おすすめの練り消しを紹介!
粘土のような消しゴムとして、デッサンやぼかし表現として使えるアイテムが「練り消し」です。今回は、「練り消しのメリットって何かあるの?」「選び方のポイントって?」「練り消しの使い方はどうやるの?」という疑問に具体的に答えていきます。
さらに、練り消しのなかでもおすすめの商品を、厳選して11個ご紹介していきます。どの商品もかなり人気の練り消しになっているので、おすすめです。練り消しが必要な方は、最後までよく読んで失敗しない練り消しを選らんでいきましょう。
練り消しとは
そもそも、「練り消し」とはどういうものなのでしょうか?ここでは、「練り消し」の基本的な情報についてご説明していきます。練り消しを今まで使ったことがない方は、チェックしてみてください。練り消しとは?
粘土のような消しゴム
練り消しは、プラスチックの消しゴムのような使い方とは違います。練り消しは、使いたい部分に押し付けるようにして、黒鉛を吸着することで、消すアイテムです。ですので、触り心地はまるで粘土のような消しゴムです。
練り消しは、黒鉛を吸着することで消していきます。吸着した黒鉛で汚れてしまった部分は、練り消しの内側に巻き込んでいくことで、常にきれいな部分を使って消すことができます。デッサンなどで練り消しはよく使われていて、普通の消しゴムのように「消す」のみではありません。
練り消しを使って、光を描くこともできるのです。さらに、練り消しを使ってぼかしを表現したり、先端を尖らせることで、ハイライトをつけるのも可能になります。ソフトからシャープまでいろいろな表現ができてしまうのも、練り消しのメリットです。
プラスチックの消しゴムと練り消しを使い分けることで、より満足感の高い作品ができるとされています。練り消しは、そういった幅広い作品を作る方に人気のアイテムでもあります。
練り消しのメリット
練り消しを使うメリットには、どんなものがあるのでしょうか?ここでは、練り消しのメリットについて詳しくご説明していきます。もしも、今まで1度も練り消しを使ったことがない方は、ぜひこのメリットを知っておくといいでしょう。練り消しの人気のわけが分かります。
特定の範囲だけ消せる
練り消しは、練って自由に形を変えることができます。細かい部分を消したい場合は、尖らせて使うことで、特定の範囲のみを消すということが可能なのがメリットです。消し方も、押し付けるという方法になっているので、ピンポイントで消すことができます。
ですので、練り消しは、特定の部分だけ消したい人に人気のアイテムとなります。プラスチック製の消しゴムと練り消しとを使い分けることで、作品の幅が広がります。
画面に余計な汚れをつけない
デッサンなどで使う画材として、軟らかめの鉛筆や木炭やパステルとった描画材は、粉がでるのが特徴です。こすって消そうとしてしまうと、粉を広げてしまうことにもなります。そういう場合に、練り消しを使うことできれいに消すことができるのでメリットとなります。
練り消しは、粘着力があるので、消したい部分を上からトントンと押し当てるようにして粉を取っていく使い方をします。こうすることで、粉を飛び散らかせることなく、きれいに消すことができるというメリットとなります。
そして、練り消しを使い終わった後は、粉がついた部分を内側に練りこんでおけば、再度使った場合も、画面を汚すことなく使うこともメリットでしょう。形を変えられて何回も使えるのも人気の秘密です。
摩擦が起きにくく紙を傷めない
よく使われているプラスチック製の消しゴムや砂消しゴムは、硬いので、消すと摩擦が起こります。消したい部分だけでなく、紙も一緒に削られてしまうというデメリットがあります。さらに、消したあとに紙にでこぼこがついてしまうということにもなりかねません。
しかし、練り消しを使って消すことで、紙を傷めることなくきれいに消すことができるというメリットがあります。紙を傷めたくないような作品を作っている時に、この練り消しのメリットがおすすめです。
デッサンの立体感が出せる
デッサンの立体感を出すためには、光の表現が必要です。練り消しを使うことで、光を表現できるようになるというメリットがあります。例えば、練り消しを薄く伸ばして、線を入れるように消すことで、紙の白さを浮き出すことができます。
これによって、白い線を上から描いたようにすることができるのです。さらに、塗ってある部分の一部分を練り消しを、押し当てることで、光の当たっている部分がハイライトをつけることができます。特にデッサンでは、練り消しはとても表現の幅を広げてくれるアイテムになります。
デッサンは、画面がモノクロなので、練り消しを使うことで、濃淡をきれいにつけることができ、立体感や余白をリアルに表現することができることから人気になっています。
ぼかし表現にもおすすめ
練り消しを使って、ぼかしの表現をすることができというメリットがあります。やり方は、練り消しの平らな部分を押し当てるようにして使います。作品にやわらかい印象を与えることができるので、おすすめです。
鉛筆で描いた濃淡の境の部分に、練り消しを使うことで、境目をぼかすことができます。これにより、より自然に近い作品ができると人気です。ぼかしをするためには、綿棒、ティッシュといったアイテムを使うこともできます。
ぼかす部分のサイズやどれくらいぼかすのかによって、使い分けていきましょう。また、ぼかしは紙がツルツルしたものよりも、でこぼこのある紙の方が、きれいにでるので人気です。
練り消しの選び方
それでは、練り消しはどのような選び方をすればいいのでしょうか?ここでは、練り消しの具体的な選び方についてご説明していきます。ここでご紹介する練り消しの選び方をすると、失敗することはありません。しっかりとチェックして、練り消しを購入するときは思い出してください。
使い方で選ぶ
練り消しの選び方として、使い方で選ぶことが大切です。練り消しの使い方とは、デッサン用であるのかホビー用であるのかを確認して選ぶ選び方をしてみましょう。それぞれ、どういった選び方がいいのか解説していきます。
デッサン用
デッサン用の練り消しを選ぶ場合は、粘着力と硬さで選ぶ選び方をしてください。練り消しは、新しいものは、粘着力がかなりあります。
硬さも強いので、きれいな練り消しと使いかけの練り消しと両方もっておくと便利です。デッサンようの練り消しは、ぼかしやハイライトといった表現が可能になっているので人気です。
ホビー用
練って遊ぶことを目的として作られた練り消しです。ホビー用の選び方としては、文字や絵を消すためという選び方はしません。香りを楽しんだり、パッケージを楽しんだり、練って遊ぶことを楽しんだりするものと考えましょう。
色やラメが入ったものもあって、おもちゃとして使えるのが楽しい選び方です。子供たちに人気の練り消しでもあります。
ベタつかないものを選ぶ
練り消しのなかには、べたつきが強いものがあります。練り消しの使い方は、粘着力をいかして消すことなのですが、あまりにもベタベタしたものは扱いにくくなってしまいます。
べたつきが気になるのであれば、硬めのタイプの練り消しや初心者向けのパウダーの入った練り消しを選ぶようにしてみましょう。逆に、さらさらしているタイプの練り消しでは、「消えにくい」というデメリットもあるので、使い方に合わせて選ぶ選び方が大切です。
描きたいものに合った硬さで選ぶ
練り消しは、それぞれの商品によって硬さが違っています。ソフトタッチの作品を描くのであれば、軟らかい練り消しを選ぶ方がいいでしょう。反対に、くっきりとした力強い作品であれば、練り消しは硬いものが人気です。
作品に、光を足すのであれば、ぼかしには軟らかい練り消しを、ハイライトには硬い練り消しを選ぶとうまく描けるのでおすすめです。練り消しは、紙の種類や筆圧との相性もあるので、何個かためしてみて使い勝手をためしてみるのもいいでしょう。
おすすめの人気練り消し11選
それでは、練り消しのおすすめを厳選して11個ご紹介していきましょう。ここでご紹介する練り消しは、先ほどご紹介した練り消しの選び方を網羅したアイテムになっています。ここから選べば、練り消し選びに失敗することはないでしょう。
人気の練り消しの特徴や使い方についてもご紹介していくので、チェックしてください。それでは、おすすめの人気練り消し11選をレクチャーしていきます。
①クサカベ 練りゴム Artists' Eraser
軟らかく、練って使うのも使いやすい練り消しです。この練り消しは消すかすがでないので、外でスケッチをする場合に、ゴミがでないので人気です。デッサン、スケッチの修正やハイライトなどに使える練り消しです。べたつきが少なく、さらさらとした使い心地で、扱いやすくおすすめ。
②文房堂 ねりゴム
文房堂 ねりゴム ARTIST CLEANER 小 - 送料無料※1000円以上 メール便発送
参考価格: 359円
鉛筆、木炭、パステルといった幅広い画材を厚かる文房堂の練り消しです。ぼかしやトーン調整、ハイライトなど使い勝手もよく、描き方によってもタッチを生かして使うことができます。Amazonの「デッサン鉛筆カテゴリー」で第1位を獲得した練り消しです。
サイズ | W70×H40mm |
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本体カラー | 白色 |
③シード ねり消しゴム デッサン用 ノーマルタイプ
【消しゴム】シード ねり消しゴム ノーマルタイプEK-NK1
参考価格: 86円
デッサンに最適な消しクズがでない、練り消しです。ノーマルタイプになっています。ゴム表面が汚れたら、指で練りこんで使うことができるのでおすすめです。この練り消しの口コミには、よく伸びてコスパがいいと高評価が目立っています。
サイズ | W65×H12mm |
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本体カラー | ホワイト |
④バニーコルアート イージークリーナー
バニーコルアート イージークリーナー 練りゴム - メール便対象
参考価格: 237円
デッサンの必需品で、木炭やパステルを紙を傷めることなく最上質の練り消しです。デッサンやデザインをされる方におすすめです。汚れてきたり、固くなったりしたら、練り直せばもう1度使うことができます。
サイズ | W71mm×H29mm |
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本体カラー | ホワイト |
⑤シード カラージュ 色鉛筆用ねり消しゴム
シード 色鉛筆用ねり消しゴム カラージュ
参考価格: 165円
「色鉛筆用」という色鉛筆に特化した練り消しです。デッサンやパステル画にも使えるのでおすすめです。この練り消しは、練ってからちょうどいい大きさに広げて押し付けることで、濃淡やぼかしといった表現ができます。
トーン調整もできる軟らかさになっています。逆に、先端を尖らせると、ハイライトをつけるのにとても使い勝手のいい練り消しです。練り消し全般の欲しい機能がすべて備わっているので、おすすめの練り消しとなります。
サイズ | W50×H31×D9mm |
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本体カラー | ホワイト |
⑥伊研 ネリゴム Paste Eraser
伊研 ネリゴム Paste Eraser No.30 【メール便対応/12個まで】
参考価格: 195円
使い込めば込むほど、十分な粘りがでてくるので良く消えるようになります。木炭や鉛筆に使うのがおすすめです。この練り消しは、以前と比べると使用感が違ってきたといわれています。それでも、この練り消しのファンは多いです。
伸びがよくて、途中で切れてしまわない十分な粘土が特徴です。始めは、硬くて崩れやすくなっているのですが、十分に練ってから使うことで少しずつ伸びがよくなります。使えば使うほど、馴染んでくるので、ある程度練ってから使うようにしましょう。
サイズ | W40×H70×D8mm |
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本体カラー | グリーン |
⑦ステッドラー カラト アートイレーザー
ステッドラー 消しゴム カラト アートイレーザー 5427 STAEDTLER 消しごむ けしごむ ケシゴム ねり消し ねりけし 練り消し 画材 画材道具
参考価格: 132円
十分な粘土があり、柔らかさがあるのでしっかりと消すことができる練り消しです。鉛筆メーカーが作る練り消しで、品質は高くおすすめ。吸着力があって、消しやすさが魅力で、ステッドラー製の特徴でもある、伸びのよさ柔らかさがあります。
ぼかしやトーン調整をするのに使い勝手がよく、風景やデッサン、人物デッサンにおすすめです。鉛筆やパステルとの相性がいいのですが、色鉛筆や水彩色鉛筆にも、使えるのでかなり使える練り消しです。
サイズ | W36×H40×D11mm |
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本体カラー | グレー |
⑧ホルベイン ネリゴム KNEADED RUBBER
【ホルベイン】 ネリゴム KNEADED RUBBER No.3 HOLBEIN 【メール便対応/15個まで】ねりごむ デッサン
参考価格: 102円
ビギナーにも使いやすい、練り消しのべたつきが気になる方におすすめです。細やかな特徴は、そこまで気にしないので使用感重視の方におすすめの練り消しです。お子様やデッサン初心者の方に特に人気です。
価格やべたつきのなさが魅力の練り消しで、粘度が少し低めで、べたつき画ないので、パウダーが粉っぽいです。黒鉛の乗りが悪くなってしまうので、デッサンのプロの方にはあまり好まれない練り消しです。
しかし、中にはプロの方でもこの商品のファンもいるので、どの練り消しがいいのか迷っている方はこの練り消しから挑戦するのもおすすめ。
サイズ | W50×H30×D8mm |
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本体カラー | ホワイト |
⑨ファーバーカステル アート用練り消しゴム
ファーバーカステル 消しゴム 練り消しゴム(アート用) 127220 FABER CASTELL 消しごむ けしごむ ケシゴム ねりけし ねり消し 練り消し 画材 画材道具
参考価格: 385円
コンパクトでしっかりと活躍してくれる人気の練り消しです。粘度が高めなので柔らかく扱いやすさが魅力。粉っぽくないファーバーカステルの練り消しは、小さいサイズで本体が、始めからねずみ色になっています。
粘度があるので、何回か練って柔らかくしてから、形を調整してください。黒鉛を十分に取り込んでくれるので、ぼかしや微調整、トーン調整におすすめです。鉛筆、木炭、パステル画材での人物のデッサンや静物に使ってみてください。
サイズ | W40×H40×D8mm |
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本体カラー | ねずみ色 |
⑩ヌーベルイレーザー ネリ消しゴム
ヌーベルイレーザー(ネリ消しゴム) パステルアートに大人気
参考価格: 92円
初心者におすすめの人気の練り消しです。比較的安く、ビニール袋に入って販売されています。使った後は戻すことはできません。少しの粘り気と硬さがあるのが特徴です。
描線は、いい感じでよく消えてくれ、パッケージに「壁、ガラス、金属などピンのきかねいところに張り紙を貼り付けることができます」と記載されています。初心者の方で、どの練り消しにしたらいいか分からない方に、おすすめの人気の練り消しです。
サイズ | ‐ |
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本体カラー | ホワイト |
⑪シード メタゴールドねりけし
●●◆◆【シード】シード メタゴールドねりけし SK-100MG
参考価格: 77円
残念ながら消えません。練って遊ぶためのメタルゴールドの練り消しです。レーザー消しゴムで有名であるシードのホビー練り消し。パッケージはプラスチックで、使ったあとに収納ができます。とても固く、粘り気がある練り消しになっていて、黄金色に輝きます。
最近の練り消しには珍しくニオイはついていません。字を消す能力はないわけではなく、消すことはできるのですが、デッサン用として購入するのはおすすめできません。
黒鉛や木炭を吸い取ってしまうと黄金色も汚くなってしまいます。あくまでも、練って遊ぶおもちゃ用の練り消しになるので、お子様におすすめです。
サイズ | W40×D15×H90mm |
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本体カラー | メタルゴールド |
おすすめの人気練り消し一覧比較表
商品 | ||||||||||
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商品名 | 文房堂 ねりゴム ARTIST CLEANER 小 - 送料無料※1000円以上 メール便発送 | 【消しゴム】シード ねり消しゴム ノーマルタイプEK-NK1 | バニーコルアート イージークリーナー 練りゴム - メール便対象 | シード 色鉛筆用ねり消しゴム カラージュ | 伊研 ネリゴム Paste Eraser No.30 【メール便対応/12個まで】 | ステッドラー 消しゴム カラト アートイレーザー 5427 STAEDTLER 消しごむ けしごむ ケシゴム ねり消し ねりけし 練り消し 画材 画材道具 | 【ホルベイン】 ネリゴム KNEADED RUBBER No.3 HOLBEIN 【メール便対応/15個まで】ねりごむ デッサン | ファーバーカステル 消しゴム 練り消しゴム(アート用) 127220 FABER CASTELL 消しごむ けしごむ ケシゴム ねりけし ねり消し 練り消し 画材 画材道具 | ヌーベルイレーザー(ネリ消しゴム) パステルアートに大人気 | ●●◆◆【シード】シード メタゴールドねりけし SK-100MG |
価格 | 359円 | 86円 | 237円 | 165円 | 195円 | 132円 | 102円 | 385円 | 92円 | 77円 |
サイズ | W70×H40mm | W65×H12mm | W71mm×H29mm | W50×H31×D9mm | W40×H70×D8mm | W36×H40×D11mm | W50×H30×D8mm | W40×H40×D8mm | ‐ | W40×D15×H90mm |
本体カラー | 白色 | ホワイト | ホワイト | ホワイト | グリーン | グレー | ホワイト | ねずみ色 | ホワイト | メタルゴールド |
商品リンク |
練り消しの使い方
それでは、練り消しの使い方を具体的にご説明していきます。練り消しはどういう使い方をするのか、確認していきましょう。練りけしは、普通に使うプラスチックの消しゴムとは違う使い方をするので、要チェックです。
デッサンでの使い方
デッサンでの練り消しの使い方を簡単にまとめていきましょう。まず、ある程度の大きさに練り消しをちぎり取ります。次に、指でもんで少し軟らかくしていきましょう。次に、指でつまんだり、よじったりして先端を消しやすい形状にしていきます。
あまり力をいれないようにして、消したい部分に押し当てて動かしていきます。これが、練り消しの基本的な使い方となります。練り消しは、体温くらいの温度で軟らかくなる性質をもっています。保管する環境によっては、それなりに硬くなって弾力性がでてきます。
練り消しは、ちぎることは簡単にできるので、実際にデッサンで使う場合は、少しずつちぎって、こねて使うようにしましょう。買ったままの大きさでは、大きすぎて扱いにくくなってしまいます。
さらに、練り消しの使い方として、硬いまま使う場合もあります。硬いままで使いたい場合は、手の熱で柔らかくなってしまうので、出来るだけ触らないように、置いて使う使い方もあります。
「白い鉛筆」としての使い方
他にも、白い鉛筆として練り消しを使う使い方があります。例えば、鉛筆でデッサンをしたものに、1度鉛筆で色を置いた部分に照り返しやハイライトを入れるために練り消しを使います。この場合の練り消しの使い方の手順をご紹介していきましょう。
まず、練り消しを少しちぎって丸めていきます。一部分を指で押しつぶして平らにして、鉛筆の色を消すことで照り返しやハイライトを入れることができます。
ここで重要なのが、鉛筆を軽く使うことが大切です。画用紙がへこんでしまうくらいの力では、簡単に消すことができません。そのため、鉛筆は軽めに紙に乗せる感覚で描くようにしてみましょう。
鉛筆の粉を馴染ませる
さらに、練り消しは、余分な鉛筆の粉を取って馴染ませる使い方もあります。この使い方は、まず、練り消しを少しちぎって丸めましょう。全体を少し押しつぶして、お饅頭のような形にしてください。消したい部分を上から軽く押し当てるようにして使います。
こうすっることで、色を抜くことができます。この方法は結構難しく、注意点があります。注意点は「鉛筆の粉を紙に刷り込んでしまうと後から消しにくくなってしまう」「練り消しを押し付けたあとに、練り消しの形が分かるような後が残る」という部分です。
練り消しを扱う力加減や使い方は、ある程度経験が必要になってきます。慣れてくると適度な使い方ができるようになるでしょう。
練り消しの交換のタイミング
練り消しを何十回と使っていると、どんどん黒ずんできます。そうなると、練り消しのゴムが画面を汚してしまうことになってきます。これは、内側に練りこんだ部分がでてきてしまっていることが原因です。そうなってきたら、練り消しを交換するタイミングでしょう。
もう1つ交換するタイミングとして、練り消しがふやけてしまうタイミングです。練り消しは体温で、だんだんとふやけてきます。こうなると、画面が汚れてしまうので交換のタイミングとなります。
練り消しは、そもそも鉱物油が添加されているので、ふやけた練り消しは、紙の繊維に油移りの原因になることがあります。ふやけた場合は、しばらく触らないようにしておいておきましょう。
おすすめの練り消しを使ってみよう!
練り消しについて選び方や使い方について、詳しくご紹介してきました。さらに、練り消しの人気おすすめ商品についても、チェックしてみてください。どの練り消しも、人気商品だけあってかなりおすすめです。練り消しを使って、いろいろな作品のハイライトやぼかしなどを作ってみましょう。