ペーパークラフトで花を作ろう！簡単な作り方やアレンジ方法を紹介！

ペーパークラフトとは最近注目されている画用紙や折り紙など身近な紙製品を使って作るアート作品のことです。アート作品と聞くと縁遠いように思われる方も多いですが、ラッピングやカードなどのデコレーションや箸置きやインテリアにまで最近では身近な素材として広く周知されてきています。

ここでは、初心者～上級者用向けのペーパークラフトの花の作り方、結婚式にも使えるペーパークラフトやアレンジの仕方、無料のキッドを配布しているサイトなどについてご紹介していきます。

ペーパークラフトはアルバムやカードをデコレーションするように最近ではキッドも売られており、小さい物はシールタイプでも売られ浸透してきています。このペーパークラフトは元々は欧米の「paper craft」と呼ばれる折り紙やポップアップカードなどの紙で作られた細工製品が発祥です。

日本ペーパークラフト協会では紙を素材として立体的に作る模型や構造物などを指すため、欧米のペーパークラフトと同じように認識されています。

ペーパークラフトの最大の魅力は身近にある一般的な家庭にある文房具で作ることができ、材料費も紙である為キッドを買っても手頃な値段であるところです。

また、最近では販売されているキッドの他にも無料のペーパークラフトの図案もネットなどでダウンロードもできバリエーションも豊富、紙を変えたり、接着剤を変えたり、細かい部分はピンセットを使うなどちょっとした工夫でプロのような仕上がりで紙とは思えない出来栄えとなるのも魅力です。

ラッピングやメッセージカードなどギフトにお花を添えることはありますが、すぐに枯れてしまわない花でオリジナルのギフトラッピングがしたいという方におすすめなのがパーパークラフトで作った花です。ここでは、初心者向けの簡単に作れるバラの花についてご紹介します。

ペーパークラフトのバラを作る材料はバラの花びら部分となる紙、シャープペン、丸を書けるセロハンテープなどの型又はコンパス、ハサミ、消しゴム、グルーガン又は木工用ボンド、カッティングマットなどの作業用台、あれば竹串や爪楊枝などを用意します。

作り方は最初にバラの花となる部分にシャープペンやコンパスで円を描き、カッターやハサミなどで切り抜きます。シャープペンやコンパスで描いた場合は、切り抜いたの円の外側に残った線を消しゴムで綺麗に消します。次にハサミで渦巻き状に円を切ります。

この後、切り取った渦巻きの円の渦巻きを切りだした初めの部分が尖っているので丸くカットします。こうすることで、バラの花の丸みが綺麗に出ます。

次に切り取った渦巻きにした円を外側から中心までバラの花のようになるよう形づけてくるくると巻いていきます。この時、巻き始めがあまり癖がつかないので竹串などで癖を付けるといいでしょう。巻く際のポイントは大きめに巻くこと、これにより自然とバラの花のような形になります。

最後にバラの花の下の部分をまいた渦を中心にしてグールガンや木製ボンドで止めれば完成です。この時、グルーガンは熱いのでやけどをしないようにしましょう。

初心者でも作れるペーパークラフトのバラの花、そのままでもラッピングのポイントとしても使えますが、アレンジ次第で素敵なプレゼントになります。ここからは、先ほどご紹介した基本的なペーパークラフトのバラの花を使ったアレンジの方法についてご紹介していきます。

友人へのプレゼントにおすすめなのが先ほどの作り方でバラを作り、木製のフレームなどに並べるだけの簡単なアレンジのバラフレームです。作り方は簡単、まず先ほど作り方でバラをフレームに並べられるほど作りグルーガンや木製ボンドなどで直に貼り付ければ完成です。

こちらの木製フレームのポイントは外枠を残して内側にバラをあまり隙間を開けないようにバラの花をつぶさないように付けていくのがポイントです。

恋人へのプレゼントに最適なのが先ほどのペーパークラフトのバラを使った花束です。まず、上記でご紹介した作り方でバラの花を作っておきます。

その後バラの茎となる部分を針金や竹の棒などにマスキングテープの緑を巻いたものを用意し、先ほど作っておいたバラの花にグルーガンなどで付けます。その後、花束の形になるようにマスキングテープなどでバラの花を止めラッピングすると完成です。

ここでは、先ほどのバラと同じように無料の型紙をダウンロードしたりや市販のキッドが無くとも手元にある文房具で作ることができ、紙から切り出した平面的な花の形を使って立体的なかわいい花を作っていくといった簡単な方法でかわいい花を作る作り方についてご紹介します。

こちらの花を作るのに必要なものは、まずは花に画用紙や包装紙などの紙、この時あまり柔らかい薄い紙を選ぶとこちらの紙の作り方には不向きなので注意が必要です。その他にハサミ、爪楊枝と木工用ボンドかグルーガンなどの接着剤が必要です。

まず、一辺が6cm、5cm、4cm、3cmになるよう紙を正方形に切り、それぞれの紙を二つに折り、もう一つ四角に折り、出来た四角系の紙の真ん中を下にして左右を合わせ三角に折ります。次にハサミで右から左に外側が半円になる用カットします。カットした円の端を丸みが出るようカットします。

ここまでで、6cm、5cm、4cm、3cmの形の違う平面的な花の形が出来上がります。すべての花びらに爪楊枝で湾曲になるよう、内側がへこむよう爪楊枝を転がし紙に癖を付けます。

次に6cm以外の紙で切り込みを花のひとひらに入れ、切り込みを入れた花びらをボンドで左右重ね合わせます。すると真ん中がくぼんだ立体的な花の形になるので、6cmから3cmまで徐々に花びらが交互になるようにグルーガンや木工用ボンドで貼り付けていけば完成です。

上記のお花を使ってアレンジする場合は、花びら部分の紙を途中で色を変えたり、透け感のあるものにするとまた違った印象の花が出来上がります。また、花びらをカットして切り出す際にもっと紙を折り花びらの枚数を増やしたり、減らすとまた違った印象の花が出来上がります。

また花の真ん中をラインストーンやシール、紙から切り出した物など工夫をするとまた違った花になります。こちらの作り方は簡単なだけに応用しやすいレシピです。

ここまで初心者でもできるペーパークラフトのバラの花や色々なアレンジが効くかわいい花の作り方のついてご紹介してきました。ここからは、少しペーパークラフトになれている方向けのペーパークラフトのバラの花についてご紹介していきます。

こちらの中級ペーパークラフトのバラに必要な物は、バラの花びら部分となる画用紙、花の茎部分となる緑色のストローもしくは緑色に塗った竹ひご、木工用ボンドまたはグルーガン、ハサミです。また、こちらのバラを作った後に花束にする場合は茎部分は長めの竹ひごが束ねるのが楽になるのでおすすめです。

作り方は、まず画用紙を6等分に切り分けます。次に画用紙をそれぞれ三角形にしそれをまた折りたたみ合計に3回折りたたみます。その後、紙の中心を真ん中にし、外側を少し丸くカットして形を整えます。（気になる方は鉛筆用で下書きしてからカットすると失敗しないのでおすすめです。）

ポイントはカットの際、なるべくカットし過ぎずカット後に開いた際に四角に少し曲線が付いたような形になるのがベストです。あまりカットするとバラの形にはならないので注意が必要です。

次にカットした花びらの真ん中を茎を刺す大きさに中心部分をカット、または茎によっては穴をあける程度にします。その後、一枚だけを残し、花びらを1枚目は花びら1つ分、2枚目は花びら2つ分、3枚目は花びら3つ分カットし外側にくるりと丸くなるようハサミでしごきます。

次にカットしなかったた花びらから順番に一枚だけ花びら部分を重ねてボンドでとめ立体的な輪にします。すべて作り終わったところで、輪の大きい順番に茎に差しボンドでとめればバラの完成です。

こちらのペーパークラフトのバラの花をアレンジする場合は、花びら部分の紙を白やピンクにするなど少し変えても楽しめ、プレゼントとしての花束にも最適ですが、今回は簡単に窓辺を華やかにできるインテリアを作る作り方をご紹介します。

バラのアレンジインテリアを作るには、まず上記で紹介したペーパークラフトのバラの花を4つ作り、一辺が6cmの正方形の緑の紙を半分に折り半円のように切り端に細かく切り込みを入れ、1～2mm程度にジャバラに折っていきます。次に蝶の形を紙を半分にして2枚1セットで12セット切り抜きます。

さらに、直径1cm程の丸の形を切り抜き2枚1セットで丸を32個作ります。切り出した物を12本同じ長さの紐に蝶を1個下にし、上を5cm程あけて1本に2個蝶と間に丸をずらして糸を挟んで貼ります。

次に段ボールなどの強度がある紙を横63cm、縦4cmに切り抜き輪にしてホチキスでとめます。切り抜いた段ボールの上から5mmのラインを5cmずつ12個マーキングします。チェックした部分に先ほど作った紐を通し内側で紐をとめ、外側に垂れている紐をボンドで貼ります。

さらに、先ほど貼った糸が隠れるように輪の外側にバラの葉を下に上にバラの花の順で貼り付ければアレンジインテリアの完成です。

ペーパークラフトのここまで初級者から中級者向けのバラの花などのの作り方についてご紹介してきました。ここからはバラの花以外の花も作ってみたいという方のためにペーパークラフトのチューリップの花の作り方についてご紹介していきます。

ペーパークラフトのチューリップに必要なのは、型紙用厚紙、チューリップの花びら部分用の紙、ハサミ、木工用ボンドやグルーガン、両面テープ、丸みを帯びた竹箸、紙を丸める用の鉛筆等の丸い棒、茎用の緑色の薄紙です。

作り方は簡単、まず縦5cm、横3cmの厚紙を切り出し、そこにチューリップの花の形になる用に鉛筆等でマークして切り出します。次に縦5cmで切り出した長方形の花びらの紙を折り曲げ横3.5cmごとに折り曲げ、先ほどの厚紙でかたどり重ねたまま7枚花びらを切り出します。

次に花びらとして切り出した紙を竹箸などで端を内側に少し巻きチューリップの花びらの形のように整え、3枚の端に糊を付け張り合わせ、他の4枚はそのまま取っておきます。

次に茎用の紙をチューリップの茎にする丸みを帯びた箸の長さに切り、両面テープを左右に貼り、片側から箸に巻き付けます。茎ができたら花びらを付ける部分に、縦5mm横2cm程度の茎と同じ薄紙を上から1cmあたりに巻き付け、先ほどの3枚の花びらを1セットにしたものを貼りつけます。

他の花びらは花びらの下部分にボンドなどを付け、先ほど付けた3枚セットの花びらと花びらの間を埋めるよう糊付けしたら完成です。

茎より少し深い緑の紙を上を向いた魚のような形に切り出し、魚の形のしっぽの部分が茎に巻く部分になるので少し横に長めに切りだします。上部分が長い方がよろチューリップのリアルな葉が再現できます。

次に茎に葉が上下に互い違いになる用2枚茎に糊付けしていきます。この時ポイントとなるのが先ほど長くした魚のしっぽのような部分、茎に巻きつけてあまった部分の紙は無理に茎に巻かずにハサミで切り整えます。茎に葉を糊づけするとリアルなチューリップの完成です。

チューリップは花だけではアレンジしにくいのですが、葉を付けることによりリアルさが増し花束や花瓶に刺すなどでさらに素敵に活用できます。

クラフトパンチというと抜いた形だけでアルバムなどに使う方も多いのですが、クラフトペーパー好きの間ではこのパンチした形を素材として活用する方も多いようです。今回はそんなクラフトパンチで簡単に作れるペーパークラフトのミニバラについてご紹介します。

まず肝心なのがクラフトパンチのハート型です、こちらは100円ショップでも手に入ります。次にバラの花びら部分となる紙（カラーコピー用紙、タント紙などがベストです。）、ピンセット、木工用ボンド、これだけでミニバラができます。

作り方は、まずバラの花びら用の紙からクラフトパンチを使って12枚のハート型をパンチして作り、切り出したハートの半分に1枚ずつ貼り付けていき2枚貼り合わせた物、4枚貼り合わせた物、6枚貼り合わせた物を作ります。この時注意したいのが、最後に輪にして閉じないようにすることです。

先ほどの3種類が作り終わったら、花びらの端からピンセットを使ってくるくると丸めていきます。次に大きい花びらの中心に大きさ順に花びらを貼り付けるとミニバラの完成です。

こちらのミニバラは品よく出来上がるのでアレンジして色を水色や白、ピンクなどでまとめるとウエルカムボードにも最適です。作り方は簡単、4～5枚ほど葉っぱの分のパンチしたハート型をとっておき、輪になるよう台紙などに先ほど作ったミニバラを並べて間に葉を挟めば完成です。

こちらのミニバラは出来上がりが小さいため、沢山作って束にして使うのが可愛く見せるコツです。3個程まとめてリボンなどにつけナプキンリングなどにするのも素敵です。

ここまで、クラフトパンチで作るミニバラについてご紹介してきましたが、先ほどのハート型のクラフトパンチでバラとは違った印象の五角形の花も作れるので、こちらでは簡単に作れる五角形のキキョウやベルフラワーのような印象のペーパークラフトの花の作り方についてご紹介します。

まず、先ほどミニバラで使用したクラフトパンチのハート型は必須です。次に花びら部分となる紙（カラーコピー用紙、タント紙などがベストです。）、ピンセット、木工用ボンド、爪楊枝などボンドをつけるもの、この5点で作ることができます。

ハート型にパンチした紙を90度に半分に折り山部分から内側に少しだけ谷折りして、外側に糊つけし、半分に折った部分の右側を左側に貼り合わせ開き5つ作ります。次に貼り合わ重なった一辺にそれぞれ糊付けし、同じ一片を重ねそこを中心にして5つ貼り合わせたら五角形の花の完成です。

先ほどの五角形の花の作り方を使って簡単にアレンジしてできる花は梅雨の時期を明るくしてくれる紫陽花です。この紫陽花を作る為には紙を巻いたクイリングという紙の巻いた土台が必要ですが、細い紙を爪楊枝に巻いて作ってもOKですし、100円ショップに売っている発泡スチロールの球を半分にしても作れます。

まず、先ほどの五角形の花作り方を今度は4枚のハートで1つの形になるよう花を作り7個程用意し、上記でご紹介した土台に貼り付けていけば紫陽花の花が一つ完成です。

木製のフレームに別で作った葉を用意し、その上に先ほど作った紫陽花を載せるだけで完成です。葉は紫陽花は外側がギザギザですので、刃の形に切った紙の外側に少しハサミを入れ、紙を交互にジャバラに折り伸ばすなどするとよりリアルになるのでおすすめです。

ここまでペーパークラフトの初心者から中級者向けのバラの花の作り方やチューリップやクラフトパンチで作るミニバラや紫陽花の簡単な作り方やアレンジの方法についてご紹介してきました。ここからは、そうした楽しいペーパークラフトの無料型紙などがダウンロードできるサイトについてご紹介していきます。

下記でご紹介する無料のダウンロードサイトで、無料キッドや型紙をダウンロードする前に注意することが1つだけあります。

それは、印刷する際にはプリンターを万全の状態にしておくこと、インクや紙の補充はもちろん忘れずにしておき型紙等を綺麗に印刷することが一番大切です。ペーパークラフトを無料でダウンロードする際にはその点だけには十分注意しましょう。

色々な色の花のペーパークラフトが楽しみたいという方におすすめなのが「笹徳印刷オリジナルペーパークラフト」です。生花にはないカラーや柄のアマリリス、ガーベラ、カーネーションなど他のサイトでは手に入らない花のペーパークラフト素材を無料でダウンロードできるのが魅力です。

他にも野菜シリーズやお面シリーズ、ひな祭りや行事用の吊るすタイプのペーパークラフト素材もダウンロードでき、パーツの切り取りも簡単にできるのがこのサイトの素材の特徴です。

結婚式のウェルカムボードやネームカードに使えるペーパークラフトをダウンロードしたいなら「サンワサプライペーパーミュージアム」がおすすめです。TOPページのHomeからペーパークラフトを選択し、イベントグッズの中のウェディングをクリックすると一覧が表示されます。

バラやテントウムシのネームカード立てやバラや指輪やユリのナプキンリングなどのウエディング素材を無料でダウンロードできます。

他にも干支の置物や豆まきやお雛様といった行事に使えるペーパークラフト、卒業式にも使えるコサージュなどもあり豊富なペーパークラフト素材が無料でダウンロードでき、アレンジ方法も紹介されているためペーパークラフトを無料で色々楽しみたいといった方におすすめのサイトです。

植物のペーパークラフトが多くダウンロードできることで有名なのが「キヤノンクリエイティブパーク」です。TOPページのHOMEを選択し、ホーム＆リビングから植物をクリックすると一覧が表示され無料のペーパークラフト素材を簡単にダウンロードすることができます。

こちらでは花だけではなく花器の素材もダウンロードできるため、すぐに作ったペーパークラフトのお花の作品を飾る＆アレンジしてオリジナルの花束を作りたい方におすすめです。

好きな色でオリジナルのペーパークラフトの花を作りたい方におすすめなのが「KIRIN KIDS 季節のお花」です。子供向けのバラやチューリップなどの花のペーパークラフトや花瓶の素材を無料でダウンロードすることができ、好きな色が塗れる白色バージョンでも印刷することができます。

また、すべての花が花瓶付きなので作ったその場で飾ることができ、行事物は勿論、サッカーや乗り物、動物や昆虫、ギフトボックスといった素材まであり種類が豊富です。

さらに、そのどれもが子供が作ることを想定した作りとなっている素材な為、無料でありながら作りやすく計算されたペーパークラフトとなっています。こちらのサイトの素材は、ペーパークラフト初心者の方が練習するのにおすすめです。

ここまでペーパークラフトで作るバラやチューリップ等の花、インテリアやウエディングにも使えるアレンジの仕方、ペーパークラフトの無料の素材のサイトについてご紹介してきました。

ペーパークラフトは身近な素材である紙や文房具を使って作れる楽しい素材です。プレゼントを贈る際にも手軽にカードやラッピングなどを華やかにしてくれるアイテム、是非、無料素材のサイトなども取り入れて活用してみましょう。