結婚式の1.5次会の目的
結婚式の1.5次会の目的にはどんな目的があるのでしょうか。結婚式の1.5次会の目的についてご説明していきます。結婚式の1.5次会の目的は、挙式をする場所は違うが、お披露目をする目的や、結婚式や披露宴に出席できなかった人達にお披露目をする目的があります。
また、結婚式の1.5次会には、ゲストとの近い距離感のある会をしたい人達が行う会です。今回は、結婚式の1.5次会の流れや内容、会費について詳しく解説していきます。
結婚式の1.5次会とする会場選びや準備についても何ヶ月前にはこの準備というようにご説明していきます。結婚式の1.5次会としてみたいと考えている方は必見です。
また、結婚式から2次会にするか1.5次会にするか考えてみて下さい。それでは、結婚式の1.5次会の目的から詳しくご説明していきましょう。
別の場所で挙式するがお披露目をしたい
自分達の自由なスタイルで、結婚のお披露目をするのが1.5次会です。披露宴のような形式ばったものではなく、かといって2次会のようなカジュアルな感じではない結婚式のパーティーのことをいいます。
例えば、結婚する2人だけで海外挙式を行い、帰国した後に親族や友人に結婚のお披露目をするために行うといった目的で行うカップルもいます。
結婚式の1.5次会にはこれといった決まった形式は存在しません。そのため自由度がかなり高くなっているので、自分達のスタイルでパーティーを開けるのです。
結婚式・披露宴に出席できなかった人達にお披露目したい
例えば、結婚する2人の出身地が離れている場合もあります。そうなってくると、親族や友人を一箇所に集めるのはかなり大変になってしまいます。
招待できない人や参加できない人もいる場合に結婚式の1.5次会として結婚をお披露目するパーティーを行う目的もあるのです。結婚式をお互いの出身地で2回するのも難しいので、1.5次会をすることで結婚のお披露目します。
披露宴よりゲストに近い距離間の会を開きたい
披露宴というと決まった演出があって、お色直しやスピーチなどあるイメージです。披露宴では、新郎と新婦との距離もあってなかなか話すのも難しくなっています。話せたとしても、他にゲストがたくさんいるのでなかなかゆっくりと話す時間をとることができません。
そういった披露宴というスタイルではなく、1.5次会にすることでゲストとの距離感を近くするパーティーにしたいという思いから行うカップルもいます。
1.5次会は、決まった形式はありません。ですので、カップルの意向をしっかりと組み入れることができるメリットがあります。自分達がどんなスタイルで結婚をお披露目したいのか考えて準備していく必要があるのでしょう。
結婚式の1.5次会の流れ
結婚式の1.5次会の流れには、招待する人によって違ってきます。親族や目上の人を招待する場合と友人中心の場合とに分けてご説明していきましょう。結婚式の1.5次会の服装や内容はカジュアルなものでもいいことになっています。結婚式の1.5次会の流れについて詳しく解説していきましょう。
親族・目上の人も招待する結婚式の1.5次会の流れ
親族や目上の方を招待しての結婚式の1.5次会であれば、披露宴に似た感じの流れで行うのが一般的になっています。演出も披露宴に似た演出を取り入れた流れにしているカップルが多くなります。何度も言いますが、結婚式の1.5次会には決まりはありません。
自分達で流れを考えていくこともできます。親戚や目上の方を招待するのであれば、カジュアル過ぎるのも考え物です。招待する人に合わせた流れを考える必要があるでしょう。目上の人や親族を招待した結婚式の1.5次会の流れは、まず、新郎新婦が入場してきます。
司会者により開宴の挨拶が行われ、新郎新婦からウエルカムスピーチがゲストに向けて行われていき1.5次会がスタートです。ゲスト代表による乾杯の挨拶の後に、ケーキ入刀、ファーストバイトといった披露宴の演出が入ります。
結婚式の1.5次会でも披露宴と同じようにお色直しをすることがあり、ゲストが飽きてしまわないように2人のプロフィール映像を流しおくカップルもいます。
お色直しが完成した新郎新婦が再び入場して、テーブルラウンドや写真撮影を行い歓談の時間です。最後に両親への手紙、両家代表挨拶、新郎新婦からの祝辞があって新郎新婦が退場していきます。このように結婚式の1.5次会は披露宴と同じような流れにすることもできるのです。
友人中心の結婚式の1.5次会の流れ
結婚式の1.5次会は、友人中心の場合もあります。友人中心の結婚式の1.5次会の流れについてご紹介していきましょう。友人中心の結婚式の1.5次会の場合は、2次会のようなゲームや余興などを取り入れるケースが多くなっています。
流れもカップルで考えて自由な流れにすることができ、自由度がかなり高いのが結婚式の1.5次会です。では、友人中心の結婚式の1.5次会の流れの例をご紹介していきましょう。新郎新婦が入場して、司会者から開宴の挨拶があります。
新郎新婦からウエルカムスピーチ、ゲスト代表の乾杯の挨拶です。その後歓談の時間があって、ケーキ入刀やファーストバイトなどを行います。ゲームや余興があって、テーブルラウンドや写真撮影が入り新郎新婦から謝辞があります。
新郎新婦が退場してゲストのお見送りとなる流れです。ゲストの顔ぶれや2人の意向によっても色々アレンジできるのが結婚式の1.5次会です。自由に流れを決めていいのが魅力でしょう。
服装・内容がカジュアルでOK
結婚式の1.5次会は、ご祝儀制にするのか会費性にするのかから決めることができます。また、招待する人によっては、カジュアルな2次会のようなパーティーにもできますし、服装についてもカジュアルな服装もありになっているのです。
どんなスタイルにしたいのかカップルでしっかりと決めておきましょう。結婚式の1.5次会の服装は、一般的に披露宴に着ていくようなフォーマルな服装にしていく必要はないとされています。かといってあまりにもカジュアルな服装にするのも勇気がいります。
1.5次会といってもドレスアップした服装にしていくのが無難です。親族や目上の方がいるような場合は、カジュアル過ぎる服装だとマナー違反になります。お祝い事でもあるので、服装には最低限のマナーをもった服装で参加する方がいいでしょう。
女性のゲストであればドレスやワンピースがおすすめの服装です。男性ゲストであればスーツがおすすめの服装。服装について注意してもらいたいことがあります。1つ目の服装として、白は避けるようにしましょう。
白は花嫁さんの色でもあります。また、毛皮や革製品もNGになっています。つま先があいているミュールも避けた方がいいでしょう。過度の露出があるような服装もよくありません。お祝いの席であることを意識して服装選びを考えましょう。
結婚式の1.5次会の内容
結婚式の1.5次会の内容についてもご説明していきます。結婚式の1.5次会の食事のスタイルやコース料理、ブッフェスタイル、演出アイデアについて解説していきましょう。結婚式の1.5次会は、色々なスタイルがあって必ずこれをすべきであるといった決まりはありません。
どんな結婚式の1.5次会にするかは比較的自由に選ぶことができるのです。内容についても自由度が高くなっているので、参考にしてみて下さい。
食事のスタイル
結婚式の1.5次会の食事のスタイルには、コース料理とブッフェスタイルの2つのスタイルがあります。それぞれの食事スタイルは違いがあるのです。
コース料理の場合は、ゲストに着席してもらっておいて、料理が運ばれてくるのが一般的な食事のスタイルとなり、ブッフェスタイルは、立食形式で食事をするスタイルとなります。それぞれの違いについて詳しく解説していきましょう。
コース料理
結婚式の1.5次会では目上の方や親族を招待する場合があります。招待客も2次会のようなカジュアルなパーティーというよりは結婚式の披露宴のような雰囲気を強めることもできます。
そういった披露宴のような雰囲気にしたいカップルにコース料理は選ばれます。また、高齢の招待客もいるのであればブッフェスタイルの食事スタイルは苦手と感じる人も少なくありません。ゲストに振る舞われる食事はあらかじめ決まったコースで食事をすることになります。
ブッフェスタイル
ゲストが、会場内を歩いて料理を取りに行くスタイルのブッフェスタイルもあります。着席する場合もありますし、立食スタイルの場合も。高齢の親族を招待している場合は、移動して料理を取るのは難しいことも考えられます。
もしもブッフェスタイルの食事にするのであれば会場スタッフにお願いしておく配慮なども考えておくといいでしょう。
演出のアイデア
結婚式の1.5次会の演出にはかなり自由な演出が可能です。実際に結婚式の1.5次会を行った先輩カップルの演出方法をご紹介していきましょう。例えば、くじ引きとプレゼントの演出があります。
フォトラウンドや披露宴の定番であるケーキカットやファーストバイト、生い立ちのムービーを流すカップルも。受付でくじをゲストに引いてもらいます。くじのその記号によってプレゼントを渡したりする結婚式の1.5次会の演出をしている先輩カップルもいます。
また、海外で自分達が行った海外ウェディングの映像を上映したり、ケーキの飾りつけをお子さんのゲストとしてみたり、ケーキカットなど行うカップルもいます。
また、親族が余興をしてくれたり、テーブルフォトなども。結婚式の1.5次会という自由な雰囲気のなか新郎と新婦が司会進行をしたカップルもいます。自由な演出が可能な1.5次会だからこそできる演出です。
ホームパーティのようにアットホームな1.5次会にしたカップルもいます。特に演出などはあえてせずに、席なども決めず自由度の高い1.5次会にしたカップルもいるのです。また、出席者全員がスピーチをするという演出をしたカップルも。
結婚式の1.5次会は演出も自由で大丈夫です。新郎と新婦でどんな結婚式の1.5次会にしたいのかよく話し合って決めていきましょう。
結婚式の1.5次会の会費
結婚式の1.5次会の会費についてもご紹介していきます。結婚式の1.5次会の会費は、会費制とご祝儀制の会費とに分けられます。会費制は、決まった金額をゲストからもらうシステムでご祝儀制はゲストにご祝儀を包んでもらっていただきます。
会費制とご祝儀制のそれぞれの会費の相場とメリットデメリットをご紹介していきましょう。会費制にするのかご祝儀制にするのか、よく考えて会費を集めるようにして下さい。
会費制の場合の相場
結婚式の1.5次会の会費を会費制にした場合の平均金額は、5,000円から10,000円となります。ご祝儀制に比べるとゲストの負担が少なくなってきます。招待客の顔ぶれは、友人や会社の同僚や後輩が多くなっています。
アットホームでカジュアルな結婚式の1.5次会にしたいカップルは会費制にするカップルが多いです。会費制の場合は、会費の金額は新郎と新婦で決めることになっています。
コース料理ではなくブッフェスタイルにするカップルが多いです。ブッフェスタイルにすることでゲストの負担する会費を低くできるために食事のスタイルをブッフェスタイルにしています。
会費制のメリット
結婚式の1.5次会を会費制にするメリットとして、ゲストの負担を軽くできることがあげられます。コース料理ではなくブッフェスタイルにすることでパーティの費用も少なくできるでしょう。
カジュアルなパーティにしたいカップルには会費制がおすすめです。また、引き出物や引き菓子を用意するのではなく、プチギフトを用意するカップルも多くなります。金額が始めから分かっているので想定内で決められるのか会費制のメリットでもあります。
会費制のデメリット
会費制のデメリットとして、欠席者がいるとカップルの負担になってしまいます。また、演出でゲームなどを行う場合は、景品など用意する必要があり、会費制ということもあり平等にするのが大変という意見も。会費をもらっていても何かと用意すると多く払うことになったカップルもいます。
ご祝儀制の相場
結婚式の1.5次会の会費としてご祝儀制にするカップルもいます。ご祝儀制の場合は、だいたいゲストは3万円ご祝儀として1人あたり包むのが一般的になっています。そのためしっかりとゲストにおもてなしする必要があるのです。
親族や目上の人を招待しているのであればご祝儀制にするカップルが多くなります。披露宴のような内容の1.5次会を行うことになるでしょう。
ご祝儀制のメリット
結婚式の1.5次会の会費としてご祝儀制にした場合は、雰囲気やお料理などこだわって決めることができることでしょう。自分達の納得のいく1.5次会にしたい方には満足の会にできるというメリットがあります。ゲストにも満足してもらう1.5次会にできてよかったという意見もありました。
ご祝儀制のデメリット
結婚式の1.5次会の会費をご祝儀制にした場合のデメリットは、ゲストの包む額にばらつきがあり赤字になることもあります。引き出物や引き菓子も用意する必要があったので、結局新婚旅行でもっと贅沢できたくらいの金額を使うことになったカップルも。
また、持ち込み料金がかかったり、持ち込む不可のものが多く、結局自分達の思う1.5次会ができなかったカップルもいました。
結婚式の1.5次会の会場選び
結婚式の1.5次会の会場選びとしてレストランかカフェ、ホテル、結婚式場で行う場合が多くなっています。それぞれの会場でもメリットとデメリットをご紹介していきます。結婚式の1.5次会の会場選びは、特に重要なポイントになってきます。
自分達がやりたい結婚式の1.5次会のスタイルにあった会場を選ぶようにして下さい。今回ご紹介するメリットとデメリットから選ぶ方法もおすすめです。
レストランのメリット・デメリット
結婚式の1.5次会の会場としてレストランを選ぶことで普段は行けないような高級レストランで行うこともできます。ご当地の有名レストランなら美味しいお料理をゲストに食べてもらうことができるのです。
遠方からゲストを招待することもあるので、アクセス面とクロークの有無を確認しておく必要があるのがデメリットでしょう。
カフェのメリット・デメリット
会場をカフェにすることもできます。カフェスタイルで過ごしやすい雰囲気があって、行きつけの美味しいご飯が食べられることで会場に選ぶカップルも。演出などは難しい場合もあるので余興やゲームなどするのであれば確認が必要です。
ホテルのメリット・デメリット
ホテルを会場として選ぶのは、設備的にもアクセス的にも困ることがありません。遠方からくるゲストにそのまま泊まってもらうこともできますし、クロークやロッカーの心配もいりません。
豪華な雰囲気で1.5次会ができるというメリットがあるでしょう。デメリットとしては料金がそれなりに必要になってくることです。
結婚式場のメリット・デメリット
披露宴のような雰囲気にすることができる結婚式場を会場に選ぶカップルもいます。設備面もスタッフも慣れているので安心です。結婚式場はやはりそれなりの料金がかかるので、費用の面では考える必要があります。
結婚式の1.5次会の必要な準備
結婚式の1.5次会を行うにあたり準備は必要です。結婚式の1.5次会を行う6ヶ月前から準備することについてまとめました。6ヶ月以降も1ヶ月ごとに準備することをまとめたので、参考にして準備をしていきましょう。
結婚式の1.5次会の準備をしっかりとしておくことで、より当日を楽しむことができますし、ゲストにも喜んでもらえることができます。準備は色々大変なこともありますが、しっかり準備して当日を迎えるようにしましょう。
6か月前まで準備すべきこと
招待するゲストの住所や名前などリストアップしておきましょう。どんな会場でするのか、どんな1.5次会にするのかイメージを固めていくことはしておきましょう。予算もある程度考えておくと安心です。
5か月前まで準備すべきこと
会場を決定する時期になります。1.5次会で着る服を決めるために衣装を探しておきましょう。引き出物や引き菓子もご祝儀制にするのであれば決めておく必要があります。ゲストに渡す大切な引き出物や引き菓子はしっかりと決めておきましょう。
4か月前まで準備すべきこと
料理のスタイルを決めて、どんな料理にするか決定していきます。また、会費制にするのであれば会費をいくらにするか決定しましょう。ゲストにおもてなしするのであれば試食しておくことをおすすめします。
3か月前まで準備すべきこと
そろそろ1.5次会が近くなってきました。細かい部分も詰めていきましょう。衣装を決定して、プログラムを決めていきます。スピーチや乾杯の挨拶を頼むのであれば直接会ってお願いするのがマナーです。余興を頼むのであれば依頼しておきましょう。招待状を作成するのもこの時期となります。
2か月前まで準備すべきこと
1.5次会の招待状を送付しましょう。プチギフトも決定しておきます。会場の装飾を考えておきましょう。新郎や新婦も余興をするのであれば準備を始める時期となります。お店のスタッフとのしっかり相談しておきましょう。
1か月前まで準備すべきこと
席次表を作る必要があるスタイルにするのであれば席次表を作りましょう。出席者のリストを作成します。
BGMを準備してヘアメイクのリハーサルも行っておきましょう。会場との最終の打ち合わせを行っていきます。1.5次会の内容やスケジュールなど会場のスタッフとしっかりと確認しておきましょう。
準備することがたくさんあって大変かも知れませんが、ゲストに喜んでもらえるような1.5次会にするために頑張りましょう。
結婚式の1.5次会は招待客で会場や内容が変わる
結婚式の1.5次会は、招待する人によって内容や会場、料理のスタイルも変わってきます。どんな結婚式の1.5次会にしたいのか新郎と新婦で話し合っておきましょう。
結婚式1.5次会は自由度の高いパーティにすることができるので新郎と新婦のアイディアで楽しいパーティにすることができます。ゲストみんなが楽しめる結婚式の1.5次会にしていきましょう。