TikTokアカウントを非公開設定にする方法
若者を中心に人気のアプリ「TikTok」とは、音楽に合わせて、ダンスをしたり、口パクをした動画を撮影し投稿するアプリです。これを投稿することによってインスタグラムやツイッターのように「いいね」やコメントをもらうわけですが、世界中の知らない人に公開されるのがイヤでアプリを始められない人や投稿を渋っている人もいるでしょう。
しかし、インスタグラムやツイッターと一緒でTikTokも非公開設定にすることができるのです。ではどのように非公開設定にするのか見ていきます。
非公開にする方法は、まずTikTokを起動し右下の人型のアイコンをタップ。プロフィール画面を開いたら【・・・】や【三】のマークの設定からプライバシー設定を開きます。そして、そこにある非公開アカウントにチェックを入れます。これで非公開設定の完了です。
非公開は承認相手だけ自分の動画が見れる
非公開設定にしたときにTikTokの投稿を見られるのは、自分に届いたフォローリクエストに対し承認を出した人だけです。
友達にしか自分の投稿したTikTok動画を見られたくない人は、友達に自分へのフォローリクエストを出してもらい、また自分も友達のTikTokアカウントをフォローすれば、他の人に見られることはなく友達同士でTikTokを楽しむ事ができます。
TikTokの動画を非公開で投稿する方法
では続いては、TikTokの設定を非公開設定で投稿する方法についてです。これをすることによって、どの範囲の人まで投稿を公開するかを選ぶ事ができます。まずは好きな楽曲を選んだりしながら動画を撮影します。【次へ】の画面に進むと投稿の設定をする画面に進みます。この画面から公開範囲を選ぶ事ができます。
ユーザー項目を確認
TikTokの投稿の画面からは、ハッシュタグや位置情報などを選ぶ事ができます。その中にある【この動画を閲覧できる人】を押すと、「フォロワー」「友達のみに公開」「非公開(自分のみに公開)」の中から公開範囲を選ぶことができます。
ここを「非公開」にすることにより、他人には一切公開せずにTikTokに投稿する事ができ、自分だけが動画を閲覧する事ができます。
TikTokの非公開動画をシェアせずに保存する方法
TikTokで動画を非公開にしたものを保存する方法を紹介します。TikTokにはかわいいスタンプや音楽に合わせられるなど、普通のスマホの動画撮影にはできないような機能がたくさんあります。
そのため、TikTokで非公開にしたまま保存をすることができれば、例えば、他人には見られたくない自分自身が音楽に合わせて踊っている動画を公開せずにフォルダに保存したり、顔を公開したくはない自分の子供のかわいい動画をTikTokに合わせて撮影し保存する事ができます。
では、どのようにしてTikTokを非公開にしたまま保存することができるのか?その方法を見ていきます。
投稿前の保存ボタンをオン
TikTokで非公開動画を保存する方法は、先ほどの非公開設定をしたまま動画を投稿します。すると自分の投稿した動画を見る事ができます。その投稿した動画は非公開設定をちゃんとしていれば、他人に見られることはありません。そしてその動画をタップし【…】のマークを押すと「保存」というアイコンがあるので、そこからフォルダに保存する事ができます。
端末やTikTokの更新のタイミングによっては保存ボタンが無い場合やタップしても「著作権の制限により、この動画をダウンロードできません。」とメッセージが表示されることがあります。そのため自分が投稿した動画も、保存できない可能性があります。
その場合はマイページの設定から非公開にしたところにある「自分の動画をダウンロードできる人」というチェックを「オフ」から「全員」にする必要があります。
TikTokのプライバシー設定
TikTokのプライバシー設定には、アカウントを非公開にする以外にも細かな設定を行う事ができます。「非公開にするほどじゃないけど、コメントが荒らされるのは嫌だ」という方や「むしろ公開したいし、もっとたくさんの人から『いいね』がほしい」という方など様々な方がいるため、自分に合ったプライバシー設定が選べます。
ここからは非公開設定にはせずにTikTokでプライバシーを守っていく設定を紹介していきます。
①新規ユーザーへのおすすめの許可
TikTokのプライバシー設定にある「新規ユーザーへのおすすめの許可」では、TikTokに新しくアカウントを登録した人に対して、「おすすめ」でスクロールしたときに動画を出てくるようにできるかを設定することができます。
すでに非公開設定にしている人は、動画は非公開なので関係ありませんが、非公開設定にするほどでもないけどTikTokの公開範囲をそんなに広めたく無い人はオフに、新規ユーザーに自分を知ってもらいたいインフルエンサーをめざすような方にはオンにすることがおすすめになります。
②投稿動画にコメントできる人
「自分の動画にコメントできる人」では、投稿した動画に対して他人がコメントをできるようにするかどうかを決めることができます。コメントできる範囲は「全員」「友達のみ」「オフ」の中から選ぶことができます。動画に対していいコメントがくるととても嬉しいことではありますが、イヤなコメントがつく可能性もあります。
TikTokでのコメントの範囲を選ぶ際は慎重に選んだ方がいいでしょう。またもしイヤなコメントがついてしまったら、「オフ」にしてコメントだけ非公開にしてしまうこともできます。
③自身とデュエットできる人
TikTokでの「デュエット」とは、2つのユーザーの動画を画面を縦半分にわけたイメージのものです。「自身とデュエットできる人」の設定では自分が投稿した動画を他人が利用して別の動画を撮影してもいいのか、という設定になります。
この設定にも「全員」「友達のみ」「オフ」の中から選ぶことができます。デュエットを許可することにより、多くの人にデュエットをされれば多くの人に動画を拡散されることになります。本人が動画を消してもコラボされた場合は残るので、どの範囲まで公開するべきなのかも慎重に判断していきましょう。
④自身とコラボできる人
TikTokでの「コラボ」とはLINEのテレビ電話のような画面構成で動画の上に小さなワイプが乗っているようなイメージです。この「自身とコラボできる人」もデュエット同様に自分が投稿した動画を他人が利用して別の動画を撮影してもいいのか、という設定になります。この設定も「全員」「友達のみ」「オフ」の中から選ぶことができます。
また、デュエットにも同じ事が言えますが、有名な人がコラボやデュエットをしてくれた場合、元となる動画にも注目が集まり、いいねを増やすことができます。自分で振り付けた動画をアップする方には、いいねを増やすいい方法になります。
⑤自分にメッセージを送信できる人
TikTokでは、ツイッターやインスタグラムのようにダイレクトメッセージを送る事もできます。そのため、「自分にメッセージを送信できる人」では、ダイレクトメッセージを送る事ができる人を選ぶ事ができます。この設定でも「全員」「友達のみ」「オフ」の中から選ぶことができます。
だれでもメッセージを送れるようにしておけば、変な人からメッセージがくる可能性もありますが、同じ趣味を持った人からのメッセージで仲良くなることもありえます。
⑥いいねリストの公開範囲
TikTokでは、気に入った動画に「いいね」を付けていくことができます。自分がいいねを付けた動画はマイページにいいねリストとしてまとまっていて、またいいねを付けた動画を見返すことができます。「いいねリストの公開範囲」の設定では、「全員」か「自分のみ」から選ぶ事ができます。
TikTokのどの動画にいいねを付けているかを非表示にし、他人に見られないようにすれば、例えば、「Aちゃんの動画にはいつもいいねをつけているのに私のにはつけてくれない」という友達同士の争いをさけれたりもできます。
いいねを付けた一覧を見て行くと「こんな動画が好きなんだ」という他人の目を避け、本当に好きな物にいいねをつけていくことができるので、プライバシーを守る事ができます。
⑦コメントフィルター
TikTokの「コメントフィルター」とは、特定のワードをコメントできないように指定して非公開にすることができます。「キーワードフィルターON」というボタンにチェックをし、「キーワードを追加」を選択します。するとキーワードを入力することができるようになるので、そこにコメントしてほしくない単語を追加することができます。
TikTokアカウント削除
最後にTikTokのアカウント削除の方法を紹介します。非公開設定にしていなかったことから、コメント欄が荒れてしまったり、メッセージに知らない人からのコメントがたくさん届いたり。はたまたカップルで撮ってたいものの別れてしまった。そんなTikTokをリセットをしたい人はアカウントを削除してしまいましょう。
アカウントを消す方法
TikTokの人型アイコンのマイページから【三】というところから設定を選択します。そして「アカウントの設定」の一番下にある「アカウントの削除」を選択することでアカウントを削除することが可能です。
また、もしTikTokのアカウントを削除してしまった後に急に気が変わって「やっぱり消したくなかった」と思ったとしても、30日以内ならまたログインすればアカウントを復活することができます。もし、本当に消したいアカウントの場合は再度ログインしてしまわないように気をつけましょう。
TikTokを他ユーザーから見られたくない人は非公開設定をしよう!
いかがだったでしょうか?TikTokは世界中でインストールをしている人がいるため、有名になろうと思っている方以外は、全てをオープンにする必要はありません。TikTokで上手に非表示やプライバシー設定を使いこなし、トラブルを避ける参考にしてみてください。
また、TikTokではアカウントを2つ以上持つ事もできますので、オープンなアカウントと非公開アカウントに使い分けることもできるので、ぜひ試してみてください。