結婚記念日は年齢と同じ数え方をする
結婚記念日の数え方は年齢と同様です。結婚をした年から1年後が結婚一周年となります。例えば2019年に結婚をした場合、2020年が結婚一周年です。この記事では周年ごとの呼び方やおすすめの祝い方もお伝えしますのでチェックしましょう。
入籍・挙式のどちらを数えるのかは夫婦によって違う
結婚記念日を決める際、挙式をあげた日とする夫婦、入籍日とする夫婦に分かれます。それは入籍日・挙式日がズレていることが多いからです。結婚記念日の周年を入籍日から数えるのか、結婚式をあげた日から数えるかは、夫婦の自由なので、相談して決めましょう。
結婚記念日のおすすめの祝い方
皆さんは、結婚記念日にどのような祝い方をされますか。お食事に行ったり、プレゼントをしたり、お互いに感謝の気持ちを伝えあったり、様々でしょう。結婚記念日のプランを考えている方に参考にして頂きたい、おすすめの祝い方を見ていきましょう。
プレゼントをする
結婚記念日にプレゼントを渡すことは、定番と言えます。結婚記念日は覚えている事が大切なので、大きなプレゼントではなくても構いません。相手が身に付けるアクセサリーや時計等は人気です。
また多くの女性が喜ぶであろう、お花もおすすめです。結婚記念日は毎年のことなので、お互い負担にならないようなプレゼント選びをしてください。
何周年かに応じてプレゼントの内容を変える
結婚記念日には、周年ごとに呼び方・意味があります。結婚記念日に贈るプレゼントはあくまで人それぞれで自由です。しかし結婚記念日にの名称に因んだプレゼントを贈るのも素敵です。
周年に応じた一般的なプレゼントの内容は、年を重ねるごとに高価な物になります。そのため夫婦の年齢に合わせたプレゼントを選びやすいのも嬉しいです。
デートをする
結婚記念日には、付き合いたてや新婚の頃を思い出して、二人きりでデートをするのもおすすめです。いつもは節約主義の家庭であっても、結婚記念日くらいは贅沢をして、少し高級なレストランなどで美味しい食事をしてみてはいかがでしょうか。
写真撮影をする
結婚記念日ごとに、夫婦で記念撮影をするのもおすすめです。1年ごとにペットや子供など家族が増える様子、二人で年を重ねていく姿は、将来お爺ちゃん・お婆ちゃんになってから見返すと、感慨深い大切なものとなるでしょう。
結婚記念日の数え方と呼び方・意味
結婚記念日の呼び方として有名なのは、銀婚式・金婚式ではないでしょうか。しかしそれ以外でも毎年結婚記念日には名称があります。銀婚式・金婚式は知ってて当たり前と思い、その他周年の呼び方・意味も覚えて大切な人をびっくりさせてしまいましょう。
数え方①1~10周年の呼び方
結婚記念日1周年目は「紙婚式」です。お互いの事が見えてくる年だからこそ、白い紙に想いを綴ってみるという意味で「紙」がついています。 結婚記念日2周年目は「綿婚式」です。まだ綿のように頼りない結婚生活を表しています。
結婚記念日3周年目は「革婚式」です。傷がついても、革の様に徐々に味が出てくるような関係になっている様子を意味します。結婚記念日4周年目は「花婚式」です。しっかり地に根を張り、花が咲くような2人になっていることを表しています。
結婚記念日5周年目は「木婚式」です。頼りなかった2人も木の様に根を張り出した頃を意味しています。結婚記念日6周年目は「鉄婚式」です。結婚をした日より6年が経過し、夫婦の絆が鉄の様に固いという意味があります。
結婚記念日7周年目は「銅婚式」です。家庭が落ち着き安定した生活を送れるようになり、永遠に縁が続くよう祈る意味があります。結婚記念日8周年目は「青銅婚式」です。ゴムの様に柔軟な関係を表しています。
結婚記念日9周年目は「陶器婚式」です。間も無く結婚10年目となりますが、どんなに長く続いた関係でも、陶器の様に繊細で壊れやすいことから、お互いを大切にしようという願い・意味が込められています。
そして結婚記念日10周目は「錫婚式・アルミ婚式」です。錫(すず)のコップで飲む水は、まろやかで美味しくなると言われています。従って錫のような、柔らかく美しい関係の夫婦でいることを願う意味があります。
数え方②11~20周年の呼び方
結婚記念日11周年目は「鋼鉄婚式」です。鋼の様な強い愛を誓う意味があります。12周年目は「絹婚式」です。夫婦の愛を柔らかく繊細な絹に例えています。13周年目は「レース婚式」です。レースの様に、美しく繊細に愛を織っていこうという意味があります。
結婚記念日14周年目は「象牙婚式」です。年を重ねる程価値の上がる、象牙のような愛を育もうという意味です。15周年目は「水晶婚式」で曇りのない夫婦の信頼を表しています。16周年目は「トパーズ婚式」で誠実を意味しています。
17周年目は「アメジスト婚式」で、アメジストは愛の守護石と知られています。18周年目は「ガーネット婚式」で、忠誠や変わらぬ愛を意味しています。19周年目は「ジルコン婚式」で、ジルコンは知恵・名誉・富を表しています。
宝石の名前が付いている年は、男性が女性に宝石を贈る習慣があります。もちろん高価なものなので、男性は参考までにしてください。
そして節目の結婚記念日20周年目は「磁器婚式」です。磁器のように強く堅く、結ばれた2人を表しています。
数え方③21~30周年の呼び方
結婚記念日21周年目から24周年目までは、一般的に呼び方はありません。年を重ねると一年毎ではなく、節目ごとのお祝いになります。25周年目は、有名な「銀婚式」です。
銀婚式は時が経つほど美しくなる「いぶし銀」の様な関係を表しています。また26周年目から29周年目までの呼び方はなく、30周年目は「真珠婚式」です。真珠の様に末永く輝く2人を表しています。
25年目は銀婚式として有名
25年目は銀婚式として有名です。銀婚式は節目となるので、出来れば特別なお祝いをしましょう。銀婚式といえば、スプーンやシルバーリング等を贈るのが定番ですが、小旅行などをするのもおすすめです。銀婚式を迎えられるよう二人で頑張ってください。
数え方④31~40周年の呼び方
無事に銀婚式・真珠婚式を迎えられた後もお祝いは続きますが、結婚記念日31周年目から34周年目、そして36周年目から39周年目の呼び方は、一般的にありません。
35周年目は「珊瑚婚式」です。珊瑚のように、長い月日をかけて成長し、愛を育んできた夫婦を意味しています。節目の40周年目は「ルビー婚式」です。深い赤のルビーは、2人の深い信頼の証です。
数え方⑤50周年は金婚式
結婚記念日50周年目は「金婚式」です。25年前の銀婚式を迎えられた時よりも、金婚式は特別な思いがあるでしょう。金婚式は、金色の輝きのような豊かさという意味があります。
金婚式を迎えられることは、全夫婦の理想ではないでしょうか。金婚式の祝い方は、旅行が多いようです。夫婦で力を合わせ思いやり、金婚式を目指しましょう。
数え方⑥60周年はダイヤモンド婚式
結婚記念日60周年目は「ダイヤモンド婚式」です。永遠の愛の象徴であるダイヤモンドに因んだ夫婦の強い絆を表しています。60年夫婦でいることは、決して簡単なことではありません。
例えば20歳で結婚をした場合、ダイヤモンド婚式を迎える頃には80歳です。お互い健康に気を付けて無事にダイヤモンド婚式を迎えられるよう、頑張りましょう。
数え方⑦60周年以降
結婚記念日65周年目は「ブルースターサファイヤ婚式」です。スターサファイアの信頼、希望、運命を意味する3本の光線に因んだ夫婦の歴史を祝う日です。
70周年目は「プラチナ婚式」です。夫婦で100歳近くまで一緒にいたことはプラチナの様に輝く奇跡と言えます。そのプラチナのように美しい幸福を得たことを祝いましょう。
結婚記念日ごとのおすすめのプレゼント
次は、結婚記念日ごとのおすすめのプレゼントをご紹介いたします。毎年似たり寄ったりしているプレゼントを渡し合っている夫婦、多くいらっしゃいませんか。それも良いかと思いますが、たまにはいつもと違うプレゼントを探してみましょう。
1~10周年におすすめのプレゼント
結婚記念日1年目におすすめのプレゼントは紙婚式に因んで「手紙、アルバム」の紙製品が定番です。2年目は綿婚式なので「パジャマ、ハンカチ」はいかがでしょうか。
結婚記念日3年目は革婚式なので「革財布、靴」が人気です。男性・女性共に選びやすいでしょう。4年目は花婚式なので「花束」がおすすめです。
結婚記念日5年目は木婚式なので、木にまつわる「印鑑、箸」も良いでしょう。6年目の鉄婚式は鉄製・メタルにまつわる「アクセサリー」等は喜ばれます。7年目は銅婚式のため「タンブラー」等銅製品にまつわるアイテムが定番と言えるでしょう。
結婚記念日8年目は青銅婚式なので、例えば「ペンダント・ブレスレット」等おすすめです。9年目の陶器婚式は「茶碗・カップ」など陶器類が定番と言えます。10年目は錫婚式に因んで「錫のタンブラー、箸置き、お皿」がお洒落で人気です。
11~20周年におすすめのプレゼント
結婚記念日11年目におすすめのプレゼントは「スチール製品やステンレス製品」です。鋼鉄婚式絡みで定番です。12年目は絹婚式なので「シルクをあしらったアイテム」が人気と言えます。
結婚記念日13年目はレース婚式なので、レースをあしらった帽子等「レース製品」がおすすめです。14年目の象牙婚式は印鑑等の「象牙製品」が定番です。
結婚記念日15年目は水晶婚式のため「クリスタル製品」が喜ばれるでしょう。16年目から19年目までは男性が女性に「宝石」を贈ることが一般的です。勿論経済的なことがありますので、参考までにしてください。
結婚記念日20年目の磁器婚式には「食器、時計」を贈ることが多いです。男性が女性に食器を贈る場合、女性にはこだわりが強くあることが少なくないかと思うので、夫婦で相談して購入してみても良いかもしれません。
21~30周年におすすめのプレゼント
結婚記念日21年目からは、節目の年ごとに定番のプレゼントが決まっています。銀婚式である25年目には「スプーン、シルバーリング」がおすすめのプレゼントです。
30年目は真珠婚式は「パールのアクセサリー」が人気です。年を重ねるにつれ、男性が女性にプレゼントをする内容になっているのが特徴的です。
31~40周年におすすめのプレゼント
結婚記念日35年目は珊瑚婚のため「珊瑚モチーフの雑貨、アクセサリー」が可愛らしくおすすめです。40年目はルビー婚式なので、その名の通りルビーのアクセサリーが定番と言えます。高価なものなので、相談して選びましょう。
50周年におすすめのプレゼント
金婚式は、50年も共にを過ごした夫婦の特別な日です。金婚式の定番のプレゼントと言われているのは、金が入った食器や似顔絵です。娘・息子様から贈られることも多いのではないでしょうか。金婚式の祝い方はそれぞれなので、夫婦でゆっくり語り合うのも良いでしょう。
60周年におすすめのプレゼント
結婚記念日60周年にもなると、夫婦の長寿と一族の繁栄を願う、夫婦だけではなく家族のための結婚記念日です。祝い方は様々ですが、例えば奥様へお花を贈ったり、旦那様にいつもより贅沢な手料理を作るのはいかがでしょうか。
結婚記念日のプレゼント選びの注意点
これまで結婚記念日の周年ごとのプレゼント・祝い方などをお伝えしましたが、プレゼント選びの注意点も念のためお伝えいたします。せっかくの大切な日なのでプレゼント選びに失敗せず、二人で素敵な時間を過ごしましょう。
事前のリサーチをしっかりする
結婚記念日のプレゼント選び・祝い方は事前のリサーチが必要です。特に女性は、消えてしまうものより思い出と共に形に残るものを望んでいます。お互いの好みのデザイン等を日常的に知っておきましょう。
相手の欲しいものを考える
プレゼント選びで大切なのは、相手の欲しいものを考えることです。自己満足で贈るプレゼントは、もしかしたら相手にとって迷惑かもしれません。いつかの会話や言動を思い出し、相手が欲しそうなものを選びましょう。
一緒に買いに行くのも手
サプライズで相手の欲しいものを考え、プレゼントを贈るのも喜ばれますが、プレゼント選びに自信がない人は、二人で買い物に行き、相手が本当に欲しいものを購入するのがおすすめです。
プレゼントを選んでくれた気持ちだけで嬉しいと思うのは新婚の頃だけ、と言う奥様方も多くいますので、絶対に喜んで欲しいと思っている人は、一緒に買い物へ行った方が賢明です。
小さなサプライズを意識する
二人の関係がマンネリしない方法は、小さなサプライズを意識することです。小さな事、例えば突然レストランへ行く、プチサプライズ旅行へ行く、なんでも構いません。
付き合いたての頃を思い出し、デザートに二人の思い出のメッセージが添えられていたり、お花をプレゼントしたり、内緒で演出・プレゼントを考えてくれることは女性にとって嬉しいでしょう。
結婚記念日におすすめのプレゼントは何年目かで変わる
いかがでしたか。今回は、結婚記念日の数え方と題し、周年ごとにおすすめのプレゼントや祝い方をご紹介いたしました。結婚記念日は、夫婦の愛を確かめ合う大切な日なので、決して忘れず毎年感謝の気持ちを伝え合いましょう。