涼し気なゼリーキャンドルの作り方を紹介!
涼しげなゼリーキャンドルは、人気になっています。100均の材料でもきれいでおしゃれなゼリーキャンドルができてしまうのでぜひあなたも挑戦してみてください。比較的簡単にできるので、お子さんと一緒に挑戦するのもおすすめです。
ゼリーキャンドルとは?
ゆらゆらと揺れて、優しい明かりをもたらせてくれるゼリーキャンドルが人気です。白い蝋を溶かして固めて作るキャンドルが一般的ではありますが、実は透明で質感がプルンとしたキャンドルにすることができます。
その見た目からゼリーキャンドルと呼ばれていて、注目を集めているのです。100均の商品を使って簡単におしゃれにできるとあって夏休みの工作にも人気。それでは、ゼリーキャンドルについて詳しく解説していきましょう。
ジェルワックスで作られたキャンドル
ゼリーキャンドルは、ジェルワックスという材料を使って作られたキャンドルをいいます。一般的で良く売られているキャンドルは「パラフィンワックス」「ソイワックス」といった材料を使って作られていて、白い固い質感になるのが特徴的です。
ゼリーキャンドルは、透明で弾力性があるので、冷えても固まらないでゼリーのような質感になります。その美しさも人気の秘密になっています。
冷えても固まらない
ゼリーキャンドルは、冷えても固まりません。そのため、調度いい感じの弾力性があります。傾けても流れてしまうことがないので、容器から出して使うこともできます。触ってみるとグニャという感じで曲がるので、スライムのような触り心地になっています。
新感覚のキャンドルがゼリーキャンドルです。また、ゼリーキャンドルは、燃焼時間が普通のキャンドルの3倍あります。見た目もおしゃれでかわいいのですが、実用性もあるのでおすすめです。
ゼリーキャンドルに必要な材料・道具
それでは、ゼリーキャンドルを作るのに必要な材料と道具をご紹介していきます。ゼリーキャンドルに必要な材料と道具は100均で購入することができるので、経済的にも安くできるのも魅力でしょう。
ここでは、ゼリーキャンドルを作るのに必要な材料と道具をご紹介していくので最低限ご紹介した材料は用意するようにしてください。
ジェルワックス
ゼリーキャンドルを作る材料として、ジェルワックスは必須なアイテムです。作りたいゼリーキャンドルに合わせて、用意するジェルワックスの量は決めてください。ジェルワックスは、ろうそくでいうと蝋の部分になります。
このジェルワックスが特徴的なゼリーキャンドルを作り出す元の材料になります。ジェルワックスは、常温よりも低い温度になるとゼリーのような状態になっています。高温になると溶けて液体になって、冷めるとゼリー状に固まる性質をもっています。
キャンドル芯
ゼリーキャンドルには、キャンドル芯がないと火を着けることができません。このキャンドル芯に火をつけると芯が中心になってジェルワックスがなくなるまで燃え続けます。キャンドル芯は、ただの紐と思っている人が少なくないのですが、実は蝋が塗られていない場合は燃えません。
キャンドル芯には、すでに蝋をまとっている専用のものもありますが、種類によっては、ゼリーキャンドルが濁る原因になってしまいます。自分でジェルワックスを溶いて、紐に塗った方が濁りを防いでくれるので、きれいに仕上げることができます。
色付け材料
ジェルワックスは、無色が基本です。そのためゼリーキャンドルをカラフルにしたいのであれば、色付けする材料が必要になっています。ゼリーキャンドルの色付けの為の材料の種類は豊富で、自分がアレンジしたいカラーにできるものを選ぶ必要があります。
ゼリーキャンドルは、色付けだけでなく、ラメを加えてもおしゃれになるのでそういった材料を揃えてもいいでしょう。ゼリーキャンドルの色付けに使う材料によっては、ゼリーキャンドルが濁ってしまう材料もあります。
粉タイプの色付け材料では、濁ってしまう可能性が高くなるので、液タイプの材料にしておいた方がいいでしょう。ゼリーキャンドルの透明感を出す必要なないので、濁ってしまうといけないということはないのですが自分の好みのアレンジによって材料を選んでみてください。
飾り付け材料
ゼリーキャンドルは、色付けをする以外でも、見た目をおしゃれにアレンジすることができます。いろいろな材料を用意しておいて、ジェルワックスに閉じ込めて、おしゃれなゼリーキャンドルを作る方法もできます。
ただし、この場合は注意点があるので、特にドライフラワーについては注意するようにしましょう。後ほど、上手なゼリーキャンドルの作り方のポイントの部分で詳しく解説していきます。例えば、ゼリーキャンドルは透明なので、水の印象にすることができます。
ですので、よく使われて人気でおしゃれな材料として貝殻があります。水から海が連想されて、貝殻は涼しげな雰囲気もあるのでとてもおしゃれに仕上がります。思い出の詰まった貝殻をゼリーキャンドルに閉じ込めるのもおすすめです。
記念日などに、その思い出の貝殻のゼリーキャンドルに火を灯すといったロマンチックな演出にも使うことができるのでおすすめです。
他には、色つきの砂「カラーサンド」を使ってゼリーキャンドルにする方法があります。同じ飾り付けであっても、カラーサンドの色を変えることで、かなり違った雰囲気を楽しむことができます。
何個か違うカラーサンドを材料として用意しておけば、カラフルでポップな印象のゼリーキャンドルにすることもできます。他にもドライフラワーを入れることもできます。生花では、枯れてしまうのですが、ドライフラワーであればかわいくおしゃれなゼリーキャンドルにすることができます。
ただ、ドライフラワーは燃えてしまうため、火を灯した時には、注意する必要があります。芯に近いところにドライフラワーがあるとそこが発火する可能性があるのでご注意ください。
他にも、小物を飾り付ける方法もあります。ゼリーキャンドルはいろいろな小物を入れることができるのですが、キャンドルは火を使うものでもあるので、それは絶対に忘れてはいけません。
飾り付けで使う材料は、火や熱に強くて、燃えたり、溶けてしまわない材料がいいです。ゼリーキャンドルを作っている時に、高温のジェルワックスを使うので、濁りの原因にもなるので飾り付けする材料を選ぶ時は注意するようにしてください。
耐熱ガラス容器
ゼリーキャンドルの容器は、熱に強いものであれば、どんなものでも大丈夫です。しかし。ゼリーキャンドルはゼリーのような透明感のあるおしゃれな雰囲気を楽しむものでもあるので、中身が見える透明な容器がいいでしょう。
透明で熱に強い容器はガラス製のものであればおすすめです。ガラス製の容器を材料として用意しておけば、高級感をだすことができます。
用意したい道具
ゼリーキャンドルに必要な道具は、専門的なものは必要ありません。自宅にあるものを使って道具として使うことができます。ゼリーキャンドルを作るときには汚れてしまうので、これからもゼリーキャンドルを手作りしていくことを考えると製作用に道具を用意しておく方がいいでしょう。
ゼリーキャンドルの材料を溶かすのに熱を加えます。ゼリーキャンドルは、熱の温度の管理が大切になってきます。ですので、温度をコントロールできる加熱するものが必要です。IHクッキングヒーターが最もよくて、ないのであればホットプレートがいいでしょう。
温度計もあればなおいいです。他にも材料の分量を正確に測る必要もあるので、計量できる道具も必要です。そして、ゼリーキャンドルの材料であるジェルワックスはとても高い温度です。素手で作業してしまうとやけどしてしまうので軍手を使って作業をすることになります。
また、溶けた状態の材料を容器に移し変える時に飛び跳ねてしまう危険もあるので、手は軍手で保護して、腕を守る服装にする必要もあるでしょう。
他にも割り箸とスプーンが必要です。柄の短いスプーンは、溶けた材料が手についてしまうので、柄の長いスプーンを用意してください。また、はさみもあると便利です。
基本のゼリーキャンドルの作り方
それでは、ゼリーキャンドルの作り方について解説していきます。ここでご紹介する作り方は基本中の基本の作り方になっています。ゼリーキャンドルはアイデア次第でいろいろなアレンジを楽しめるものでもあるので、基本のゼリーキャンドルの作り方から発展させていきます。
作り方・手順
まず、グラスの中に好みの飾りを入れていきます。そして、キャンドル芯を中心に配置しましょう。キャンドル芯を割り箸を割っていない状態で挟んでグラスの上に橋渡しのような状態で置くと固定できるのでおすすめです。耐熱グラスなどの容器は好みの材料で大丈夫です。
次に、鍋にジェルワックスと入れて溶かしていきます。熱くなってしまいすぎるといけないので温度計を使って、100度をキープするようにしてください。こうやって完全に溶かしましょう。ここで好みの香り漬けや色付けを行ってアレンジしてみるのもOKです。
溶かしたジェルワックスをゆっくりと用意しておいたグラスに注いで、冷めるまで待てば出来上がりになります。
グラスに入れない作り方
応用編になるのですが、ゼリーキャンドルを容器に入れないで作るものもあります。ジェルワックスとシリコンモールドに流し込んで、冷めてから裏側からパカッと押し出すだけで完成です。
この他の作り方として、ゼリーキャンドルに穴を開けて、ジェルワックスをつけたキャンドルウィックを差し込んで、もう1度冷まして完成させるやる方もあります。
星型やハート型といったいろいろな型を使って作るこもできます。アイデア次第でいろいろなアレンジを楽しむことができるのもゼリーキャンドルの魅力の1つでもあります。
100均の材料を使ったゼリーキャンドルの作り方
100均のお店にはゼリーキャンドルの材料が販売されています。100均のキャンドウでは、ガラスの容器、ゼリーキャンドル、砂、ろうそくの芯、中に入れるガラスのパーツ全てが販売されています。100均キャンドウのゼリーキャンドルは、チューブ入りで販売されています。
予算も100均の材料を使ってすれば500円くらいで済む場合もあります。また、100均キャンドウにはキャンドルコーナーがあるので、ゼリーキャンドルを作りたい方にとってはとても便利でしょう。また、100均ダイソーには、ゼリーキャンドルパーツの照会が大きく展示されています。
ゼリーキャンドルはチューブタイプで、飾りつけに使う材料もいろいろ揃っています。作り方も丁寧に紹介されているので、とても分かりやすいです。それでは、100均の材料を使ってゼリーキャンドルを作る場合の作り方や材料についてご紹介していきましょう。
用意する100均材料
100均ダイソーには、ゼリーキャンドルの作り方が詳しく紹介されています。用意する100均の材料は、全て100均で揃えることができます。用意する物は、ゼリーキャンドルクリア1本、ゼリーキャンドルブルー1本、手作りキャンドル用ジェルミックス、キャンドル芯です。
他にも、カラーサンド、飾り付け材料、キャンドル用グラス、耐熱容器、はさみ、割り箸、スプーン、厚紙です。ただし、100均ダイソーで紹介されているゼリーキャンドルの作り方でのっている容器は、100均ダイソーのではありません。参考商品となります。
作り方・手順
材料を用意したら、カラーサンドをアレンジしていきましょう。ゼリーキャンドルは、横から見た感じがおしゃれになるようにするのがいいので、断面がキレイにでるようにするといいでしょう。
仕切りをつけたい場合は厚紙なので、仕切りを作っておいて、白い砂を色つきの砂が混ざらないようにするアイデアもあるので参考にしてみてください。カラーサンドを入れたら、平らになるようにしましょう。土台になります。
土台ができたら、アレンジしていきます。例えば、貝殻や小石などを入れていきアレンジしていきましょう。ゼリーキャンドルは、アイデア次第でいろいろなアレンジを楽しむのが魅力です。アイデアをいろいろ出してみて作り上げていきましょう。
100均のゼリーキャンドルを湯煎して溶かしていきます。鍋に水を張って耐熱容器を入れます。ぐらぐらと湯煎をして溶かしていきましょう。この時に混ぜる必要はないので、溶けるまで放置しておきましょう。
無理にかき混ぜてしまうと空気が入ってしまうので、ゼリーキャンドルが冷めて固まると気泡が出来てしまう原因になります。
気泡があると濁った感じになってしまうので、せっかくのゼリーキャンドルのおしゃれな感じがなくなってしまいます。できれば気泡ができないようなゼリーキャンドルの作り方をしていきましょう。
上手なゼリーキャンドルの作り方のポイント
ゼリーキャンドルは、アイデア次第でいろいろなアレンジができるアイテムでもあります。ただ、上手にゼリーキャンドルを作るにはいくつかポイントがあるのでまとめていきましょう。
このポイントを守ってゼリーキャンドルを作ればおしゃれで素敵なゼリーキャンドルが作れることができることでしょう。このポイントを守ってさまざまなアイデアのアレンジを加えることもおすすめです。アイデア次第で世界に1つの自分だけのゼリーキャンドルを作っていきましょう。
作る前にデザインを決めておく
ゼリーキャンドルは、作る前にアイデアをイメージしておく必要があります。作業をしている途中でアイデアに迷ってしまうと思っていたようなデザインにすることができません。
ある程度どんなアイデアのゼリーキャンドルにするのか考えてから作業に入るようにしてください。例えば、ゼリーキャンドルのアイデアを紙の書き出してからするのもおすすめの方法です。アイデアを紙に書くことでよりデザインをはっきりと、させることができます。
湯煎の際に気泡ができないようにする
ゼリーキャンドルを作る時にもっとも失敗してしまうポイントが気泡です。ゼリーキャンドルを溶かす過程で、どうしてもかき混ぜてしまう人がいますが、これはNGです。気泡ができてしまい上手くゼリーキャンドルを作ることができません。
せっかくきれいでおしゃれなアレンジをしようと思っても、イメージ通りにいかないことにもなってしまいます。ジェルワックスを湯煎するときは、完全に溶けるまで一切触らないようにしてください。
また、温度管理も重要です。お湯の温度を調整しながら、温度をこまめに確認して作業をすすめることが成功の道になります。
ドライフラワーを入れる際の注意
ゼリーキャンドルを作る上で気をつけてもらいたいことは、ドライフラワーを使うことです。ドライフラワーの配置には十分注意してください。
芯の周りにドライフラワーを入れてしまうと、火が着いて燃えてしまう可能性があります。なるべく芯とドライフラワーとの間隔があくようにレイアウトするようにしてください。
おしゃれなゼリーキャンドルのアレンジアイデア
それでは、ここではおしゃれなゼリーキャンドルのアレンジアイデアをご紹介していきましょう。ここでご紹介するゼリーキャンドルのアレンジアイデアはどれもおしゃれで素敵なものになっていますし、真似できるくらい簡単にできるものばかりになっています。
おしゃれで素敵なゼリーキャンドルを作ってみたい方は、ぜひアレンジアイデアを参考にしてみてください。
ボタニカルデザインのゼリーキャンドル
ゼリーキャンドルのクリアな透明感を生かしたアレンジアイデアです。着色しないでシンプルに仕上げてもキレイになるのでおすすめです。中にドライフラワーを飾っても目立つのできれいになります。
ただ、ドライフラワーをレイアウトする位置には十分注意するようにしてください。間違って芯の近いところにドライフラワーを配置してしまうと、燃えてしまいます。ご注意ください。
グラデーションに色付けしたゼリーキャンドル
一見手の混んだアイデアのような感じがしまいますが、意外と簡単です。好きな色のジェルワックスと注いでから、クリアのジェルワックスを注げばできあがりです。絶妙な色合いのグラデーションができるのでおしゃれなゼリーキャンドルに仕上がります。
ドライフルーツを入れたゼリーキャンドル
ゼリーキャンドルの飾りとして、ドライフルーツやシナモンといったものを入れてもおしゃれに仕上がります。香りも甘酸っぱいので、素敵でおしゃれなゼリーキャンドルになるでしょう。見た目もかわいいので、飾っても素敵です。
ゼリーをクラッシュしたゼリーキャンドル
ゼリーキャンドルを砕いて、ガラス瓶につめるというアイデアもあります。失敗してしまったり、使いかけのゼリーキャンドルがあれば、クラッシュして再利用するのもおすすめのアイデアです。宝石のようにキラキラしているので、思わずうっとりしてしまうことでしょう。
ゼリーの容器を使ったゼリーキャンドル
ゼリーの容器で型抜きをして使うアイデアもおすすめです。ゼリーの容器から出して、本当のゼリーの用にデコレーションしてみてください。ゼリーキャンドルの独特のぷるんとした見た目が、食欲をそそります。絶対に食べてはいけません。
ゼリーキャンドルとソイキャンドルのミックス
ゼリーキャンドルとソイキャンドルを組み合わせてミックスするアイデアも人気です。ソイキャンドルは大豆が原料なので、燃焼時間が長いという特徴があります。
また、すすもでにくいので人気です。空気洗浄の効果もあるとされているので、クリアなゼリーキャンドルと組み合わせることでおしゃれに仕上がります。
おしゃれで簡単なゼリーキャンドルの作り方を試してみよう!
おしゃれで簡単なゼリーキャンドルは、100均の材料を使えば安く簡単にできてしまいます。ゼリーキャンドルは、アイデア次第で色々なアレンジがきくので、ぜひチャレンジしてみてください。ソイキャンドルと組み合わせたり、砂や小物を変えるだけでも、アレンジの量は無限大にあります。
比較的簡単にできるのですが、温度管理は重要です。お家にある道具でできてしまうのも嬉しい魅力でもあるので、ぜひあなたもゼリーキャンドルを自作で作ってみましょう。素敵でおしゃれなゼリーキャンドルでお部屋のインテリアをより素敵にすることができます。