お金がないピンチ!
お金がない状態は、ピンチだといえます。今後の生活の方針が立たなくなる場合もあるからです。しかし、お金がないという生活を送っている人には、それなりの理由があります。その理由をよく見極めて、今後の生活の過ごし方を変えていかなければいけません。この記事では、お金がない人の特徴や性格を見ながら、対処法について踏み込んでみます。
お金がない人のデメリット
お金がない人特有のデメリットがあります。お金がないのだから、生活を切り詰めて、生活の過ごし方の見直しを図らなければいけないのですが、お金がない人に限ってそれができません。かえって生活が乱れたり、お金を使い過ぎてしまったりする場合もあります。そんなことではいけないのですが、なかなかデメリットを克服できない人が多いです。
無駄遣い・物が増える
お金がない人に限って、見栄を張りたがります。お金がないのだから、質素な生活の過ごし方を心がけるべきですが、意外に無駄遣いをしてしまうことがあるのです。そのために、家の中は余計なものでいっぱいという状態にもなりかねません。ブランド品などを買いあさることもあります。しかし、それでは金欠状態は改善されません。
見栄は自信のなさの表れ
お金がない人が見栄を張りたがる傾向にあるのは、裏を返せば自信がないためでもあります。本当の自分というものに確たる自信がないからこそ、外見や見てくればかりに気を使い、余計なもので周囲を飾りたがるのです。それが無駄遣いにつながり、さらなる金欠状態に向かうという悪循環になります。
お金持ちは意外に質素な生活をしている
お金持ちはお金があるのだから、贅沢三昧の生活の過ごし方をしているのではと思う人がいるかもしれませんが、お金がある人に限って、質素な生活をし、倹約を心がけています。それは自分自身への自信の表れでもあり、見栄を張る必要がないからです。お金がない人は、お金持ちの習慣を見習って、無駄遣いをせず、質素な生活を営むべきでしょう。
借金が平気になる
お金がないと、借金をすることがあります。借金といった場合、消費者金融からお金を借りるだけでなく、クレジットカードの分割払いやリボ払い、ショッピングローンなども含めていいでしょう。金欠状態なのだから、借金はやむを得ないという見方もありますが、このような人たちはそれが当たり前になってしまうのです。
中には、見栄を張るために借金をする人もいます。お金がない人は見栄を張りたがると書きましたが、そんなことのために借金をするのは無駄以外の何物でもありません。見栄など何の役にも立たないので、捨ててしまいましょう。
人から信頼されにくい
お金がないのに見栄を張っている人は、人から信頼されません。ただ、お金がないというだけならまだしも、無駄遣いをしているような人はばかにされます。軽蔑されるといってもいいでしょう。したがって、お金がないならないなりに、プライドを持って、しっかりと生活をしていくことが人から信頼されるコツですが、なかなかそういかないものです。
お金がない・金欠になりやすい人の特徴
お金がない人には、共通する特徴があります。その特徴を知れば、お金がない原因の解明にもつながります。また、お金がない人の特徴は、金欠状態の人にとっても有益な情報ですが、少し経済的に余裕がある人にとっても参考情報になります。その参考情報を見ることで、お金がない状態に陥らないで済むかもしれません。
計画性がない
お金がない人の第一の特徴は、計画性がないことです。その場がしのげればいいということで、お金をついつい使い過ぎてしまいます。日ごろから収入と支出のバランスを考えない生活の過ごし方をしているのです。人は収入に見合った生活をしなければいけませんが、無計画ではとかく支出が増えがちとなり、お金がなくなってしまいます。
無計画の内容ですが、いくつか具体例を示しましょう。まず、給料日までどれくらいの生活を維持すべきか把握していない人がいます。次に、とにかく買っておこうと、用もないものを購入する習慣がついている人もいます。
食品を購入する場合でも、必要な分だけでいいのに、よく計算をしないで余るほどのものを買い、腐らせてしまう習慣の人もいます。このほかにも計画性がないといえる事柄はありますが、一度自分の生活を見直す必要があります。
セール・割引という言葉に弱い
スーパーやデパートのセール品を買うことは悪いことではありません。むしろ、節約のために活用すべきですが、お金のない人は、このセールや割引という言葉に弱いのです。弱いとはどういうことかというと、セール品と見ると、たいして必要もない物を大量に購入してしまうのです。これは、典型的な無駄遣いであり、お金がなくなる原因となります。
カード支払いが多い
クレジットカードは便利なもので、今お金がなくても商品を購入できてしまいます。ただ、後払いという性質上、使い過ぎてしまうのが難点です。お金がない人でもクレジットカードで商品を購入する習慣の人がいますが、カード支払いを使い過ぎてしまい、後で引き落とし時に困ってしまうというケースがよくあります。
公共料金などの支払いを滞納
公共料金や電話代などは、何をおいても真っ先に支払わなければいけません。電気にしろガスにしろ水道にしろ電話にしろ、それらがあるおかげで毎日の生活がスムーズに運んでいるのです。ところが、お金がない人は、これらの料金の支払いを滞納してしまうことがあります。いけないことですが、お金がないことを理由に支払わないのです。
公共料金を滞納するとどうなる?
お金がない状態で、公共料金の支払いができないからといって、すぐに電気やガス、水道が止められるわけではありません。何段階かを置いて、最終的に停止措置となります。その前に、督促状やお知らせが来るので、その時点で支払いをしておきましょう。いくらお金がないといっても、電気やガス、水道なしの生活は考えられないからです。
ギャンブル好き
ギャンブルを絶対にしてはいけないということはありませんが、お金がない人は、理性が利かず、ギャンブルにのめりこんでしまうのです。基本的にギャンブルというものは、損をするようにできています。それがわからず、いったん始めるとどこまでも続けていくのです。そのような日々の過ごし方をしていると、お金がなくなるどころか、赤字になります。
時間を無駄にする
お金がなくても、空いた時間の有効な過ごし方はあります。場合によったら、パソコンやスマホで副業をして、稼ぐ方法も用意されています。ところが、お金がない人に限って、時間を無駄にしています。何もせずにごろごろして、長時間テレビを見ているだけという人もいます。時間は貴重なものなので、大事な過ごし方をしたいものです。
部屋が散らかっている場合がある
お金がない人すべてに当てはまるわけではありませんが、部屋が散らかり放題という場合があります。整理整頓ができないのです。お金がない人に限って、無駄遣いしがちだという話をしましたが、無駄遣いで買った品を散らかし、物であふれる状態にしている人も少なくありません。それに対して、お金がある家は、部屋の中がきれいなことが多いです。
自己管理ができない
これは計画性がないことにも通じますが、お金がない人は自己管理ができない場合が多いです。何をして何をすべきでないか、自分でまとめられないのです。たとえば、太っているから、食べる量を節約しようというのではなく、食べ物を無駄に消費します。そのほかにも、衝動買いなど、自分の気持ちを抑えることができない場合があります。
服装に気を使わなくなることがある
お金がないのだから、服装にまで気を使っていられないという人もいます。確かに、金欠状態では、いい服を購入できないでしょうが、だからといってあまりひどい恰好をしているわけにはいきません。ところが、余裕のいないことを理由に、着るものに頓着しないようになり、着れるものなら何でもいいという投げやりな気持ちになってしまうのです。
コンビニをよく利用する
お金がない人の中には、習慣的にコンビニをよく利用するという人がいます。しかし、コンビニの商品はあまり割引がなく、価格が高めに設定されています。同じ商品を買っても、コンビニとスーパーでは値段に大きな差が生じることがあります。ところが、お金がない人は、コンビニのほうが近くて便利だという理由で、よく利用するのです。
健康管理がずさん
お金がない人に時々見られる特徴に、健康管理のずさんさがあります。お金がないのだから、健康診断には行かない、栄養のあるものを無理に買わない、薬は飲まないなどのように体にいいことをしないのです。しかし、重い病気になってしまえば、仕事もできなくなり、ますますお金がなくなってしまいます。
お金がない・金欠になりやすい人の性格
お金がない人の特徴を見てきましたが、お金がない人特有の性格というものもあります。金欠の人は、性格から言っても、お金持ちとは違う部分があるようです。では、どんな性格の人がお金がなくなるのかこれから詳しく見ていきますが、自分にも思い当たるような面があるという人は、注意して、性格改善に努めましょう。
虚栄心が強い
お金がない人の中には、虚栄心が強い人がいます。たとえば、同僚に格好がいいところを見せようと思って、食事をおごる、他人の持つ高級品などに嫉妬して、自分でも無理して購入するなどの行為に走る人がいるのです。しかし、このような虚栄心は金欠の人にとって百害あって一利なしです。無意味な虚栄心など捨て去ることです。
生活がだらしない
お金がない人の特徴として、自己管理ができない点を挙げましたが、そのせいか生活の過ごし方もだらしない人が多いです。何かといい加減で、メリハリのある生活が営めないのです。それは、生活上ばかりではなく、仕事や社交という面にも表れる場合があり、そうなれば評価も下がり、立場も悪くなるでしょう。
我慢することが苦手
人間は時には我慢が必要ですが、お金のない人はこの我慢が苦手です。いくつか具体例を示しましょう。自炊は面倒だから外食する、お酒を飲みすぎる、タバコをやめられない、衝動買いをする、食べたいから食べるなどです。確かに我慢は大変ですが、金欠状態から脱しようと思ったら、ある程度は頑張る必要があります。
自分に甘い
人間は他人に対して寛容でなければいけません。一方、自分に対しては時に厳しくある必要もあります。ところが、お金がない人は、自分に甘い傾向があるのです。仕事でいい結果が出たから自分にご褒美を買おうとか、誕生日だから少しくらい羽目を外してもいいだろうというように自分を甘やかすのですが、これが散財のもとになります。
ストレスがたまりやすい
お金がないという状態は、楽しいものではありません。そのために、ついついストレスがたまっていきます。そのストレスのはけ口を見いだせず、家族に八つ当たりする人もいます。しかし、お金がなくてもストレス発散法はあります。たまったストレスを上手に発散させないと、仕事にも影響が出て、ますます儲けが少なくなります。
感謝をしない
お金がない人は、あまり感謝というものをしません。お金がなくても最低限の生活ができれば感謝すべきですが、それをしないのです。仕事に感謝、同僚に感謝、家族に感謝など対象はいくらでもありますが、感謝どころか不満を抱くことになり、自分勝手な生活を続ける人が多いです。しかし、これではいけません。
お金にこだわりすぎる人も
お金は大事なものです。生活をしていくうえで、なくてはならないものですが、だからといってあまり執着しすぎるのはよくありません。しかし、お金がない人に限って、お金にこだわりすぎる場合があります。極端にケチになったり、こまごまとしたお金のやり取りにうるさくなったりするのですが、それでは人間関係や家族関係も悪くなります。
お金がない時の対処法①働いて稼ぐ
お金がない時のもっとも簡単な対処法は、働いて稼ぐことです。当たり前と言えば当たり前の対処法ですが、問題はどう働くかです。すでに仕事をしている人がほとんどでしょうから、そのうえでどう仕事をプラスしていくかが大きな課題となります。しかし、その方法はいくつもあるので、詳しく見てみましょう。
日給のアルバイトを探す
本業以外に仕事をして稼ぐ方法はいくつかありますが、そのうちの一つに日給のアルバイトというものがあります。アルバイトというと、週給や月給のものもあります。しかし、それはアルバイト中心の生活をしている人向けが多く、本業と併用するなら日給のアルバイトのほうが稼いでいる感じがつかめます。
日給のアルバイトがいいといっても、どう探すかわからない人もいるでしょう。簡単な方法に、ショットワークスやプチジョブなどのサイト利用があります。これらのサイトでは、短期・単発アルバイトの紹介をしています。
家にある不要なものを売る
この対処法は、仕事をして稼ぐのとは少し違いますが、家にある不要なものを売って、利益を得るという方法もあります。お金を出して買ったはいいけれど、まったく使わなかったかほとんど触れることがなかったというものがある家庭も多いでしょう。そのような場合、フリマアプリやネットオークションで品物を売れば、それなりの稼ぎになります。
ネットでお金を稼ぐ
本業以外に仕事をして、お金がない状態から脱しようという場合、外で日給のアルバイトをするのもいいですが、ネットで自分に合った副業を探すという対処法もあります。最近は、ネットでもかなり稼げる副業が多くなっています。一部には信用できないサイトもありますが、丹念に探していけば、いい副業は見つかります。
おすすめのネット副業
ネット上には様々な副業があふれていますが、クラウドソーシングやアフィリエイト、仮想通貨取引、FX、株式投資、ポイントサイトなどおすすめのものはいろいろあります。どれがいいのかは、その人その人の置かれた状態や得意なジャンルによって異なってきます。ただ、一部には稼ぎが出ず、損をしてしまうものもあるので、選択には注意が必要です。
治験ボランティアに応募してもいい
治験はボランティアという形を取ることが多いので、副業が禁止されているサラリーマンにもおすすめの対処法です。治験では、新しい医薬品や医療機器のチェックを行うのですが、意外にいい収入になります。ただ、治験というと、入院して実施するのかと思う人もいるでしょうが、日帰りや通院の治験もあるので、忙しい人でも応募できます。
お金がない時の対処法②非常手段
お金がない時の対処法で一番いいのは仕事をして稼ぐことですが、それがかなわず、どうしようもない時は非常手段に訴える必要があります。非常手段というと大ごとのようですが、簡単に言うと、お金を借りることです。言われてみれば簡単ですが、実際に借りるとなると大変なことが多い対処法です。
友達・親にお金を借りる
今すぐお金が必要なら、友達や親からお金を借りるという対処法もあります。一番身近な人を頼るわけですが、あまり高額のお金を求めないほうがいいでしょう。また、お金のやり取りで関係が崩れてしまう場合もあるので、慎重に話を持っていく必要があります。ただ、日ごろから信頼されるような行動を取っていれば、スムーズに借りられる場合もあります。
クレジットカードのキャッシングを使う
クレジットカードにはキャッシング枠があり、その枠を設定している(設定していない場合は、審査を受ける必要あり)人はお金を借りられるので、困ったときの対処法にはなります。ただし、金利が高いので、あまりおすすめできる方法ではありません。一時しのぎになっても、結果的は損をして、またお金が足りない状態になることもあります。
消費者金融を一時的だけ利用
これまた非常手段の一つですが、消費者金融から一時的に借り入れをするという対処法もあります。消費者金融の中には、即日審査・即日融資を謳っているものもあるので、急いでいる場合は非常に助かります。また、無利息期間が設けられているものもあるので、損をしないで借り入れができる場合もあります。
公的支援制度の利用を検討
どんな対処法を講じても、お金がない状態から脱せない場合があります。特に健康などに問題がある人は、対処法自体を利用できないこともあります。そのような場合は、公的支援制度に頼りましょう。公的支援制度には様々なものがありますが、生活すべてを応援してくれるものから一部のサポートをするものまであるので、事情によって使い分けましょう。
お金がなくて、生活そのものが成り立たないという状況なら、生活保護の申請をするといいです。審査はありますが、一定レベル以下の生活を余儀なくされていれば、国がその応援をしてくれます。
生活が成り立たないというほどではないけれど、かなり苦しいという場合は、求職者支援制度、生活福祉資金貸付制度、教育支援資金、奨学金などのような公的支援制度を当てにすることもできます。
お金がない人の節約術
お金がない時の対処法には、稼ぐこと以外に節約があります。節約を上手にすれば、意外にお金が捻出できる場合があります。というと、節約ならしているという人もいるでしょうが、効率よく節約できているか、何を節約しているかなどをもう一度見直して、さらにコスト削減に努めるといいでしょう。
使っていない電気は元から抜く
電気を使っていない時は、電源を消すだけでは十分ではありません。待機電力が消費されている場合があり、電源を消しても、刻一刻と電気代がかかっているのです。その電気代はばかにはなりません。それは国や電気会社にとっても大きな問題ですが、節約という観点から言って、各家庭にとっても大変重要なことです。
電気はLEDに変える
節約のためにも家庭の照明器具の電気はLEDに変えましょう。普通の電気とLEDでは、電気代がかなり違います。LEDに変えたら、電気代が月に1000円も下がったという話もあります。したがって、LEDに変えるメリットは大きいです。ただ、LED証明は値段が高いですが、電気代が安いのと持ちがいいのとで、元は取れます。
100均を上手に使う
一般のお店で商品を購入するのもいいですが、お金がないのならば、100均を上手に活用しましょう。今や100均と言えば、ないものがないほど品揃えが充実しています。食料品以外の、生活用品、台所用品、清掃用具、ITグッズ、消耗品、化粧品などは手に入ります。高額商品ばかりではなく、節約のために安物で済ませることも大事です。
食事は食材の調達から見直し
食費を節約するのは容易ではありませんが、逆に言えば、節約ができればかなりのお得になります。その一つの対処法として、食材の調達法の見直しがあります。どのような見直しかというと、あらかじめ献立を決めておき、無駄なものを買わないようにするのです。セールをやっていると、ついつい余計なものを買ってしまいますが、これは無駄遣いの典型です。
第二の対処法として、まとめ買いがあります。毎日スーパーへ行くと、どうしても誘惑が起き、余分に食材を買ってしまう場合があります。しかし、それを週に1、2回のまとめ買いにすれば、荷物が重くなるので、必要なもの以外は買わないようになります。
外食はできるだけ避ける
外食をすると、食費がかなり高くなります。どうしても仕事の帰りなどでやむを得ない時を除き、外食はできるだけ避けましょう。それは、個人でも家族全体でも同じです。家庭料理を食べることによって、大いに節約ができます。また、家庭料理を作る場合でも、節約レシピなどを参考に少しでも食費を浮かせましょう。
スマホを格安携帯に変える
大手携帯会社のスマホを利用している人も多いでしょうが、お金がないのなら、無理に料金が高い大手のスマホを使い続けずに、格安携帯に切り替えましょう。かなりの料金の節約になります。ただ、更新時期まで待たなければいけないので、それまでは高い料金を払う必要がありますが、時期が来たら思い切って決断しましょう。
小銭を毎日貯金しておく
これは小さな節約術ですが、小銭を毎日貯金しておきましょう。小銭とはいえ、たまればかなりのお金になります。お金がない時にぴったりの対処法であり、だれでも実践可能です。こういった小さな節約術が功を奏して、お金がない状態から脱出できる場合もあるので、軽く考えずコツコツためていきましょう。
お金がない人の生活習慣改善
お金がない人は、お金がないような生活習慣が身についてしまっています。したがって、その一つ一つをチェックし、改善していく努力が必要です。そのためにも具体的なルールを作って、実践するといいでしょう。そのルールは、実行しやすいものでなければいけません。さもないと続かなくなり、生活習慣の改善ができなくなります。
毎日・毎月の支出を把握する
お金がない人は、ついついお金を使ってしまうという生活習慣になっているので、これを改める必要がありますが、そのためにも毎日・毎月の支出を把握するようにしましょう。これだけでも、節約すべきものが見つかって、お金がない状態に対する効果的な対処法を実践するきっかけになります。
家計簿をつけよう
支出の把握をする場合、一番有効な手段が家計簿です。家計簿を毎日つければ、自然とお金の流れがわかるようになります。お金がない生活習慣の人は、不必要なものにお金を使っている場合が多いので、家計簿でそれをチェックしましょう。チェックができれば、後の対処法は節約するか儲けを増やすかのどちらかです。
毎月のお金の使い方の計画を立てる
家計簿のチェックができれば、支出状況を逐一見ることができるので、今後の計画が立てやすくなります。毎月どのくらいのお金を何に使うべきかよく考え、適切なプランを立案しましょう。そして、それができたら、生活習慣の改善に努め、プラン通りに生活ができるように努力することです。そうすれば、お金がない状態から早く脱することができるでしょう。
財布の中身を把握する
お金がない人は、意外に財布の中身を気にしていないものです。どのくらい硬貨があって、どのくらい紙幣が入っているのか、毎日確認しないと、ついつい使い過ぎてしまう場合もあります。また、財布の中身をチェックしないと、今後の生活の在り方も計画しにくくなります。したがって、大切な自分の財布は、常にチェックを心がけましょう。
財布の中身を整理する
財布の中身がわかったら、整理をしましょう。小銭や紙幣がいくらずつあるのか整理をすれば、使いやすくなります。そうなれば、計画的なお金の使い方もできるようになるし、無駄な出費を控えるようになるかもしれません。自分の財布の中身が整理できないようでは、お金がない状態に対する効率的な対処法は実践できません。
コンビニを利用しない
コンビニのほうがスーパーよりも商品の代金が高いので、コンビニをよく利用する習慣がある人はスーパー利用に切り替えましょう。もう一つコンビニにはデメリットがあります。それは、便利なことで、色々なものを買ってしまうことです。スイーツ、飲み物、日用品など簡単に手に入りますが、できればコンビニ利用の習慣は改めるべきです。
外食・飲み会をやめる
どうしても会社のお付き合いで、外食や飲み会を断れない場合があります。そのような場合は致し方ありませんが、それ以外の場合は、極力拒否しましょう。外食や飲み会では、ついついお金を使い過ぎてしまい、節約ができません。家で食事をしたり、お酒を飲んだりするのと違って、大胆になり、行き過ぎてしまう場合も多いので、できるだけ避けましょう。
お金がない時の過ごし方
お金がないからといって、何もしないでボーっとしているというのはつまらない時間の過ごし方です。もっと有効な時間の過ごし方があるので、それを見てみましょう。お金がない人でも人生は楽しめます。世の中はお金がある人のためだけにあるわけではありません。お金がないならないなりに、有意義な過ごし方をしましょう。
図書館で読書
読書する習慣がある人にとって、本は大切なものです。しかし、お金がない場合は、その本の購入費も節約したいところです。そこで、活用したいのが図書館です。図書館での読書なら、お金はかからず、有意義な時間の過ごし方ができます。また、時間の過ごし方というだけではなく、有益な知識も得られて、自分自身を向上させることもできます。
無料で楽しめる場所へお出かけ
お金がない時は、無料で利用できる場所にお出かけしましょう。無料で利用できる場所には、図書館以外にも公園、公民館などがありますが、博物館や美術館、水族館、公営プールなどは、無料とは言えなくても、格安で利用できる場合があります。そのような施設では、家族でも充実した過ごし方ができるし、お金も節約できるしで、メリットも大きいです。
家で断捨離をする
お金がない人は、無駄遣いをして、物をためる習慣がある場合が多いですが、思い切って家で断捨離をしてはいかがでしょうか。不要なものを捨て、自分の持ち物に執着しない生活を営むのです。いったんそのような習慣を身につけると、時間の有効な過ごし方ができるようになるし、お金も無駄遣いしなくなります。
健康のためウォーキング
お金がない人で出かける習慣がない人は、まずは健康のためにウォーキングから始めてみましょう。家でボーっとして無駄な時間の過ごし方をするよりも、はるかに自分のためになります。といっても。無理に長い距離を歩く必要はなく、最初は少しずつでもいいので、外へ出る習慣をつけましょう。そうすれば、楽しい時間の過ごし方ができます。
献血に行って人助け
お金がない人でも、人助けはできます。その方法はいくらでもありますが、献血もその一つです。特に人助けの習慣がない人でも、簡単にできます。せっかく時間が空いているのなら、有効な過ごし方をする意味でも、献血はいいです。献血をしたからといって、自分の健康を害するわけではないので、安心です。
お金がない状態でも前向きな過ごし方を
お金がないと、悲観的な考えにとらわれるようになります。それはそれで仕方ない面もありますが、そういう時だからこそ、前を向いて、明るい生活を送りましょう。たとえお金がなくても、心だけはしっかりしていたいものです。そのような姿を見れば、家族も励まされます。したがって、明るい心を持って、充実した時間の過ごし方をしましょう。
お金がない生活を避けるための習慣を身につけよう
ここまで、お金がない人の特徴や性格、お金がない時の対処法や節約術、生活習慣改善方法、時間の過ごし方などについて解説しました。お金がない人には特有の特徴や性格がありますが、生活習慣の改善をすれば、それらの欠点は克服できます。したがって、この記事で紹介したさまざまな方法を実践して、お金を貯めるようにしてください。