結婚式の披露宴で素敵な洋楽を使いたい!
結婚式は2人にとって想い出の儀式ですので、仲間や家族が祝福してくれる結婚式の披露宴も素敵にしたいイベントです。結婚式で音楽は欠かせず、結婚式の披露宴会場に流れる曲から選びたいものです。しかし、どれだけ洋楽が好きだと言っても、全てのシーンで違う曲を使うのは選曲が大変です。
そんな洋楽の選曲にお悩みの方のために、結婚式の披露宴で使える洋楽をシーン別に集めてみました。開宴前から最後の送賓までのシーンで、相応しいおすすめの洋楽を抜粋していますので、参考にして、お二人の選曲に役立てて下さい。
結婚式で使う洋楽の選曲方法と注意点
結婚式の披露宴で流す洋楽BGMの選曲方法ですが、好きなアーティストがいて、その人の曲を使いたいとか、流行っている曲がいいなどと、二人の中には思い入れのある曲が存在するでしょうから、そういう曲が一番最初の候補にリストアップされてくるでしょう。
ただ、その時の注意点として、歌詞の中に結婚式に相応しくない言葉が入っていないかをチェックしましょう。特に洋楽の場合には、日本語以外の歌詞は、見落としがちです。洋楽の曲を使うと決めたら、まず歌詞を和訳して、しっかりチェックしましょう。
結婚式の披露宴で音楽を流す時には、タイミングを合わせる事が、最も重要になってきますので、結婚式のプランナーさんや、当日の音響担当の方と、蜜に打ち合わせをしておくことをおすすめします。タイミングを上手く合わせるきっかけを、しっかりとお願いしておきましょう。
アップテンポの曲がおすすめのシーン
皆さんもご存じの通り、華やかな結婚式に暗い曲はBGMでも似合いません。結婚式の披露宴では明るい曲を流すのが基本です。洋楽にもアップテンポやバラードと色々ありますが、洋楽でテンポの速い曲は、どのようななシーンの、BGMで使えるのでしょうか。
結婚式で賑やかな明るい披露宴にしたいのなら、最初のゲストが会場入りする時のBGMから、アップテンポの曲を流して、全体をアップテンポに統一し、花束贈呈や両親への手紙でスローバラードを流すと、メリハリが効いて感動的です。明るい洋楽の曲を色々聞き比べてみましょう。
バラードの曲がおすすめのシーン
結婚式の披露宴で、洋楽のバラードを使うシーンは、意外と多いものです。洋楽のバラードは、大人っぽい曲として、様々なシーンでBGMとして使われます。結婚式の披露宴の中では、花嫁が手紙を読むシーンや、両親へ花束贈呈する時など、しっとりとしたシーンの時に似合います。
また、結婚式の披露宴を大人っぽい雰囲気で始めたい時には、最初のゲストを迎えて披露宴が始まる前の会場に、BGMとして流すのも良いでしょう。会話の邪魔にもなりませんし、洋楽のバラードなら尚更、大人っぽい雰囲気が作れますので、おすすめです。
洋楽は歌詞をチェック
上記にも記載しましたが、結婚式で洋楽を使う時、洋楽は歌詞をチェックしないと、あとで顰蹙(ひんしゅく)をかうはめになりますので、きちっと歌詞のチェックはしておきましょう。メロディーが気に入って使いたいと思っても、洋楽の歌詞の内容が別れの曲だという事はよくある事です。
歌詞は大丈夫でも、タイトルが相応しくなかったりもします。タイトルが相応しくない曲は最初から外し、危なさそうな歌詞のある曲は避けて、インストルメンタルの曲を選ぶといいでしょう。インストの曲は、メロディーラインだけで成り立っていますので、BGMとしても安心です。
結婚式で選曲したいおすすめの洋楽【開宴前】
ここからは結婚式の披露宴で、それぞれのシーン別に、おすすめの洋楽を5曲ずつピックアップしていきます。披露宴の開宴前の、ゲストが席に着き歓談している時に、会場内に流れるBGMです。明るくポップな洋楽の曲ですが、会話の邪魔にはならない程度の軽さで、ワクワク感を醸し出します。
「Sugar」Maroon5
彼らのPVでも、実際の結婚式会場にサプライズで、ライヴをするというシーンがあるくらい、結婚式には相応しく、明るい曲でBGMにも最適です。この曲のサビで、入場のドアがオープンするのも良いでしょう。つい踊りたくなるような曲なので、乾杯の時でも良いかも知れません。
「EVERYTHING'S GONNA BE ALRIGHT」SWEETBOX
この曲は、バッハの「G線上のアリア」にラップを付けた曲で、軽いアップテンポが弾むような雰囲気を出しています。明るいのだけれども、どこな淋しげな雰囲気もあり、これからの2人のワクワク感の中に入り交じる不安のような、そんな気持ちを代弁しているかのような、BGM向きの曲です。
歌詞の和訳の中には、「何もかも上手くいく」「ふたりが一緒なら、一日一日を刻みながら一歩ずつ進んでいける」など、2人での生活がこれからの未来に向けて、良くなるという意味の歌詞なので、結婚式では相応しい曲で、クラシックの曲に乗せてというのも、高貴な雰囲気が出て良いです。
「Happy」Pharrell Williams
この曲は、世界中で爆発的なヒットを上げた、ファレル・ウィリアムスの2枚目のアルバムに入っている曲で、「怪盗グルーのミニオン危機一発」の主題歌としても有名です。タイトルからして、ハッピーなので、結婚式には相応しいく、BGMにも向いている曲です。
「Marry Me」Train
この曲は、歌詞そのものがプロポーズです。きっとこんなプロポーズを新婦も受けたのではと思わせるような曲ですが、少し静かなので、決して会話の邪魔にはならない曲ですし、結婚式披露宴の開宴前のBGMには相応しいく、新郎新婦のプロポーズシーンを想像させるべくバラードの曲です。
「Sunday Morning」Maroon5
この曲は、日曜日の朝のまったりとした時間を、ふたりでゆっくり過ごそうという内容の歌詞なので、結婚式を終えてからの、新婚の2人にはお似合いの曲です。まったり感からだんだんとポップになっていく様子が、曲調にも表れているので、結婚式披露宴の歓談中のBGMにはおすすめです。
結婚式で選曲したいおすすめの洋楽【入場】
結婚式の披露宴でおすすめの洋楽の曲で、新郎新婦の入場のシーンでは、タイミングが要です。ドアがバーンと開いた時に流れる曲には、インパクトのある曲のBGMが相応しいでしょう。そんなインパクトのあるフレーズを持つ、おすすめの曲を5曲抜粋しました。
「Call Me Maybe」Carly Rae Jepsen
この曲は、ジャスティン・ビーバーもお気に入りで、Twitterでつぶやいてから爆発的な人気になった曲で、結婚式披露宴の入場のドアオープンのタイミングは、サビの「Hey, I just met you, and this is crazy,」の「Hey」で、ドアがバーンと開くと、サプライズ的な演出が出来そうです。
「Shape Of My Heart」Backstreet Boys
この曲は、彼氏が彼女に対して悪いと思っていて、許して欲しいという内容の歌詞なので、結婚式で使うのは賛否両論あるかも知れません。紆余曲折した過去を持ちながらでも、前向きに二人が考えて出した結果が、結婚式に至るような大人の曲です。
曲そのものは、大人っぽい印象で、サビもきちっとあるバラードで、結婚式でも使える曲です。ドアオープンでサビの「Lookin'back on the thungs I've done」の「Lookin'」を聴いてから、ドアがバーンと開くとタイミングが合います。
「Marry Me」Jason Derulo
この曲は、新郎がプロポーズの予行演習をしている歌詞ですが、サビでその練習の成果を試すシーンですから、ドアが開くまでは、サビまでの曲を流し、サビの「I'll say will you marry me」の「I'll say」に入ったら、ドアをバーンと開けると告白の歌詞なので、最高に盛り上がるでしょう。
「Into the Unknown」Panic! At The Disco
この曲はアナ雪のエンディングとして大ヒットし、多数の歌手の方々が歌っていていますが、これはPATDのブレンドン・ウリーが歌い上げ、迫力のあるバージョンで、他の方の歌より魅力的に聞こえます。
彼の声量は半端なくパワフルなので、結婚式の入場のシーンではインパクトがあるでしょう。この曲の頭の「AH~AH~」で、もうドアを開けると、入場と同時に「Into the Unknown」と雄叫びが響くので、インパクト絶大です。
「Marry You」Bruno Mars
この曲は、もう頭のバスドラでドンドンドンと鳴っている時から構えていて、シューッと別の音が入った時に、ドアを開けると「Cause it's a beautuful night」という歌詞になり「beautuful night」の時に入場できれば、タイミングは合います。
ただ、この曲の歌詞が、少しポジティブ過ぎて、「お酒の勢いでプロポーズをしたけれどもいいよね」とか、「別れたくなっても構わない」などと、訳せる箇所がありますので、気にする方は避けた方が無難でしょう。
結婚式で選曲したいおすすめの洋楽【乾杯】
結婚式で、乾杯の合図は定番ですが、緊張した雰囲気をリラックスさせるためにも、場を和ませるような曲がおすすめです。乾杯の音頭と同時に曲が流れるように、音響スタッフさんに設定をお願いしておきましょう。結婚式披露宴の乾杯のシーンで、おすすめの曲を5曲抜粋しました。
「Brighter Than The Sun」Colbie Caillat
この曲は、出だしから明るいギターの刻むリズムが軽快で、ラテン調の楽しげな雰囲気が、結婚式の披露宴に向いています。乾杯の発声と同時に曲の頭から流してもらえば良いでしょう。
歌詞の内容は、恋する二人の始まりから現在に至るまでを、幸せいっぱいに、周りの人たちへの感謝の気持ちを、歌っているというものですから、結婚式の披露宴会場で流れると、雰囲気を明るくさせるおすすめの曲です。
「Kiss Me」Sixpence None The Richer
この曲は、メロディーが美しい曲で、歌詞の内容は、ひたすら「キスして」と言い続けているのですが、言い方が可愛いので、全く嫌な印象はありません。軽いリズムで、BGMには最適でしょう。結婚式の披露宴で流れていても、微笑ましいイメージの曲で、乾杯の後に頭から流してもらいましょう。
「Volare」Gipsy Kings
この曲は、ジプシー・キングスの名曲です。以前ビールのCMにもなっていましたので、ご存じの方も多いでしょう。元はスペイン語で、サビがイタリア後というちょっと変わった歌詞です。
和訳して内容を見てみると、「Volare」というのは、日本語で「飛ぼう」という意味で、この世界で生きていることの感謝のような内容ですが、リズムが軽快なのと、誰もが知っているという意味では、適していると言えるでしょう。
曲の頭は語りかけるとうな歌い方なので、サビの「ボーラーレ!」を頭出ししてもらって、乾杯!と声が掛かったら、音が出るようにしてもらうと、タイミングは良いでしょう。いきなり「ボーラーレ」ていう音が出ると、乾杯と捉えられる人がいるかも知れませんが、ご愛嬌です。
「What Makes You Beautiful」One Direction
この曲は、美しいのにその美しさに気づかず、自信なさげな女性に向けての曲で、サビの「君だけが僕の世界を輝かせてる」という訳の「Baby you light up my world like nobody else,」を頭出ししてもらってスタンバイし、乾杯の声と同時にかけて頂きましょう。
「Wrapped Up」Olly Murs
この曲は、女性にメロメロな男性の心情を歌ったもので、曲の頭に指パッチンがリズムを取って、いきなりアカペラ風に歌詞が流れるので、その歌詞が出るタイミングを頭出ししてもらうといいでしょう。徐々に曲が盛り上がってディスコ風になるので、披露宴の会場では盛り上がるでしょう。
結婚式で選曲したいおすすめの洋楽【ケーキ入刀】
披露宴の中でも、ケーキ入刀が最も盛り上がるセレモニーで、この瞬間をカメラに収めるために、スタンバイする友人も多いでしょう。曲の頭からインパクトのあるのも良いですし、ロマンティックなシーンを演出したいなら、静かに始まって後半盛り上がるバラードなどでも良いでしょう。
「Good Time」Owl City&Carly Rae Jepsen
この曲は、アウル・シティとカーリー・レイ・ジェプセンが歌う曲で、最初にカーリーが歌い始めますので、頭から流してもらえばいいでしょう。徐々にヒートアップしてきますので、後半には、踊りたくなります。歌詞の内容は、いつだって楽しい時間が過ごせるというものです。
「Unconditionally」Katy Perry
この曲は、女性が男性を無条件で愛し続けるという内容の熱い思いが込められていますので、ケーキ入刀などには最適です。初めは静かなので、サビの「Unconditional, unconditionally」の所を、頭出ししてもらって、ナイフがケーキに触れたタイミングで、音を出してもらうと良いでしょう。
「To Love You More」Celine Dion
この曲は、セリーヌ・ディオンの中でも代表的なバラード曲ですが、歌詞が少し重たいと感じる人もいるかも知れません。一度別れた彼氏に新しい彼女が出来ても、その彼女より自分の方が愛しているし、ずっと待っているというものです。
しかし、もしこれをケーキ入刀で流すなら、一度別れた彼氏なのかと思われる可能性はあります。ただ、情熱的な歌声と美しいメロディなので、そこまで深く考えなくても良いかも知れません。
一度別れても、戻って来てゴールしたとも受け取れます。そのような、色々な交錯がいやなら避けた方が良いでしょう。しかし、タイトルの和訳が、「もっと愛するために」なので、結婚式には相応しいバラード曲ではあります。
「Ever Ever After」Carrie Underwood
この曲は、「魔法にかけられて」というディズニー映画のテーマ曲ですが、ど頭にタイトルコールから始まりますので、曲の最初から使用出来る人気の曲です。タイトルの和訳は、「永遠に続く幸せ」ですから、結婚式には相応しいタイトルであり、曲です。
「Tell Me It's Real」K-Ci & JoJo
この曲は、男性デュオの曲で、男性から女性の愛を確かめる歌詞になっていて、男性がぞっこんなのに、はっきり言葉にしない彼女に、しつこいくらい問いかけます。曲は静か目でお洒落なバラード曲で、最初から使えます。リズムがはっきりとして、ヴォーカルのハーモニーが美しいバラードです。
結婚式で選曲したいおすすめの洋楽【お色直し】
花嫁、もしくは新郎新婦のお色直しともなれば、ゲストもかなりリラックスムードですので、入場の時とは雰囲気の違う、インパクトのある曲がおすすめです。また、お色直しのドレスに何かこだわりがあるなら、それもリサーチして曲選びに活かすのも重要です。
「CINDERELLA」SWEETBOX
この曲は、ヴォーカルの声がかわいくて、結婚式では人気があり、オーボエの響きが効果的な曲です。入場や再入場のシーンに相応しいでしょう。曲の内容は、シンデレラに対して感じた疑問を尋ねています。
自分もシンデレラのような王子様を見つけたいという意味ですので、結婚式で使うと言うことは、願いは叶ったということなので、相応しい曲になりました。イントロが少し長めなので、13秒あたりから、流してもらうと良いでしょう。
「There you'll be」Faith Hill
この曲は、「パールハーバー」という映画の主題歌でしたが、歌詞の内容が女性が男性に対して、あなたに出会えて常に存在を意識でき、信頼をおいている心境を綴ったものです。亡き人への弔いのような内容でもありますが、メロディーが美しいバラードですから、再入場には曲の頭から使えます。
「One Thing」One Direction
この曲の、軽快で明るくポップさが際立ちつところと、歌詞の内容も若い男子が女の子が気になって仕方ない様子が窺えます。若いカップルにはお似合いです。曲の頭からかけて軽快に登場しましょう。少しカッコつけていた男子が、彼女の前では、思うように振る舞えない可愛さも垣間見れます。
「Halo」Beyonce
この曲は、ビヨンセの代表曲で、歌詞の内容は、人見知りだった彼女が、彼と出会ったことで、バリアが溶けて光りを与えられた感謝が愛に変わるというもので、結婚式には相応しい曲です。曲の最初はストリングスが静かに流れ、リズムが入るので頭から使えます。
「Beauty And The Beast」Celine Dion & Peabo Bryson
この曲は、誰もが知っている「美女と野獣」の主題歌で、セリーヌ・ディオンとピーボ・ブライソンの歌声が素敵です。二人の小さな気づきで、大きく変える事を知ったという意味なので、新生活を迎える二人には、ピッタリの曲でしょう。本能的な出会いを感じる曲です。曲は頭から使えます。
結婚式で選曲したいおすすめの洋楽【花束贈呈】
披露宴の最後近くなっての花束贈呈のシーンでは、両親への今までのお礼を花束に込めて捧げるというセレモニーで、BGMは主役にもなり得る重要なきっかけです。クライマックスがちょうど贈呈の時になるように、音響スタッフとの相談は欠かせません。おすすめのバラードを5曲抜粋しました。
「Home」Westlife
この曲はバラードのヴォーカルが上品で、家に帰りたいけど帰れないという少し切ない歌詞ですが、家を出て両親と離れての生活になるかも知れない場合には、ピッタリの歌詞でしょう。歌詞の中では相手は、彼女でも母親でも使えるようになっています。BGMは曲の頭から流してもらいましょう。
「Fathers & Daughters」Michael Bolton
この曲は、「パパが遺した物語」という映画の主題歌ですが、両親というより、父親と娘の物語で、歌詞もそのようになっています。ピアノ曲なので静かな切ない、それでいて優しい曲なため、花束贈呈のシーンには、とても相応しいでしょう。曲の頭から流すと、涙ぐむようなバラードです。
「I Believe」Josh Groban
この曲は、親から家を出る子どもに対して、もし夢を見失っても、年に1度クリスマスには、自らが心から信じている事を大切にすれば、きっと見えてくるという、教えのような歌詞ですので、両親への花束贈呈には、相応しい曲と言えるでしょう。静かな中にも信念があるおすすめの曲です。
「Love Someone」Jason Mraz
この曲は、人を愛すると必ず自分に返ってきて、人生が素晴らしいものに生まれ変わるから、これからも心配は要らないという歌詞で、両親に今後も心配をかけないように、頑張ろうとします。リズムも軽快で、前向きな、あっさりとした、花束贈呈にはおすすめの曲です。
「The Gift」Blue
この曲の歌詞には、男性から女性への思いが込められていますが、父親から娘にというとらえ方も出来ます。昔少女が自分が欲しい物にしか、夢中になれなかった頃の事を見ていた父が、諭す内容です。
サビの部分の和訳で、「君が受け取ったギフトは、より多くのギフトを与えたから得られた」というのが効いています。今までに起こしたわがままな行動を反省して、結婚という幸せを手に入れたとも取れます。曲は頭から使うといいでしょう。
結婚式で選曲したいおすすめの洋楽【両親への手紙】
結婚披露宴の最後のクライマックスです。両親への手紙は、新郎新婦のどちらかが読むのですが、大抵新婦が読む事が多いでしょう。その時に、静かなバラードが流れると、より雰囲気は盛り上がります。父や母への思いをひたすら綴った手紙におすすめの、5曲を抜粋しました。
「Mama's Song」Carrie Underwood
この曲は、まさに結婚を決めた娘が母へ捧げる手紙のような内容で、曲の初めに母であろう女性の語りが入っていますので、そこを飛ばして、歌からを頭出ししてもらうと良いでしょう。自分の事を大事にしてくれる彼だから、心配しないでと、母に対する気遣いの明るめのバラードです。
「Daughters」John Mayer
この曲は、娘を持つ父親に対してのメッセージで、「娘がいるなら大事にしてあげよう。娘は父親に愛されたとおりに人を愛するから」という説があります。これでは、反対の立場になりますが、人の愛し方は、親から授かるものだとも語っていますので、両親の手紙のシーンにピッタリです。
「The Rose」Bette Midler
この曲は、数々のアーティストが歌っているので、1度は聴いた事があるでしょう。ピアノの伴奏が美しいバラードです。歌詞の内容は、愛について、全ての詩のような歌詞に、「~だったら~ではない」と、否定するような言葉が並びますが、これが的を得ているので、納得出来ます。
例えば「奪われまいとしている人は、与える喜びを知ることは出来ない」と言うフレーズなどは、人生を悟ったかのような言葉です。こんな歌詞をバラードのメロディーに乗せて歌うと、親から子に受け継がれている家訓のようなもので、手紙を読むシーンには、おすすめです。
「Slow Down」Nichole Nordeman
この曲は、親が子どもを授かってから、子どもが幼いころの記憶を辿りながら、巣立っていく子どもに、もう少しそばに居て欲しいという願望を歌ったものです。両親への手紙のシーンでこの曲が流れると、きっとだれもが涙するでしょう。優しい気持ちになれる静かなバラードです。
「Mama」Spice Girls
この曲は、友達のような仲良しの母と娘の関係を、改めて娘が認識して母に伝えるメッセージです。幼い頃に母に迷惑を掛けた時の事などを、思い起こして懐かしみ、母への感謝の気持ちを伝えようとしています。母の日によく歌われる曲ですが、両親への手紙を読む時にもおすすめです。
結婚式で選曲したいおすすめの洋楽【退場】
結婚式の披露宴で、花束贈呈や手紙を読んだりした後の、感動の余韻が残った状態で、退場するのがベストです。そのための音楽は、場を盛り上げ、ゲストにも余韻が残り、良い披露宴だったと思わせる事が出来ます。最後に新郎新婦が会場を退場する時に流すのに、おすすめの5曲を抜粋しました。
「Viva La Vida」Coldplay
この曲の歌詞は、少し世界的過ぎて歌詞そのものを理解しようとするのは難しいのですが、大まかに言うと、かつては世界を牛耳っていた権力者が、今は落ちぶれてしまい、昔の栄光を懐かしむと言うような内容です。
これは、結婚式の披露宴では歌詞は相応しくないかも知れませんが、メロディーが、これからを予感するような不思議な世界感を持つので、候補に入れてみました。少し雰囲気が違う曲ですが、おすすめです。
「Gone, Gone, Gone」Phillip Phillips
この曲の歌詞の内容は、男性が女性のことをずーっと愛し続けるという意味で、歌詞そのものは、単純な直球型です。ただ、「君がこの世からいなくなった後もずっと愛し続ける」という歌詞がサビにきますので、これをどう捉えるかは、お二人で相談される事をおすすめします。
「Whatever」Oasis
この曲は、懐かしいと感じる方もおられるでしょうが、イギリスのオアシスと言えば、この曲は外せないくらいの名曲で、ビートルズ風の音が、今ではおしゃれに感じるかも知れません。歌詞の内容は、落ち込んでいる人を元気づける歌詞ですので、新しい世界に踏み出す二人にはおすすめです。
「See You Again」Wiz Khalifa
この曲は、途中少しラップも入ったパワーバラードで、全体には優しい感じの曲です。映画の「ワイルド・スピード SKY MISSION」の作品の完成を目前にして、交通事故で亡くなられた、ポール・ウォーカー氏へ捧げられた曲のため、歌詞にも彼との思い出が詰まっています。
ただ、その歌詞は、家族や友人にも向けられた前向きな内容なので、披露宴でもよく使われています。ゲストに対しての感謝を伝えるのにも使えますので、退場の音楽にもおすすめです。軽快だけど奥の深い曲で、最後のシーンを締めくくるのも素敵です。
「Just The Way You Are」Bruno Mars
この曲は、女性なら一度は言ってもらいたい内容の歌詞で、男性が女性に対して、容姿を褒め称える内容です。メロディーも軽快で、爽やかなので、より歌詞が響きます。結婚式の披露宴では、この曲で退場できる新婦は幸せ者だど誰もが感じるでしょう。
結婚式で選曲したいおすすめの洋楽【お見送り】
結婚式の披露宴で、最後に残された大事なセレモニーが、送賓です。簡単に言えばお見送りなのですが新郎新婦が会場を退場したら、両家の両親も含めてゲストが会場を出る前に、会場の出口でお見送りの準備をします。その時に流す曲をセレクトしておく事が重要です。
退場と送賓の間の時間はそれほどありませんので、退場の余韻がまだ残った状態だと考えて曲を同じ曲奏にするか、統一したテーマがあるならそれに合わすなど、全体の流れを見ながらの選び方をしましょう。送賓に相応しいと思われるおすすめの5曲を抜粋しました。
「Legends」Kelsea Ballerini
この曲は、送賓の時に会話の邪魔にならない程度の、抑揚の少ない曲ですので、BGMとして使いやすいでしょう。歌詞の内容は、紆余曲折あったけど、最終的には幸せを掴んだという内容なので、結婚式にはおすすめです。軽い感じかと思いきや、壮大なスケールも感じさせます。
「Stand By You」Rachel Platten
この曲は、愛する相手に対して、たとえ傷ついてもあなたはひとりじゃない、いつも側に私がいるからと、繰り返し言い続けます。メロディーラインがとても力強く明るめなため、お見送りの曲には相応しいでしょう。二人がこれから頑張っていくから安心して下さいと、伝えているような曲です。
「Say You Won't Let Go」James Arthur
この曲は、二人が出逢ってから現在、未来と人生そのものを二人で過ごしたいという願望を、歌にしたためた感じのバラードです。ストレートに愛を表現していますが、未来の歌詞の、「僕たちが年をとって、白髪になるまで」などは、気取らない普通の幸せを歌にしていておすすめです。
「See Me Like This」Stooshe
この曲は、淋しさがあるのにヴォーカルの女性たちが、次々と熱く歌い上げている、一昔前のノスタルジックな雰囲気が漂う曲で、メロディーラインが軽快で単調な分、歌詞に淋しさが宿るのが印象的です。かわいくて切ないのが、妙に心地良い曲なので、お見送りにはおすすめです。
「Close to you」Carpenters
この曲は、言うまでも無く、バラードの王道カーペンターズの大ヒット曲で、日本語のタイトルは「遙かなる影」です。カレン・カーペンターの独特な声が、優しく会場を包み込みます。BGMにはもったいないような曲ですが、会話の邪魔にはならない最高の曲でおすすめです。
素敵なBGMで結婚式の雰囲気を盛り上げよう!
結婚式の披露宴で流す曲を、いくつか抜粋してお届けしましたが、あくまで参考にして頂く程度に留めておいて、結婚式の披露宴で使う曲の、テーマを決めておいた方が、曲に統一感が出て纏まりやすいでしょう。
洋楽の曲を使う時の注意点や、ポップかバラードかの振り分けなど、曲を選択するには結構時間が掛かりますが、お二人が好きなお気に入りの、素敵なBGMで結婚式披露宴の雰囲気を、最高のセレモニーとして盛り上げましょう。