ユニクロとGU(ジーユー)の違いを徹底比較!
ここ数年日本人だけでなく外国人にも大人気なユニクロとGU(ジーユー)。店舗でも外国人観光客が目につきます。それもそのはずユニクロは海外に1000店舗以上あり、GU(ジーユー)もユニクロほどではないですが400店舗以上ある世界規模のブランドなのです。
もちろん私たち日本人にとってもどちらも気軽に低価格で洋服が購入できるのでなくてはならないブランドです。
しかしユニクロとGU(ジーユー)の違いがよくわからない人が多いのも事実です。そんなよく似たユニクロとGU(ジーユー)の違いを調査しました。「自分はユニクロとGU(ジーユー)どちらで何を購入すればいいの?」なんて人にとっておきの情報をご紹介します。
ユニクロの特徴
ユニクロは「ユニーク・クロージング・ウェアハウス」の略で、1984年設立。1990年代後半に当時他社で1万円ほどした「フリース」を驚きの価格1900円で販売し、爆発的ヒット商品となり一躍有名になりました。
その後も「ヒートテック」や「エアリズム」などの今やユニクロの顔となるヒット商品を世に出した低価格で高品質、カラーやサイズ展開も豊富なシンプルカジュアルブランドです。
LifeWear(ライフウェア)という言葉を柳井正社長自ら作りだし、「あらゆる人の暮らしを、より豊かにする事を目指す普通の服」をコンセプトに今までにないあらゆる強み(低価格、高機能、高品質、着心地、デザイン)を持つ究極の普段着を目標にしています。
デザイン
ユニクロのデザインは流行りを取り入れながらも基本はシンプル。万人受けするデザインが特徴です。しかしここ数年はTシャツライン「UT」などで毎シーズンキャラクターや人気アーティストなどとコラボレーションし、話題を集めています。中には発売日に長蛇の列ができるほどの人気商品も。
またユニクロではデザインはもちろん機能性も考えており、有名な「ウルトラライトダウン」は薄くて着ぶくれしない女性に嬉しいデザインなだけでなく、軽くてコンパクトにもなり少量の雨なら問題なしとちょっとしたアウトドアにも着ていける機能性も魅力です。
値段
ユニクロの値段はGUと比較すると高めですがそれでも薄手ニット1990円~、ボトムス1990円~、アウター2990円~(季節により変わる。セール品以外)と手の届く値段。高級でお馴染みのカシミヤニットも1万円以下で購入でき、他社では考えられない価格設定になってます。
また頻繁にセールもしており新年初売り、創業大感謝祭、歳末セールだけでなく不定期で行われる週末セールもあり、人気商品や定番商品がありえない値段になる事も。ユニクロアプリでセール情報をチェックできます。
ターゲット層
どこの企業もターゲット層を絞るのはもはや当たり前ですが、ユニクロのターゲット層は特になく男性、女性、子供、お年寄りどなたでも着ることができます。言い方を変えれば全世界の人がターゲットになります。
そしてターゲット層がない上、サイズ展開も豊富な事からカップルや親子でのペアルックも人気でSNSで話題になってます。シンプルなデザインが多いのでさりげないペアルックが楽しめると人気です。ターゲット層がないユニクロだからこそできる楽しみ方です。
品質
ユニクロと言えば低価格で高品質!でも「この値段で高品質はありえないでしょ」と信用しない人も多い。しかし実はユニクロは誰もが知るハイブランドと同等の生地で数々の商品を作っているのです。
「じゃあなんでそんなに安いの?」と疑問が出てきますが、ユニクロが低価格で提供できる理由は他社では真似できないほどの大量生産です。そして「企画」「計画」「生産」「物流」「販売」を一貫しているのでコストを抑える事ができるのです。
ですので他社の中価格帯の商品を購入するくらいならユニクロで低価格で購入した方が品質は間違いがありません。
おすすめポイント
ユニクロのヒット商品と言えば、「フリース」「ヒートテック」「エアリズム」「ウルトラライトダウン」などたくさんあり、ここらへんは定番で持っておくと良いでしょう。
最近ではそのヒット商品のフリースやヒートテックなどの素材のおしゃれ着も販売されていて「ユニクロ=ださい」というイメージはなくなりつつあります。
そして2019年冬ユニクロはアウター類に力を入れていて薄手~厚手まで種類も充実しています。まだまだコートは必要な時期ですし、セールも始まりますので是非チェックして下さい。
また洋服だけでなく靴、バックなどの小物もシンプルだけど持っているだけでお洒落に見える、そして機能性も抜群で小物だけど妥協感が全くない素晴らしい商品がたくさんあるのでそこも注目ポイントです。
GU(ジーユー)の特徴
ユニクロほどの店舗数はありませんがGU(ジーユー)も日本人だけでなく外国人にも人気なブランドです。そんなGU(ジーユー)はユニクロと同じ会社なのです。
2006年に1号店を出店。ユニクロより歴史は浅く、元々は「g.u.」のロゴでしたが2013年に「GU」に変更しました。
GU(ジーユー)のコンセプトは「もっと自由を着よう」。ユニクロと会社は一緒でもターゲット層、デザイン、値段が全く違い、若者向けでファッション性を重視してます。
デザイン
GU(ジーユー)はユニクロのシンプルカジュアルとは違いトレンドやファッション性を重視しています。もちろんシンプルなデザインもありますが、トレンド感が強いデザインが目立ちます。
しかしトレンド感が強い分、一着着るだけで今風になれるので若者に絶大な支持を得ています。またユニクロほどではないですがカラーやサイズ展開もあるので最近では女性が男性用ニットを着て、ダボっと今風なファッションを楽しんでいる方も多くSNSでもよく見かけます。
値段
GU(ジーユー)はニット990円~、パーカー1490円~、アウター2490円~(季節により変わる。セール品以外)と驚きの値段!ユニクロでさえ他社では真似できない値段なのにGU(ジーユー)は更に低価格なのです。
そしてGU(ジーユー)も頻繁にセールをしていて、この驚きの値段から更に下がるのでセール情報をアプリで是非チェックして下さい。
ターゲット層
ターゲット層がないユニクロに対し、GU(ジーユー)のターゲット層は10代後半~30代前半と若い世代に絞ってます。流行に敏感な若い世代をターゲットにしている為ファッション性が高く、やや細身なデザインが多いです。
洋服にあまりお金がかけられない若い世代でも気軽にファッションを楽しめるよな価格設定になってます。
品質
ここまで安いと品質は気になる所。実際品質はユニクロに比べると若干下がります。GU(ジーユー)はファッション性の高い商品を低価格で提供する事に重点を置いてます。ですので品質よりファッション性なのです。1シーズン着れればくらいで考えておいたほうがいいでしょう。
おすすめポイント
「流行りの洋服は欲しいけど流行りが終わったら着れなくなってしまう」なんて考えてしまう人も多いはず。そんな人にはGU(ジーユー)はおすすめです。普通なら躊躇してしまう流行りの洋服を低価格で気軽に購入できます。
また基本は若い世代向けですが中には若い世代でなくても着れる洋服もあります。とにかく値段が安いのでこまめに商品をチェックしていると掘り出し物が見つかるかも。
ユニクロとGU(ジーユー)は兄弟のような関係!
ユニクロとGU(ジーユー)は同じ会社なのですがユニクロが親会社と思っている方も多いようです。しかし実は株式会社ファーストリテイリングが親会社でユニクロとGU(ジーユー)は子会社になります。ですのでユニクロとGU(ジーユー)は兄弟のような関係なのです。
ユニクロとGU(ジーユー)はどちらも子会社
ユニクロとGU(ジーユー)は株式会社ファーストリテイリングの子会社です。その他にも高価格帯のTheory(セオリー)やユニクロ以上Theory(セオリー)以下の価格帯のPLST(プラステ)といったアパレルブランドも株式会社ファーストリテイリングの子会社になります。
ユニクロとGU(ジーユー)は年齢層で選ぼう!
ここまで読んでいただいたらなんとなくユニクロとGU(ジーユー)の違いはわかりましたね?ユニクロとGU(ジーユー)はターゲット層もデザインも値段も品質も全く違います。わかりやすい所で年齢層で分けると10代後半~30代前半はGU(ジーユー)、30代後半~ユニクロになります。
しかし10代後半~30代前半の人でも高品質で長く使える商品を求めるならユニクロですし、30代後半~の人でもより低価格で流行りの商品を求めるならGU(ジーユー)になります。求める商品によってユニクロとGU(ジーユー)を是非使い分けてみてください。