輪を作ることができます。
第8位 ラザールダイヤモンド
ラザールダイヤモンドについてご紹介します。ラザールダイヤモンドはニューヨーク発の世界三大カッティングブランドのひとつに数えられています。
「メッセージ イン ダイヤモンド」と言われるダイヤモンドそのものにオリジナルメッセージを刻印できる特別なオプションサービスがあり、2人だけのメッセージなどを刻んでワン&オンリーの結婚指輪を作ることができます。
第7位 エクセルコダイヤモンド
エクセルコダイヤモンドについてご紹介します。世界No.1のダイヤモンドブランドと言われており、品質・デザイン・パフォーマンス・価値など総合的に評価されています。希望に合ったダイヤモンドやリングを組み合わて制作するセミオーダーシステムです。プロポーズを考えている男性には10本のバラがセットされた「EXELCO ローズボックス」が人気です。
第6位 カルティエ
カルティエについてご紹介します。カルティエと言えば知らない人はほとんどいないほど、世界五大ジュエラーと呼ばれる人気の高い、女性にとって憧れのブランドです。また、王室ご用達のジュエリーブランドとしても有名です。ハイブランドですが、10万円~20万円ほどの商品も充実しており、比較的買いやすいブランドと言えます。
第5位 俄(にわか)
俄(にわか)についてご紹介します。1200年の歴史を持つ京都で誕生したブランドです。「和の心」をコンセプトに京都の歴史に育まれた美意識と高い技術と品質によって作られたジュエリーです。
俄(にわか)のリングにはそれぞれ印象的な名前が付けられています。例えば「初桜(UIZAKURA)」は薄紅の桜をイメージしたデザインになっていて、芸術的な作品と呼べるほど完成度の高いジュエリーです。
第4位 4℃ BRIDAL
4℃ BRIDALについてご紹介します。「身に着ける女性と調和し内なる魅力を引きだすジュエリー」をコンセプトにしています。どの角度から見ても美しく見えるデザインと0.1mmまでこだわる着け心地を実現しました。生涯にわたってアフターサービスが受けられ、多くの女性に支持されています。
第3位 ティファニー
ティファニーについてご紹介します。アメリカを代表するハイジュエリー、ティファニーは美しい輝きを放つブライダルリングのスタンダードとして世界中の女性から愛されています。
1837年創業の老舗ブランドにも関わらず、常に時代の先端を行き、いつの時代も女性を虜にしてきました。価格は比較的リーズナブルな商品もあるため、結婚指輪に人気のブランドであります。
第2位 銀座ダイヤモンドシライシ
銀座ダイヤモンドシライシについてご紹介します。1994年に国内初のダイヤモンドのみを取り扱う専門店として誕生したジュエリーブランドです。「高品質のダイヤモンドをお求めやすいお値段で」をコンセプトに、数百種類のデザインバリエーションを展開しており、国内最大級の成約数を誇るジュエリー専門店と言われています。
第1位 アイプリモ
アイプリモについてご紹介します。アイプリモはブライダルジュエリーの専門店です。指に馴染むデザイン・確かな品質・一生のお付き合いが続くサービス・いつでもお客様をお迎えする店舗・知識に長けたスタッフの5つのこだわりを持っています。
約70種類以上のデザインと1番似合うリングとダイヤモンドを組み合わせるセレクトオーダーが可能です。予算やお好みに合わせて世界でたったひとつの結婚指輪が作れます。
結婚指輪の値段別のデザインは
結婚指輪を買うときに1番気になるのは予算です。どのくらいの予算でどのようなデザインがあるのでしょうか。それぞれデザイン別に見ていきましょう。また、シンプルな結婚指輪は安いのか、宝石を付けるとどれぐらい値段が高くなるのかも皆さん気になる人も多いでしょう。詳しく解説していますので、参考にしてみて下さい。
シンプルなものは相場的に安い
結婚指輪を始め、結婚式や新婚旅行、新生活の準備等で何かと出費が重なってしまいます。そこで、どのようなタイプの結婚指輪は相場が安いのか見ていきましょう。
結婚指輪の素材の主流はプラチナです。しかし、プラチナは素材が高いためゴールドなどを選ぶことによって予算が抑えられるでしょう。また、デザインもダイヤモンドなどの宝石が入っていないシンプルな結婚指輪にすることもポイントになります。
ダイヤなど宝石が入ると値段が上がる
ではダイヤモンドなどの宝石を付けるとどれぐらい値段が上がるのでしょうか。宝石の種類はもちろん宝石を付ける数が多いほど値段は上がります。
結婚指輪に使用されるダイヤモンドは採掘されたダイヤモンドの中の厳選されたごく僅かなダイヤモンドのみなので、高価な値段がつきます。ダイヤモンドの種類では、エタニティタイプ・多石メレダイヤモンド・一粒石ダイヤの順で価格が上がります。
凝ったデザインのものは値段が上がる
結婚指輪のデザインはバリエーション豊かで、シンプルなものから複数のメレダイヤがあしらわれた華やかなものまでたくさんあり、目移りしてしまいます。デザインが複雑になればその分工賃が高くなるうえ、メレダイヤなどの使用量も増えるので、値段は上がってしまいます。
結婚指輪のデザイン
では、結婚指輪のデザインにはどのような種類があるのでしょうか。それぞれ詳しく見ていきましょう。結婚指輪は必ず男女でお揃いのデザインにしなければならないという決まりはありません。さまざまなタイプがあり、お好みのデザインで選ぶのも良いですし、手の大きさや雰囲気を考えて選ぶのも良いでしょう。
ストレートタイプ
ストレートタイプとは、デザインの中ではもっともスタンダードなデザインで、指輪のラインが「ストレート(シンプル)」であります。時代や年代問わず付けられるのが嬉しいデザインになっています。また、男性からは職場でも抵抗なく身に着けられると人気であります。幅が細めのタイプが多く、女性の指を細く見せてくれるメリットもあります。
カーブタイプ
カーブタイプとは、アームがカーブしているリングです。指の流れに沿って柔らかな印象を与えてくれます。男性はストレートタイプ、女性はカーブタイプ、とデザインを変えると男性の指輪と比較した時に女性らしさが引き立つでしょう。また、指が短めの方でも似合うデザインであります。
カラーミックス
カラーミックスとは、異なる素材を合わせたリングのことを言います。おしゃれ感覚で気軽に身に着けることができます。例えばプラチナとイエローゴールドやイエローゴールドとホワイトゴールドなどの組み合わせがあります。色のコントラストがはっきりと分かり、個性的なデザインであることが人気の理由です。
ダイヤ入り
ダイヤ入りとは、ひと粒のダイヤをあしらったリングです。ダイヤモンドは上品で上質なイメージで、さりげなくダイヤの輝きを取り入れたい女性の方にはぴったりでしょう。また、ダイヤモンドは宝石の中で最も硬度があり、傷つきにくく壊れたりすることはほぼありません。
ブランドロゴ入り
ブランドロゴ入りは、ブランド名を指輪に施したリングのことです。そのブランドのファンの方ならブランド名を刻めることは嬉しいことでしょう。ロゴ入りの結婚指輪の特徴は、文字が入れやすいように幅の広いデザインになっています。また、ロゴが入っていることで主張が強く、存在感があります。太めのアームのため、男性に選ばれることも多いです。
チャネルタイプ
チャネルタイプとは、上下のアームでダイヤモンドを挟んでいるタイプのリングです。宝石が主張しすぎず、品があり魅力的なデザインと言えます。レール状の留め具に宝石を並べるため、宝石が美しく見えるデザインでもあります。ゴージャスだけど上品さも兼ね備えたいという方におすすめです。
パヴェタイプ
パヴェタイプとは、小さな宝石を敷き詰めたようなデザインのリングです。パヴェとはフランス語で「石畳」を意味し、宝石を石畳のように敷き詰めることからパヴェと言われています。敷き詰める宝石の数が多ければ多いほどゴージャスな印象を持ちます。他の人とはちょっと違う結婚指輪を着けたいという方におすすめです。
バータイプ
バータイプとは、ダイヤが隣り合っていて、それをバーで留めるタイプのリングを言います。パヴェタイプと少し似ていますが、バータイプのほうが輝きが抑えられる分、落ち着いた印象があります。また、重ね着けできるシックなリングとして、さまざまなシーンで身に着けられます。
プロングタイプ
プロングタイプとは、ダイヤを爪で留めたリングを言います。花のようにダイヤが繋がっているので、他のデザインに比べ可愛らしい印象を持つことができます。爪の本数は4本と6本が主流ですが、2本や8本タイプもあります。リングの重ね着けがしやすく、年齢を重ねてもコーディネートしやすいデザインです。
ベセルタイプ
ベセルタイプとは、ダイヤの縁を丸く囲んだリングのことです。石を囲むことによってダイヤモンドを大きく見せ、石の存在感をより引き立たせます。丸みを帯びた可愛さと大人の上品さを兼ね備えたデザインになっています。衣服などにも引っかかりにくいので使い勝手の良いデザインです。
結婚指輪は予算にあわせ気に入るものを選ぼう!
ここまでで、結婚指輪の年齢別平均相場の比較、人気ブランドの紹介、デザインの説明をしてきました。どのようなタイプ・デザインが安いのか又は高いのかが分かりました。2人の永遠の愛の証である結婚指輪。結婚指輪は2人の愛を示すもので、心を繋ぐものです。ゆっくりと時間を掛け、満足のいくまで予算・デザイン・ブランドを比較してみて下さい。