ソファカバーの簡単な作り方を紹介!
昨今DIYが流行していて何でもDIYしておしゃれな家具などを作る人が増えていますが、その中でもかなり流行しているのがソファカバーの手作りです。意外に簡単にリメイクなどで作ることができるため、何枚ものソファカバーを手作りしている人もいます。
ソファカバーは購入しようとすると結構高価なので、DIYで手作りできれば節約にもつながりますが、「不器用だからソファカバーなんて作れない」と最初から諦めてしまう人もいるでしょう。
実はソファカバーの作り方は難しそうでいてそうでもないので、自宅にソファがあるなら是非ソファカバーをDIYで手作りしましょう。
ソファカバーを手作りするメリット
ソファカバーの作り方をご紹介する前に、まずソファカバーを手作りするメリットについてご紹介します。ソファカバーをDIYで手作りするのが流行してきているのは、いくつかのメリットがあるからです。
ソファカバーを手作りすることによって生じるメリットはかなり大きいため、ソファカバーを自分で作りたいと思うようになった人が増えてきたということです。
ソファカバーをDIYで手作りすることによってどのようなメリットが生じるのか、ソファカバーを手作りするメリットについてご紹介しましょう。
サイズが合ったものを作れる
ソファカバーを手作りするメリットとしてまず挙げられるのは、サイズが合ったものを作れるということです。ソファを購入した時にソファカバーがついていれば最初からサイズの合ったカバーがありますが、カバーがない場合もあります。
カバーのついていないソファを購入した場合、ソファカバーを別に購入するとサイズが微妙に合わず、布が余ったような感じになってしまいます。
また、きちんとサイズを計らずにソファカバーを購入した場合、ほんの少しだけサイズが小さくてソファにかけられないこともありますが、ソファカバーを手作りすればサイズがぴったりのものを作ることができます。
汚れや傷を防ぐ
ソファカバーを手作りするメリットとして次に挙げられるのは、汚れや傷を防ぐということです。購入したソファをそのまま使っていると、飼っている猫が爪とぎをしたり子供がジュースをこぼすなどして傷がついたり汚れたりすることもあります。
高級な本革のソファなどはそのまま使うとカビが生えたり傷だらけになったりしてしまうので、カバーは必須です。またそう高級なソファでなくてもカバーがあれば汚れや傷を防ぐことができるので、カバーをかけた方が良いでしょう。
ソファカバーを手作りしておくとこういった汚れや傷などを防ぐことができるので、簡単に作れるソファカバーをソファにかけることをおすすめします。
部屋の印象が変わる
ソファカバーを手作りするメリットには他に、部屋の印象が変わるということも挙げられます。部屋の中の家具などを動かすだけでは部屋の印象が変わらないこともありますが、ソファカバー一つでがらっと部屋の印象は変わります。
シックなソファカバーにすれば部屋全体がシックなイメージになりますし、おしゃれで可愛いソファカバーにすれば可愛らしいイメージの部屋に変身させることができます。
ソファは面積も堆積も大きいので、ソファカバーをかけることによって部屋の印象は大きく変わります。家具などを動かさずに部屋の印象を変えたいという時に、ソファカバーは大きく役立ちます。
汚れたら洗える
ソファカバーを手作りするメリットとして他に挙げられるのは、汚れたら洗えるということです。ソファカバーを洗える布で作っておけば、ジュースやコーヒーなどをこぼした時にも洗濯機で洗濯することができます。
もちろんどのような布地を選ぶかによって洗濯できるか否かは違ってきますが、洗濯できる布地で作れば家庭用の洗濯機で簡単に洗えます。
また合成皮革などでソファカバーを手作りしておけば、水分がこぼれても拭くだけでOKで洗う手間も省けます。このようにソファカバーを手作りするメリットはたくさんありますので、是非ソファカバーを手作りしましょう。
ソファカバーにおすすめの布地
それでは次に、ソファカバーにおすすめの布地をご紹介します。ソファカバーに使う布地は基本的にはどんなものでも良いのですが、扱いなどの点で特におすすめの布地がいくつかあります。
もちろんおすすめの布地以外でも自分が気に入った色や柄の布地があるならそれを使ってソファカバーを作っても構いませんが、できればこれからおすすめする布地を使った方が後々洗濯などが楽になります。
ソファカバーを手作りするのに向いている布地とはどのような布地なのか、ソファカバーにおすすめの布地をご紹介しましょう。
リネン
ソファカバーにおすすめの布地の一つ目は、リネンです。ワンピースなどにも良く使われるリネンはさらっとした手触りが特徴で、汚れにくく吸水性が高いというメリットがあります。
リネンのワンピースと言えば夏用のものが多いですが、ソファカバーをリネンで作る場合にもやはり夏向きです。リネンの布地はおしゃれなものが多いため、見た目で楽しむこともでき、おすすめです。
リネンの布地を使ってソファカバーを作る際には、裁断する前に地直しをしておく必要があります。リネンを水洗いした後生乾きにしてから布地の歪みを取り、ドライアイロンで横糸を水平に縦糸を垂直にしながら乾かしましょう。
フリース
ソファカバーにおすすめの布地の二つ目は、フリースです。フリースは冬用の衣料に良く使われていますが、冬用にソファカバーを作る際にはフリースがおすすめです。
フリースは温かみのある布地であるだけではなく、厚みがある割にミシンの針が通りやすく普通のミシンでも簡単に縫うことができます。
フリースを使ってソファカバーを手作りする場合には、色味も考えましょう。冬場に使うソファカバーなら断然暖色系がおすすめです。暖色系のソファカバーなら見た目にも部屋が暖かそうに見えますし、布地自体もぬくもりがあります。
レザー
ソファカバーにおすすめの布地の三つ目は、レザーです。レザーには本革とフェイクレザーがありますが、本革はミシンで縫うのが大変なので、フェイクレザーを使うと良いでしょう。
本革でソファカバーを作ると洗濯もできないため扱いが大変ですが、フェイクレザーなら汚れれば水で拭くだけでOKで、お掃除も簡単です。
ただフェイクレザーでも柔らかいものと固いものがあり、固いものは冬の寒さなどでひび割れてくることもありますので、柔らかいフェイクレザーがおすすめです。
簡単なソファカバーの作り方
それではいよいよソファカバーを作っていきましょう。ソファカバーの作り方は意外に簡単で、ミシンと裁縫道具と布地さえあれば素人でも作ることができます。普段から服などを手作りしている人ならあっという間にできるでしょう。
裁縫などをやっていない人であっても、とりあえずミシンと裁縫道具と布地さえ揃っていれば、思うより遥かに簡単にソファカバーを作ることができます。素人でも簡単に作れるソファカバーの作り方についてご紹介しましょう。
作り方①新聞紙をあてて型紙を作る
ソファカバーを手作りするにはまず、ソファに新聞紙をあてて型紙を作ります。ソファカバーを作る際には型紙が必要ですが、洋服の型紙ほど複雑ではありません。
ソファは背もたれやアームレストなどによって構成されていますが、新聞紙をこれらのパーツごとにあててチャコペンシル(なければ色鉛筆)で線を引いていきましょう。
通常の型紙は作りたいサイズプラス縫い代が必要ですが、ソファカバーを簡単に作る作り方ではそれは必要ありません。各パーツごとのリアルサイズで型紙を作ればOKです。
作り方②型紙に合わせて布を裁断
ソファに合わせて型紙を作ったら、次は型紙に合わせて布を裁断しましょう。新聞紙でリアルサイズの型紙を作りましたが、これでは縫い代はありません。布を裁断する時に型紙の周りに縫い代プラスもう少し大き目に裁断しましょう。
ただフリースなどの場合は布地がほつれていきやすいので、こういった布地を選んだ時にはソファカバーを縫い上げる前に端処理をするか、縫い代を多めに取ることをおすすめします。
最近の家庭用ミシンはとても優秀で、端処理も簡単にできるものが多いです。端処理ができるミシンがあるなら縫い代を多めに取らずに端処理をしておくと良いでしょう。
作り方③縫い合わせる
型紙を使って布地を裁断したらあとはミシンで縫い合わせていきましょう。ソファカバーは洋服などと違って直線縫いをすることが多いので、素人でも簡単に縫い合わせることができます。ソファより少し大きめになるように縫っていきましょう。
実はミシンさえあればソファカバーを縫うのはいたって簡単で、やや難しいのはハサミを使った布地の裁断です。布地は紙とは違ってまっすぐに切るのが難しいので、人によっては裁断で一番手間取ります。
また縫い合わせるのは簡単ですが、ソファの角の部分は丸みを帯びているためこの部分は手縫いをした方が良いでしょう。失敗するとほどき直してまた縫い直すことになるので、手縫いの方が良い部分は手縫いで仕上げましょう。
カバーの布が余ったら押し込むと◎
このように手作りのソファカバーは意外に簡単に作れますが、カバーに使った布が余ってしまうこともあります。余った布が他の何かのリメイクなどに使えるなら良いですが、そうではない場合にはソファカバーとソファの間に押し込みましょう。
ソファカバーは基本的に大きめに作るものですが、大き目に作ると簡単にソファにかけられる分スペースが余ることもあります。このように余ってぶかぶかになったスペースに余った布を押し込むようにしましょう。
そうすればぶかぶかになっていたソファカバーがソファにぴったりフィットするようになりますので、布が余ったらソファとソファカバーの隙間に押し込んでフィットさせましょう。
もっと簡単な一枚布のソファカバーの作り方
簡単なソファカバーの作り方をご紹介しましたが、実はもっと簡単な一枚布を使ったソファカバーの作り方もあります。先にご紹介したソファカバーの作り方ではどうしてもできそうにないという人には、こちらの作り方がおすすめです。
ソファカバーというものは基本的にはソファが布に包まれればよいだけなので、大きな布一枚あれば簡単にソファカバーができるということになります。それではもっと簡単な一枚布を使ったソファカバーの作り方をご紹介します。
作り方・手順
108cm幅の3mの布を二枚手芸屋さんで購入し、中表にしてこの二枚の布を長辺同士縫い合わせます。大き目にカットされていて二枚の布の大きさが違うならカットして大きさを揃えましょう。
短辺の方を三つ折りにしてアイロンをかけてきっちり折り目をつけてからミシンで直線縫いをしたら出来上がりです。出来上がった大きなソファカバーをソファにかぶせればOKというだけのとても簡単な作り方です。
使わない生地や服でおしゃれなソファカバーをDIY!
ここまでにご紹介したソファカバーの作り方では、手芸店に行って布地を購入してくるのが前提でしたが、使わない生地や服でおしゃれなソファカバーをDIYすることもできます。
そのまま押し入れなどに入れている着なくなった服やもらったものなどがあればどんどんリメイクしておしゃれなソファカバーを作りましょう。
子供の服をソファカバーにリメイク
使わない生地や服でおしゃれなソファカバーをDIYするアイデアの一つ目は、子供服のリメイクです。成長が著しい子供はそう着ないうちに服のサイズが合わなくなったりするので、破れたりする前に仕舞い込んでいることもあります。
こういった子供服が何枚かあれば、ほどいて布にして縫い合わせて可愛くておしゃれなソファカバーにリメイクすることができます。
カーテンをソファカバーにリメイク
使わない生地や服でおしゃれなソファカバーをDIYのアイデアの二つ目は、カーテンをソファカバーにリメイクすることです。もらったけれど使っていないカーテンなどの場合、一枚布で作る簡単なソファカバーにリメイクすると良いでしょう。
着物をソファカバーにリメイク
使わない生地や服でおしゃれなソファカバーをDIYのアイデアの三つ目は、着物をソファカバーにリメイクすることです。昨今着物のおしゃれなリメイクが流行していますので、もう着ない着物などがあればほどいてソファカバーにリメイクしましょう。
デニムをソファカバーにリメイク
使わない生地や服でおしゃれなソファカバーをDIYのアイデアの四つ目は、デニムをソファカバーにリメイクすることです。太って履けなくなったデニムなどがあれば、ほどいてソファカバーにリメイクしましょう。
ただデニム生地は分厚くて硬いため、ミシンで縫い合わせていると針が折れたりすることもあります。デニムをソファカバーにリメイクする際にはデニム生地でもすいすい縫えるタイプのミシンを使いましょう。
簡単なソファカバーを手作りしてみよう!
ソファカバーの簡単な作り方などについてご紹介してきましたが、如何でしたか?型紙を使っても使わなくても簡単にソファカバーを作ることができるので、簡単なソファカバーを手作りしてお部屋のイメージチェンジをしてみましょう。