文字刺繍のやり方をわかりやすく解説!手縫いで綺麗に名前を入れるには?

文字刺繍のやり方をわかりやすく解説!手縫いで綺麗に名前を入れるには?

刺繍でひらがなやカタカナ、アルファベットなど文字刺繍のやり方を知っていると、ハンカチやバッグに名前を入れることができます。手縫いの文字刺繍のやり方やきれいに名前を入れるコツをわかりやすく解説します。名前やイニシャルを刺繍するときの参考にしてみてください。

記事の目次

  1. 1.名前を素敵に手縫いする文字の刺繍のやり方を紹介!
  2. 2.文字刺繍の種類とは
  3. 3.文字刺繍で覚えておきたいステッチ
  4. 4.文字刺繍のやり方①ひらがなの名前
  5. 5.文字刺繍のやり方②アルファベット・イニシャル刺繍
  6. 6.綺麗に文字刺繍をするコツは?
  7. 7.いろいろなデザインの文字刺繍にも挑戦してみよう!

名前を素敵に手縫いする文字の刺繍のやり方を紹介!

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刺繍は絵画のように下書きをして自由に刺繍糸を使って作ります。刺繍はミシンでも専用のパーツを取り付けて作ることができますが、手縫いの刺繍は素朴な温かさを感じます。

手縫いの刺繍は花やイラストだけでなくアルファベットでイニシャルや、ひらがなで名前を入れて文字刺繍もできます。

手縫いで作る文字刺繍の種類や文字刺繍で覚えておきたいステッチ、ひらがなの名前の文字刺繍のやり方、アルファベットやイニシャル刺繍、綺麗に文字刺繍をするコツの順にご紹介します。手縫いで名前を刺繍するときの参考にしてみてください。

文字刺繍の種類とは

名前を素敵に手縫いする文字の刺繍のやり方は、一般的なペンで書く文字のようなラインだけの刺し方や筆で描いたような太い部分がある文字の中を塗りつぶす刺し方、さらに文字に花や動物をプラスしたり文字そのものをイラスト調にするなど様々な種類があります。

手縫いで名前を入れる文字刺繍の種類を、ラインをステッチする方法、ラインを縁取りして中を塗りつぶす方法、上級者向けの文字を装飾した刺繍の順にご紹介します。手縫いの文字刺繍はデコレーションして楽しむことができる温もりのある刺繍です。

ラインをステッチする方法

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名前を素敵に手縫いする文字の刺繍のやり方は、まずはシンプルにラインをステッチする方法をご紹介します。ラインだけのステッチは、ペンで書いたような文字を刺繍で表現します。

ラインをステッチする方法は、下書きした文字の上を運針だけで描くやり方やチェーンステッチのような鎖をつないだラインで作ることもできます。ラインだけのステッチで文字を表現するには、波縫いと同じやり方のランニングステッチを使った刺し子風の文字も作れます。

さらにバックラインステッチでミシン目調やカーブの多い文字には、アウトラインステッチを使って美しい曲線を描くなど、ラインだけでも文字刺繍を楽しむことができます。

ラインを縁取りして中を塗りつぶす方法

名前を素敵に手縫いする文字の刺繍のやり方は、ラインをを縁取りして中を塗りつぶす方法もあります。デザイン画に沿ってラインをステッチするやり方で縁取りし、縁取りした中を糸を渡すだけのストレートステッチを繰り返して埋めると、ボリュームのある文字が作れます。

ラインを縁取りして塗りつぶすやり方は太い文字の場合、縫い目が大きくなり刺繍糸を長く渡すことになります。中を塗りつぶすやり方は、刺繍糸が均等に張るように刺繍枠で生地を固定してから縫い始めましょう。

上級者は文字を装飾した刺繍も

刺繍上級者におすすめの文字刺繍は、文字をラインで表現したり文字の中を埋めた文字刺繍に、花や鳥などをプラスして季節感のある文字を刺繍できます。さらに文字をレタリングするやり方もあります。

一般的に文字は、読みやすいことが優先されますが、ワインポイントやイニシャルで使う文字刺繍は、文字を様々なイラストに見立てて作ることもできます。

例えばアルファベットの「Y」に葉っぱをプラスして木を表現したり、ひらがなの「お」の最後の点を魚や野菜で表現するなど文字を装飾すると季節感や個性を表現できます。

文字刺繍で覚えておきたいステッチ

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文字刺繍をするときには、覚えておきたいステッチがあります。文字刺は直線だけでなく、曲線、さらにはイラストをプラスしたり文字をレタリングするやり方もあります。

アルファベットやひらがな、カタカナを刺繍するときに覚えておきたいステッチの種類をご紹介します。

ミシン目のようなバックステッチ、カーブを美しく表現できるアウトラインステッチ、文字の太い部分を塗りつぶしたり立体感を出せるサテンステッチを使って文字刺繍を手縫いするときの参考にしてみてください。

バックステッチ

バックステッチは、文字刺繍で覚えておきたいステッチの基本となる縫い方です。バックステッチは、ミシン目のようなステッチで、ブルージーンズに黄色い糸で縫われている部分のステッチです。

バックステッチは縫い目を小さくすると曲線も描けますが、縫い目が大きいとイビツになるため、直線を表現するときに用いるのがおすすめです。バックステッチの直線的な縫い目は、ナチュラルで素朴な温かみがあり、ひらがなを描くとやさしい印象の文字になります。

子供の幼稚園バッグやお弁当袋など、手縫いの刺繍で名前をいれてあげると、目印になると同時に可愛さがアップします。

アウトラインステッチ

文字刺繍で覚えておきたいアウトラインステッチは、名前の通り縁取りに使いやすいステッチです。アウトラインステッチは、直線だけでなくカーブも滑らかに表現できるためペンで書くような細い線や塗り絵のように縁取りをして文字を整える場合にも使えます。

アウトラインステッチは、曲線が多いひらがなやシャープなラインのアルファベット、さらに手縫いした文字刺繍を装飾するときにも使えるステッチです。

サテンステッチ

サテンステッチは、文字を刺繍するためだけでなく、ワンポイントのデザインにもテーブルクロスのような大きな布の刺繍にも使える、覚えておきたいステッチです。

サテンステッチは糸を渡すだけのストレートステッチを集めたような縫い方をします。サテンステッチは、塗りつぶすような縫い方をするステッチのため、刺繍枠を使って糸を均一に張れるようにしておきましょう。

刺繍枠を付けていないと刺繍糸が引っ張られたり余ったりするため、美しく仕上げることができません。サテンステッチは絵の具のように文字を塗りつぶしてボリュームを出すことができるステッチです。

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刺繍は日常的なものをアートに変えてくれます。基本のステッチも初心者には難しいものではないので、あなたの手仕事に刺繍を取り入れてみましょう。刺繍糸には美しいカラーバリエーションが揃っていますので、ステッチを変えながら刺繍することに夢中になれるでしょう。

文字刺繍のやり方①ひらがなの名前

文字刺繍と言えばアルファベットのイメージがありますが、ひらがなを手縫いで刺繍することもできます。ひらがなを手縫いの刺繍で入れると、温かみがあり素朴で優しい文字になります。

ひらがなをバックステッチで縫うと直線の縫い目が、たどたどしい印象で名前を刺繍すると小さな子供の持ち物の雰囲気になります。通園バッグやハンカチに名前を刺繍するときは、バックステッチを使うと初めて感が高まります。

例えば、男性用のスーツの内側にバックステッチで名前を入れるとアンバランスになります。バックステッチは直線の縫い目が可愛らしさを表現できる、ひらがなに似合うステッチです。

バックステッチでのやり方

バックステッチを使ってひらがなを文字刺繍するり方は、基本のバックステッチと同じく、生地の裏側から針を刺し、表生地の右から裏地に向かって刺しこみ、最初の針目を超えて表に向かって刺します。バックステッチは右に円を描きながら左側に進むイメージになります。

バックステッチの表側は、ミシンの縫い目のような仕上がりで、直線は表現しやすいですが、曲線は縫い目を小さくしてカーブを作ると美しいラインになります。ひらがなの名前をバックステッチで作るときは、下書きの右端から始めて左へ進めましょう。

アウトラインステッチでのやり方

ひらがな文字の刺繍のやり方は、アウトラインステッチを使って美しい曲線を表現することもできます。アウトラインステッチのやり方は、生地の裏側から針を出し表生地の右側から刺し込み左へ半目分戻ります。

アウトラインステッチは、円を描きながら半分戻りつつ右側に進みます。アウトラインステッチは直線だけでなくカーブも表現しやすく、様々なフォントのひらがなもリアルに再現できます。

アウトラインステッチはひらがなの枠を作るやり方やステッチ単体でもぺんで書いたようにひらがなを表現することができます。

文字刺繍のやり方②アルファベット・イニシャル刺繍

文字刺繍は、アルファベットやイニシャルを手縫いで刺繍するやり方もあります。アルファベットは、イニシャルだけを刺繍したりローマ字で名前を入れることもあります。

アルファベットは様々なフォントを使うことで、子供から大人までイメージに合わせてイニシャルを刺繍することができます。刺繍でローマ字を手縫いするときのやり方をご紹介します。

図案を生地に写すところから手縫いでの縁取り、ざっくりと面を埋める作業、隙間が無いように埋めて仕上げるところまで、アルファベットを刺繍するときの参考にしてみてください。

1.図案を生地に写す

文字刺繍でアルファベットやイニシャルを刺繍するやり方は、図案を選び生地に写してデザイン画を下書きします。生地の上にチャコペーパー、デザイン画の順に重ね、ルレットと呼ばれるルーレットを縦にしたような形の道具でデザイン画をなぞって図案を生地に写します。

図案を生地に写すやり方は、生地の上にチャコペーパーやデザイン画が重なるため、ずれてしまってはデザインも変わってしまいます。図案を生地に写すときは、待ち針などを使ってずれない対策をしておきましょう。

2.縁取り

アルファベットやイニシャルの文字刺繍のやり方は、縁取りすると文字がはっきりして立体感も出ます。縁取りなしで埋める方法もありますが、縁取りすると輪郭がはっきりし、美しい文字になります。

例えば色鉛筆を使ってぬり絵をする場合、外枠を濃いめに縁取りして中を塗りつぶすと、色の境目がはっきりし、メリハリや立体感のある仕上がりになります。

アルファベットやイニシャルの文字刺繍もバックステッチやアウトラインステッチで枠取りをしておくと、面を埋めるときに形を崩さず縫うことができます。

3.ざっくりと面を埋める

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アルファベットやイニシャルなど文字刺繍のやり方は、枠取りが済むとざっくりと面を埋めます。最初から詰め詰めで塗り刺してしまうと立体的にはなりますが、べったりとした仕上がりになります。

手縫いの文字刺繍は、最初はざっくりと面を埋めてバランスを見ながら隙間が無いように埋めるのがおすすめです。刺繍糸は6本で一束のため、ほどくと糸が切れたりボロボロになったりします。ざっくり埋めておくと、ほどく回数を減らし足りないところを埋めて糸の表面も美しく作れます。

4.隙間がないように埋める

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アルファベットやイニシャルなどの文字刺繍のやり方の仕上げの工程は、隙間がないように埋めます。アルファベットの文字刺繍のやり方は、デザイン画の下書き、外枠を刺繍し、ざっくり中を埋めて、最後に隙間を埋めて完成させます。

外枠はバックステッチやアウトラインステッチで輪郭を作り、サテンステッチでざっくり埋めて、バランスを見ながら隙間を埋めます。アルファベットは、直線と曲線が入っている文字のため、外枠を刺繍して隙間がないように埋めると美しい仕上がりになります。

綺麗に文字刺繍をするコツは?

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ひらがなやカタカナ、アルファベットなど名前を刺繍するには、様々なステッチを織り交ぜることで、綺麗に文字刺繍をすることができます。しかしたくさんの種類のステッチを使えば美しく仕上がるとは限りません。

直線や曲線を含む文字刺繍を綺麗に作るコツをご紹介します。図案の写し方や刺繍枠の使い方、刺繍糸の本数など、文字刺繍を綺麗に完成させるときの参考にしてみてください。

図案を丁寧に描き写す

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綺麗に文字刺繍をするコツは、図案を丁寧に描き写すことから始めましょう。刺繍に限らず第一工程となる基礎の部分が雑になると、その上に積み重ねても綺麗な仕上がりにはなりません。

図案を描き写すには、チャコペーパーを使い写すときに生地や図案、チャコペーパーがずれてしまっては、生地の下書きが図案と違ってしまいます。図案を作成するときは待ち針などを使って固定させてから写しましょう。

布を刺繍枠にしっかり張る

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手縫いで文字の刺繍をするには、刺繍枠を使います。一般的な縫い物には使いませんが、刺繍をするときは、刺繍糸が均等に埋まるようにするための刺繍枠は欠かせません。

刺繍枠は、木製やプラスチックの素材がありサイズも大小あります。綺麗な文字刺繍を作るには、刺繍枠に布をしっかり張ることで、刺繍糸を均等に埋め込むことができ、綺麗な仕上がりになります。

刺繍糸の本数で印象が変わる

Photo bybluemorphos

綺麗に文字刺繍をするコツは刺繍糸の本数を変えることで様々な印象に変えることができます。刺繍糸は6本1束でまとめられていますが、半分にして3本だけ使っても印象が変わります。また文字の場所により本数を変えても、雰囲気は変わってきます。

文字刺繍に使う刺繍糸の本数は、6本1束のまま使うときは絡まらないように1本ずつ広げて、ボリューム感のある文字に、本数を減らして細いラインなど、刺繍糸の本数を変えることで文字の印象も変わってきます。

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いろいろなデザインの文字刺繍にも挑戦してみよう!

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手縫いの刺繍で名前やイニシャルを入れると、目印になるだけでなく高級感やおしゃれの効果もあります。文字刺繍は一種類のステッチだけでもできますが、様々なステッチを組み合わすと、文字の存在感が増します。

文字刺繍は、ひらがなやカタカナ、アルファベットに花や鳥などをプラスしたり、文字自体を木や花に見立てたレタリング調の刺繍も楽しめます。アレンジ自由な手縫いの刺繍を使って、いろいろなデザインの文字刺繍にも挑戦してみましょう。

土居nico
ライター

土居nico

はじめまして。土居nicoと申します。たくさんのマニュアルの中で、遭難しそうになっております。 何としてもライターの仲間入りをさせていただきたく、手順を読んでおります。まだスタートラインにも立てておりませんが、よろしくお願いいたします。

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