らくらくメルカリ便の使い方を覚えよう
らくらくメルカリ便とは、メリカリでアイテムを出品する際に利用できる送り方のひとつです。そのほかにも発送方法は幾つかありますが、メリカリ独自のサービスであることから他の発送方法とは異なる特徴を持っています。今回は、らくらくメルカリ便の手順や出し方の注意点などについて詳しく解説していきます。
使い方を覚える事で取引が簡単に
らくらくメルカリ便を利用するメリットとして、スマートフォンと近くのコンビニを利用するこで簡単に発送の手続きを行える点が挙げられます。また通常の発送方法を利用するよりも送料が安かったり、匿名配送で個人情報を知られないようにできるといった特徴があります。
また、対応しているサイズも幅広く設定されており、補償もあるので輸送時などのトラブルにも対処できます。
らくらくメルカリ便がお得な理由
らくらくメルカリ便がお得とされる理由は、そのなかでも魅力的なのが送料が安いという点です。通常の出し方でアイテムを発送するとき、送るサイズや発送先によって、送料が変動することがあります。しかしらくらくメルカリ便は、条件によっては通常よりも安く抑えることができるのが魅力です。
そのため、結果として手元に高い利益を残すことができるので、積極的にらくらくメルカリ便を利用していきましょう。
らくらくメルカリ便は送料の節約に!
らくらくメルカリ便の基本的な仕組みとしては、配送業者であるヤマト運輸と提携しているサービスとなります。着払いに対応していないなど一般的な発送方法とは違った点がありますが、遥かに送料を抑えることができるのが魅力です。
発送するアイテムや送り先によって変動することがありますが、約150円から2000円まで送料を節約することができます。
距離ではなくサイズ・重さで全国一律料金
郵便や配送業者で発送するとき、その価格はサイズや重さ、距離などによって送料は変動します。また送り先が沖縄や離島など一部の地域は、送料が高くなってしまうこともあります。しかし、らくらくメルカリ便は「全国一律料金」で発送することができます。
らくらくメルカリ便では距離ではなく、サイズや重さで送料が設定されている仕組みを採用していることから、通常の出し方よりも送料をぐっと節約することができる仕組みとなっています。
選べる3つのサイズから商品に合わせて選べる
らくらくメルカリ便には大きく分けて宅急便、宅急便コンパクト、ネコポスのなかから発送するアイテムのサイズや重さに適した出し方を選択する仕様になっています。それぞれ設定された額の補償がついているので、トラブルが起きても対応してくれるのが魅力です。
また、宅急便に関してはサイズや重さでより細かく料金設定が設けられているので、必要以上に送料が発生してしまうこともありません。
それぞれに全国一律の送料設定も?
らくらくメルカリ便には大きく分けて宅急便、宅急便コンパクト、ネコポスから送る方を選択できますが、基本的にどれだけ距離が遠くても送料は一律です。
一般的な出し方と比べてみてもらくらくメルカリ便の手順は簡単なので、送料だけでなく、発送手続きの手間という面を考えてみても利便性が高い方法と言えるでしょう。
らくらくメルカリ便の様々な使い方
らくらくメルカリ便は、メリカリが提供している独自サービスであることから色々な特徴を持っています。利便性も高く、匿名配送や発送方法の変更など利用者の目的に合わせて色んな使い方ができます。
手順もスマートフォンがあれば簡単に行えるので、受け取り側との取引をスムーズに行う方法のひとつとして、らくらくメルカリ便を活用していきましょう。
使い方①匿名配送をしたい!
一般的な宅急便などを利用してアイテムを発送するとき、自分や相手の住所や電話番号といった個人情報を記載する必要があります。配送するうえで必ず必要となってくる情報ですが、らくらくメルカリ便においてはそういった手続きが不要です。
匿名配送は自身の個人情報だけでなく、受け取り側に関する個人情報も匿名扱いになります。そのため、互いに個人情報を無闇に晒してしまうことがありません。
匿名配送を利用する場合は、発送方法でらくらくメルカリ便を指定することが条件になりますので、設定しておくことを忘れないようにしましょう。
個人情報を守れる
匿名配送は、個人のプライバシーが守られるというのが大きな魅力と言えます。インターネット上の取引はトラブルが起きることも少なくなく、過去には相手が住んでいるところに発送アイテムをわざわざ受け取りにやってくるといったこともあります。
そういったトラブルを回避したい、なにかしらの理由で個人情報を漏らしたくないという人に匿名配送が利用できるらくらくメルカリ便はおすすめです。
使い方②物のサイズで発送方法を変えられる
メルカリでは、日々いろいろなアイテムが出品され、取引が行われています。その多種多様なアイテムに対応できるように、らくらくメルカリ便はサイズに合わせて出し方を選べることが魅力です。大きく分けて3つの方法から選択することができ、送料も一律料金なので節約することができます。
もし送るアイテムに適した方法がわからなくても、公式サイトで確認することができます。また他ユーザーに質問できる場所もありますので、それらを利用して適した出し方を選択しましょう。
対応サイズが多いので簡単!
メリカリで提供されているらくらくメルカリ便が多く利用される理由は、匿名配送ができる以外にも対応サイズが幅広く設定されている点もあります。最も小さいサイズはネコポスでA4サイズのポスト投函できるものから、大きいサイズだと縦、横、高さを含めた合計の大きさが160cm以内かつ重さが、25kgまで対応しています。
発送するサイズが分かればあとは発送方法を選択するだけで、大きいものは集荷サービスを利用して引き取ってもらうこともできます。ありとあらゆるアイテムに対応しているので、どんどん活用していきましょう。
らくらくメルカリ便での商品の出し方・送り方
らくらくメルカリ便は、スマートフォンで手続きをする手順を踏むことから一一般的な配送業者を利用した送り方と手順が異なります。だからといって特別な手順を踏むわけではなく、スマートフォンと近くのコンビニで手続きをするだけなので、難しいことはありません。
しかしその手順において、設定しなければいけない箇所などがあります。スムーズにらくらくメルカリ便を利用できるように、あらかじめその手順をしっかり把握しておきましょう。
らくらくメルカリ便の送り方手順
らくらくメルカリ便の手順として、送る前に操作画面を操作して設定しなければならない場所などがあります。また、一般的な配送業者を利用した出し方と同じく、発送するアイテムは自分の手で梱包する必要があります。
らくらくメルカリ便で発送する前の下準備として、まずは出し方の手順を理解することで効率よく発送手続きを行えるようにしておきましょう。
①出品時にらくらくメルカリ便にしておく
らくらくメルカリ便の使い方として必ずしなければいけないのが、「発送方法の選択」です。メルカリではらくらくメルカリ便の他にも複数の発送方法から選択することができます。そのため、発送方法の指定を間違ってしまうと、らくらくメルカリ便を利用することができなくなってしまいます。
手順としては、出品する際に表示されている「配送の方法」という項目欄から「らくらくメルカリ便」を選択してください。この送り方に関しては、出品したあとでも変更することができます。
②荷物を梱包する
出品したアイテムの取引が成立したら、発送準備として梱包を行います。らくらくメルカリ便は宅急便、宅急便コンパクト、ネコポスのなかから更に細かく送り方を指定することができ、利用するものによっては専用の梱包アイテムが必要になってきます。
宅急便及びネコポスを利用する場合は、梱包する箱に制限はありません。しかし宅急便コンパクトを利用する場合は、提携会社であるヤマト運輸が販売している「専用BOX」で梱包する決まりとなっています。
この専用BOXは、コンビニエンスストアなどで購入することができます。複数枚の購入が必要な場合は、セールスドライバーによるお届けやインターネット通販から入手することも可能です。
ファミポートの使い方手順
らくらくメルカリ便は、集荷サービスを利用する以外にも、コンビニエンスストアから発送手続きを行えます。手続きは店内に設置されている機器を利用して行いますが、コンビニエンスストアによって若干その手順が異なります。
そのときにまごついてしまうことのないように、あらかじめ利用するコンビニエンスストアの確認やその手順を把握しておきましょう。
①配送サービスを選択
取引が完了したら、画面が発送サービスの選択に移ります。まずは発送方法が「らくらくメルカリ便」に指定されているか確認してください。らくらくメルカリ便には他のコンビニエンスストアで手続きが行える店舗がありますので、利用する店舗が「ファミリーマート」に設定してください。
ファミポートの使い方としては、まず画面内にある「配送サービス」を選択します。すると利用する送り方の選択に移りますので、「らくらくメルカリ便の発送はこちら」と書かれている項目に進んでください。
②二次元バーコードを機械にかざす
送り方の選択が終わると、二次元バーコードをかざすように指示されるので、スマートフォン画面またはプリントアウトした二次元バーコードを読み込み部分にかざしてください。この二次元バーコードというのは、取引画面内に表示される情報です。
もし表示されていない場合は、配送方法の選択や利用する店舗の設定に誤りがあったり、バーコード生成のために必要な項目が入力されていない可能性がありますので、確認してみてください。
③匿名配送の場合は空欄に!
生成されたバーコードを読み込ませると、配送情報の確認が表示されます。通常の送り方ですと相手と自分の氏名や住所が記載されますが、らくらくメルカリ便では匿名配送となることから届け先の情報が空欄となります。
ただ例外として、発送方法をあとかららくらくメルカリ便に変更した場合は匿名配送になりません。そのため、匿名配送を利用した送り方で発送したい人は、あらかじめ出品する際にらくらくメルカリ便に設定しておく必要があります。
④レシートを受け取りレジで手続き
ファミポートの画面に表示された内容に間違いがないのを確認して申し込みを済ませると、機器から申込券がレシート形式で発券されます。これを受け取り、発送する荷物と一緒にレジへ持ち込んでください。
このときに発券されたレシートの有効期限は30分以内になっています。受け取り後は即座に持ち込むようにしましょう。
⑤送り状の控えを受け取り完了
レジで行う発送手順は、発券されたレシートを店員に渡します。すると専用のビニール袋と伝票が渡されますので、発送する荷物に貼り付けてください。らくらくメルカリ便を利用する場合、伝票の貼りつけは発送者本人が行うのが原則です。
貼り付けた荷物は店員に渡すと、控えとして送り状が渡されます。これは発送中のトラブルが起きた際に必要になることもありますので、受け取り側から連絡がくるまで保管しておくと良いでしょう。
このとき、送料に関しては売上金から自動的に引き落としされるようなシステムになっていますので、金銭の支払いを行う必要はありません。最後に受け取り側に発送通知を行うことも忘れないようにしてましょう。
セブンイレブンでも対応可能に!
らくらくメルカリ便は、ファミリーマートとサークルKサンクスのみで利用できる送り方でしたが、2018年5月からセイブンレイブンでも手続きが可能となりました。対応店舗が増えたことにより、周辺に提携しているコンビニエンスストアがなかった人も、らくらくメルカリ便が使いやすい環境となりました。
セブンイレブンでの手続き方法をご紹介
らくらくメルカリ便の使い方としては、セブンイレブンも他の提携しているコンビニエンスストアと同じような流れとなっています。しかし手順が異なる部分もありますので、セブンイレブンを利用してらくらくメルカリ便を利用する送り方も、あらかじめ確認しておきましょう。
①アプリでセブンイレブンを選択
送り方の手順としてまずアプリから発送手続きを利用するコンビニエンスストアと選択します。手順としては、取引画面を開いたところに表示される発送方法の項目のなかから「コンビニから発送」を選んでください。
すると提携しているコンビニエンスストアが一覧として表示されますので、そのなかから「セブンイレブン」の項目を選択します。すると配送用のバーコード生成画面が現れるので、サイズや品名など必要事項を入力してください。
入力が完了したら「配送用のバーコードを表示する」を押すと手続きに必要なバーコードが画面に表示されます。
②スマホ画面のバーコードをレジで読み取る
画面に表示したバーコードは、セブンイレブンのレジで店員に提示してください。バーコードを読み取ると、次に発送した商品に張り付ける伝票や専用シールなどを渡されますので、貼りつけてください。
この伝票は、発送者本人が貼る決まりとなっています。伝票の貼りつけが終わったアイテムは、そのまま店員に渡してください。
③ご依頼主控えを受け取り完了
アイテムを店員に渡したら、最後に控えとなるレシートが手渡されます。受け取り側にアイテムが到着するまでにトラブルが起きた際に対応できるように、保管しておくと良いでしょう。他のコンビニエンスストアと同様に、送料は売上金から自動引き落としとなるので、金銭の支払いは必要ありません。
らくらくメルカリ便の注意点とは?
利便性が高く使い方も簡単ならくらくメルカリ便ですが、送り方を間違ってしまうと発送サービスを利用できなくなってしまうこともあります。取引の際に受け取り側と予想外のトラブルを起こることのないように、注意点を理解して正しい使い方でらくらくメルカリ便を活用していきましょう。
匿名発送にならない事も?
らくらくメルカリ便は、出し方を指定したタイミングによって、匿名配送サービスを受けられなくなります。すると受け取り側に住所氏名などの情報が公開されてしまうので、プライバシーを守りたい人は、送り方を選択するタイミングには注意してください。
具体的には、出品した商品が購入されたタイミングで出し方が「らくらくメルカリ便」以外に指定されていると、後で変更しても匿名配送ではなくなってしまいます。必ず匿名配送を使いたいと考えている人は、出品する際に出し方を「らくらくメルカリ便」に指定しておくと安全です。
購入時には配送方法が重要!
メリカリでは、らくらくメルカリ便以外にも何種類か発送方法を利用することができ、出品時に選択することができます。実はこのとき、発送方法を選ばない「未定」という項目を選択することも可能です。これは後に受け取り側の希望や発送アイテムの変更などによって送り方を変えられるようにするためです。
そのため、後から「らくらくメルカリ便」を指定することもできます。しかしこのとき、購入されて取引がスタートした時点でそれ以外の発送方法を選択していると、匿名配送を受けることができません。
らくらくメルカリ便を利用して受け取り側にアイテムを発送するときは、購入時の発送方法をしっかり確認することが大切です。
らくらくメルカリ便に適した出品アイテムは?
メルカリにはたくさんのアイテムが出品されており、日々数多くの取引が行われています。らくらくメルカリ便は対応しているサイズが幅広いことから、基本的にはどのアイテムでも利用できるサービスです。しかしサイズや重さによって利用できない出し方もあります。
また、らくらくメルカリ便もネコポス、宅急便コンパクト、宅急便といった方法がありますがどれも対応サイズなどが異なってきますから、適切な送り方を選べるようにしておきましょう。
アクセサリーなどの小物類
ピアスやブレスレットなどをアクセサリーをはじめとした小物類は、メルカリにおいても数多く出品されているアイテムです。基本的にサイズが小さいものになりますので、らくらくメルカリ便を利用する場合は「ネコポス」の利用がおすすめです。
小型サイズのアイテムは、そのほかにも色々な送り方がありますが、輸送中の破損などが起きやすい傾向にあります。そういった点において、らくらくメルカリ便は補償がついているので安心して取引することができます。
ただ凹凸があったり、壊れやすいものは専用BOXがある宅急便コンパクトを利用してしっかり梱包して発送する方法もあります。
玩具、洋服など
玩具や洋服などサイズが幅広いだけでなく、アイテムによって凹凸があるものをらくらくメルカリ便で発送する場合は、宅急便コンパクトが適しています。こちらは専用BOKに梱包することになるので、凹凸のあるものや複数の商品を購入された場合も利用できます。
ただ対応サイズが2種類しかないので、送るアイテムによっては宅急便を利用したほうが良い場合もあります。
家具や電子機器など大型アイテム
家具や電子機器など大型アイテムをらくらくメルカリ便で発送する場合は、宅急便を利用するのがおすすめです。大型のアイテムは往々にして高価な額で取引されることも多いので、輸送中の破損などを避けるためにも、しっかり補償がある出し方を選んだほうが良いでしょう。
そういった点において、らくらくメルカリ便の宅急便は他のネコポスや宅急便コンパクトに比べて補償手厚いので、安心して発送することができます。
らくらくメルカリ便の使い方をよく理解して良い取引をしよう!
今回は、メルカリで利用できるらくらくメルカリ便の使い方について紹介しました。送り方の種類も豊富で対応しているサイズも幅広いことから、色々なアイテムを送ることができます。また、コンビニエンスストアで発送手続きを行えることから、使い勝手が良いのもメリットです。
また手厚い補償もあることから、万が一のトラブルも安心して対応できます。らくらくメルカリ便の使い方を理解して、スムーズな取引を行っていきましょう。