ネクタイを簡単リメイク!DIYアイデアや作り方を紹介!
サラリーマンの男性に欠かせないネクタイですが、数があっても使わないネクタイもあるはずです。いつか使うとタンスに取っていても、結局は新しいのを締めていく事になり残ります。物はドンドン増えていくし、捨てるには惜しいというネクタイを、DIYしてみましょう。
今、ネクタイをリメイクする方も増えています。Instagramなどでもかわいいアイデア満載の小物を見ます。ネクタイは捨てる気にならないでしょう。
捨てるくらいなら、アイデアを活かしたリメイクして、自分流のスタイルを作ってしまいましょう。どんな小物でも簡単に作れるネクタイリメイクですので、ネクタイリメイクのおすすめDIYアイデアや作り方を詳説していきます。
ネクタイのリメイクはおすすめ!
家に使わないネクタイが、日の目を見ることがなくずっとタンスにしまってあるだけでも、収納の邪魔をします。しかしネクタイは、意外と生地が良く捨ててしまうには惜しいアイテムです。そんなネクタイをリメイクすると、簡単に小銭入れやポーチなど、おすすめの雑貨ができるのです。
シミが付いたりしていても、そこさえ除けば使えます。SNSでは、ネクタイをリメイクしたという、おすすめのあらゆる雑貨が満載です。最近ではマスクを作る方も増えましたし、大がかりなところでは、ジャケットなども可能なのです。
ネクタイの生地は上質・柄も素敵
ネクタイをリメイクした時のメリットは、生地が上質かつ柄も素敵で、ブランドもののネクタイなどは、おしゃれでおすすめです。シルクの素材を使ったネクタイも多く、縫製がバイヤスなのでリメイクも簡単に行え、おすすめです。
雑貨を作るにも、柄を合わせて効率的にネクタイを使えるようなアイデアなら、一本のネクタイだけでも可能です。コサージュなどは、素材を活かしたおしゃれな作品になり、決して引け目を感じません。ネクタイの余り生地で、シュシュなどの小物も簡単でおすすめです。
糸を切って解体すればリメイク可能
ネクタイはセンターの糸を切って解体すれば、簡単にリメイクが可能です。また、糸を切らずにネクタイのそのままの形でも、芯が入っていますのでスマホケースや小物入れなどにリメイクでき、型崩れもなく綺麗なネクタイのリメイクDIYが完成します。
作り方は非常に多くあり、お家時間を有効に利用するにはおすすめです。ネクタイを数本繋ぎ合わせると、クッションカバーやジャケットなどの大きなリメイクも可能で、ハサミとミシンさえあれば簡単ですので、色々とアイデアを出して好きなグッズにリメイクしましょう。
ネクタイのリメイク・DIYアイデア
ここからは、ネクタイをリメイクして、どんなDIYアイデアがあるのかを見ていきます。日頃身につけるもので、そのアイテムがネクタイをリメイクしたとは思えないくらいの完成度が高いグッズです。作り方も意外と簡単で、製作時間もあまりかかりませんので、是非挑戦してみましょう。
ブックカバーに
ネクタイをリメイクしてブックカバーにすると言うアイデアは、秋の夜長も楽しくなります。ネクタイの柄合わせを工夫すると、2つと無いオリジナルのブックカバーが出来ます。縫わない方法でも、しっかり縫って形を作るのも、お好みで色々と挑戦してみましょう。
作り方も簡単で、短時間で出来ますから、はぎれを使うような感覚でブックカバーを作れます。しおりを付けたり、芯を入れて裏地を付けると、既製品の様に仕上がります。ネクタイのおしゃれな柄を調整しながら、素敵なブックカバーにリメイクしましょう。
ポーチに
ネクタイをリメイクしてかわいいポーチもおすすめです。ネクタイの糸をほどかずに小さなかわいいポーチにもなり、ネクタイの糸をほどいて大きめのポーチにもリメイクでき、アクセサリを付けると立派なポーチに早変わりします。
ネクタイを共布にして紐状にしたり、バンブーの取っ手などでも、シンプルなリメイクができます。何種類かのネクタイの柄を合わせて、アイロンをかけて繋ぎ合わせると、オリジナルポーチも可能です。型紙を作って接着芯を付けて、ネクタイを余す事なく活用できます。
コサージュに
ネクタイをリメイクしてコサージュなどもかわいいです。意外と本格的なコサージュが出来ますので、正装でお出かけの時に重宝します。ネクタイは生地そのものが上質ですから、コサージュには最適です。
ネクタイの細かい柄が、小さなコサージュに向いていて、使うネクタイの箇所により素敵なデザインが生まれます。折り曲げたり丸めたりすると花の形になり、縫わずともコサージュらしくなるのも特徴です。帽子やバッグに付けたりと、活用方法も様々なところで発揮出来ます。
おしゃれなベルトに
ネクタイをベルトにリメイクという方法は、ただ、ベルト通しにネクタイを通すだけというのも良いですが、せっかくですから、もう一手間掛けましょう。ネクタイの糸を切って広げてアイロンをかけ、ベルトになる芯を用意してその芯を、ネクタイで包むようにして縫い付けます。
縫うのが面倒な方は、ボンドでくっつけましょう。バックルはお好きなバックルを用意して、バックルにベルトを通せば完成です。ネクタイを広げた時に、接着芯を貼り付けると、よりしっかりとします。縫わずに簡単にDIYできる、ネクタイのリメイク法のひとつです。
ワイン専用バッグに
ワインの専用バッグ自体をあまり見かけませんが、あれば非常に便利なグッズです。ワインに限らず日本酒でも、シャンペンでも、長い瓶に活用出来ます。ネクタイを縦に瓶に当て、瓶の太さ分用意して、そのままネクタイを繋げます。
切らずにそのまま使う事も可能ですが、それでは継ぎ目が目立ちますので、ネクタイの糸を切ってネクタイ同士を繋ぎ合わせ、ボトルの大きさに合わせて作れます。長い方をボトルの長さに合わせてカットし、ネクタイを繋ぎ合わせます。
持ち手の部分は、残りのネクタイを使用しても、別のネクタイを使用しても構いません。中表で輪にして縫い、底になる箇所のネクタイを輪に手縫いをして絞り、ボトルの底を作ります。別に用意した底用の布をボンドで貼り付け、取っ手を付けるとワインカバーの完成です。
メガネケースに
ネクタイリメイクでメガネケースも作れます。同様の作り方で、スマホケースも可能です。通常のネクタイなら、メガネやスマホはそのままのサイズでDIY出来ます。ネクタイの三角になった箇所をメガネケースの蓋にします。
縫わずにボンドでくっつける方法が簡単です。ネクタイにメガネを合わせて、入るサイズの3倍でカットし、カットした口はボンドで留め、留めた端を持って、折り返して裾に持っていって両端をボンドで留めます。蓋と蓋をした時の位置にマジックテープを付けると完成です。
クッションカバーに
ネクタイをリメイクするのに、クッションカバーには最適です。多数の使わないネクタイがあれば、殆どクッションカバーで処分出来ます。クッションの大きさにもよりますが、ネクタイをそのまま適当にクッションの入る大きさの布を2枚作り、中表で縫い合わせれば完成します。
デザインは、オリジナル性を活かして自由に作りましょう。中心から外に向けてネクタイの三角の箇所を活かすデザインもおしゃれです。糸を切って縫い合わせる手間もなく、簡単にそのまま使える方法もあり、別布に張り合わせたネクタイをデザインしてもおしゃれになります。
ネクタイをリメイク・ブックカバーの作り方
ネクタイをリメイクしてのブックカバーの作り方は様々ですが、ここでは縫わずに簡単に作れるブックカバーの作り方です。完成品は、調節の出来るブックカバーになり、文庫本の厚さを気にせず使えるサイズの解説です。ネクタイは予め糸を切ってアイロンをかけて準備しておきます。
用意する材料
ブックカバーの材料と用意するものは、ネクタイ、布製ボンド、バイヤステープ1本と型紙用の紙とアイロンです。バイヤステープはブックカバーの留めの役目になりますので、19cmあれば大丈夫です。布製ボンドも、100均などにあるボンドで構いません。裁縫セットは必要ありません。
作り方・手順
型紙は、40cm×17cmの紙を作り、長い方を半分に折り、右から6cmの箇所を支点に少し折った状態で、広げてネクタイ地に写してカットします。これで表地が1枚出来ました。次に裏地は、先ほどの型紙の左端を8cm折り込んで使用し、別の開いたネクタイに写し裏地を1枚作ります。
表生地を裏返し、短い端の広い方に5mmボンドを付け、端を折り返して付けます。表に返し6cm折り込み、折った表同士の両サイドにボンドを付けます。
用意していたバイヤステープを19cmに切り、反対の短い端から12cmの位置に仮留めします。表地の端全体にボンドを付け、裏地を中表に合わせアイロンで抑え、完全に接着させてから、表に返してアイロンを当てるとブックカバーの完成です。
ネクタイをリメイク・マスクの作り方
ネクタイをリメイクしてマスクを作る方は、最近増えてきましたが、毎日同じデザインのマスクは嫌だと言う方におすすめの、マスクカバーの作り方をご紹介してみます。マスクの作り方も殆ど同じで、耳にかけるゴム用のスペースを空けるかどうかの違いですので、応用出来ます。
大人用と子ども用のマスクの型紙の取り方も一緒にお伝えします。型紙さえあれば、サラリーマンの方がスーツを着たときでも使えそうな、マスクが出来ますので、是非お試し下さい。支給されたアベノマスクが小さいという声もありますので、中にアベノマスクを入れて使えます。
用意する材料
リメイク用のネクタイ、裏地用の布、型紙用の紙、ハサミ、ミシン、アイロンを用意します。カバーの中に入れるマスクは、市販のマスクやアベノマスクで構いません。裏地に使う布は、スレキや古着の切れ端、ガーゼなどでも良いでしょう。型紙を写すチャコがあれば便利です。
作り方・手順
まず型紙を作ります。立体マスクですから、楕円形の広い方にカーブを付けます。大人用サイズで、下底が16cm高さが13cm、上底が9cmの台形の下底にカーブを付けます。子ども用の型紙のサイズは上底と下底の長さは大人用と同じで、高さが11.5cmで、同じく下底にカーブを付けます。
リメイクするネクタイの糸を全部切ってしまい、広げてアイロンをかけます。作った型紙を逆さにして、上底をネクタイの端に合わせ、同じサイズで2枚作り、裏地にする布も同じように2枚作ります。上底の縫い代を2cm取り、三つ折りでミシンをかけます。
下底のカーブの箇所がほつれやすいので、端ミシンをかけておきましょう。2枚を中表でカーブの箇所を縫い付け、裏地も同じ作業をします。2枚を中表にして上下を縫い、表に返し上下にステッチを入れて完成です。市販のマスクを中に入れ出来上がりです。
ネクタイをリメイク・ポシェットの作り方
ネクタイをリメイクしてポシェットを作ってみましょう。その前に、ネクタイの名称で、今まで三角の部分と言っていた箇所の名称は、大きい方を大剣、反対側を小剣という名が付いています。ここからはその名称で記載します。
ポシェットは少し複雑のようですが、やり始めたら面白いです。ポシェットにはいろんなデザインがありますが、ここでは大剣を蓋に使ったポシェットの作り方を挙げて見ます。好きな場所に持ち歩けるおすすめのDIYです。
用意する材料
準備には、裏に使う布、厚手の紙、接着芯、ハサミ、アイロン、ポシェットの口に使うゴムと、蓋を留めるためのテープを用意しましょう。本体のネクタイと型紙の幅が合わないでしょうから、6分割して繋ぎ合わせる事で1枚の布になります。
作り方・手順
最初に型紙を作ります。25cm×15cmの長方形で、バッグの底になる端から7cmの所にカーブを付けます。大剣は18cmを蓋に使い、小剣は5cmが尾の部分になり、他のネクタイで本体が出来ます。ネクタイの状態のまま、大剣を18cmで、小剣は5cmでカットします。
他の部分は6つに分割して糸を切ってほどきます。6つに分割した布を、2枚の布になるよう縫い合わせ、足りなければネクタイの余りで繋げます。接着芯をアイロンで貼り、本体に型紙を当て印を付けて1cmの縫い代を取り裁断します。ループも2本分裁ち切りで取っておきます。
継ぎ目の多い方を本体の後部分として、表地に小剣表向きに置き、大剣を裏向きに配置して縫い付けます。大剣を表に返してステッチを入れ、裏地の裁断に移り縫い合わせます。この時、裏地に返し口を作りますので、底の部分を8cm空けて縫います。
ゴムを通す口も必要ですので、2cm下から縫い始めます。表地と裏地を中表にして上の部分を大剣小剣も一緒に縫い合わせて、裏地の返し口からひっくり返し、表の上から全体にステッチをかけても良いでしょう。
取り出し口にステッチを入れてからゴム通し用のステッチを入れてゴムを通します。2つのループをボンドで両端に付けてから紐を通し、大剣と本体にマジックテープを付けて、ポシェットの完成です。
使わなくなったネクタイをリメイクしよう!
ネクタイのリメイクは、様々な雑貨に変えられますので、やり出すと夢中になるでしょう。上記でご紹介したアイデアの他にも、まだまだリメイクできる物はたくさんあります。タンスの肥やしにするには勿体ない素材ですので、是非リメイクしてネクタイのDIYを楽しみましょう。