自作のスマホのタッチペンの簡単な作り方を紹介!
メールを打つ時やゲームをする時、指が違うところを触って間違えてしまったということがよくあります。そんな時にタッチペンの存在が頭をかすめます。スマホケースを買うときにタッチペンも一緒に買うべきだったと後悔することがありませんか?
でも大丈夫、タッチペンを自作すれば良いのです。「自分で作れるの?」と驚くには当たりません。作り方さえわかれば意外と簡単に自作できるのです。しかも自分だけのオリジナルなタッチペンです。
自作すれば愛着も湧くというものです。工夫して素敵なタッチペンを自作してみませんか。簡単な作り方を詳しくご紹介します。
スマホのタッチペンを自作できる理由
自作のタッチペンでスマホの画面がちゃんと反応するのかと疑問に思う方もいるでしょう。普通のペンでスマホを操作しようとしてもスマホは何も反応しません。本当に自作でタッチペンが作れるのかと不思議に思うのは当然です。
しかし、その疑問はスマホの画面の特徴を知っていれば解けるのです。次のコーナーでは自作のタッチペンでもスマホが反応する理由を解説します。
スマホの画面は静電式
スマホの画面は「静電容量方式」のタッチパネルを採用しています。つまり、静電気を利用して反応するようになっているのです。私たちの体には常に微弱な静電気が流れています。スマホのタッチパネルはその電気に反応して動作するようになるのです。
手袋をした時にスマホが動作しないのは手袋が電気を通さないからなのです。鉛筆やボールペンがタッチペンの代用にならないのも電気を通す物体ではないからなのです。
電気を通す物体ならOK
スマホの画面を反応させるには電気を通してあげれば良いのです。反対に電気を通す物体ならば何でも反応します。そこでアルミホイルが重要な役目をするというわけです。例えば乾電池と豆電球の間にアルミホイルを挟むと通電するので豆電球は点灯します。
他の金属でも電気を通しますが、加工しやすい点と家庭のキッチンにいつでもあるという簡便さから自作のタッチペンにはアルミホイルが適切なのです。自作のタッチペンにアルミホイルを使うやり方が最も簡単に自作できる方法だといえます。
電気を通すというと、なんだか怖い感じがしますが、スマホのタッチパネルは微量の電気で動作するので感電する心配はありません。さて、そのアルミホイルをどう使って自作のタッチペンを作るのか、次のコーナーで解説します。
ボールペンとアルミホイルを使った自作のタッチペン
スマホのタッチペンが自作できる理由がわかったら、実際にタッチペンを手作りしてみましょう。用意するものはボールペンとアルミホイルだけです。簡単でどこよりも低価格なタッチペンができます。アルミホイルの力を借りてボールペンが電気を通すものに変化します。
その辺に転がっている書けなくなったボールペンで十分です。お財布に優しいエコなタッチペンが自作できます。見栄えは悪いけれど、自分で使うだけなら何も問題ありません。
携帯ショップで販売している高価なタッチペンには及びませんがタッチペンを自作できた喜びがあるはずです。ちょっとしたDIY気分でタッチペンを自作しましょう。
作り方
タッチペンの作り方は至って簡単です。何しろボールペンにアルミホイルを巻きつけるだけなのです。試してみるとそれだけで本当にスマホが反応するから感動します。たったこれだけでタッチペンが自作できるのです。
ただ、巻いただけではアルミホイルがだんだん外れてしまうのでセロハンテープでしっかり止める必要があります。自作のポイントとしてはボールペンの芯の部分を出さずにきちんとアルミホイルで巻くことです。芯が出てしまっていてはただのボールペンと同じになってしまいます。
もう一つのポイントはボールペンにアルミホイルを巻く時に少し緩めに巻くことです。あまりきつく巻いてしまうと反応しないこともあり、スマホの画面を傷つけてしまうこともあります。
スマホ画面が傷つくのが心配な方はペン先に少しのテイッシュペーパーを入れてアルミホイルを巻くと緩衝材になり、スマホを傷つけることもなくなります。
使用感
簡単に自作のタッチペンができたところで実際に使い心地を試してみましょう。メールを開くなどの日常のスマホの操作には全く問題はありませんでした。指で操作するのと同じようにスムーズにスマホをスクロールすることができます。
ですが、ゲームなどの細かい動きには少し難ありといった感じです。ペン先が太くなってしまうのが原因のようです。それにこのままでは人前で使った場合の見栄えもよくありません。
綿棒とアルミホイル使った自作のタッチペン
自作のタッチペンの作り方は綿棒を使うという方法もあります。綿棒はご存知のように先が綿でできているので、ボールペンよりは柔らかく仕上がり、スマホの画面も傷つけません。ボールペンよりは細いので細かい作業にも向くようです。
綿棒の先の綿の部分をちょっと水に濡らすとより電気が通りやすくなるので使い勝手がさらに良くなります。綿棒で自作のタッチペンを手作りするのもおすすめです。画面上の小さなボタンを押すときや絵を描く場合には綿棒で自作した方が使い勝手が良いようです。
作り方
綿棒を使った自作のタッチペンも先ほどのボールペンのようにアルミホイルをくるくると巻いて作ります。用意するものは綿棒とアルミホイルだけです。ポイントは綿棒の先を少し水に濡らすということです。
これだけでぐんと反応が良くなります。今一つ反応が悪いと感じたら、綿棒を2,3本束にして太さを出すと良いでしょう。束ねた綿棒がバラバラになったりアルミホイルが外れてしまったりするのを防ぐために適宜にセロハンテープで止めておきます。
使用感
綿棒を使った自作のタッチペンは小回りが効いて便利に使えます。ボールペンのタッチペンが少し太くて使いにくいと感じたら綿棒で自作しましょう。先っぽも5mm程度なので細いタッチペンが欲しいという方には最適です。
見た目はあまりよくありませんが、タッチペンとして十分に使えます。万が一無くしてもまた作れば良いという安心感があります。
自作のタッチペンの注意点
ボールペンや綿棒、どちらでタッチペンを自作する場合にも素手でアルミホイルに触れていなければスマホに反応しません。そのためにペン先だけをアルミホイルで巻くのではなく、持ち手部分までアルミホイルで巻く必要があります。
持つ手の方までルミホイルがきていなければスマホは反応しません。タッチぺンを自作する場合は少し長めにアルミホイルを巻いて素手で触れるようにすることがポイントです。素手というのがポイントなので、手袋をはめてしまうと自作のタッチペンは反応しません。
自作のタッチペンの見栄えをよくする方法
高価なタッチペンを買わなくても、自作のタッチペンで十分に用は足せます。しかし、見栄えが良く無いのが玉に瑕です。どうせならもう少しおしゃれなタッチペンを自作したいと思いませんか?
自作のタッチペンがおしゃれなタッチペンになる方法があるのです。今度は見栄えに気を使ったタッチペンの作り方をご紹介しましょう。これなら人前でも自慢できる出来栄えになります。
用意するもの
用意するものは、ホームセンターなどで販売されている「導電スポンジ」と、100円ショップでも販売されている鉛筆の補助軸です。鉛筆の補助軸は短くなった鉛筆を使う時に利用したものです。
大人になると鉛筆を使う機会が減ってしまうので忘れていた方もいることでしょう。この二つが用意できたら、作り方に入ります。
作り方
まず、鉛筆の補助軸のキャップを外します。そして、その補助軸の中に小さくカットした導電スポンジを詰めていくのです。たったこれだけのことですが、自作のタッチペンの見た目が随分違います。自作のタッチペンとは思えないほどおしゃれなタッチペンとなりますので、おすすめです。
是非、高度なタッチペンを自作してみてください。ボールペンや綿棒で自作するタッチペンよりは遥かに見た目がよくなります。この自作のタッチペンにストラップをつけたりデコったりとお洒落を楽しんでいる方も多いようです。
スマホのタッチペンを自作してみよう!
さあ、あなたもスマホのタッチペンを自作してみましょう。驚くほど簡単にタッチペンが自作できるのです。面倒ならばそばにある綿棒で自作してもOKです。タッチペンは100円ショップでも販売されていますが、自作のタッチペンは味があってなかなか良いものです。
あなただけのタッチペンを自作してお友達に自慢してみましょう。お気に入りの自作タッチペンができるはずです。