くるみボタンのおしゃれなアレンジアイデアを紹介!
くるみボタンは、アイデア次第では、様々なアレンジを加えてアクセサリーなどを作ることができます。くるみボタンとは何なのかという基本的な知識から、くるみボタンの作り方や、くるみボタンのアレンジ方法について、詳しく紹介します。
そもそもくるみボタンとは?
そもそも、くるみボタンとは、どのようなボタンなのでしょうか?くるみボタンについて、詳しく紹介します。更にくるみボタンの活用方法や、良く使われている場所など、くるみボタンの魅力やくるみボタンの基礎知識について、詳しく紹介します。
胡桃でできたボタンなの?
くるみボタンと聞くと、食べ物の胡桃を連想して、胡桃でできたボタンだと思う方も多いでしょう。しかし、胡桃でできている訳ではなく、金属や木製のボタンの表面を布や革で包んでいるボタンを、くるみボタンと呼びます。
くるみボタンの「くるみ」は、食べ物の「胡桃」ではなく、ボタンが布などで包まれているところから、「包みボタン」という名前が付けられたと考えられています。
くるみボタンのように布や革でボタンを包むことで、華やかでおしゃれなボタンになり、洋服に付けてもおしゃれを楽しめます。そんな、おしゃれアイテムになる、くるみボタンのアレンジのアイデアは、後ほど紹介します。
フォーマルウエアによく使用される
くるみボタンは元々、洋服のボタンとして昔から使われています。特にタキシードやウエディングドレスなどフォーマルウエアなどに、くるみボタンが使用されている場合が多いです。
くるみボタンの土台となるボタンは、貝殻や木、プラスチックなど様々な素材が使用されています。くるみボタンは、包む生地などによって、洋服の生地や色味に合わせられるため、洋服によりマッチするボタンを作ることができ、くるみボタンを使うことで、おしゃれな洋服が出来上がります。
洋服のボタンは、簡単に付け替えられるため、メンズ用のジャケットやコートに合わせられるようなくるみボタンが販売されており、手持ちのジャケットやコートなどに、おしゃれなくるみボタンを付けて、アレンジを加えることも可能です。
近年くるみボタンのハンドメイドが人気に
近年では、くるみボタンをハンドメイドできるようなキットが、100均などで販売されており、くるみボタンをボタンとしてだけでなく、アクセサリーなどにアレンジするアイデアが、注目を集めています。
くるみボタンは、ハンドメイドしやすく、余った生地などを活用できるため、少ない材料で、くるみボタンをハンドメイドすることができます。くるみボタンをハンドメイドする際の材料は、全て100均で手に入れることができるため、低コストで作ることができます。
また、くるみボタンは、土台になるボタンを布などで包むだけなので、作り方も簡単で、素材や布のデザインを変えるだけで、様々な種類のおしゃれくるみボタンをハンドメイドすることが可能です。くるみボタンの詳しい作り方は、後ほど紹介します。
100均の製作キットで作るくるみボタンの作り方
先ほども少し触れましたが、くるみボタンは100均の制作キットでハンドメイドすることが可能です。100均の制作キットを使うことで、低コストで簡単にくるみボタンをハンドメイドすることができます。後ほど、くるみボタンをハンドメイドする際に必要な道具や作り方の手順について紹介します。
また、くるみボタンをハンドメイドする際、チェーンを付けたり、紐を付けたりすることで、ストラップやアクセサリーなどが簡単にくるみボタンで作ることが可能になります。くるみボタンをアレンジするアイデアも、後ほど紹介します。
どのアレンジ方法も、とても簡単で、可愛くおしゃれなアクセサリーや小物を作ることが出来るため、小さな子供と一緒に作ることができ、作る楽しさと使う楽しさ、どちらも味わうことができるでしょう。
用意する材料・道具
まず、100均の製作キットを使って、くるみボタンをハンドメイドする際に必要になる材料と道具を紹介します。まずくるみボタンをハンドメイドするために用意する材料は、布と100均で購入できる、くるみボタンの製作キットの2つです。
くるみボタンの製作キットは、100均のセリアやダイソーなどの手芸コーナーで販売されています。そして、くるみボタンをハンドメイドする際に用意する道具は、布に印を付けるために使うチャコペンシルと布を切るために使うはさみです。
チャコペンシルが無い場合は、ペンや鉛筆でも代用ができます。はさみは、布を切るために使います。裁ちばさみの方が布が綺麗に切れるため、できれば裁ちばさみを用意しましょう。裁ちばさみもチャコペンシルも100均で購入することができます。
作り方・手順
続いて、100均で購入できる、くるみボタンの製作キットを使った、くるみボタンの作り方の手順を紹介します。100均の製作キットに付属されている型紙を布の上に置き、チャコペンシルで型紙通りに印を付けます。
型紙を布の上に置く際、型紙の中心部分がくるみボタンのデザインになるため、柄がある布を使う場合は、好きな柄が真ん中に来るように意識して、型紙を布の上に置きましょう。印が付けられたら、布をはさみで切ります。
続いて、ボタンホルダーに布と上ボタンを重ねて、上から打ち具を乗せ、押し込みます。布と上ボタンをしっかりと押し込めたら、外側にはみ出ている布を内側に綺麗に折り込みます。折り込めたら、打ち具を更に上から押し込んで、全体的な形を整えます。
最後に下ボタンを打ち具で、しっかりとはまるまで強く押し込みます。ボタンホルダーからボタンを取り出せば、くるみボタンの完成です。このように、くるみボタンは、簡単な作り方で作ることが可能です。
くるみボタンのアレンジ4選
100均の製作キットを使った簡単なくるみボタンの作り方を紹介しましたが、続いては、くるみボタンをハンドメイドする際、デザインを可愛くするアイデアとその作り方について詳しく紹介します。お気に入りのくるみボタンのハンドメイド方法を見つけてみましょう。
①転写シールでアレンジ
最初に紹介する、くるみボタンのアレンジは、転写シールを使うアイデアです。転写シールは、こすって転写するタイプとアイロンで転写するタイプがありますが、どちらも100均で購入することができます。
アイロンで転写するタイプはお手軽ですが、くるみボタンのサイズによっては、アイロンがかけ辛く、火傷する可能性がある場合は、こすって転写するタイプを選びましょう。100均で購入できる転写シールを使ったアイデアは、とても簡単な作り方でアレンジすることができます。
まず、転写シールの使いたい部分を切り取り、裏に付いている透明フィルムを剥がします。そして、くるみボタンの上に転写シールを乗せ、こするタイプの転写シールの場合は付属の棒でこすり、転写させます。アイロンタイプの転写シールの場合は、アイロンをかけましょう。
くるみボタンに転写作業を終えたら、透明フィルムを剥がせば完成です。転写シールは、こすったりアイロンをかけるだけなので、失敗することが無く、簡単にアレンジできます。
また、100均で可愛いキャラクターの転写シールが販売されており、好きなキャラクターのくるみボタンを作ることも可能です。
②スタンプでアレンジ
続いて紹介する、くるみボタンのアレンジは、スタンプを使うアイデアです。100均では、くるみボタンにスタンプできるような、小さくて可愛いスタンプがたくさん販売されています。くるみボタンにスタンプする際は、必ずくるみボタンと同じ布でスタンプの試し押しをしてみましょう。
布によっては、スタンプに向かない生地感のモノもあります。スタンプが綺麗に押せる布なのか、確認することで、本番のくるみボタンでも綺麗に失敗せず、スタンプを押すことができます。また、くるみボタンの大きさが小さいほど、スタンプが押しにくくなります。
そんなときは、くるみボタンにする前にスタンプを押してから、くるみボタンを作る作り方も一つです。スタンプを押すことで、くるみボタンのワンポイントになり、おしゃれなボタンをハンドメイドすることができます。
③レースでアレンジ
続いて紹介する、くるみボタンのアレンジは、レースを使うアイデアです。レースも、100均の手芸コーナーで購入することができます。レースを使ってくるみボタンをアレンジする場合は、くるみボタンを作る前の布に、レースを貼り付けましょう。
布にレースを貼り付ける方法は、ボンドや糸で縫うと綺麗に止まります。レースを貼り付ける際は、出来上がりのデザインを考慮しつつ、ボタンフォルダーに入れて、くるみボタンを作りましょう。
レースをくるみボタンに付けることで、おしゃれで上品なくるみボタンへとアレンジすることができます。レースでアレンジしたくるみボタンは、子供服に付けることで、可愛くて子供のお気に入りの服になるでしょう。
④刺繍でアレンジ
続いて紹介するくるみボタンのアレンジは、刺繍をするアイデアです。刺繍でくるみボタンをアレンジする場合も、くるみボタンを作る前の段階の布に刺繍を施しましょう。まず、布にチャコペンシルで、刺繍したい図柄を書き、刺繍をしていきます。
刺繍する際は、小さめのビーズなどを使うアレンジをすることで、くるみボタンが更に華やかになります。刺繍が終わったら、先ほど紹介した手順で、くるみボタンを作れば完成です。
くるみボタンに刺繍をする際に使う針などの道具や、刺繍糸やビーズなどの材料も100均で購入することができます。刺繍と言っても、ボタンサイズなので少しの刺繍で良いため、作り方も簡単です。くるみボタンに刺繍を施し、世界に一つだけのくるみボタンを作りましょう。
くるみボタンをアクセサリーにアレンジ5選
くるみボタンをハンドメイドする際、くるみボタンのデザインを可愛くする方法を紹介しました。続いては、くるみボタンを洋服に付けるボタンとしてではなく、くるみボタンをアクセサリーにアレンジするアイデアとその簡単な作り方を紹介します。
①ピアスにアレンジ
始めに紹介する、くるみボタンをアレンジするアクセサリーはピアスです。くるみボタンに、リボンやパールなどを貼り付け、アレンジすることで、豪華なピアスになります。
くるみボタンは、後ろに穴が開いているため、その部分に100均でも購入することができる、ピアスパーツを取り付けることで、簡単にくるみボタンをピアスにアレンジすることができます。
くるみボタンの表面は布なので、アクセサリーパーツを縫い付けるのも簡単です。100均で購入できるアクセサリーパーツを上手に活用することで、様々な組み合わせによって、可愛いデザインのピアスをたくさん作ることができます。
②ヘアゴムにアレンジ
続いて紹介するくるみボタンをアレンジするアクセサリーは、ヘアゴムです。くるみボタンの裏側の穴に100均で購入することができる、ロングタイプのヘアゴムを切って、輪を作り結ぶだけで簡単にくるみボタンをヘアゴムにアレンジすることができます。
ヘアゴムに使うくるみボタンは、刺繍を施すことで、大人っぽく上品な仕上がりになります。浴衣を着るときに使うヘアゴムをくるみボタンでアレンジしたいなら、丹後ちりめんを使うことで、和風で浴衣にピッタリのヘアゴムを作ることができます。
くるみボタンと一緒にビーズを通しても、可愛いヘアゴムを作ることが出来ます。子供の好きなキャラクターの布を使って、くるみボタンを作ることで、可愛いデザインのヘアゴムを作ることができます。
使うシーンを考えながら、くるみボタンのデザインを考えることで、デザインが浮かびやすくなるでしょう。
③髪留めにアレンジ
続いて紹介するくるみボタンをアレンジするアクセサリーは、髪留めです。髪留めをくるみボタンで作る作り方は、とても簡単で、くるみボタンの裏側にある穴に、お家にあるヘアピンを通すだけです。
もっとおしゃれな髪留めを作りたい場合は、くるみボタンに細目のチェーンを付けたり、グルーガンなどを使って、バレッタにくるみボタンを数個並べて留めるだけで、おしゃれな髪留めを作ることができます。
くるみボタンをハンドメイドする際の布を変えるだけで、全く違った髪留めを作ることができるため、その日の服装に合わせて、髪留めを選ぶことができます。くるみボタンをアレンジすることで、低コストで、たくさんの髪留めを作ることができ、おすすめです。
④ブレスレットにアレンジ
続いて紹介するくるみボタンをアレンジするアクセサリーは、ブレスレットです。くるみボタンをブレスレットにする作り方は、大きめのくるみボタンの裏の穴に腕が通る長さの紐を通して、輪を作って結ぶだけです。
大きめのくるみボタンがアクセントになって、可愛いアクセサリーになります。くるみボタンをアレンジしたブレスレットは、チェーンなどを使わないので、引っ掛けて壊してしまう危険もなく、小さな子供でも、付けられるアクセサリーになっており、おしゃれを楽しむことができます。
ブレスレットの紐は、布を編んで作ることで、オシャレ感が増し、布の端切れや、要らなくなった服を材料にすることもできるので、お家にある材料で簡単に作ることができます。くるみボタンで作ったブレスレットは、小さな子供と作る作業から、一緒に楽しめるアクセサリーになっています。
⑤ブローチにアレンジ
続いて紹介するくるみボタンをアレンジするアクセサリーは、ブローチです。くるみボタンを使って、ブローチを作る作り方もとても簡単で、大きめのくるみボタンの裏の穴に安全ピンを取り付けるだけです。
大きめのくるみボタンを使うことで、刺繍やハンコが押しやすく、アレンジ方法の幅が広がります。手芸が得意な方は、細かい刺繍をブローチに施すことで、おしゃれで、上品な世界に一つだけのブローチを作ることができます。
また、くるみボタンをハンドメイドすることで、ブローチを付けたい服に合わせた布選びをすることができ、持っている洋服にピッタリなデザインのブローチを作ることができ、おすすめです。くるみボタンで作ったブローチを洋服の一部として、おしゃれを楽しみましょう。
くるみボタンのその他かわいいアレンジ4選
くるみボタンをアクセサリーにアレンジするアイデアとその作り方について紹介しましたが、くるみボタンはハンドメイドすることで、様々なデザインのモノを作ることが可能になり、アクセサリー以外にもアレンジすることができます。続いては、くるみボタンのアレンジアイデアを紹介します。
①ストラップにアレンジ
続いて紹介する、くるみボタンのアレンジ方法は、ストラップです。くるみボタンをアレンジすることで、可愛いストラップも簡単に作ることができます。好みの布を使って作ったくるみボタンに、100均で購入することができるチェーンやストラプの紐を丸カンなどを使って取り付けるだけで完成です。
更におしゃれなストラップを作るなら、100均で購入できるタッセルや羽などを取り付けることで、更に豪華で可愛いストラップを作ることができます。くるみボタンにビーズを付けても、可愛いストラップになります。
チェーンの取り付けが難しいと感じる方は、髪ゴムをくるみボタンに縫い付けたり、後ろの穴に通して輪を作り結ぶだけでも、ストラップとして鞄に付けたりすることができます。くるみボタンを使って、簡単にストラップを手作りしてみましょう。
②ロゼットにアレンジ
続いて紹介するのは、くるみボタンをロゼットにアレンジするアイデアです。ロゼットは、花形の装飾品で、別名「リボンの勲章」と呼ばれています。ロゼットは、誕生日会などで主役が付けたり、最近では結婚式で新郎新婦が付けたり、席札の代わりに使われるケースが増えてきました。
そんなロゼットも、くるみボタンを使えば、簡単に手作りすることができます。大きめのくるみボタンに、100均でも購入できる太めのリボンでひだを作り、両面テープで留めていくだけです。
くるみボタンには、名前を刺繍で入れたり、布用のペンを使って似顔絵を描いたりと、世界に一つだけのロゼットを作ることができます。結婚式でロゼットを使う際、くるみボタンで手作りすることで、思い出に残る素敵な結婚式になり、思い出の品としてロゼットを残しておくことができます。
③クリップにアレンジ
続いて紹介する、くるみボタンのアレンジはクリップです。クリップの作り方も簡単で、シンプルなクリップにくるみボタンを接着剤で付けるだけで完成です。木製のクリップに刺繍を施したくるみボタンを付けるだけで、おしゃれで素敵なクリップを作ることができます。
友達に手作りのお菓子などをプレゼントするときなど、袋を留める際にくるみボタンをアレンジして作ったクリップを使うことで、気持ちのこもった可愛いラッピングを渡すことができます。
また、部屋の見える場所に収納している資料など、目につく場所にくるみボタンでアレンジしたクリップを使うことで、おしゃれで素敵な収納に見えます。くるみボタンでアレンジしたクリップを使って、おしゃれな収納を楽しみましょう。
④マグネットにアレンジ
続いて紹介する、くるみボタンのアレンジはマグネットです。くるみボタンをアレンジして作るマグネットの作り方は、くるみボタンの裏側にマグネットをボンドなどで貼り付けるだけです。
丁度良い大きさのマグネットが見つからない場合は、マグネットシートをくるみボタンのサイズにカットし、くるみボタンの裏側に貼り付けるだけでも作ることができます。更にネット通販などで、くるみボタンでマグネットを作るキットも販売されており、手軽にマグネットを作ることができます。
冷蔵庫に予定表などを貼っている方も多いですが、くるみボタンで作ったマグネットを使うことで、おしゃれに見えます。更にホワイトボードで家族の予定を把握する際に、家族のイニシャル入りのくるみボタンを作り、マグネットを移動させて、予定を管理することも可能です。
くるみボタンのいろいろなアレンジに挑戦してみよう!
くるみボタンは、100均の製作キットを使うことで、簡単にハンドメイドすることが可能です。更に、くるみボタンをアクセサリーなどにアレンジすることもできます。紹介したアイデアを参考に、くるみボタンを使って色々なアレンジに挑戦してみましょう。