練り消しの作り方を覚えよう!
子供の頃に練り消しで遊んだ記憶があるように、現在でも子供は練り消しが大好きです。100均や文房具店には様々な練り消しが販売されていますが、練り消しは自分でも作ることができます。意外と簡単に作れるという練り消しの作り方を覚えてみましょう。
練り消しを作る工程も楽しいので、お子さんと一緒に練り消し作りを楽しんでみてはどうでしょうか。簡単に作れる練り消しや、よく伸びる練り消しなど様々なタイプの練り消しの作り方を覚えると、練り消し作りにハマってしまうのは間違いありません。
おすすめ簡単な練り消しの作り方
子供の頃、消しゴムの消しカスを集めて丸くして遊んでいた方も多いのではないでしょうか。消しカスを集めてはコネコネして丸くしたり、今でも消しカスで練り消し遊びをしている子供は多くいるでしょう。ここでは、消しゴムを使った簡単な練り消しの作り方をご紹介していきます。
作り方①消しゴムの消しカスで作る
簡単な練り消しの作り方といえば、やはり消しゴムの消しカスを使った練り消し作りです。作り方は本当に簡単で、消しカスを集めて練っていく作業を繰り返していくだけです。ポイントは、ある程度消しカスが集まったら消しカスの上に定規を乗せて動かしていきます。
そうするとだんだん一つの塊になってくるので、あとは指でコネコネして練っていきましょう。消しゴムの種類によっても練り消しの完成度が変わってきます。そんな消しゴムの中でも練り消しに向いているのが「まとまるくん」と「PUMAの消しゴム」がおすすめと言われています。
消しゴムの材質により伸び方やふわふわな感じが違ってくるようなので、練り消しを作る場合は消しゴム選びが重要になってきます。消しカスが多く出るのもおすすめなので、様々なタイプの消しゴムを使って練り消し作りをしてみましょう。
まとまるくん
練り消しにおすすめ「まとまるくん」ですが、定番の白い消しゴムだけではなく、カラフルな「はではでまとまるくん」シリーズもあります。まとまるくんは他にもいろいろな種類があって、香りがついているシーリーズもあって楽しいです。
まとまるくんのいろいろな種類を使って、カラフルな練り消しや香りつきの練り消し作りを楽しんでみてはどうでしょう。まとまるくんは練り消しの作り方でも最適な消しカスですから、ぜひ試してみて下さい。
作り方②消しゴムを細かく切って作る
消しゴムで作る練り消しの応用編で、消しゴムを細かく切って作る作り方です。まとまるくんとPUMAの消しゴムを混ぜて作るのがおすすめの作り方です。特に難しい作り方ではなく、消しゴムをハサミなどで小さく切ります。切った消しゴムを定規や分度器でこねるように練ります。
この時に定規より分度器の方が作りやすいので分度器がおすすめです。だんだん柔らかくなるので、2つの消しゴムを混ぜ合わせてひたすら指で練っていきます。ちぎって練ってちぎって練ってを繰り返しましょう。消しカスで作るよりも時短でキレイな練り消しの作り方になります。
消しゴムはかたい素材だとなかなかつぶれにくいので、ご紹介した2つの消しゴムを使うのがスムーズに練り消しが作れるポイントです。練れば練るほど練り消しが伸びやすくなるので、ひたすら練ってみましょう。
良く伸びる練り消しの作り方
練り消しはガムのように伸びるのが楽しいので、よく伸びる練り消しを作るにはどうしたらいいのでしょう。ここでは、のり・修正テープ・スティックのりで作るよく伸びる練り消しの作り方をご紹介します。自宅にある材料で作れる伸びる練り消し作りを作ってみましょう。
作り方①のりを使って作る
よく伸びる練り消しを作るのに欠かせないのが「のり」です。ここでは液体のりを使ったよく伸びる練り消しの作り方をご紹介します。まずは、上記でご紹介した消しゴムで作った練り消しを準備します。その練り消しより少なめの液体のりを混ぜ合わせ、定規などでこねて練ります。
あとは指で繰り返しこね合わせて練り続けるだけです。のりを加えるだけでよく伸びる練り消しが出来上がります。練り消しに加えるのりですが、「オーグル」というフエキから出ている液体のりがおすすめなので、そちらを選んで作ってみましょう。
作り方②修正テープを使って作る
修正テープを練り消しに加えることで、ふわふわで柔らかい感じに仕上げることができます。少し手間がかかりますが、修正テープを使った練り消しの作り方をご紹介していきます。準備するものは、消しゴム、修正テープ、テープのり、定規や分度器などです。
修正テープを平らな場所(机など)に引いて定規などで剥がしていきます。修正テープが剥がせたら細かく刻んでおきましょう。同じくテープのりも平らな場所に引きますが、3〜5回ほど重ねて引いて剥がします。次に刻んだ修正テープと剥がしたテープのりを混ぜていきます。
最後に消しカスを加えて混ぜ合わせれば出来上がりです。少し工程が多い作り方ですが、修正テープのふわふわ感とテープのりのもっちり感があり、練り消しの仕上がりとしてはバッチリです。よく伸びる練り消しが出来上がります。
ノリノプロ
テープのりを使った練り消しの作り方では、テープのりが剥がしやすいタイプがおすすめです。テープのりは様々ありますが、その中でも「ノリノプロ」が練り消し作りに最適です。こちらは抜群な剥がしやすさですから、ぜひ購入して作ってみましょう。
作り方③スティックのりで作るなんちゃって練り消し
液体のりも修正テープもない場合、スティックのりでもなんちゃって練り消しが作ることができます。スティックのりと定規、下敷きがあればすぐにできる作り方です。下敷きの上にスティックのりをたくさん伸ばして、触ってもそこまでつかない程度まで乾かしていきます。
乾いたら定規を使ってスティックのりを集めていきます。まとまってきたら最後に指で練り続けると完成です。スティックのりで作るとスライムのような手触りで、伸ばして遊ぶ練り消しには最適な作り方でしょう。スクイーズのような感覚でクセになる練り消しです。
スティックのりPit
練り消しの作り方でもスティックのりを使う際には、Pitのスティックのりを使ってみましょう。もちもちとした練り消しが作ることができるのでおすすめです。スライムを触っているような感触が楽しめるので、Pitを使った練り消しの作り方をぜひ試してみましょう。
ふわふわ柔らかい練り消しの作り方
練り消しでも手で触った感触が加える材料によって変わってきます。上記でご紹介したように、修正テープを加えるとふわふわとした練り消しが出来上がります。ここでは、ふわふわ柔らかい練り消しの作り方をご紹介していきます。
作り方①絵の具を使って作る
練り消しをふわふわな手触りにしたい人は、絵の具と水を準備するだけで簡単にふわふわな練り消しを作ることができます。作り方はとても簡単で、好きな絵の具を練り消しに混ぜていきます。ご自分の好きな柔らかさになるように絵の具の量を調整しましょう。
絵の具を加えたら、次に水に練り消しを浸して出来上がりです。絵の具を混ぜて水に浸す簡単な作り方で、ふわふわな柔らかい練り消しができるなんて驚きです。絵の具を加えた作り方でカラフルな練り消しをたくさん作ってみましょう。
作り方②スライムを使って作る
もちもちとしてふわふわな感触の練り消しを作るには、スライムを使った作り方が最適です。スライムは手作りもできますが100均でも販売されているので、そちらを購入してもいいでしょう。スライム1に対し、練り消しは1.5倍加えて指で練っていきます。
よく混ざったら保湿クリームを少し混ぜていきます。スライムと練り消しの分離を防ぐために保湿クリームを混ぜる作り方だと、とても混ぜ合わせやすくなります。もっちりふわふわな練り消しを作ることができるので、スライムを加えた作り方はおすすめです。
スライムの作り方
スライムは手作りもできるので、ご自分で作る際の作り方をご紹介します。材料は洗濯のり、ほうしゃ水またはハンドソープ、コンタクトの洗浄液を準備しましょう。容器に洗濯のり1に対しハンドソープ1.5倍を入れます。次に、ほうしゃ水かコンタクト液を混ぜ合わせます。
混ぜ終わったら容器から取り出し手でよく揉みましょう。作り方は簡単ですが材料の準備が大変かもしれません。たくさんスライムを作る場合は、手作りしてこのスライムの作り方をぜひ参考にしてみて下さい。スライム作りも楽しんでみましょう。
硬くなった練り消しを柔らかくする方法は?
練り消しを作ってから、しばらく放置してしまうと練り消しが硬くなっていた経験をされた方は多いでしょう。そんな硬くなってしまった練り消しを柔らかくする方法はあるのでしょうか。硬くなった練り消しを捨てる前に、柔らかくする方法を知って練り消しを復活させてあげましょう。
湯煎して復活させる
練り消しが硬くなってしまったら、湯煎をして復活させる方法があるのでご紹介します。お湯の温度は50〜60度の熱めを準備して、そこへ練り消しを10分ほど入れるだけの簡単な方法です。練り消しが柔らかい状態に復活します。
だいぶ時間が経過してしまった練り消しは、脂分がなくなっているので粘りがなくなっています。ですから、湯煎しても練り消しが復活しない場合もあるので注意しましょう。また、温めると復活するとご紹介しましたが、電子レンジの復活方法はおすすめしません。
電子レンジで温めると練り消しが熱くなりすぎて、やけどしてしまう可能性があるので危険な方法です。温める際には湯煎して練り消しを浸すのが一番安全な復活方法と言えるので、電子レンジはやめておきましょう。
練り消しの使い道
練り消しの作り方は様々ありましが、練り消しの使い道といえば練り消しで遊ぶイメージが強いです。練り消しは他にも使い道があるのでしょうか。ここでは、練り消しの使い道4選をご紹介していきます。遊ぶ以外の使い道を知って、他の方法にも役立ててみましょう。
細かい線などを消す
練り消しの使い道に細い線などを消すという用途があります。例えば消しゴムで消したい線などがあって、消さなくてもいい所まで消してしまうことがあります。練り消しであれば形を変えて細かい線なども簡単に上手く消すことができます。
しかも消しゴムだと消しカスが出てしまいますが、練り消しは消しカスは出ないので消しカスを捨てる手間もいりません。ピンポイントで思った所を消すことができる練り消しは、細かい線の部分を消す作業にとても役立ちます。
デッサンをぼかす
練り消しはデッサンをぼかすという役割もしてくれる優れものです。柔らかくふわふわにした練り消しの作り方をしたものが、デッサンをぼかすのに最適です。練り消しは吸着してくれる力があるため、繊細なデッサンを描くのにとてもおすすめです。
練り消しはいろいろな形に変えられますし、画用紙も傷めることがありません。力を入れなくても簡単にデッサンのぼかしができるので、デッサンではよく使われているそうです。デッサンにぼかしを入れたいときには、柔らかい作り方をした練り消しを使ってみましょう。
リモコンなどの掃除
デッサンのぼかしでも紹介したように、練り消しには吸着する力があります。その吸着する力を使って細かい部分の掃除方法に最適です。例えばリモコンやパソコンのキーボードの汚れを練り消しで吸着させれば、簡単に汚れが取ることができます。
これはお掃除の裏技でとても役に立つ方法ではないでしょうか。ただ注意しなければいけないのが、力を強く入れすぎるとリモコンやキーボードの隙間に入り込んでしまうので優しく行ってあげましょう。遊び古した練り消しを有効活用してあげて下さい。
いろいろな形を作って遊ぶ
練り消しを伸ばして遊ぶのも楽しいですが、いろいろな形を作って遊ぶのも楽しい方法です。かわいいキャラクターや動物などを練り消しで作ってみてはどうでしょう。絵の具を入れる作り方で様々な色の練り消しを作ると、カラフルに仕上げることもできます。
いろいろな形を作って練り消しアートをレベルアップしていくのも楽しむ方法の一つです。子供の頃に練り消しでボールを作ってテーブルサッカーなどもした方もいるのではないでしょうか。いろいろな形を作って練り消し遊びを楽しみましょう。
練り消しのいろいろな作り方を試してみよう!
練り消しは消しゴムのカスにいろいろと加える作り方をすると、よく伸びる練り消しができたり、手触りが変わってくる練り消しが作れることが分かりました。いろいろな作り方でお気に入りの練り消し作りを楽しんでみてはどうでしょうか。
作り方が様々ある練り消しですが、硬くなってしまった練り消しを戻す方法も役立ててみましょう。練り消しのいろいろな作り方を試して、家族や友達と練り消しを作ってみましょう。誰が一番伸びるかなどを競うのも楽しい遊び方ですので、練り消しの作り方を参考にしてみましょう。