送別メッセージの面白い例文や感動する一言まとめ！友達・上司・部下に使える！

卒業、引っ越し、退社など、お別れのシーンはたくさんあります。それに合わせて、送別会の準備や応援色紙づくりなども並行してすすめられます。その中で、カードや手紙、また送別会での「送別メッセージ」を頼まれたときに何を伝えればよいのでしょうか？

どうせだったらお別れをする相手が笑顔になるようなメッセージや感動するようなメッセージを送りたいと考えるかもしれません。そこで「他と差をつけられる送別メッセージ」を紹介していきます。

送別メッセージの伝え方には手紙や、寄せ書き、スピーチなどいろいろありますが、お別れをする相手を感動させたり喜ばせたりできる送別メッセージはどのように作っていけば良いのでしょうか？

最初は「送別メッセージ」の基本になる「面白い送別メッセージ」の考え方や書き方、送り方を紹介していきます。

お別れというと悲しいイメージがあるので、せっかくだったら面白いメッセージにしたいと考えるかもしれません。もし、仲の良い友達や、お世話になった人であれば、良い関係もできているので、「面白いメッセージ」にすると、相手もうれしく思うかもしれません。

しかし、あなた自信がムードメーカー的な存在で、とりあえず「面白いメッセージ」を書きたいと考えているのであれば、注意が必要です。

お別れメッセージを送る相手がお別れする理由や、関係、また親密具合をしっかり考えた内容にしないと「常識外れ」という印象をお別れする当人だけでなく、一緒に送り出す仲間にも与えてしますかもしれません。

面白いメッセージの考え方をさらに詳しく考えていきましょう。まずは「お別れメッセージ」を伝える相手と自分との関係です。友達や、お世話になった上司やかわいがった後輩であれば少しフランクな内容でも「あいつらしい」と喜ばれることが多いです。

しかし、あまり親しくない相手に対してフランクすぎるメッセージはよくありません。また、お別れメッセージの中でアドバイスという名目で「ここは直したほうが良い」や「こういう時にはこうすべき」のような説教を書く人もいますが、これもおすすめできません。

「面白いメッセージ」を書く前に考えたいのは、相手との関係のほかに、お別れする理由もあります。卒業なのか、会社をやめるのか、部署を異動するのかでもメッセージの内容は変わってきます。

また、自分がどうしてメッセージを送るのかも考えましょう。そのうえで、相手が心から喜んでくれるにはどうしたら良いかを考えるのが大切です。

次に考えるのは、お別れメッセージの送り方です。先程も少し触れましたが、お別れメッセージにも、送別会で直接伝えることもあれば、お別れメッセージカードや、手紙、寄せ書き、電報など様々な方法があります。どれもそれぞれ良い面がありますので、自分が送ろうとしているお別れメッセージは送り方にも適しているかというのも考える必要があります。

面白い送別メッセージの考え方がわかったので、ここからはお別れする相手に合わせたメッセージの例文を考えていきましょう。

仕事で使えるものから、プライベートの友達に対して使えるものまでありますので、送る相手にあわせて参考にしてみましょう。

仕事の中で「上司」や「先輩」は仕事のことでいろいろ教えてくれたり、相談にのってくれた人たちです、そのような相手には「感謝」の言葉をメインにした内容がおすすめです。面白いメッセージにしたいとしても、やりすぎないのが基本です。

また、自分のことをよく知っていると感じていても「敬語を使う」ことや「ご苦労さま」という言葉は使わない。「◯◯先輩様」や「◯◯部長様」など敬称の二重使用にも注意をしたいところです。

1個目の例文は移動や転勤をする上司に向けた送別メッセージです。ポイントは感謝とこれからへの応援です。

「［上司の名前］+［役職］のおかげで、いつも明るくやりがいを感じられる職場でした。新しい部署［会社］に行かれてからも、益々ご活躍されますようお祈りします。本当にありがとうございました。」

2個目の例文は退職をする上司に向けた送別メッセージです。異動・転職と同じように感じますが、感謝を重視した内容がポイントです。

「長い間お疲れさまでした。これまでたくさんのことがありましたが、乗り切ることができたのは［上司の名前］+［役職］のおかげです。どうか退職されてからも我々のリーダーとして変わらぬご指導を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。これまで本当にお世話になりました。ありがとうございました。」

3個目の例文は異動・転勤をする先輩へ向けたお別れメッセージです。上司よりも接する時間も長い先輩には「自分のお手本だった」という尊敬と感謝の気持ちを入れるのがポイントです。

「いつも［先輩の名前］さんの背中を見ながら仕事をして来ました。この職場からいなくなると思うと不安でなりませんが、いままで教えて頂いた事を一つずつ思い出しながら、これからも励みたいと思います。と本当にありがとうございました。」

4個目の例文は退職をする先輩に向けてのお別れメッセージです。ここでは、先輩がステップアップのために退職するという前提の例文なので、退職の理由によってメッセージも変えていきましょう。

「長い間お世話になりました。今まで先輩にはたくさんのことを教えていただきました、お別れするのはとて寂しいのですが、ぜひご自身の夢を実現されますようお祈りします。今までありがとうございました。」

一緒に仕事をする同僚の存在はとても心強いものです。ある時は、仕事やプライベートの相談ができるよき友達であり、また別の時は自分を成長させるのに欠かせない良きライバルでもある同僚への送別メッセージを考えていきましょう。上司や先輩への送別メッセージに比べて、面白い一言を入れるなど少しフランクなのも注目です。

異動や転職をする同僚へのお別れメッセージの例文です。「仕事もプライベートもテンションもバリバリの［同僚の名前］さん。いなくなると、本当に寂しくなります。新しい部署でも、持ち前の明るさで頑張ってください。今度は私がバリバリを担当します（笑）いろいろとありがとうございました。」

次は退職をする同僚へのお別れメッセージの例文です。「別れはとても寂しいのですが、人生のステップアップを目指しての決断とのことで、心からの敬意を表します。ぜひその夢を実現されますようお祈りします。私からはしませんが、時々は連絡をください。そして、［後輩］のおごりで一緒に飲みに行きましょう。今までありがとうございました。」

上司・先輩・同僚に続いて、部下や後輩に向けてのお別れメッセージを考えていきます。これまで仕事やプライベートで面倒を見てきたり相談に乗ってきた部下や後輩と別れるのは、上司・先輩・同僚とは違い「部下への感謝」より「部下への応援」をメインにするのがおすすめです。

また、部下との間に友達のような良い関係ができていれば面白い一言をいれるのも良いかもしれません。

最初の例文は異動や転勤をする後輩・部下へのメッセージです。「［部下の名前］と初めて出会った日の事を今でも覚えています。1から仕事を覚えて今では一人前です。それでも私のかわいい後輩です。たまには頼ってくれるかな？体調管理と節度を守って新しいところでも元気にやってください。ご活躍をお祈りしています。」

次の例文は退職をする後輩・部下へのメッセージです。こちらも会社を辞めるの理由が、本人のスキルアップなのか、介護などの家族の必要なのか、結婚なのかなどでも内容は変わってきます。ここでは本人がずっと追いかけてきた夢を実現するために退社をするという理由が前提での例文を紹介します。

「あなたのような後輩をもてたこと、本当に嬉しく思います。どんなことにも前向きで、先輩である私自身も教えられたことがたくさんありました。これから夢を叶えるために旅立つ［後輩の名前］さんに、先輩として最後のエールを送ります。頑張れ！［後輩の名前］！」

ここまで会社の中で使えるお別れメッセージを見てきました。自分との関係やお別れする理由により、内容も変わってきます。では、友達や知人に送るお別れメッセージはどうでしょうか？

友達や知人であれば、会社の人たちと違い、SNSやメールなどでも連絡がとれるので改ってお別れメッセージなんて必要かと思うかもしれませんが、こういう機会にあえてお別れメッセージを書くことで、普段言えないような感謝の気持ちなど伝えることができます。

ここでは、遠くに引っ越す友達へのお別れメッセージの例を紹介します。「いつか来るとは分かっていたけど、実際［友達の名前］がいなくなると思うと、自分でもびっくりするくらい寂しい気持ちになります。なる早で帰ってきてください（笑）」

お別れメッセージを書く機会は学生のほうが多いかもしれません、特に部活やサークルでは毎年のように卒業生へのお別れメッセージを書く機会があります。ここでは、そんなお別れメッセージでも特に多い「寄せ書き」で使える例を紹介します。

「先輩のようにはなれませんが、一歩でも近づきたいと思います」「先輩はいつまで経っても私の先輩です」「先輩はほんとすごい人です、でもいつか、先輩を超えてみせます。」

友達へのお別れメッセージを紹介しましたが、いざ書こうと思うと少し恥ずかしい気持ちになることがあります。そこでおすすめなのが、英語での送別メッセージです。例で何個か紹介しますが、言葉を変えるだけでも恥ずかしさが半減します。

「Goodbye my friend!（さよなら友よ）」「Good luck（幸運を）」「We’ll be friends forever!（ずっとともだちだよ）」また、英語ではありませんが「Bon Voyage！（良い旅を）」も送別メッセージに人気があります。

送別メッセージを考えると、親しい関係になるほど照れくさく感じるかもしれません。その恥ずかしい気持ちを隠すために、あえて面白いメッセージにしようとするかもしれません。

でも、感謝の気持ちや応援の気持ちを伝えたい時には面白いだけではなく「好印象」を与えるようなメッセージも書きたいものです。そこでここでは4つの好印象を与えるお別れメッセージの例を考えます、

好印象を与えるお別れメッセージの例1個目は「〇〇のようになりたい」です。お別れメッセージを送る相手の「素敵だな」とか「真似したいな」という部分と一緒に入れることで、相手も嬉しい気持ちにすることができます。

「周りへの気遣いや、困った時にすぐに助けてに来てくれるところ。そして、すべてを包み込むような笑顔、素敵なところをあげるとキリがありません。そんな［名前］さんのように私もなりたいです」

親しい人との別れはとても辛いものです。メールや電話などで、どこにいてもリアイタイムでコミュニケーションがとれるとしてもそれは変わりません。そこで、これまで紹介したお別れメッセージの例にもありましたが「また飲みに行きましょう」のように「会いたい」という希望を伝えるのもおすすめです。

もちろん、社交辞令的に「またお会いしましょう」と書く人もいますが、その後にしっかり「会いに行く」ことで、関係をそれまで以上に深めることができるかもしれません。

最終日の感謝の気持ちを伝えるのに「ありがとうございました」ほどストレートでわかりやすく、相手の心にも響く言葉はありません。送別メッセージの中で面白いことや感謝の気持ちを書いても、最後に「ありがとうございました」を入れることで、もらった相手にも好印象与えることができます。

よく「頑張っている人に頑張れと言ってはいけない」と言われますが、頑張ろうとしている人を応援するのは良いことです、「頑張ってください」に抵抗があれば「応援しています」でも良いかもしれません。

他にも「ファイト！」や「負けるな！」という例があります。なにより「私はあなたを応援しています。頑張ってください」という気持ちを伝えることに意味があります。

送別メッセージに使える「面白いメッセージ」と「好印象なメッセージ」の次に紹介していくのが「感動の一文」です。送別メッセージをカードや寄せ書きにするときには、なかなか盛り込めないかもしれませんが。手紙にするときやスピーチで話すときに使うことがでます。

思い出の話しは、一緒の時間が長ければ長いほどたくさんありますし、話し出すと終わりのないテーマでもあります。面白いエピソードもあれば、感動的なこと。また、二人だけしかしらないこともあるかもしれません。相手に恥ずかしい思いをさせるのを避けながら。そういった思い出話しを盛り込むことで、送別メッセージがより感動的なものになります。

思い出に関連して「助けてもらったエピソード」を盛り込むのはとくにおすすめです。エピソードはたくさんの感動を生みます。送別メッセージに感謝の気持ちをいれるのがポイントであることは、ここまでの例文でも紹介しましたが、そこに助けてもらったエピソードを入れることで、より深みのある感謝の気持ちを伝えることができます。

「好印象を与える一文」の中で紹介した「また会いたい」にも関連しますが、お別れすることになって寂しいという気持ちを伝えることも重要です。

「寂しい」と言ったところで状況が何か変わるわけではありませんし、相手を安心させるために「寂しい」はあえて使わないという場合もありますが、もし、お別れするのが寂しいようであれば素直に「寂しい」と伝えることで感動につなぐこともできます。

感謝の気持ちを感動的に伝えるのに「ありがとうございました」の言葉を使うのが効果的なのも「好印象を与える一文」の中で紹介しましたが、送別メッセージを面白くするのに「少し大げさなくらい感謝の気持ちを伝える」という方法もあります。

「大げさなくらいの感謝の気持ち」の例文を考えてみましょう。「感謝の気持ちを値段にすると国家予算くらいです」「この感謝の気持ちを全て伝えたら、その重さに［名前］さんは耐えられないでしょう」など、大きさを別のものに置き換えることで、面白さに感動もプラスことができます。

送別メッセーにはいろいろな気持ちを盛り込むことができるのがわかりましたが、その気持を面白い送別メッセージにするコツを紹介します、

これまでの紹介してきた例文と合わせて送別メッセージをつくる時におさえておきましょう。

助けてもらったエピソードを入れると効果がありますが、それに「面白い思い出話」を入れるのも効果的です。

「微笑ましいなと思える思い出話」や「ずっと気になっていた行動」についてのエピソードも良いかもしれません。相手が笑顔になれるエピソードを盛り込みましょう。

相手がいなくなることに対して「寂しい気持ち」を伝えることにプラスして、居なくなった後のことを予想しておもしろおかしく伝えるというのもあります。

具体的に例文でみてみましょう。「［名前］さんの席は外の景色もよく見えて、ずっと狙っていました。もし忘れ物があっても安心してください。わたしがもらっておきます」

メッセージに四文字熟語を盛り込むという方法もあります。「独立自尊」や「不言実行」など相手にぴったりな四文字熟語をいれて面白みのある送別メッセージが作れます。

ここでも例文を紹介します。「自分の判断と責任において行うことを「独立自尊」と言いますが［名前］さんにピッタリな言葉だと感じます。ちなみに「独立自尊」は慶應大学の基本精神のようです。わたしも［名前］さんも慶應大学にはなんの関わりもありませんが。」

面白い話といえば失敗談です、それは送別メッセージも例外ではありません、そこで、自分のミスや送る相手を巻き込んだミスを盛り込むことで、面白い思い出話を充実させることができます。

また、自分のミスを面白く書いた話に感謝の気持ちや、寂しい気持ちをいれることで、感動的な送別メッセージにすることもできます。

面白い送別メッセージのコツの次に紹介するのは「注意点」です。面白い送別メッセージを書きたい思うあまり、相手との関係を考えなかったり、その時の勢いで書いてしまうと、せっかくのメッセージが台無しになってしますかもしれませんし、社会人であれば、そのあとの関係にも影響してしまうこともあります。

面白いメッセージの例文でも、上司・同僚・部下・友達を分けて紹介しましたが、冗談が通じる相手なのかもしっかり確認しておきましょう、

特に部下や友達の場合には、これくらい良いだろうとか、普段は冗談が通じているのだからと考えてしまいがちなので、特に注意が必要です。

「エピソード」や「送別する相手が居なくなったらどうなるかを面白く伝える」ときにも、注意は必要です、面白い内容にしたい気持ちが先行してしまい「相手が恥ずかしい思いをする」エピソードを言ってしまったり「居なくても問題ない職場」をアピールしすぎて不快な気持ちにさせてしまうことがあります。

部下や友達に送る送別メッセージであっても「敬語」が基本です。これも面白いメッセージを意識すると、敬語でないほうが良いようにも感じますが、基本は敬語にして、応援など特に伝えたいことはいつもの口調にするなど、メッセージの中でもメリハリをつけるようにしましょう。

送別メッセージは長ければ長いほど良いと考える人がいますが、これは逆効果です。伝えたいことはたくさんあるかもしれませんが、個人的に送る手紙を除いて、スピーチにしても寄せ書きにしても「一人分」の量には限りがあります。その決められた範囲で送別メッセージを考えるようにしましょう。

書きたいことを勢いで書いてしまうと、収集がつかなくなることがあります。また、一般的でない言葉を使ったり、つかった例えの意図が伝わらなければ、せっかく送別メッセージも意味がなくなってしまいます。もちろん送別メッセージに限ったことではありませんが、わかりやすく書くことは重要なポイントです。

お別れのスピーチであれば、あまり気にすることはありませんが、誤字や脱字にも注意をしましょう。特に最近は、文字を書くことが減ってきたため、漢字を間違えることも多くなっています。もし、パソコンを使ってお別れメッセージを書く場合であっても、変換ミスなどがないか確認をしましょう。

字の上手・下手は誰にでもありますが、もし下手であっても「文字を丁寧に書く」ことを意識するようにしましょう。また、字が下手なのでパソコンで書いて印刷したいと考える人もいるかもしれませんが、手書きの方が気持ちがこもっているような印象になりおすすめです、

ここまで「送別メッセージの面白い例文や感動する一言まとめ！友達・上司・部下に使える！」というテーマで、送別メッセージの例文や注意点を見てきました。いろいろありましたが、何よりも大切なのは、相手を思う気持ちです。その気持ちがあれば、素敵な送別メッセージを作ることができます。