刺繍の図案の作り方って?
せっかく刺繍をするのであれば、一からデザインを構築し、自分だけのかっこいい刺繍を作ってみたいと思ってはいませんか?しっかりと刺繍の作り方にこだわることによって、自宅でも簡単に、オリジナルデザインの刺繍の図案を作ることができます。
そこでこの記事では、刺繍の図案の作り方をご紹介します。もちろん刺繍の図案を作ることに慣れていなければ、既存の刺繍のデザインを参考にするのもおすすめなので、基本的に刺繍の図案作りを楽しむことが大切です。
自分でデザインを考えることに自信のある人に向けて、おしゃれな刺繍の図案の作り方について説明していきます。次の項目から、まず刺繍の図案の作り方の基本について解説していくので、気になる人はぜひ参考にしてみてください。
刺繍の図案の作り方の基本
基本的に刺繍だけでなく、どのようなハンドメイドの作品も、自分のオリジナルの図案を作ることが大切です。著作権のあるデザインをもとにしてしまうと、著作権法に引っかかることもあるので、十分に注意して刺繍の図案を作っていきましょう。
今後の項目でも説明していくのですが、一般的に刺繍のデザインを考えるときは、写真やイラストをもとにすることをおすすめします。どうしても自分でデザインを考えるのが不得意な人は、インターネットのフリー素材を使ってみるのもいいかもしれません。
刺繍の図案の作り方の基本の手順として、大枠から簡単に作り、清書するといった段取りが必要となります。次の項目から、それぞれの手順のコツについて説明していくので、初心者の方は要チェックです。
大枠から簡単に作る
自分の刺繍にとって、良いデザインの写真やイラストを見つけたら、まずトレーシングペーパーを使って輪郭をなぞっていきます。最初から細かい部分を気にしていると、後の作業が大変になるので、おおざっぱにデザインを描いていきましょう。
一般的に刺繍は、針を使ってステッチしていくものなので、あまりにも細かいデザインを描くのに向いていないのです。針が刺しにくそうな部分は、簡略化した図案を描くことによって、ある程度ステッチしやすくなります。
初心者の方で刺繍の図案を作ろうとしている人は、あまり難しいデザインに挑戦せず、簡単な花や動物から挑戦してみてください。大枠から簡単に作ることができれば、後は清書するだけで事足ります。
清書する
大まかに刺繍の図案のデザインを紙に描いたら、用意しておいたキレイな紙に、再び写してきます。あくまで図案の清書なので、デッサンのように線を重ねてしまうと、どこに針を刺すのか見失ってしまうのです。
せっかく清書した図案のサイズが、思ったサイズよりも違った時は、コピー機を使ってサイズ変更をしておきましょう。しっかりと線が描いてあれば、サイズの大小は問題ないので、自分にとって都合のいいサイズに変えることをおすすめします。
ここまで刺繍の図案の作り方の基本について解説してきましたが、コツとしては、書き込みすぎないことが大切となります。次の項目から初心者の方に向けて、刺繍の図案の下絵の作り方について解説していくので、気になる人はぜひ参考にしてみてください。
刺繍の図案の下絵の作り方
刺繍の図案は、トレーシングペーパーを使って、写真やイラストを書き写すのが一般的です。もしかしたらネットにある画像やイラストを使っている人もいるかもしれませんが、刺繍の図案にこだわりたい人は、自分で下絵にこだわることをおすすめします。
そこでこの項目からは、基本的な刺繍の図案の作り方に加えて、刺繍の図案の下絵の作り方をご紹介します。かっこいい写真や、かわいいイラストを使うことによって、オリジナルの刺繍の図案を作ることができます。
かっこいい写真をもとにする
基本的にどのようなデザインも、ステッチしていくことによって、刺繍を作ることは可能です。初心者の方で、あまりにもデザインが難しすぎると感じる場合は、かっこいい写真をもとにすることをおすすめします。
かわいいお花の写真や、かっこいい街並みの写真を持っていると、簡単に刺繍の図案に書き起こすことができます。線が多すぎる写真だと、簡略化したデザインにするのが大変なので、できるだけシンプルな写真の方がいいかもしれません。
どうしてもお気に入りの写真を刺繍したいときは、ここ最近話題になっている、写真を図案に変換できるアプリを使ってみてください。もちろん無料の変換アプリもあるので、刺繍にそこまでお金をかけられない人にもぴったりです。
かわいいイラストを描く
写真をもとにした刺繍を好きな人は多いものの、唯一無二のデザインを求めている人は、かわいいイラストを描くことをおすすめします。かわいいイラストを描くのが不得意な人は、著作権フリーのイラストを参考にして、デザインを描いてみるといいかもしれません。
写実的な写真のデザインを描くのが大変な時は、簡略化したかわいいイラストをもとにすることによって、簡単に刺繍のデザインを描くことができます。一般的にはペットや、大切な人、お花など人気があります。
ここまで刺繍の図案の下絵の作り方について解説してきましたが、写真やイラストに関係なく、自分好みのデザインを使うことをおすすめします。絵を描くのが得意ではない人も、ぜひ写真やイラストをもとにしてみてください。
おしゃれな刺繍の図案の作り方
この項目からは、おしゃれな刺繍の図案の作り方をご紹介します。自分の持っているかっこいい写真や、自分で描いたかわいいイラストで満足ができない人は、他のツールに頼ることをおすすめします。
簡潔に言えば、インスタを参考にすることや、定番の柄を参考にすること、モチーフを決めることがおすすめとなります。基本的にインターネットに、様々な刺繍の図案の参考になるモチーフはあるものの、著作権に引っかからないように刺繍を楽しんでいきましょう。
インスタを参考にする
若者から人気のあるインスタグラムには、数多くの写真が載っているので、刺繍づくりの参考になります。シンプルな写真であれば、刺繍の図案にぴったりなので、日ごろからインスタグラムをチェックするのもおすすめです。
ここ最近では、インスタグラムに刺繍の図案を投稿している方も存在し、自分で出来そうなデザインを真似してみるのもいいかもしれません。インスタグラムは写真だけでなく、かわいいイラストを投稿されている方もいるので、刺繍づくりに挑戦したい人にぴったりなのです。
定番の柄を参考にする
どうしてもオリジナルの刺繍の図案を作れなそうなときは、定番の柄を参考にすることによって、刺繍の図案を作ることができます。もちろんどのような図案でもいいのですが、初心者は、お花や動物、キャラクターをチェックしてみてください。
こういった基本的な刺繍の図案で物足りない人は、少し上級者向けの定番の柄の、モノグラムや王冠もおすすめとなります。ネットで無料公開されている図案も数多くあるので、ぜひ気になるデザインを調べてみてください。
モチーフを決める
どのような図案もステッチできるわけですが、あまり図案を作ることに慣れてない内は、モチーフを決めることをおすすめします。シンプルにかっこいい車のデザインや、かわいいお花がいいと考えておくだけで、オリジナルのデザインが次第に思いつくようになります。
定番の草花やかわいい動物の図案に加えて、ここ最近では、かわいい童話の世界のデザインの図案も人気があります。刺繍に自信のある人は、複雑なモチーフに挑戦することによって、自分だけの刺繍の図案を作ることができます。
本を参考にする
ハンドメイド好きな方から刺繍はとても人気があるので、数多くの刺繍に関する本も販売されていて、そういった本を参考にするのもおすすめです。もちろん刺繍の図案の作り方なども載っているので、刺繍の初心者こそ手に入れるべきと言ってもいいかもしれません。
初心者向けの刺繍の本には、基本的なステッチが、写真で解説されていることもあります。もちろんイラストの解説が載っている刺繍の解説本もあるので、ぜひ自分好みの本を手に入れてみてください。
刺繍の図案の作り方を知って作ってみよう
この記事では、刺繍の図案の作り方を紹介してきました。基本的に刺繍の図案はステッチしやすいように、デザインを簡略化することが大切です。
合わせて、おしゃれな刺繍の図案の作り方について解説してきました。インスタグラムや定番の柄を参考にすることによって、おしゃれな刺繍の図案を作ることができます。ぜひ刺繍の図案の作り方を知って、自分好みの刺繍をステッチしてみてください。