結婚式の芳名帳の選び方を解説!使い方や手作りでの作り方についても紹介!

結婚式の芳名帳の選び方を解説!使い方や手作りでの作り方についても紹介!

結婚式に欠かせないアイテム、芳名帳。小さなものですが、ゲストの目に最初にふれるものだけに、こだわって選びたいものです。その選び方や具体的な使い方、招待された場合の書き方について解説します。おしゃれな芳名帳で結婚式を華やかに演出しましょう。

記事の目次

  1. 1.結婚式の芳名帳とは
  2. 2.結婚式の芳名帳の種類
  3. 3.結婚式の芳名帳の選び方
  4. 4.結婚式の芳名帳の書き方
  5. 5.結婚式の芳名帳の手作りアイデア
  6. 6.結婚式の芳名帳は必須のアイテム!

結婚式の芳名帳とは

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芳名帳とは、結婚式に招かれたゲストが名前などを記入するためのリストです。ゲストブックともいいます。

芳名帳の「芳」とは、もともとは花などのかぐわしい香りを意味する言葉。この言葉を頭につけることで、書き込むゲストの名前に尊敬の意味を付け加えます。清楚でおくゆかしい響きが、結婚式にぴったりです。

芳名帳の使い方

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芳名帳は、結婚式に参加してくれたゲストを確認するための大切なツールです。この日の結婚式に誰が来てくれたのか、ご祝儀はどのくらいいただいたのか、把握するのに役立ちます。

芳名帳は、名前や住所を書き込むだけのシンプルなものですが、使い方はいろいろ。結婚式当日は出席者の出欠確認、結婚式が終わった後はご祝儀の整理など、とても便利に使えるものなのです。

また結婚式後ふたりの新生活が始まってからも、両家の親族や知人を把握する人名録として役に立ちます。それでは具体的にどんな使い方ができるのか、詳しくみてみましょう。

出席確認

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芳名帳のいちばん重要な役割は、出席の確認です。つまり、出欠確認のためのチェックリストのような使い方ができるわけです。

あらかじめ、招待状を送った人の名前を記したゲストリストを作っておきましょう。このゲストリストと芳名帳に記載された名前を見比べれば、出席者が予定通りかどうかすぐにわかります。

チェックの際には、見やすさも大事。シンプルで書き方もやさしい芳名帳を選べば、間違いなくチェック作業ができます。芳名帳を選ぶ際には、その点も考慮に入れて考えるのがおすすめです。

住所確認

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住所を記入していただくことで住所録としての使い方ができるようになります。記帳していただいたものをそのまま利用するので、転記の手間がなく、大切な方のアドレスをおしゃれに管理できます。

結婚式が終わった後も、親戚や知人とのお付き合いは引き続き大切にしなければいけないもの。新郎新婦が周囲といい関係を築いていくために、芳名帳はとても大事な財産になります。

また住所に間違いがないかをチェックするリストとしての使い方も有用です。招待状が届いた後に転居したゲストがいた場合、旧住所と芳名帳の住所をチェックすることで、新住所への切り替えが楽にできます。

ご祝儀確認

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芳名帳は、ご祝儀の管理ツールにもなります。会計時に、表書きがなく誰が持参したものかわからない祝儀袋がみつかった場合でも、芳名帳を確認することで誰のものか見当がつきます。

お金の管理は別に帳面を作るという方もいますが、それもちょっと味気ないもの。芳名帳なら、ゲストから心を込めて贈られた大事なご祝儀を、おしゃれにきちんと管理できます。

ただし、ゲストが直接目にするものなので、金額がわかるような書き込みをするのはNG。チェックマークか、後で金額がわかるような簡単な記号を決めておくのがおすすめです。新郎新婦と受付係の間で行き違いが起きないよう、事前に書き方をよく確認しておきましょう。

芳名帳を使うタイミング

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通常、芳名帳は結婚式当日に受付に設置し、ゲストに記入してもらいます。すべてのゲストに書き込んでいただいて完成した芳名帳は、さまざまなタイミングで便利に使えます。

まずは結婚式の後、当日のゲストの出欠やご祝儀の金額を整理する使い方。そして、新生活が落ち着いてからあらためてお礼をする際の資料としての使い方。後になれば結婚式当日を思い出す大切な記念品にもなります。

芳名帳は、親族や知人との関係性を示す大事なもの。大切に保管して、いつでも見られるようにしておくのがベストです。

結婚式の芳名帳の種類

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芳名帳の使い方がわかったところで、素敵な結婚式にぴったりの芳名帳の選び方を考えてみましょう。

芳名帳にもさまざまなタイプがあります。結婚式の多様化に合わせて、書き方も進化してきました。昔からの記帳式だけでなくカード式という新しいタイプも登場、必要に応じて使い分けることができます。ここでは、機能で選べる代表的な2つのタイプをご紹介します。

さらにもうひとつ、とっておきの選び方も。それが、自分たちで手作りするという選択です。ニーズに合わせて好きなスタイルを演出できるおしゃれな手作り芳名帳は、細部まで自分たちのイメージにこだわるカップルにおすすめの選択肢です。

記帳タイプ

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芳名帳というと一般的には、受付に備え付けてゲスト本人に名前や住所を記入していただく形が主流です。今もほとんどの式場では、伝統的な「受付での記帳」という書き方を採用しています。

冠婚葬祭のしきたりは、ある程度決まっているもの。伝統的な方法を急に変えることに戸惑いを覚える方もいます。そういった観点からみれば記帳タイプは、誰もが安心できる書き方です。出席者にしきたりを重んじる世代の方が多い場合は、この記帳タイプにするのが無難でしょう。

記帳式はわかりやすく安心感はあるものの、ひとりひとり記入するため受付が混雑するのが難点。字を書くのが苦手なゲストには、プレッシャーになるというデメリットもあります。

カードタイプ

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最近では、芳名帳に記帳をしないという選択肢もあります。それが、カード式です。新郎新婦は、結婚式の招待状を送る際にカードを同封します。受け取ったゲストがあらかじめカードに名前や住所、メッセージを書き込んで、当日持参するというシステムです。

事前に記入するので、人前で字を書くのが苦手なゲストでも安心。また受付で渡すだけなので、混雑がなく、当日の進行がスムーズです。

とはいえ、このカード式も良いことばかりではありません。芳名帳の書き方としては新しい方法なので、高齢の方など伝統的な芳名帳の書き方に慣れた方は受付で困惑してしまうことも。書き方の丁寧な説明が必須です。

またせっかく書いても当日忘れてくる可能性もあります。受付にはその場で記入できるように予備のカードを用意しておくとよいでしょう。

手作りの芳名帳もある

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手作り派のカップルなら、芳名帳も自分たちのセンスでおしゃれに手作りしてしまうという手があります。

芳名帳は結婚式場に最初から用意されているもののほか、一般のお店で市販されているものもあります。でも、市販の芳名帳はある程度仕様が決まっているので、新郎新婦が思い描く結婚式のイメージに合わないこともしばしば。

イメージにこだわるカップルには、おしゃれにカスタマイズした手作り芳名帳がおすすめです。芳名帳には、決まった仕様はありません。手作りでも十分に機能するものができます。

結婚式の芳名帳の選び方

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その場で書いていただく記帳タイプと、持参してもらうカードタイプ。どちらにするか決まったら、さらに芳名帳のデザインを選びます。

芳名帳にはさまざまなデザインがあります。種類がたくさんありすぎて選び方がわからない!という方は、使い方や結婚式の規模に合わせて考えるのがよいでしょう。結婚式当日を思い描いて、イメージにふさわしいものを選びます。

もうひとつ、芳名帳の選び方で気を付けたいポイントは、参列してくださるゲストが使いやすいかどうかということです。

新郎新婦のイメージにこだわった芳名帳も素敵ですが、書く側を思いやるのも大事。ゲストが書き込みやすいかどうかもぜひ選び方の基準に入れてみてください。

縦書き・横書き

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昔は、記帳は筆でするものでした。筆は横書きよりも縦書きに向いているため、毛筆に慣れた世代では横書きより縦書きのほうが書きやすいと感じる方がかなりいます。そのため、伝統的な結婚式では、記帳も縦書きの書き方にするのが主流です。

とはいっても、伝統的な縦書きに苦手意識を感じる方が増えているのも事実。その傾向を反映して、近年は芳名帳にも横書きの形式を採用するケースが増えています。また、結婚式のイメージも大切です。たとえばキリスト教式の結婚式であれば、芳名帳も横書きがふさわしいということになります。

結婚式の雰囲気や出席者の世代層によって、縦書きと横書きのどちらかがよいかは変わります。こだわらず臨機応変に対応するのが賢い選び方といえるでしょう。

バインダータイプ・ノートタイプ

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芳名帳には、中身を入れ替えたり付け足したりできるシステム手帳のようなバインダータイプと普通のノートタイプとがあります。

バインダータイプは、後から編集できるのが強み。新郎側の親族と新婦側の親族がいっぺんに記帳しても、後でページごとに分けることができます。でもそのぶんかさばる、中身をうっかり紛失してしまうなどデメリットも。

ノートタイプはシンプルなので管理が楽という長所があります。とはいえ後でページを入れ替えることができないので、書き込んでいただくときは慎重に。必ず2冊用意して、新郎側と新婦側のゲストが混乱しないように分けて管理しましょう。

バインダータイプにもノートタイプにも、それぞれ長所と短所があります。ゲストの人数や雰囲気に合わせて、ケースバイケースで選び方を変えるのがポイントです。

中紙の枚数

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中紙とは芳名帳の中身、つまりページ数のことです。手作りする場合はもちろん、市販の芳名帳を購入する場合も、ページ数が適切かどうかしっかり確認しましょう。

芳名帳のページ数は、書き込んでいただくゲストの数に応じて決定します。ただし、ギリギリはおすすめできません。書き損じて次の行に書くゲストもいれば、字が大きすぎたり住所が長かったりして2行にまたがってしまう方もいることでしょう。

書き方は人それぞれ、一人一行とは限りません。不測の事態も想定して、中紙は少し多めに見積もっておくと安心です。あまったページは、当日の思い出を書き込んだり二次会で寄せ書きをしてもらったりと、楽しい使い方がいろいろできます。

結婚式の芳名帳の書き方

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ここまで、結婚式の主役として準備する側に的を絞って芳名帳の選び方のポイントをご紹介してきました。この項では、結婚式にゲストとして招かれた場合の芳名帳の書き方について解説します。結婚式場で最初にすることは芳名帳への記帳です。最初からつまづいてしまわないように、受付でどう振る舞えばよいのかしっかり覚えておきましょう。

本人が記入する

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最近は、人前で字を書く機会がすっかり少なくなりました。字を書くのが苦手で、人に丸投げしたくなる方もきっといることでしょう。でも、結婚式のような正式の場で代筆を頼むのはマナー違反です。記帳は必ず本人が行いましょう。

芳名帳は、新郎新婦にとっては結婚式当日の思い出が詰まった大切な記録です。人に書いてもらっては、記念品としての意味がありません。

心を込めて丁寧に書けば、どんな字でもきれいに見えるものです。お祝いの気持ちを込めて、自分の手でしっかり書きましょう。

書くときはバッグを置く

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記帳している間は手元にしっかり集中したいもの。手荷物がある場合は、どこかに置くようにします。手首やひじにぶら下げたままでは、見た目の美しさに欠けるうえあちこちにぶつかったりして危険です。クラッチバッグをわきに挟むのもマナー違反です。

結婚式に備えておしゃれをしても、マナーで失敗しては台無しです。所作にもじゅうぶん気を付けるようにしましょう。

結婚式の芳名帳の手作りアイデア

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ここまで見てきたように、芳名帳はさまざまな使い方ができる便利なものです。そこであらためてご提案したいのが手作り芳名帳。便利な芳名帳がさらに使いやすくなるように、おしゃれにカスタマイズした手作り芳名帳にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

手作り芳名帳には、新郎新婦に嬉しいことがたくさんあります。自分たちのイメージに合わせて結婚式を演出できるうえに、お値段も市販のものよりずっとリーズナブル。手作りする時間も、楽しい思い出になります。

手作りというとちょっとハードルが高い印象ですが、挑戦する価値は十分あります。自分たちだけのおしゃれな結婚式を演出できる、簡単で素敵な手作りのアイデアをご紹介しましょう。

無料テンプレートを印刷して使う

Photo bystevepb

イラストが得意な方なら、自分で書いたイラストをあしらって芳名帳を作るのも素敵です。でも、誰もが絵が上手な人ばかりではありません。こんな芳名帳がほしい!というイメージははっきりしていても、自分で描くのは難しいという方も。

そんな方におすすめなのが、版権フリーの無料イラストサイトから素材をダウンロードする方法です。たくさんのイラストを見比べて選べる無料イラストサイトなら、きっとイメージに合うイラストがみつかるはず。イメージ通りのイラストが見つかったら、中紙の用紙にレイアウトを決めてプリントアウトします。

また、罫線やイラストがレイアウトされた印刷用のテンプレートを配布しているサイトもあります。これならさらに手軽に失敗なく、理想の芳名帳を手作りすることができます。

100均ショップの商品を利用する

Photo by yto

とにかくリーズナブルに!という方なら、100円ショップを利用してみましょう。おしゃれなグッズが手軽なお値段で手に入る100均で、手作りを楽しみながら結婚式の費用を抑えることができます。

フォトブック用の台紙を利用したり、事務用品のファイリング用カードをおしゃれに飾ってみたり。素材の選び方にも遊び心を取り入れて、芳名帳の枠にとらわれず自由に楽しみましょう。

ゲストに年配の方や仕事上のお付き合いの方が多い場合は、きちんと感のある縦書きのフォーマットもあわせて用意しておくと安心です。

市販の芳名帳をおしゃれにアレンジする

Photo by sorarium

不器用で手作りに自信がない方におすすめしたいのが、市販の芳名帳をデコレーションする方法です。マスキングテープやシールなど、コラージュ用のグッズを利用して芳名帳をおしゃれにアレンジしましょう。

ふたりの共通の趣味や思い出の場所など、テーマを決めると楽しく作業できます。親しい友人や親族にパーツを持ち寄ってもらって、にぎやかにコラージュするのもおすすめ。

手軽に自分たちらしさが表現できて、結婚式にふさわしいフォーマルな雰囲気も崩さないナイスアイデアです。

結婚式の芳名帳は必須のアイテム!

Photo byStockSnap

芳名帳は結婚式後の実務に役立ち、さらに後には二人の新人生が始まった日を思い出す記念にもなる大事なアイテムです。

家族や親しい友人だけの小規模な式の場合、芳名帳を使わないというカップルもいますが、のちの財産になることを考えるともったいない話です。ぜひ、自分たちらしい芳名帳を作ってみてください。

kinokoya
ライター

kinokoya

読書と猫と手作りをこよなく愛する40代です。楽しくて役に立つ情報を発信していきたいと思っています。よろしくお願いします!

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