ワンポイント刺繍は初心者でもできる!簡単でおしゃれなデザインや刺し方紹介!

ワンポイント刺繍は初心者でもできる!簡単でおしゃれなデザインや刺し方紹介!

お店で買ったハンカチなどが無地で味気ないなと思った時におすすめなのが、ワンポイント刺繍をすることです。ワンポイント刺繍は初心者には難しいと思われがちですが、割と簡単にできます。この記事では、初心者でも簡単にできるワンポイント刺繍について紹介します。

記事の目次

  1. 1.初心者でもOKなワンポイント刺繍を紹介!
  2. 2.ワンポイント刺繍の魅力
  3. 3.ワンポイント刺繍をするために覚えたい基本のステッチ
  4. 4.初心者におすすめの簡単なワンポイント刺繍
  5. 5.参考にしたいおしゃれなワンポイント刺繍のデザイン
  6. 6.簡単なワンポイント刺繍から挑戦してみよう!

初心者でもOKなワンポイント刺繍を紹介!

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無地のハンカチなどを買った時、何となく味気なく感じることがあります。そんな時に役に立つのが、おしゃれで初心者でも簡単にできるワンポイント刺繍です。デザインによっては、初心者でもとても簡単におしゃれな刺繍をすることができます。

この記事では、花など初心者でも簡単にできるおしゃれなデザインのワンポイント刺繍を紹介していきます。参考にして、味気なく感じるハンカチなどを花などのワンポイント刺繍でおしゃれに彩りましょう。

ワンポイント刺繍は割と簡単にできる

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ワンポイント刺繍と聞くと、難しそうで躊躇してしまいがちですが、実は、ワンポイント刺繍に使うステッチはそれほど多くはありません。それでいて出来上がりのデザインは、花をはじめとして数多くあり、一度挑戦してみるとはまってしまいます。

ワンポイント刺繍に使う、基本的なステッチは後述しますので、ぜひ読んで挑戦してみてください。魅力にはまってしまいます。

ワンポイント刺繍の魅力

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よく「刺繍は難しい」と思われがちですが、ワンポイント刺繍は、花などを中心に初心者でも簡単にできるデザインが多く、基本のステッチのやり方を覚えてしまえば難しくありません。この項では、そんなワンポイント刺繍のもつ魅力を紹介します。

刺繍は「難しい」と思っても、この項でワンポイント刺繍の持つ魅力を知って、挑戦してみましょう。味気なく思えたハンカチなどがちょっぴり豪華に見えるようになります。

シャツやバッグの印象を変える

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ワンポイント刺繍のもつ魅力は、何といっても味気なく見えていたシャツやバックなどの印象をがらりと変えてしまうことです。何もない無地のシャツやバック、ハンカチなどは、実に味気なく見えるものです。しかし、ワンポイント刺繍があるだけで華やかさがプラスされます。

花などのデザインは、おしゃれに見えるにも関わらず、初心者でも簡単に刺繍することができます。そのうえ、味気ない印象をがらりと変えてくれるので、ぜひ挑戦してみましょう。

ワンポイント刺繍をするために覚えたい基本のステッチ

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刺繍をするのに「難しい」と感じることが多いステッチですが、ワンポイント刺繍をするときに必要なステッチの種類はあまり多くはありません。この項では、ワンポイント刺繍をするときにできると便利な、基本的なステッチをいくつか紹介します。

この項で紹介する基本的なステッチは、どれも簡単にできるもの馬鹿りですので、ぜひ覚えてワンポイント刺繍に挑戦してみましょう。

バックステッチ

バックステッチは、その名の通り、最初に針を刺した場所から、後ろに下がっていくように刺していくステッチです。線状に刺繍ができていくので、文字や、花などの縁取りのようなデザインを刺繍するときに向いています。逆に花の花びらなど、幅があるデザインには向きません。

刺し方としては、手縫いで縫う時の本返し縫いをバックで行うといったイメージです。ですので、初心者でもすぐに覚えることができ、簡単に行えます。

チェーンステッチ

チェーンステッチは、文字通り、チェーン状の刺し後になるように刺していく刺し方です。様々なおしゃれなデザインに応用できますが、花の茎などを刺すときに使われることが多いです。また、文字を刺したり、花びらの中を埋めたりすることもできます。

刺し方としては、始めに針を刺したところで、糸を輪っか状にして、輪っかの手元側から針を刺し、輪っかの頂点のところから針を出します。応用が広く効くので、ぜひ覚えましょう。

サテンステッチ

サテンステッチは、仕上がりがサテン生地のように艶やかなので、見た目にもとてもきれいな刺繍に仕上がります。この刺繍は仕上がりが豪華に見え、花びらや葉っぱなど、少し面積のあるものを刺繍したいときにも向いています。ただ、少しだけ難しいところがあります。

この刺し方は、最初に本縫いの要領で縁をステッチし、その中を左右交互に少し長めに刺していきます。それができたら、その上に糸を渡していきます。少し手間がかかりますが、とてもきれいで豪華に仕上がります。

アウトラインステッチ

アウトラインステッチは、手縫いの時の半返し縫いの要領で刺していきます。最初に紹介したバックステッチと同じく、線を表すのに適しているので、デザインの縁取りなどや花の茎などに使うとおしゃれです。線状に刺していくので、幅のある花びらなどを刺すのには向きません。

この刺し方は、半返し縫いと同じく、最初の刺し目の半分くらいのところに次の針を刺します。これを繰り返していくだけですので、初心者でも簡単に刺すことができます。

リーフステッチ

リーフステッチは、名前の通り、出来上がりが葉っぱの葉脈に似た感じのデザインに仕上がります。葉っぱの他にも、雪の結晶などのデザインにも応用できます。ただ、仕上がりの感じから、応用範囲はあまり広くはなく、葉っぱや雪の結晶などに限られます。

この刺し方は、最初の縫い目から少し離れた向かって左側から2針目の針を出し、糸を丸くして、今度は対象になるくらいの向かって右側から針を入れ、最初の縫い目のすぐ下から針を出して丸くした糸の中央のすぐ上で針を入れることを繰り返します。

ロング&ショートステッチ

ロングアンドショートステッチは、出来上がりはサテンステッチに似ていますが、サテンステッチとは異なり、最初に縁取りや下刺繍を行いません。しかし、とても豪華に見えて、花びらや葉っぱなど、幅のあるデザインの刺繍に使うととてもおしゃれです。

この刺し方は、名前の通り、長く糸を渡して刺す刺し方と、短く糸を渡して刺す刺し方を交互に行っていきます。簡単にできる割には豪華に見えておしゃれなのでぜひ覚えましょう。

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刺繍は好きなデザインが楽しめますが、難しそうな印象があります。しかし刺繍をプラスするだけでオリジナル感が出ます。初心者にも簡単にできる刺繍のやり方を、簡単なステッチのやり方からワンポイントに使えるデザインなど、初心者の人は参考にしてみてください。
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刺繍は日常的なものをアートに変えてくれます。基本のステッチも初心者には難しいものではないので、あなたの手仕事に刺繍を取り入れてみましょう。刺繍糸には美しいカラーバリエーションが揃っていますので、ステッチを変えながら刺繍することに夢中になれるでしょう。

初心者におすすめの簡単なワンポイント刺繍

ワンポイント刺繍は、初心者でもやりやすいのですが、この項では、中でも特に初心者向きの簡単にできるワンポイント刺繍を紹介します。前の項で紹介した基本のステッチを組み合わせてできるワンポイント刺繍ばかりですので、ぜひ挑戦してみましょう。

星のワンポイント刺繍

初心者でも割と簡単にできるワンポイント刺繍の1つが星です。星を刺繍するには、「バックステッチもしくはアウトラインステッチなどを用いて縁取りで表す」「サテンステッチもしくはロングアンドショートステッチを用いて図として表す」の2通りあります。

どちらも前の項で紹介した基本のステッチを使って簡単にできますので、ぜひ挑戦してみましょう。図として表す場合は、最初は小さな星から始めたほうが挑戦しやすいです。

花のワンポイント刺繍

花のモチーフのワンポイント刺繍も初心者にも挑戦しやすいデザインです。バックステッチやアウトラインステッチなどを使って縁取りで表してもいいですし、サテンステッチやロングアンドショートステッチなどを使えば、豪華な仕上がりになります。

刺繍するものによってどちらにするか決めましょう。ハンカチなどでしたら、豪華な刺繍のほうが合う場合が多いですし、帆布などでできているバックなどでしたら、縁取りで表すほうが合う場合が多いです。

ハートのワンポイント刺繍

ハートのモチーフも初心者にも刺繍しやすいモチーフです。ハートの場合はバックやアウトラインステッチなどで縁取りで表すよりは、サテンステッチやロングアンドショートステッチなどで、図として豪華に表すことが多いですし、そのほうがよりハートに見えます。

ハートのモチーフの場合、自分のハンカチやバックなどに刺繍するほかに、バレンタインデーに相手に渡すハンカチなどの品物に刺繍すると相手に喜んでもらえます。

葉っぱのワンポイント刺繍

葉っぱのモチーフは、前の項で紹介したリーフステッチと、バックステッチやアウトラインステッチなどを組み合わせて縁取りで表してもよいですし、サテンステッチやロングアンドショートステッチなどで図として豪華に表してもよいので、応用範囲が広いです。

素材に合わせて刺し方を変えてみたり、自分の得意な刺し方で刺してみたりと葉っぱのモチーフのワンポイント刺繍を楽しみましょう。

参考にしたいおしゃれなワンポイント刺繍のデザイン

少し刺繍が上達してきたら、ぜひ挑戦してみたいのが、写真で見るようなおしゃれなモチーフの刺繍です。写真で見るとどれも難しそうに見えますが、実際はそれほど難しくなくできるものばかりです。この項では、そんなおしゃれなワンポイント刺繍のモチーフを紹介します。

羽のワンポイント刺繍は、見た目にも豪華に見えて素敵です。刺繍の図案集などにも載っていることが多く、インターネットで無料で手に入れることができる場合もありますので、ぜひ挑戦してみましょう。糸の色はパステルカラーよりは、派手目の色がおすすめです。

鳥の刺繍は、主にサテンステッチやロングアンドショートステッチなどで図として刺していくことが多いです。そうすることによって、小さくても、かわいく豪華に見えます。鳥の場合は、鳥の種類によってパステル系の色と派手目な色の糸を使い分けるのがコツです。

イニシャル

イニシャルの刺繍は、ハンカチなどにすることが多いです。イニシャルの場合、バックステッチやアウトラインステッチなどで表してもいいですし、サテンステッチなどで少し幅を持たせた飾り文字にしてもおしゃれで素敵です。使用目的によってステッチを選びましょう。

コーヒーカップ

コーヒーカップの刺繍も、素材や目的などによって、バックステッチやアウトラインステッチなどで縁取りとしてもよいですし、サテンステッチやロングアンドショートステッチなどで図としてもおしゃれです。いずれも基本のステッチを覚えることによって簡単にできます。

簡単なワンポイント刺繍から挑戦してみよう!

Photo by Higuma H

刺繍というと、何となく「難しいのでは?」と考えがちですが、初心者でも簡単にできる刺繍もあります。味気ないように見えていた無地のハンカチなどが、ワンポイント刺繍をするだけでとてもおしゃれに見えたりしますので、ぜひ挑戦してみましょう。

丹羽 陽子
ライター

丹羽 陽子

普段は研究関係の仕事をしています。読書が好きで、様々な本を読んできたので、その経験を活かして、いろんなことを書いて、ライターとしての幅を広げたいです。記事を書くたびにいろんな発見があって、楽しみながら書いています。

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