グルーガンの使い方①予熱する
グルーガンはグルーと呼ばれる樹脂を熱で溶かして、接着に使う道具です。この溶けたグルーを出して、素材に塗り、くっつけるようにします。グルーは冷えるとまもなく固まります。この一連の過程を初心者にも理解できるように解説しますが、まずは予熱編からです。
グルーが出るまで予熱する
グルーガンを使う場合、グルーを熱で溶かすという説明をしましたが、そのためには予熱が必要です。あらかじめグルーガンを温めるようにしておかないと、グルーが溶けません。では、どう予熱するのかというと、電源をコンセントに入れればいいのです。そして、5分くらい待ちます。
グルーガンにはON・OFFのスイッチがついてないものがあります。コードをコンセントに差し込んだ時点で電気が入り、予熱が始まるのです。グルーガンはかなり高温になるので、予熱が始まったら先端に触らなようにするのが第一の注意点です。
予熱不足だと接着部分につける前に固まってしまう
グルーガンの使い方のコツで大事なのは、十分に予熱することです。もし予熱が不足し、先端の温度が不十分な状態で使うと、グルーが固まって、出てこなくなってしまう場合があります。そのまま出てこない状態が続くこともあり、非常に困ることになります。
また、グルーが固まって詰まってしまうと、困るだけではなく、グルーガンの動作にも悪い影響を及ぼし、故障の原因となることもあります。そうなってはいけないので、使い方の注意点はしっかり守りましょう。
グルーガンの使い方②グルーステックのセット方法
グルーガンを使う場合、グルースティックというものをセットします、したがって、このグルースティックの使い方を知っておく必要がありますが、簡単にグルースティックとは何なのか説明しておきましょう。
グルースティックを分解すると、グルーとスティックになりますが、これは糊と棒という意味です。しかし、それではわからないでしょうから、もう少し詳しく言うと、ホットメルト接着剤を円柱形にしたものです。
ホットメルト接着剤については、名称からもわかるように熱で液体に溶ける接着剤です。毒性はなく、安心して使えます。ホットメルト接着剤は、包装、パソコン用品、住宅建材、工芸品、自動車のパーツの接着など幅広く使われています。
グルースティックをセット
このグルースティックの使い方、つまりセット方法のコツですが、グルーガンのちょうど後ろ側に穴が開いているので、そこに差し込みます。使い方のコツとしては初心者にも難しくはないでしょうが、一つ注意点があって、グルースティックをセッティングしないで予熱をしてはいけません。
グルースティックの補給方法
グルーガンを使って、グルースティックを出して接着をしていけば、当然量が減っていきます。したがって、適当なタイミングを見計らって、補給の必要が出てきます。しかし、その方法も初めての使い方同様簡単で、追加で後ろの穴にグルースティックを補充すればいいのです。
適当なタイミングを見計らって補給すると書きましたが、適当なタイミングとはグルースティックが減った時です。だいぶ残りが少なくなったなと思えば、補充して構いません。初心者にとっても判断はしやすいです。
グルースティックの選び方
グルースティックの使い方のコツや補給方法のコツはおわかりになったでしょうが、どのような種類を選べばいいかという問題があります。一口にグルースティックといってもいろいろな種類があり、用途や使う人の特徴で選び方も変わってきます。
幅で選ぶ
グルースティックの幅は2種類あります。7~8mmと11~12mmです。グルーガンの種類によって適した幅のグルースティックがあるので、それを選ぶようにしましょう。もし違う幅のグルースティックを購入するとグルーガンに差し込めなくなるので、間違わないようにしてください。
温度で選ぶ
グルースティックを選ぶ場合、幅だけでなく温度のタイプにも目を向けてください。温度タイプには高温タイプと低温タイプがあり、グルーガンの種類によってどちらかが決められています。では、それぞれどれくらいの温度で溶けるかですが、高温タイプは170度、低温タイプは120度くらいです。
グルーガンとグルースティックを温度タイプで選ぶ場合は、一つ注意点があります。それは、高温タイプのものを使うと、対象の素材によっては溶けてしまう場合があるのです。たとえば、発泡スチロールのようなものは高温タイプに弱いので、低温タイプを使ってください。
色で選ぶ
グルーガンはものを接着するための道具で、その接着に用いるグルースティックの色は薄いものであれ何でもいいような気もするでしょう。ところが、グルースティックには、白やクリア、半透明などの普通の接着剤の色だけでなく、さまざまな色があります。
また、ラメ入りのようなきらきら光るグルースティックもあります。そのため、接着剤として用いてもカラフルなバリエーションができ、楽しくキレイに使えます。
値段で選ぶ
グルースティックの値段はいろいろなものがあります。一番安いのは100均のグルースティックですが、ダイソーのものは幅が7.5mmで、セリアのものは7mmです。数はともに15~20本入りです。少し値段が上がって、179円以上となると、数が30本入りとなります。
比較的人気が高いグルースティックの価格帯は1000~1999円くらいです。このくらいの価格になると、数も50~100本入りとなり、グルーガンの使用中になくなる心配がありません。さらに価格がアップし、2000円以上ともなると数千本入りとなり、セミプロ用の数になります。
成分と用途で選ぶ
グルースティックの成分によって、用途が変わってきます。一般的によく使われている成分はEVAで、紙や木の接着に適しています。新しく生まれた耐熱性の高いEMMAという成分は、紙や木だけでなくプラスチックの接着に向いています。
プラスチックの接着用に作られたオレフィンAPAOPという成分もありますが、紙や木もキレイにくっつきます。電気部品の接着にはポリアミドという成分が使われることが多いですが、この成分は電気絶縁性がいいです。
いろいろなグルースティックの成分があることがおわかりになったでしょうが、初心者はあまり難しく考えずに、一般的によく使われるEVAを選んでおけば無難です。もし初心者の段階から卒業して、用途ごとに選びたくなったら、ほかの材料を選べばいいでしょう。
グルーガンの使い方③電源プラグのセット方法
グルースティックをグルーガンに差し込んだら、次の使い方のコツは電源プラグのセットです。といっても、特に難しいことはなく、電源プラグをコンセントに挿入するだけで、他の電気製品と使い方は同じです。ただ、グルーガンの多くはスイッチがついていません。
電源プラグをセットするときの注意点
電源プラグをコンセントに挿入すれば使えるようになるグルーガンは初心者でも特に難しく考える必要はありませんが、注意点があります。まず、すでに指摘したように5分ほど予熱してから使います。予熱不十分で使い始めてはいけません。
次に、予熱時間にグルースティックが溶けて漏れ出すことがあるので、紙の上に置いて汚れを防ぐ必要があります。また、先端を下向きにしてスタンドに立てて、グルースティックの本体への流入を防がなければいけません。
グルーガンの使い方④スタンドの使い方
グルーガンを予熱している間は、スタンドに置いておくのが一番いいのですが、そのスタンドの使い方のコツを学びましょう。スタンドの使い方がわかれば、安心して予熱の間待てます。スタンドは市販されたものもありますが、自分で作ることもできます。
使用中は置き方に気をつける
グルーガンをスタンドに置く場合は、下向きにセットします。なぜ下向きにするのかというと、予熱中に溶けたグルースティックが本体の奥深くに流入するのを防ぐためです。では、なぜ流入がいけないのかというと、奥深くで詰まって、故障してしまう場合があるからです。
スタンドを使わずに手ですっと下向きにグルーガンを持っているということも理論上は可能ですが、それでは大変です。スタンドという便利な道具があるので、それを使わない手はありません。なお初心者は市販のものを使えばいいですが、自作しても構いません。
先端から垂れるグレーを無駄にしない置き方
グルーガンを下向きにスタンドにセットすると、先端から溶けたグルースティックが垂れます。その状態では溶けていますが、すぐに固まります。固まったグルースティックを捨ててしまうのはもったいないので、再利用しましょう。
その方法ですが、垂れる位置にシリコンマットやカップ、不要な紙などを置いて回収します。それをまた円筒状のグルースティックのように使えばいいのです。グルースティックを無駄遣いしない使い方のコツと言えるでしょう。
グルーガンの使い方⑤グルーの出し方
グルースティックをグルーガンにセットし終わったら、グルーガンの電源を入れて予熱します。そして、スタンドに置くのですが、ここまでは解説した通りです。次の使い方は溶けたグルーを出すことです。ここが一番大事な使い方とも言え、グルーを上手にキレイに出さなければいけません。
グルーガンのレバーを引いてグルーを出す
グルーガンは名称が示すようにガン(銃)のような形をしているので、使い方も銃に似ています。グルーガンからグルーを出す時は、レバーを引けばいいのです。初心者でも簡単です。どのくらいのグルーが出るかはグルーガンの種類ごとに違っていますが、レバーの引き方で調節します。
ただ、初心者にとって難しいのはその排出量の調節です。出し過ぎても少な過ぎてもいけません。したがって、グルーガンのレバーの使い方をマスターできるように何度も練習し、キレイにグルーを出せるようにしなければいけません。
グルーが固まる前に素材を接着させる
グルーガンは素材を早く接着させるための道具ですが、溶けたグルーを出すとすぐに固まります。そのため、使い方には注意点があります。それは、グルーを出したら固まる前に素材をくっつけるということです。そうしないと、うまく接着できません。
グルーが固まり始めるまでの時間を計算すると、約10秒という速さです。そこから1分ほどで、完全に接着がされます。したがって、使い方のコツとしては、素材にグルーを塗ったら、30秒ほど上から押し続けるようにするといいでしょう。
グルーが出ない場合はどうする?
グルーガンの使い方で特に困るのがグルーが出ない時です。グルースティックをセットし後すぐにグルーが出ないということはあまりありませんが、グルースティックが短くなると出ないことがあります。値段の安いグルーガンで時々見られる現象です。
そのような場合の対処のコツは、新しいグルースティックの一方を熱で溶かし、短くなったスティックにくっつけることです。キレイに付け加えるのが大事です。この使い方のコツさえつかめれば、グルーが出なくなっても大丈夫ですが、初心者でも難しいことはないでしょう。
ただし、グルーガンが故障してグルーが出てこないこともあります。その場合はどのような使い方をしても改善しない恐れがあるので、修理に出す必要がある場合があります。100均のものなら買い替えるという手もあります。
グルーガンの使い方⑥片付け方と注意点
グルーガンで素材を接着し終わったら、片付けなければいけません。しかし、片付けといっても他の家電とは違ってグルーガンの場合、扱いに慎重を要します。では、どのようにグルーガンを片付けたらいいのか初心者にもわかりやすいようにコツを解説します。
充分に冷ましてから片付ける
グルーガンの使い方、片付け方での注意点は、先端が非常に高温になっていることです。低温タイプでも高温タイプでも、その温度は軽く100度を超えます。そんな状態のまま片付けたら火事にでもなりかねません。したがって、片付けまではしばらく待つ必要があります。
では、どの段階で片付けたらいいかですが、先端に触れてみて、十分冷えたと確認できた時点です。ただし、この場合にも注意点があって、コンセントから抜いて早いタイミングで先端に触ってはいけません。やけどの恐れがあるので、十分時間を置きましょう。
なお、グルーガンの片付け時に差し込んだグルースティックをどうするかですが、無理に抜く必要はありません。片付けをするにしても差し込んだままにし、最後まで使い切るといいです。
グルーガンを高熱のまま片付けていけないのにはもう一つ理由があります。それは、高熱状態だと、グルースティックが溶けて垂れるので、片付け先の容器にくっついてしまうのです。容器をキレイにしておくという意味でも、片付け時にはグルーガンを冷ましてからにします。
それから片付け時にグルースティックを抜かないという注意点ですが、なぜかというと、無理に引き抜こうとすると、グルーガン内部にグルーがくっつき、新しいグルースティックを差し込むことができなくなる場合があるためです。そうなれば、故障の原因にもなります。
グルーガンの使い方⑦上手にキレイに使うコツ
ここからは、グルーガンの上手なキレイな使い方のコツを解説します。グルーガンの使い方によっては、キレイに用いることができず、汚くなってしまう場合がありますから、これからお教えする使い方のコツをよく学んで、うまく素材を接着してください。
うまく接着できない場合の対処法
グルーガンの上手な使い方をすれば、紙でも布でも木でもプラスチックでも鉄でもなんでもキレイにくっつきますが、時にはそれがうまく行かないことがあります。接着ができないのです。その理由は、グルーが十分固まっていないことにあります。
グルーガンのグルーは早く固まるようになっていますが、それでもあまりに早く素材を離してしまうと、キレイにくっつきません。したがって、使い方の注意点として、30秒~1分くらいは素材を固定させておきます。
ただし、ここにも注意点があって、紙や布などの薄い素材の場合は、グルーがかなり高温になっているので、触りにくいです。その場合は、クリップなどを活用して、素材を固着させるといいでしょう。
グルーガンの使い方には別の注意点もあります。それは、濡れた素材や汚れた素材をくっつけるのが難しいという点です。表面がこのような状態だと、いくらグルーガンの上手な使い方をしてもキレイに接着できません。
したがって、革や鉄、ガラスなどの素材の場合は磨けるのでキレイに汚れを落とし、木材などのざらざらしたものの場合は研磨してから、グルーガンを使うといいでしょう。これがグルーガンの効果的な使い方のコツです。
垂れるグルーの糸の対処法
グルーガンの使い方で厄介なのが垂れる糸です。グルスティックを熱で溶かして使うという使い方をするグルーガンでは、よくグルーの糸が垂れます。この糸をそのまま接着に使っても、素材はキレイにくっつきません。したがって、この糸への対処のコツが必要です。
そのコツですが、グルーをグルーガンから出したらすぐに何回も回転させ、糸を切ります。このコツで大事なのは、糸が冷えて固まる前に切ってしまうことです。さもないと、キレイに切れません。
初心者にとってキレイに糸を切るのは少し難しいかもしれませんが、徐々に慣れていきます。そうすれば、グルーガンを使うたびに上手に糸を切れるようになって、垂れる糸の問題は簡単に解決します。
グルーのはがし方
いったんグルーガンで接着させたグルーはもうはがせないのかというとそんなことはありません。グルーをはがす方法があります。それはグルーの性質をうまく活用することによって可能となります。性質とは、熱に溶けることです。
その性質を利用するコツは簡単で、ドライヤーの熱風を当てればいいのです。ドライヤーの熱ではグルーガンの熱には及びそうもありませんが、それでもキレイにはがれます。このようなコツなら初心者でも簡単でしょう。
グルーガンのグルーのいいところは、接着後でもキレイにはがせることです。これが接着剤で素材をくっつけたとなると、簡単にははがせませんが、グルーガンならそれが可能です。接着が早いことと合わせ、グルーガンは便利な道具です。
素材が落ちてしまう時の対処方法
グルーガンの上手な使い方をすれば、いろいろな素材をキレイにくっつけることができます。しかし、一部の素材では落ちてしまう場合があります。特にプラスチック、鉄、ガラスなどの素材の場合は、価格の安いグルーガンだとうまく接着できないことがあります。
その場合、グルーガンを買い替えるというのも大変でしょうから、接着剤を使ってみるという手があります。グルーガンで難しければ、別の方法を試してみるのです。特に対象の素材が多い場合は、この方法が有効です。
どの素材にグルーガンを使い、どの素材に接着材を使うのかは、初心者には少し選別が難しいかもしれませんが、まずはグルーガンを使ってみて、それでうまくくっつかない場合は接着剤で貼り付ければいいでしょう。
グルーガンの強度を上げる方法
グルーガンの接着強度の問題ですが、他の接着剤や木工ボンドよりも弱いと言われています。グルーガンの上手な使い方をしてもこの強度を強くするのは簡単ではありません。ただ、強度を上げる方法がないのかというと、そんなことはありません。いい方法があります。
まずグルーを出す量ですが、あまり少な過ぎると、素材がすぐにはがれてしまいます。かといって、多過ぎると垂れてしまいますが、垂れない程度にたっぷり使うのがおすすめです。この使い方にすれば、少しは強度が上がります。
次のグルーガンの使い方の注意点は、グルーを出してすぐに接着させることです。出した瞬間が一番接着強度が強いです。それをぐずぐずしてからにすると、強度はだんだん弱くなり、結局は接着できなくなってしまいます。
グルーガンには高温タイプと低温タイプがありますが、高温タイプのほうが接着強度が強いです。したがって、強度を重視するというのなら、高温タイプのグルーガンとグルースティックを購入するのがおすすめです。高温タイプなら初心者の使い方でも、強度が強くなります。
グルースティックにはいろいろな種類がありますが、その種類によって強度が弱まる場合があります。安くて品質の悪いものだと、溶け方や作業スピードに支障が生じる場合があり、強度にも欠点があることがよくあります。グルースティックの選び方も重要な注意点です。
グルースティックの選び方はすでに解説しましたが、初心者はついつい安価なものを購入しがちです。しかし、安いものだと接着強度に問題があるケースがあります。
100均のグルーガンの強度は?
ダイソーをはじめとする100均のグルーガンの強度は弱いです。というのも、100均では低温タイプのグルーガンを扱っているからです。したがって、紙や布、木などの接着には向いていますが、プラスチック、金属、ガラスなどの接着には不十分です。
100均のグルーガン同様、グルースティックも強度は弱いです。重さにはあまり耐えられないようになっているので、アクセサリーや造花、小規模なDIY、子供の工作などの用途に限られています。
初心者はついつい安い100均のグルーガンを買ってしまいがちですが、注意点としては用途をよく考えることです。上記の用途でよければ、100均のものでも構いません。
グルーガンのおすすめ使い方
グルーガンの正しい使い方を見てきましたが、今度はおすすめの使い方を紹介しましょう。グルーガンを上手に使うことで、毎日使う生活用品や家具、アクセサリーなどがキレイに接着できます。それによって、生活も充実してくるでしょう。
手芸に使う
最初のおすすめのグルーガンの使い方は手芸です。手芸というと、ミシンを使ったり、針と糸で手縫いをしたりという形が一般的ですが、グルーガンを使うこともできます。特に手芸の初心者はミシンも針も苦手でしょうから、グルーガンで軽く処理をするといいでしょう。
布に対するグルーガンの使い方
針や糸、ミシンを使って布でいろいろなものを作る人も多いでしょうが、ここはひとつ趣向を変えて、グルーガンを使用してみましょう。針や糸、ミシンで接着する布をグルーガンでくっつけてみるのです。
というと、グルーがはみ出ないか気になるという人がいるかもしれませんが、その問題はグルーの選び方で解決するでしょう。いろいろな色があるので、布に合ったものを選べばいいです。そうすれば、グルーガンの効果的な使い方ができます。
グルーガンで、ポーチやスマホケース、リボンなどを作ってみてはいかがでしょうか。結構キレイに仕上がります。ポーチの中にいろいろなものを片付けても、破れるということはないでしょう。
フェルトに対するグルーガンの使い方
フェルト素材にグルーガンを使ってもいいです。その場合の使い方は布の場合と変わりませんが、いずれの場合もグルーガンがかなり高温になるので、針や糸、ミシンなどとは違う注意点があります。使い終わった後も、慎重に片付けましょう。
DIYに使う
グルーガンの上手な使い方をすれば、DIYの応用範囲も広がります。グルーガンはいろいろなものを接着できるので、自宅でモノ作りがはかどります。こんなものが作れるのかというものまでできます。それほど便利な道具がグルーガンです。
DIY初心者にもおすすめ
DIYをすることに慣れている人はもちろん、初心者にもグルーガンの使用はおすすめです。使い方もこれまでの説明を見れば難しくないことがおわかりになったでしょうし、注意点さえ守っていれば、初心者でもなんでもキレイにくっつけることができることを理解できたでしょう。
おすすめDIYでの使い方①棚やチェスト
いろいろなものを接着できるグルーガンですが、DIYで木材をくっつければ、いい家具が作れます。たとえば、棚やチェストなどもお手軽に作成できます。その中に小物や服などを片付ければ、グルーガンのありがたみを感じるようになるでしょう。
おすすめDIYでの使い方②トートバッグに
DIYというと新しいものを作るというイメージがありますが、既製品のリメイクでもいいです。たとえば、コットンのトートバッグにファーをつけるなんて使い方もあります。その場合もグルーガンが活躍しますが、これで冬も暖かそうです。
おすすめDIYでの使い方③ウェルカムボード
グルーガンに使うグルースティックにはさまざまな色があります。その色の使い方で、キレイな文字や模様を描けます。ウェルカムボードにも役立ちそうです。このようなグルーガンのDIYでの使い方も楽しいものでしょう。
まだまだ紹介したいDIYでのグルーガンの使い方はありますが、上手に使えばいろいろなものができます。これまで他の接着剤を使用してDIYをしていた人も、この際使いやすいグルーガンに切り替えてみるのも面白いかもしれません。
アクセサリー作りに使う
グルーガンを使えば、細かいものの接着も簡単です。したがって、アクセサリー作りにもグルーガンが向いています。布もビーズもキレイにくっつくので、ピアスやヘアアクセサリーの作成も可能です。ただ、アクセサリー作りに慣れていない人は、少し練習をしておいてほうがいいです。
グルーガンは高温なことに注意して使う
ここまで、グルーガンの使い方や片付け方などについて解説しました。素材を接着させるグッズはいくつかありますが、その中でグルーガンは接着スピードも速く、使いやすいです。ただ、先端部がかなり高温になるので、注意して使うようにしましょう。