リセット症候群とは
リセット症候群という言葉はあまり耳にする機会がないと答える人も多い様です。症候群という言葉を耳にすると何かの病気なのではないかと不安になってしまう人もいるようです。ストレス社会と言われる中で暮らしていると、ストレスがないという人の方が少ないようです。ここでは、リセット症候群とは何かご紹介していきます。
今までの人間関係を全て切ってしまうこと
人間関係リセット症候群と言い、今まで付き合ってきた人達との人間関係を切ってしまうという意味があります。症候群と付いているため、病気なのではないかと思っている人も多い様です。医学的な正式な病名ではないので安心しましょう。
しかし、人間関係リセット症候群は、今まで付き合ってきた人間関係を切りたいと思っているため、連絡が付かないようにしてしまうという特徴があります。例えば、恋人がいたとしても急に連絡が取れなくなってしまったり、知り合い、会社の同僚など、全ての人達との関係を削除しようとしてしまうことを意味しています。
リセット症候群になる人の心理
リセット症候群は、医学的な病気ではありません。誰でもストレスを抱えている為、精神的な病を患ってしまう可能性も十分にあります。リセット症候群は、名前の通り全てを削除したいという意味があります。人間関係をリセットして、一から築きたいと思っているという特徴があります。ここでは、リセット症候群になる人の心理についてご紹介していきます。
思うような人間関係を築けていない
リセット症候群になる人の心理には思うように人間関係を築けていないということがあります。人は、こうゆう人間関係を築きたいという心理を持っている人が多いようです。しかし、理想は思うようにいかないのが現実です。
自分は目立ちたいと思っている人の心理は、みんなの人気者になりたいと思っていたり、リーダー的な存在になりたいと思っている人がほとんどです。思うような人間関係を築くことが出来ないという心理がある人は、理想と現実の違いに苦しんでいるようです。
理想にどうしたら近づけるのか、現実を受け止めるしかないと自分の中では思っていても理想と現実のギャップについていけずに全てを切りたいと思ってしまうようです。人間関係リセット症候群は、人間関係を削除して終わりという訳ではありません。一度全ての関係を削除してから、また理想の人間関係を築こうとする心理があるようです。
人間不信
リセット症候群は、人間不信という心理もあります。仲の良い友達や恋人など信じていた人に裏切られたら人間不信になってしまうのは当たり前です。自分が一番信用していた人が自分の悪口を言って至り、悪い噂を流したりと学校や職場などでもあることです。
信用していた人に裏切られるのは一番辛いことです。そのため、人間不信という心理状態は、誰とも関わりたくないし、誰とも連絡したくないと思ってしまうということがあげられます。恋人に裏切られたから恋人との人間関係をリセットしようと思うのではありません。
リセット症候群は、裏切られた人だけでなく、今まで付き合っていた人全ての人との関係を削除したいと思っています。特に、人間不信という心理状態になると、リセット症候群になりやすいと言われています。信じやすいという性格の人も多いですが、自分で誰を信じれば良いのかを見極める事で対処していかなければいけません。
全てがめんどくさい
人間関係リセット症候群の心理として全てがめんどくさくなるということも挙げられます。人間関係に疲れた人や仕事に疲れた人、プライベートでも上手くいかない人などは、全てがめんどくさいと思ってしまう事があるようです。
何もかもが上手くいかなくなってしまい、自分の中でいっぱいいっぱいになってしまう人もリセット症候群になりやすいそうです。全てがめんどくさいという心理は、人間関係が悪化したことが原因で思ってしまうようです。
人間関係に疲れた
リセット症候群の人は、人間関係に疲れたという心理があります。人間関係を良くするためには、自分の事よりも相手のことを先に考えて、嫌だなと思う事も我慢しなければいけない時もあります。
気を遣わない関係であればいいですが、人と関わるのが苦手という人は、気を遣わない関係を築くことができません。自分が人間関係を上手くしようと頑張っていても、上手くいかないことは沢山あります。
「自分は上手くやっていきたいのに、上手くいかない」などと人間関係に疲れたという心理がある人はリセット症候群になりやすいそうです。人間関係に疲れたという心理が働いてしまうと、一人でいることの方が楽と思ってしまい、友達も恋人も全て削除してしまうそうです。
リセット症候群の人の行動の特徴
リセット症候群は、様々な心理から発症してしまう人が多い様です。人間関係をリセットしようと思うのではなく、リセットしてしまうという特徴があります。人間関係に疲れたなどが原因でリセット症候群になり、全て人間関係をリセットしたら戻りたいとは思いません。ここでは、リセット症候群の行動の特徴についてご紹介していきます。
電話番号やメアド変更・削除
人間関係リセット症候群は、様々な心理が原因でなってしまうようです。リセット症候群の特徴として、電話番号やメアド変更・削除してしまうという事があげられます。
友達や恋人や仕事の同僚などと一切連絡をしたくないという心理から、変更したり削除してしまうという特徴があります。人間関係リセット症候群になった人は、絶対に今まで付き合っていた人達には教えないという特徴があります。
電話番号やメアドを変更・削除するだけでなく、携帯電話自体の端末を解約してしまうこともあるようです。その場で新しく契約することもあれば、契約せずに携帯電話を持たない生活をするという特徴もあります。人間関係リセット症候群になり、電話番号やメアドの変更・削除した人は、基本的に家族の連絡先しか携帯電話に入っていないことが多い様です。
LINEはブロック
今は、LINEをしている人が多いですが、人間関係リセット症候群になった人は、LINEを全てブロックするという特徴があります。
普通だと嫌いな人や連絡したくない人だけブロックして削除することが多いですが、リセット症候群の人は、嫌いな人だけでなく全てのLINEをブロックするという特徴があります。今は、TwitterやFacebook・SNSなどでも誰とでも繋がれてしまいます。
そのため、リセット症候群になった人は、誰とも連絡が取れず、見れないようにするために、鍵を付けてしまうという特徴があります。
全く知らない人達とも繋がれてしまいますが、そのような人達とも連絡が取れないようにブロックしてしまうという特徴があります。人間関係に疲れたという心理や全てがめんどくさいという心理などがあるため、リセット症候群になってしまう原因ともなってしまっているようです。
SNSは全て退会
リセット症候群の人は、SNSを全て退会するという特徴もあります。今の若い人達は、SNSを利用していますが、知り合いだけでなく、全く会ったことがない人達とも繋がれてしまいます。
FacebookやTwitter・Instagramを全て利用しているという人も少なくありません。登録しているだけで、誰かしらから連絡が来てしまうこともあります。
リセット症候群の人は、自分がSNSなどをしていたという痕跡を全て消し去りたいという心理があるので、誰からも連絡が来ないように削除してしまうという特徴があります。全て削除してしまうというケースはリセット症候群が重症化している可能性があります。リセット症候群は、重症化しないうちに対処する必要があります。
転職
リセット症候群は、会社の同僚や上司などとの関係もリセットしたいという特徴があります。人間関係リセット症候群は、リセットしてもまた新しく人間関係を築こうとする心理があります。
人間関係リセット症候群になった場合に、同じ会社に居ては全ての人間関係をリセットすることはできません。そのため、転職してしまうという特徴があります。社会人になれば人間関係をリセットしたいと思っても、会社の電話番号やメアドなどを削除するという事は出来ません。
無断で会社を休んで連絡を取らないという事もできません。電話番号やメアドを変更・削除して、プライベートでは教えなくても会社に教えないということはできません。
教えなかったとしても、会社では顔を合わせなくてはいけません。そのため、今まで付き合ってきた人と関係を完全に切るという場合は、転職しなくてはいけないため、すぐに転職先を探すか、一度辞めてから仕事を探す人も居るようです。
引っ越し
人間関係リセット症候群の人は、引っ越しをするという特徴があります。最初は、メアドを変更・削除したりして全ての人と連絡を取れないようにするという特徴があります。
人間関係に疲れたという心理などで、リセット症候群になってしまう人が多い様です。リセット症候群になり、重症化してしまうと引っ越しをしてしまうという特徴があります。今のままでは、人間関係を全てリセットすることはできないと思ってしまう事が原因のようです。
引っ越しを行えば全てをリセットできるという心理が働くので、最終的には引っ越しをして、今まで付き合ってきた人たちと会わない場所で生活してしまうという特徴があります。引っ越しをしてまで人間関係を全て削除したいのと思う人もいますが、今までの人間関係を続けていくことで、精神的にも壊れてしまいます。
そのため、リセット症候群の人は引っ越しをしてでも、今までの人間関係を削除してしまいたいと思っているようです。リセットして終わりではなく、新しい所で自分の理想とする人間関係を築こうとする心理が働くようです。
リセット症候群になってしまう原因
リセット症候群になると様々な心理が働きます。嫌な事があるとすぐに全てをリセットしたいと思ってしまうようです。人間関係を全てリセットするのは、普通の人は簡単なものではありませんが、リセット症候群になっている人は、ためらいはありません。ここでは、リセット症候群になってしまう原因についてご紹介していきます。
生活習慣の乱れ
リセット症候群の原因は生活習慣の乱れの可能性もあります。生活習慣病の乱れは精神的な影響を大きく受けてしまう事があるようです。特に食生活が偏っている人や睡眠不足など不規則な生活を行っていると、精神的なダメージは大きくなってしまいます。
精神的なダメージだけでなく、食生活が偏り、血糖値の上がるものまで食べていると血糖値が急激に下がってしまうため、反応性低血糖になってしまう可能性もあります。血糖値が下がってしまうと、気分の浮き沈みが激しくなってしまうため、精神疾患になってしまう可能性もあり、さらに友達も離れていってしまいます。
生活習慣の乱れでリセット症候群になるわけないと思っている人も多い様ですが、生活習慣の乱れが原因の場合は、精神面へのダメージがかなり大きくなってしまうので、ストレスを溜めないのと、生活習慣の乱れを改善するなどして対処する必要があります。
精神疾患
人間関係をリセットしたいと思っている人は精神疾患が原因の可能性があります。ストレス社会の中でストレスがないまま生きているという人の方が少ないと言われています。精神疾患の代表的なものはうつ病ですが、ストレスに弱いという特徴があります。
リセット症候群になってしまう人は精神疾患が原因の人が多いですが、原因の1番の理由は自分のメンタルの弱さです。精神疾患は心の問題なので、メンタルを強く出来るように対処法を見つける必要があります。メンタルが弱い人は、他人と関わっていくことがめんどくさいと思ってしまう人もいます。
他人と関わる事がめんどくさいという心理が働いてしまうと、リセット症候群になってしまいます。人間関係がうまくいかずに常に悩みを抱えている人は、うつ病になってしまう場合もあります。
うつ病になれば、リセット症候群だけでなく、今までのように生活できなくなってしまう可能性もあります。人と関わるのが嫌になってしまったり、人の目が気になったりなど様々な部分で影響がでてしまいます。
完璧主義
リセット症候群になりやすい人は、完璧主義が原因の可能性もあります。完璧主義の人は、何でも自分でやり、しっかりしなければという気持ちが強いという特徴があります。
そのため、周りの人が間違っていると許すことができないので、すぐにでも関係をリセットしてしまうことがあるようです。リセット症候群になる原因が完璧主義の場合は、自分だけでなく他人にも完璧を求めてしまうという特徴があります。
完璧を求めるあまり、自分のミスも他人のミスも許すことができません。自分と他人の考えが合わない場合には、何も考えずに他人との関係をリセットしてしまうことがあります。完璧を求めていても、人間は全てを完璧に行うことはできません。
自分との価値観や考えが合わないのは当たり前です。リセット症候群になってしまう人も、完璧を求めてしまうことで、悩んでいることもあります。
少しでも、他人を許して、認めてあげる人にならない限りは、リセット症候群になってしまう可能性があります。リセット症候群になってから克服しようと思っても難しいので、リセット症候群になる前に対処法を見つけましょう。
1人が好き
人と付き合うのが苦手で元々1人が好きという人もいます。1人で居る事が苦ではないので、仲間外れにされてもなんとも思わない人がほとんどです。
自分から人間関係をリセットしたいという時も、すんなりとリセットすることが出来るという特徴があります。人と関わるという事は、自分よりも相手の事を考えて行動しなくてはいけません。1人が好きという事が原因で、リセット症候群になってしまう人は少なくありません。
1人が好きという人の特徴として、積極的に人と関わろうとしません。1人が好きということが原因の人は、自分1人の時間を取るか他人と行動することを取るかを常に考えています。
自分1人で居る事が気が楽と思ってしまったことによって、その行動が積み重なり、リセット症候群になってしまうようです。1人が好きと言う人は、リセット症候群になりやすいので対処法を見つけましょう。
マイペース
リセット症候群の原因にはマイペースということも挙げられます。マイペースな人は、周りに合わせる事が苦手なので、自分のペースで生活している人がほとんどです。自分のペースを乱されるのが嫌いという人も多い為、すぐにでも人間関係をリセットすることができるという特徴があります。
人間関係を良くするためには、自分のことよりも相手に合わせていかなければいけません。しかし、マイペースな人は相手に合わせる事ができません。
日に日にストレスも溜まっていき、他人と関わっていくのはめんどくさいや友達やめてもいいかななどと思ってしまい、全てを削除してしまうこともあるようです。誰でもストレスは溜まり、自分だけではありません。他人の事も考えて行動できるように対処する必要があります。
束縛が嫌い
リセット症候群の原因には束縛が嫌いということも挙げられます。束縛の代表例としてLINEやSNSなどの返信があります。LINEなどは内容を見ると既読が付いてしまいます。
既読になっているのに、連絡が遅かったりすると何か言ってくる人もいます。さらに、会社で働いていれば飲みに誘われることもあります。上司から誘われれば断れない人もいます。
毎日のように、束縛される環境に居続けるとリセット症候群になる原因となってしまいます。今束縛されていることを全て削除してしまえば、これからは自由に生活していくことができます。束縛が嫌いな人は、他人とコミュニケーションを取ることが精神的ストレスになってしまうようです。
気分屋
リセット症候群は、気分屋が原因でなってしまうこともあるようです。気分屋の人は、もういいやと思ってしまうと人間関係をすぐにリセットしてしまうという特徴があります。
気分屋の人は、そこまで深く嫌なことがあったわけではないのに、自分の気分で人間関係を切ってしまうこともあるようです。自分の気持ちに直に従っているとも言えますが、今まで関わってきた人たちとの関係をリセットしてしまうのは良い事ではありません。
気分屋はコロコロと気持ちが変わるので、後からリセットしたことを後悔してしまう可能性もあります。一度、時間をおいて、良く考えてから決めるようにしましょう。
ストレス耐性がない
リセット症候群になってしまう人は、メンタルが弱い人がなってしまうことが多い様です。そのため、大きなストレスが加わってしまうとリセット症候群になってしまう可能性があります。
自分の嫌なことを周りからされたり、悪口を言われた、自分の意見を否定されたなどと、自分が嫌と思ったことはとことん考えこんでしまいます。悪口を言われたとしても、あまり気にしないという人も少なくありません。
しかし、ストレス耐性がない人は、毎日考えてしまい、嫌な出来事に敏感に反応してしまい、ストレスがどんどん溜まってしまいます。そのため、ストレス耐性がない事が原因でリセット症候群になってしまうようです。
めんどくさがり屋
めんどくらさがりが原因でリセット症候群になってしまう人もいるようです。リセット症候群の特徴として、人と関わる事が苦手だったり、連絡を取るのがめんどくさいと思ってしまうことが挙げられます。
そのため、今まで付き合っていた人たちの連絡先を削除してしまうことがあります。人と関わる事が好きという人も居れば、1人で居る事の方が楽しいと思う人もいます。そのような人は、人と関わる事がストレスに感じてしまうようです。めんどくさい行動を取らなくても良い様に人間関係を全て削除してしまうようです。
ネガティブな性格
人間関係リセット症候群になってしまう人は、ネガティブな性格が原因の可能性があります。周りから何か言われた時に、プラスに考えられる人とマイナスに考える人がいます。
プラスに考えられる人は、ポジティブな性格のため、リセット症候群にはなりにくいです。しかし、何か言われた時に「自分は何をやっても上手くいかなく」「自分はダメな人間だ」などとマイナスに考えてしまう人は精神的に弱い人なため、リセット症候群になりやすいそうです。
リセット症候群になった時の対処法
リセット症候群は、今まで付き合ってきた人たちとの人間関係をリセットしたいと思う特徴があります。今までの人間関係が自分の理想とするものでないとリセットして、新しく築こうとする心理があるようです。ここでは、リセット症候群になってしまった時の対処法についてご紹介していきます。
リセットは悪いことではない
リセット症候群は、電話番号やメアドなどを削除して、今まで付き合ってきた人達と連絡を取れないようにしてしまうという特徴があります。
言葉や意味を聞くと悪いことのように思う人も多いですが、決して全てを削除することが悪いということではありません。全てを削除したいと思う事は、極度なストレスを抱えているため、自分を守る為に削除しようとしているからです。
このままストレスを抱えていては自分がおかしくなってしまいます。ストレスをどう対処したらなくすことが出来るのかと考えた時に全てを削除することのようです。自分の心の状態を保つためには、決して悪いことではありません。
わがままに生きる
リセット症候群になってしまった時の対処法として、わがままに生きてみましょう。自分の感情を表に出すことが出来なかったり、自分よりも相手を優先して行動している人はストレスが溜まりやすく、リセット症候群にもなりやすいそうです。
はっきり言える人も居れば、これを言ったら嫌われるかもしれないと思い言えない人も少なくありません。自分のやりたいことを優先し、嫌なことを嫌ということで少しはストレスが軽減される可能性があります。自分の心が壊れてしまう前に、対処法を行って見ましょう。
他人にどう思われても良いと思い込む
リセット症候群になってしまった時の対象法は他人にどう思われても良いと思い込むようにしましょう。人に嫌われたくないと思っている人は、自分の感情を押し殺している人も多い為、ストレスがどんどん溜まってしまいます。
ストレスが溜まることによって、リセット症候群になる前に対処出来れば良いですが、万が一リセット症候群になってしまった場合には、何を言われても気にしないようにしましょう。
人に嫌われようと何も思う必要はありません。嫌われても何の影響もなく、本当に自分の信じられる人だけ信じればいいだけです。他人にどう思われても良いと自分に言い聞かせながら対処していきましょう。
他人との距離を詰め過ぎない
誰でも信じてしまう人は、他人と距離を詰めすぎてしまうという特徴があります。距離が近すぎるだけでもストレスになってしまうため、リセット症候群になってしまう可能性があります。
リセット症候群になる前に対処するようにしましょう。万が一、リセット症候群になってしまった場合には、自分のストレスを軽減できるように対処しなければいけないので、近すぎず離れすぎない距離を保つようにしましょう。
手を抜いて生活
リセット症候群になる人の原因には、完璧主義ということも挙げられます。人は失敗をして成長しますし、全てを完璧に行う必要がありません。
完璧ではなくて良いので、ストレスが溜まらないように手を抜くなどの対処法を行いましょう。完璧にしようとするあまり、常に気を張った状態になってしまうため、どんどんストレスが溜まってしまいます。リセット症候群にならないための対処法として、たまには気楽に手を抜いて生活するようにしましょう。
リセット症候群のメリット
リセット症候群になってしまう人は、人間関係がめんどくさくなってしまったり、疲れてしまうなどという特徴があります。しかし、リセットするだけでなく、また新しい場所で人間関係を築こうとするという特徴があります。ここでは、リセット症候群のメリットについてご紹介していきます。
無駄な情報が入らなくなる
今は様々なところから、情報が入ってきます。良い情報だけでなく、聞きたくない情報も耳にしてしまうこともあります。
人間関係リセット症候群は、全ての人と連絡を取らないように削除してしまうため、情報が入ってきません。何も情報を入れないことで、一度自分の頭の中を削除して綺麗にできるというメリットがあります。そのため、極度なストレスが溜まっている人は、一度全てをリセットするなどの対処を行いましょう。
自分の時間が増える
リセット症候群の人は、自分の時間が増えるというメリットがあります。他の人の連絡を全て削除することで、誰とも連絡ができなくなります。相手のことを考えて行動するとどうしてもストレスが溜まってしまいます。しかし、連絡先を削除することで、自分の時間が増えて、自分の気持ちに正直に生きる事ができます。
付き合っていくべき人がはっきりする
リセット症候群になった人のメリットとして付き合っていくべき人がはっきりしてきます。表面的に仲良くしている人もいますが、それでは自分の感情もはっきりと言えずにストレスが溜まります。しかし、自分の中の余計な物を一度全てリセットしてしまうことで、本当に付き合っていかなければいけない人が分かってきます。
リセット症候群のデメリット
リセット症候群になってもメリットとな部分はあります。しかし、デメリットもあるので理解しておかなければいけません。リセット症候群は、今までの人達との関係を削除してしまうという特徴があるようです。ここでは、リセット症候群のデメリットについてご紹介していきます。
打ち解けた関係が築けなくなる
リセット症候群になる前に対処法を見つける必要があります。リセット症候群になった人は人間関係が築けなくなるというデメリットがあります。
人間関係をリセットして、もう一度人間関係を築いてもまた縁を切ってしまうかもしれないと思い、深い人間関係を築きにくくなってしまうというデメリットがあります。ストレスが原因でリセット症候群になりやすいと言われているので、ストレスを溜めないように対処する必要があります。
仕事・趣味が長続きしない
リセット症候群になると仕事・趣味が長続きしないというデメリットがあります。仕事でも人と関わっていかなければいけないため、リセット症候群になれば会社を辞めてしまうという特徴もあります。何回も転職を繰り返しいてしまう可能性もあるので、人付き合いが少ないように1人で出来る仕事をするなど対処する必要があります。
外出しづらい
リセット症候群になってしまうと、人間関係を全てリセットしてしまうという特徴があります。しかし、知り合いが家の近くに居る場合には、会わないようにしなければいけないため、外出しづらくなってしまうというデメリットがあります。
人と付き合っていくことが苦手という人は、リセットしても支障がないように、近所では知り合いを作らないようにしましょう。
リセット症候群の診断チェック
リセット症候群は医学的な病気ではないので安心しましょう。しかし、リセット症候群になってしまうと様々な場面で影響を及ぼしてしまう可能性があります。人間関係をリセットすることは悪い事ではありませんが、リセットしてしまう前に対処法を試してみましょう。ここでは、リセット症候群の診断チェックについてご紹介していきます。
連絡先変更の連絡をしない
リセット症候群の人は、電話番号やメアドなどの連絡先を変更しても周りの人に連絡しません。連絡先を変更したら、連絡するのが普通ですが、リセット症候群の人は、誰からも連絡が来てほしくないと思っているので、連絡先を教える事はありません。もし、連絡先を変更しても教えない人は、リセット症候群の可能性があります。
ネット上での友達を解消する
今は、TwitterやFacebookなど様々な物で繋がる事ができるので、全く知らない人とも友達になることができます。しかし、リセット症候群になった人は、身近な友達だけでなく、ネット上の友達も削除してしまうという特徴があります。ネット上で友達になった人とは、一度削除して、また連絡が来ればフォローするという繰返しのようです。
過去の人と連絡を取らない
過去に付き合っていた人と連絡を取り合わなくなったら、リセット症候群の可能性があります。連絡を取り合わなくなるという事は、会社の人とも関わりたくないと思ってしまうため、転職をしてしまう可能性があります。転職したら、一切今までの会社の人たちとは連絡を取り合わなくなります。
転職や引越しの回数が多い
今まで関わってきた人と関わりたくないと思い転職や引っ越しを繰り返して行っている人はリセット症候群の可能性があります。今までの関係を一度削除して、また一から環境を変えることで生まれ変わったような気持ちになります。引っ越しをすれば、自分が教えなければ今までの人達と関わることはなくなります。
音信不通にしたことがある
過去に音信不通になったことがあるという人は、リセット症候群の可能性があります。リセット症候群は、今まで付き合ってきた人との関係をリセットしてしまうという特徴があります。意図的に全ての関係を削除しようとしている人は、明らかに人間関係リセット症候群の症状なので、早めに対処法を見つけましょう。
自分の感情を出せない人はリセット症候群にになりやすい!
自分の感情を出せずに、ずっと自分の中に閉じ込めてしまう人は、ストレスが溜まってしまいます。ストレスが溜まってしまうと人間関係がめんどくさくなったり、疲れてしまいリセット症候群の原因になってしまいます。信用できる人を作り、その人の前では自分の感情を出せるようにするだけでもリセット症候群になりにくいと言われています。
リセット症候群は自分から人が離れてしまう!
今回は、人間関係リセット症候群の原因や特徴、対処法などについてご紹介してきました。人間関係リセット症候群になってしまうと、周りの人との関係を一度リセットし、新しい場所で人間関係を築こうとしています。社会人になってリセット症候群になったら、生活にも支障をきたしてしまう可能性があるので、早めに対処しましょう。