株主優待人気ランキングTOP!主婦や女子にもおすすめな利回りが良いのは?

株主優待人気ランキングTOP!主婦や女子にもおすすめな利回りが良いのは?

株主優待で得する人をテレビで見ることがあります。その様子をみて株主優待に興味を持ったものの、どこに投資すれば良いのか迷うことはありませんか。今回は、個人投資家に人気の株主優待が得られる人気銘柄をランキングで紹介します。ランキングを参考に投資を始めてみませんか。

記事の目次

  1. 1.どの銘柄に投資するか悩んだ時は人気株主優待をチェック
  2. 2.主婦層におすすめの人気株主優待ランキングTOP5
  3. 3.女子におすすめの人気株主優待ランキングTOP3
  4. 4.外食をよくする方におすすめの人気株主優待ランキングTOP3
  5. 5.クオカードが特典で人気の株主優待ランキングTOP3
  6. 6.初心者でも安心の10万以下で買える人気株主優待ランキングTOP4
  7. 7.失敗しない!人気株主優待の選び方
  8. 8.人気株主優待を上手に使って生活に潤いと楽しみを与えよう!

どの銘柄に投資するか悩んだ時は人気株主優待をチェック

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以前と比較し、特定のお金持ちの人しか株には手を出さないという考え方が変化してきています。以前は銀行に現金を預けていてもそれなりの利回りがつき、配当(利息)もそれなりに貰えていたことから、安全な運用先として銀行に預金する人が多かったのです。

しかし、ここ十数年で状況は一変しています。銀行預金の利回りは下落する一方で、利息として得られる金額よりもATM手数料で差し引かれる金額の方が多くなってしまうことがほとんどといった状況になっています。

これでは、何のために銀行に預金しているのか分からないという状況に陥っている方も多いのではないでしょうか。現状況では、自分のお金を微妙に減らすリスクを取りながらも、手元に現金を置いていない安心感を買っていると考えるしかないでしょう。

銀行の預金配当(利息)率が向上しないということは、裏を返せば経済が本格的に好転していないということの裏返しでもあり、これはつまり預金者側の懐事情(経済状況)も決して良くない状態であることを暗に示していると考えることもできます。

そのような中で、外資系生命保険会社を中心に『運用型生命保険』など、証券や外貨による運用成績を基に保険配当金が決定するような商品が登場したことで、株式や証券に対する理解が深まったことで、株式や証券に対する心理ハードルも下がってきたのではないでしょうか。

また、共働きが増え、法改正により副業が認められるようになったことから、通常業務に影響が出にくい株式運用を検討する方が増えてきています。

これは仕事をしている男性だけの話ではなく、今では主婦の方が家事の合間に株価の変動をチェックしたり、就職したての女子も株に興味を持っているようです。

主婦や女子が株に興味を持つきっかけとなったのは、多分にテレビ番組の影響もあるのかもしれません。テレビ番組に登場する、株を保有することで得られる株主優待のメリットを最大限に活用する人々の姿を目にする機会が増えたからです。

テレビ番組で、株主優待で得られる割引券やチケットなどを活用して日常生活における実利を得ている様子をテレビで見ることにより、銀行預金で得られる配当よりも、株主優待で得られるメリットの方が大きいと感じる方が増えているのではないでしょうか。

いま、主婦や女子が株式投資に魅力を感じているのは、この株主優待が1つの要因になっていると言えそうです。しかし、いざ株主優待によるメリットを求めて株式投資をしてみようと考えたとしても、どの銘柄に投資してよいかわからないことが多々あります。

そこで今回は、株主優待から投資する銘柄を選ぶことを前提に、人気の株主優待が受けられる銘柄をランキング形式で紹介していきます。

長期保有することでよりお得になる銘柄、主婦や女子向けの銘柄、またはクオカード等の現金相当の配当がもらえるものなど、人気の株主優待をランキング形式で紹介していきます。投資先銘柄に悩んでしまった方、少し株式投資に興味をお持ちの方は参考にしてください。 

テレビに出てくる方々の様に、「株主優待」や「配当金」をうまく活用しましょう。株主優待には「食事券」や「お米」などの生活必需品、「サービス利用券」など様々なものがあります。株主優待とともに配当金も受け取れば一石二鳥です。

主婦層におすすめの人気株主優待ランキングTOP5

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それでは早速ランキングの発表に移っていきます。まずは主婦の方におすすめする、人気の株主優待が受けられる銘柄のランキングを発表します。

主婦の方に人気のある株主優待は、主に家族の生活に必要な物、サービスに対してお得なメリットを享受できるような株主優待が人気です。これは主婦だけではなく、働く女子や男性にとっても有益な株主優待になりますので、皆さんにおすすめすることができる株主優待です。

5位 KDDI

『主婦におすすめの人気株主優待ランキング』第5位は、【9433】KDDIです。言わずと知れた大手通信会社、携帯電話auのKDDIです。配当利回りは3.32%(配当100.00円)、優待利回りは0.99%、最低投資額は301,300円となっています。

株主優待の内容は『au WALLET Market商品カタログギフト3,000円相当』となっており、5年以上株式を保有した場合には株主優待が『5,000円相当のカタログギフト』にアップグレードされます。ブランド牛ハンバーグなどの魅力的なカタログギフトが株主優待でもらえます。

最近では通信の自由化に伴い、これまで携帯電話事業に取り組むことの出来なかった大手企業が次々に参入してきました。それらの企業はsim freeの格安スマホを導入し、docomo、softbank、そしてauといった既存携帯電話会社の顧客を少しずつ獲得しました。

この様な状況から、KDDI(au)も業績が苦しくなる場面も見られました。しかし、キャリアの垣根を超えるアプリサービスや物販など、非通信分野においても業績を伸ばす戦略を取ったことで業績も右肩上がりに。16年連続増配と、高配当を還元し続けています。

4位 ビックカメラ

『主婦におすすめの人気株主優待ランキング』第4位は、【3048】ビックカメラです。配当利回りは0.70%(配当12.00円)、優待利回りは1.76%、最低投資額は170,000円となっています。

株主優待内容は『株主お買物券3,000円/年~』となっています。株主優待銘柄ランキングで、必ず毎年上位にランクインするのがビックカメラです。 

昨今のインバウンド需要、ビットコイン決済導入などにより、直近では最高益を更新するほどの勢いを持っています。伴い、株価も右肩上がりに伸びています。

過去に比べ利回りは若干落ちているのは否めませんが、株主優待はここ数年、大きな変化もなく安定しています。株主優待のお買物券は、ビックカメラとソフマップ、コジマでも使うことが出来ますので非常に便利なことから株主優待として人気があります。

3位 ヤマダ電機

『主婦におすすめの人気株主優待ランキング』第3位は、【9831】ヤマダ電機です。配当利回りは3.10%(配当17.00円)、優待利回りは5.46%、最低投資額は54,900円となっています。

株主優待内容は『店舗で利用出来る優待券500円分』となっていますが、3月末日に2枚(1,000円)、9月末日に4枚(2,000円)の計6枚(3,000円)の株主優待特典が受けられます。

ヤマダ電機は日本一の店舗数(全国960店舗)を持つ家電量販店で、上場している家電量販店の中では一番の売上を誇ります(ヨドバシカメラは非上場。詳細不明)。

池袋総本店のような都市型店舗から郊外店まで幅広く店舗を展開しており、家電量販店好きの中では「ヤマダ派・ビック派・ヨドバシ派」とファンが分かれているようです。 

ヤマダ電機の株主優待は、1,000円購入ごとに1枚(500円分)利用できる株主優待券で、先ほど紹介したように年間3,000円相当の株主優待券が貰えます。

6,000円までの商品であれば、実質半額になる株主優待券ということになります。2年以上株式を保有することで、更に2,500円/年が追加でもらえます。合計で年間5,500円分とかなりの高配当。配当金も3%超えで高配当株なので、3位とはいえかなりおすすめです。

2位 オリックス

『主婦におすすめの人気株主優待ランキング』第2位は、【8591】オリックスです。配当利回りは3.96%(配当76.00円)、優待利回りは-%、最低投資額は191,800円となっています。

オリックスと言えば様々な事業を展開していることをご存知でしょうか。プロ野球球団を所有していることで社名を知っているという方も多いかもしれませんが、金融、リース、ホテル事業など、業務の多角化が進んでいる企業なのです。

そんなオリックスの株主優待は、『優待カード』と『全国のふるさとカタログ』の2種類あります。『優待カード』ではオリックスレンタカーや新江ノ島水族館、すみだ水族館など、オリックスが経営する全国の施設が割引で利用することができます。

実は「すみだ水族館」や「新江ノ島水族館」がオリックスグループの経営だと知って驚かれた方も多いのではないでしょうか。プロ野球の公式戦ホームゲームの優待が得られたりと、日常生活というよりもレジャー等に活用できる株主優待を受けられるのが『優待カード』です。

もう1つの株主優待『全国のふるさとカタログ』は、3年未満保有で5,000円相当、3年以上保有で何と10,000円相当の商品から好きな商品を選べるカタログギフトがもらえます。優待カードと合わせても、かなりの高配当、高利回りとなり、人気の株主優待というのも納得です。

1位 イオン

『主婦におすすめの人気株主優待ランキング』第1位は、【8267】イオンです。配当利回りは1.56%(配当36.00円)、優待利回りは-%、最低投資額は231,350円となっています。

イオンは言わずと知れたおなじみの総合スーパーで、専門店、アミューズメント施設なども展開しています。事業の拡大に伴いグループ会社も多数存在し、電子マネーWAONやイオン銀行など、生活必需品を購入するスーパーを中心に周辺サービスを展開しています。

グループシナジーを活かしたサービスを展開しており、例えば、イオン銀行で住宅ローンを組むとイオンでの買い物が5%割引されるなどのサービスを行っています。

そんなイオンの株主優待は「キャッシュバック式」です。株主になると貰えるオーナーズカードは、イオンや系列店のマックスバリュなどでも使えるので、かなりお得。

更に、イオンカード(年会費無料のクレジットカード)で買物をすると、毎月20日・30日の5%オフ、5日・10日・15日・25日にはポイントが2倍。ポイントは商品と交換可能なので、併用すると更にお得になります。

更に更に、継続保有特典まであります。イオン株を3年以上かつ1,000株以上保有しているという条件はつくものの、年1回イオンギフトカードがもらえます。ちなみに1,000株で2,000円分、2,000株で4,000円分、3,000株で6,000円分、5,000株だと7,000円分にもなります。

これだけのギフトカードを貰うためには、それなりの投資をしなければなりませんが、普段の買い物がイオン中心という方は、株主優待の内容と投資額、今後の株価を考慮しつつ投資してみてはいかがでしょうか。

『主婦におすすめの人気株主優待ランキング』第1位にふさわしい、株主優待の配当内容だったのではないでしょうか。とにかくお得でおすすめです。

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女子におすすめの人気株主優待ランキングTOP3

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『主婦におすすめの人気株主優待ランキング』を紹介してきました。タイトルは『主婦におすすめ』ということで紹介してきましたが、冒頭に説明したように、必ずしも主婦の方だけに人気がある銘柄というわけではありません。

株主優待内容を確認していただければ、実際はどんな方にもおすすめできる株主優待内容ですし、どちらかと言うと買い物をする中心が主婦の方が多いという理由から、主婦の方におすすめしている銘柄です。ご興味のある方は是非、先ほどの銘柄への投資を検討してください。

さて、主婦の方におすすめの銘柄を紹介した次は、『女子におすすめの人気株主優待ランキング』を紹介します。こちらは全方位というよりは、主婦や女子におすすめしたい銘柄です。男性は株主優待の内容を奥様や彼女に渡すのであれば有効かもしれません。

3位 アダストリア

『女子におすすめの人気株主優待ランキング』第3位は、【2685】アダストリアです。配当利回りは2.36%(配当50.00円)、優待利回りは1.42%、最低投資額は211,800円となっています。

株主優待の内容は『商品引換券』となっていて、保有株式数により優待金額が変わります。100株だと3,000円、1,000株だと10,000円、10,000株だと20,000円相当の株主優待が受けられます。継続保有期間が2年以上になると更に2,000円の優待がプラスされます。

アダストリアは、「ローリーズファーム」「グローバルワーク」「ハレ」「レイジブルー」などのカジュアルウェアブランドを全国展開している会社。日本国内のみならず、香港でも店舗展開しています。

ターゲットは主に20~30代の女子で、ファッション好きな女子にとって株主優待の商品引換券は使い勝手がよく、優待利回りが高いのが大きな魅力。

全国のアダストリア店舗で商品引換券を使うことができますが、女子に人気のブランドをそろえているアダストリアなので、どの店舗で使うのか迷ってしまう女子が増えてしまうかもしれません。この株主優待は、特に20~30代女子におすすめの銘柄です。

2位 ファンケル

『女子におすすめの人気株主優待ランキング』第2位は、【4921】ファンケルです。配当利回りは1.06%(配当34.00円)、優待利回りは0.93%、最低投資額は322,000円となっています。

ファンケルは、無添加化粧品や健康食品を製造・販売するメーカーです。テレビCMでもよく見かけることがありますが、通信販売やコンビニなどへの卸売販売など、事業拡大にも積極的です。

株主優待は『自社製品(3,000円相当~)』か『ファンケル銀座スクエア利用券(3,000円相当)』がもらえますが、いずれも100株以上を6ヶ月以上継続保有することが条件です。

株主優待内容は、女子にうれしい「ファンケル銀座スクエア」で使用できる利用券かファンケル製品。どちらを選ぶにしても、これは女子には嬉しい内容です。

1位 マルコ

『女子におすすめの人気株主優待ランキング』第1位は、【9980】MRKホールディングスです。配当利回りは0.47%(配当1.00円)、優待利回りは18.87%、最低投資額は21,200円となっています。

MRKホールディングスは、日本で初めて補正下着を一般的にした会社です。専任スタッフのマンツーマンカウンセリングとアフターケアで、55万人以上の女子が利用した実績があります。補正するだけでなく、シルクやナノファイバーなどで肌触り、着心地も良いのが特徴。

株主優待は、『RIZAPグループ商品との交換ポイント』と『マルコ店舗での20%割引券』がもらえます。『RIZAPグループ商品との交換ポイント』は、各社商品を掲載したカタログの中から選べる仕組みで、株式継続保有で3年間繰り越し可能です。

『20%割引券』は、マルコ店舗1回の支払いにつき1枚使用可能で、ネット購入は対象外です。貰えるポイントは保有株式数によって変動がありますが、いずれも女子にうれしい特典がたくさんあります。MRKホールディングス株は、女子や主婦に特におすすめの銘柄になります。

外食をよくする方におすすめの人気株主優待ランキングTOP3

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主婦に人気の株主優待は、日用品などの生活必需品を購入する際にメリットが得られる株主優待制度が多く含まれていました。女子の人気の株主優待は、主に化粧品や美、健康に関するメリットを得ることができる株主優待制度が含まれる銘柄を多く紹介してきました。

続いては、主に「食」にまつわる株主優待が受けられる投資銘柄を紹介していきましょう。ここから紹介する株主優待は『外食をよくする人におすすめの株主優待』と題し、名前のとおり『外食』で得することの出来る株主優待を提供している銘柄を紹介します。

外食といっても、家族で休日に行く外食もありますし、平日のランチに1人で行く外食もあります。今回はそのどちらにも活用されることの多い、一般的に利用頻度の高そうな外食チェーンの株主優待を中心にランキングを作成しました。お得に外食を楽しんでください。

3位 日本マクドナルドHD

『外食をよくする人におすすめの株主優待』第3位は、【2702】日本マクドナルドHDです。配当利回りは0.50%(配当30.00円)、優待利回りは1.441%、最低投資額は598,000円となっています。

株主優待内容は『サンリオピューロランド、ハーモニーランドのパスポート券3枚×年2回他』です。マクドナルドは一時期、期限切れ鶏肉を使用したナゲット問題等が発生し大赤字経営に陥ったこともあります。しかし今では安全対策も万全で経営も安定してきました。

100円マックと銘打ち低価格戦略をとっていた時代も終わり、「朝マック・昼マック・夜マック」と時間帯別に限定メニューを提供し、価格も適正価格に修正するなどの経営戦略が功を奏しています。 

マクドナルド株保有による配当金は、そこまで高利回りというわけではないのですが、株主優待が魅力的ということで人気銘柄になっています。ピューロランドパスポートだけでなく、100株保有でバーガーセット引換券が年12枚も貰えます。

どの時間帯でも使用することができるので、例えば夜マックではセット価格700円を超える商品もあるので、これらの高単価商品と交換することで利回り最大化を図ることが可能です。

2位 吉野家HD

『外食をよくする人におすすめの株主優待』第2位は【9861】吉野家HDです。配当利回りは0.92%(配当20.00円)、優待利回りは-%、最低投資額は217,700円となっています。

株主優待内容は『300円相当のサービス券10枚(3,000円相当)×年2回』となっており、6,000円分ものサービス券を株主優待として受け取ることができます。

吉野家HDが経営する外食チェーンは、吉野家以外にも京樽、はなまるうどん、フォルクスなども含まれており、安定経営に一役買っています。

一時期、低価格牛丼はランチの費用を抑えたい若い男性や、時間もなく節約もしたいサラリーマンのランチの定番というイメージが強かったのが実態でした。しかし今は、メニューに女性向けの商品やお子様メニューも取り入れられており、休日には家族連れも増えています。 

吉野家ホールディングスの株主優待は1枚300円分でお釣りは出ませんが、300円というのは吉野家では非常に使いやすい価格設定になっており、牛丼一杯食べるのであれば、380円から株主優待券で300円を支払うと何と一杯80円で食べられることになります。

1位 すかいらーく

『外食をよくする人におすすめの株主優待』第1位は、【3197】すかいらーくです。配当利回りは2.2%(配当38.00円)、優待利回りは3.58%、最低投資額は167,300円となっています。

株主優待内容は『株主お食事券年間6,000円~』となっています。すかいらーくは、すかいらーくの他にも「ガスト」や「バーミヤン」を運営している会社です。

すかいらーくが1位にランクインしたのは、株主を大切に考え株式保有のメリットを大幅に改善した実績があるからです。実はすかいらーくは、2017年6月決算で株主優待を従来の100株保有で年2,000円のお食事券を3倍の6,000円に拡充したのです。

このお食事券は、半年ごとに500円券が6枚、年間12枚もらうことができます。6,000円ものお食事券が貰えるという利回りの高さ、ファミリーで外食するときの使いやすさから株主優待内容として人気が高く、株価が下落しても買う人がいるほどの人気銘柄になっています。

すかいらーく株主優待が人気!店舗での使い方やカードを安く買取る方法も解説のイメージ
すかいらーく株主優待が人気!店舗での使い方やカードを安く買取る方法も解説
すかいらーくグループの株主優待制度は、すかいらーくグループでお得に飲食できる人気の内容になっています。今回は、すかいらーく株主優待が人気の理由やすかいらーく株主優待の種類、店舗での使い方やカードを安く買取る方法なども詳しく解説します。

クオカードが特典で人気の株主優待ランキングTOP3

さて続いて紹介するのは、使う場所があまり限定されすぎない株主優待を受けられる銘柄を紹介しましょう。使う場所が限定されないのは、いわゆる「金券」と呼ばれる種類の株主優待を受けられることを指しています。

例えばクオカードや商品券などが株主優待として貰える銘柄です。メリットは、やはり特定の場所でなくても使えること、自分が欲しいと思った物に対して使うことができること、使う場所によっては物にも食事も幅広く使えることがメリットといえます。

では、その様な株主優待が受けられる『金券が特典で人気の株主優待ランキング』を紹介していきましょう。貰って困ることはない「金券」ですので、大事に使っていきましょう。

第3位 ブロードリーフ

『金券が特典で人気の株主優待ランキング』第3位は、【3673】ブロードリーフです。配当利回りは2.32%(配当13.00円)、優待利回りは1.79%、最低投資額は280,000円となっています。

ブロードリーフという企業は、あまり耳馴染みのない企業名かもしれません。この企業は、カー用品、自動車整備、中古車市場など、自動車購入後のアフターケア業界を中心に、業務アプリケーションやネットワークサービスを開発・提供している企業です。

株主優待は、「Visaギフトカード」で、500株以上保有で5,000円、1,000株以上保有で10,000円、2,000株保有で20,000円相当のギフトカードが貰えます。

2019年1月に、国際コンサルティング会社とパートナーシップ契約を結び、今後は海外への発展を進めていく方針になっています。

第2位 TOKAIホールディングス

『金券が特典で人気の株主優待ランキング』第2位は、【3167】TOKAIホールディングスです。配当利回りは2.81%(配当28.00円)、優待利回りは1.00%、最低投資額は99,800円となっています。

TOKAIホールディングスは、ガス、情報通信事業を展開している企業です。ガス事業、ソフト開発・インターネット・モバイルなどの情報通信事業の他、ミネラルウォーター、住宅、保険、セキュリティ、ブライダルなど幅広く事業展開している企業です。

株主優待は、「おいしい水の宅配便」、QUOカード、フレンチレストラン食事券、自社グループの「TLCポイント」、格安 SIMスマホサービス「LIBMO利用料割引」などが、保有株式数に応じて年2回もらえます。

第1位 ディア・ライフ

『金券が特典で人気の株主優待ランキング』第1位は、【3245】ディア・ライフです。配当利回りは4.83%(配当28.00円)、優待利回りは-%、最低投資額は290,000円となっています。

ディア・ライフは、不動産事業を手がけている企業です。都内好立地な土地に投資用高級マンションを建設したり、商業ビル、オフィスビルの企画、設計、工事監理から販売・分譲まで不動産に関して多岐にわたる事業を行っています。

株主優待は、保有期間、保有株式により変動がありますが、株主優待ポイントをもらうことができ、ポイントは食品や電化製品、旅行などと交換することができます。

初心者でも安心の10万以下で買える人気株主優待ランキングTOP4

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ここまで、いくつかの株主優待が人気の投資銘柄を紹介してきました。しかし、それぞれの最低投資額は200,000円~300,000円程の銘柄が多くなってしまい、気軽に投資を始められる最低投資金額ではない銘柄が多くなってしまいました。

そこでここでは、初心者の方でもある程度気軽かつ、お得な株主優待を受けられる銘柄を絞って紹介していきます。気軽にとは言え、株主優待を受けるための最低保有株式数という制限はありますので、それでも100,000円以下の投資金額にはなってしまいます。

4位 朝日放送グループHD

『初心者が安心して買える株主優待ランキング』第4位は、【8591】朝日放送グループHDです。配当利回りは2.39%(配当20.00円)、優待利回りは1.19%、最低投資額は83,600円です。

株主優待内容は『番組特性クオカード500円分×年2回』です。朝日放送は、関西圏に居住している方であれば知らない人はいないテレビ朝日系列の放送局で、西日本最大の民放放送局です。「探偵!ナイトスクープ」が有名な番組として挙げられます。

給与が高い企業としても有名で、平均年収は1,500万円。安心感が強い朝日放送は、投資初心者の方にも安心な投資先といえます。 

株主優待は、「探偵!ナイトスクープ」「M-1グランプリ」「アタック25」など有名番組特製のクオカードが年間1,000円分贈呈されます。

3位 りそなホールディングス

『初心者が安心して買える株主優待ランキング』第3位は、【8308】りそなホールディングスです。配当利回りは4.60%(配当21.00円)、優待利回りは-%、最低投資額は45,680円です。

りそなホールディングスの説明は不要かもしれませんが、「りそな銀行」を主とする銀行持株会社です。株主優待は、クラブポイントが年間240ポイントです。ポイントはnanacoやwaon、Tポイントなどと交換可能です。1,000ポイントで現金700円と交換もできます。

クラブポイントは持ち株数により付与ポイントが変動します。100株で毎月20ポイント(年間240ポイント)、500株で毎月25ポイント(年間300ポイント)、4,000株で毎月200ポイント(年間2,400ポイント)となっています。

2位 タカラトミー

『初心者が安心して買える株主優待ランキング』第2位は、【7867】タカラトミーです。配当利回りは2.76%(配当30.00円)、優待利回りは0.92%、最低投資額は108,800円です。

タカラトミーは、2006年にタカラとトミーが合併してできた会社で、言わずと知れたおもちゃを中心とした企業です。株主優待は、「トミカ」「リカちゃん」などのオリジナル商品がもらえます。

このトミカは株主優待オリジナルで、これを集めるために株主になっているファンも多くいます。また、権利確定日が近づくとSNSやTVで紹介されることも年々増えています。

1位 楽天

『初心者が安心して買える株主優待ランキング』第1位は、【4755】楽天です。配当利回りは0.50%(配当4.50円)、優待利回りは2.76%、最低投資額は90,500円です。

楽天は、「楽天市場」「東北楽天ゴールデンイーグルス」「楽天トラベル」「楽天証券」など、多彩な事業を展開しています。社内公用語は英語で、海外での事業拡大にも積極的。有名サッカークラブ「バルセロナ」の胸スポンサーになったことも話題になりました。

株主優待は、「楽天キャッシュ(500円相当~)」などで、楽天キャッシュは「楽天市場」や「楽天ペイマークのあるお店」で使える電子マネーです。

失敗しない!人気株主優待の選び方

ここまで、たくさんの観点からおすすめの株主優待を実施している企業を紹介してきました。紹介したおすすめの株主優待以外にも、お得な株主優待制度を実施している企業はいくつもありますので、慣れてきたらご自身でそのような企業を探すのも良いでしょう。

株主優待を活用することを考え、実際に株主優待を使うことで、株式投資により得られるメリットをより感じられることで株式投資がもっと楽しくなるでしょう。これから株式投資を始めたいという方は、ぜひ株主優待ランキングを活用して、人気の株主優待をチェックしてみてください。

では最後に、株式投資を行うにあたり、改めて注意しておくべき点を整理して今回の解説を終わらせます。株主優待が魅力的であったとしても、この注意点を忘れないようにしないとせっかくの投資からメリットを得られない結果も有り得るので注意しましょう。

自分の生活のニーズに合った優待かどうか

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ここまで紹介してきた株主優待の内容も、企業により様々なメリットを提供しています。自社商品を購入できる引換券やお買物券、割引きが受けられる権利、そして現金代わりに使えるクオカードなど、これだけでも株主優待がバラエティーに富んでいることがわかります。

紹介してきた優待利回りとは、還元される商品が投資額の何割相当かを計算したものですが、この株主優待により貰える権利が「自分の生活のニーズに合った株主優待かどうか」が一番注意して確認すべきポイントです。

高利回りの株主優待だったとしても、使わなければ配当を得ていないのと同じことになってしまいます。つまり、実質優待利回り0%となってしまうのです。

自家用車を保有している方がレンタカー割引券はほぼ不要ですし、自分がよく利用するお店のサービスが受けられるのか、実用性があるかを吟味して投資銘柄を選びましょう。

配当利回りが良く高配当株かどうか

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次に、これは株式投資において、本来、当然気をつけるべきことです。当然ながら株価は毎日変動します。株主優待とは別に、株式そのものの利回りも、株価と連動して上下動します。 

配当金が20円出る株を1,000円で購入した場合と900円で購入した場合とでは、配当利回りが0.2%も変わってしまいます。株価は低い時に買えれば良いのですが、低い理由が業績不振だった場合は将来的な利益を得ることができなくなってしまう可能性もあります。

それはつまり、株主優待も変更や廃止になる可能性があるということです。株主優待のメリットを得るために投資をする場合であっても、普通の株式投資と同じ投資ですので、投資先企業の業績や将来的な安定性などは必ずチェックしてから投資するようにしましょう。

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人気株主優待を上手に使って生活に潤いと楽しみを与えよう!

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いかがでしたか。株主優待が人気の投資銘柄をランキングで紹介してきました。株主優待により得られるメリットに魅力を感じ、株式投資に興味を持ったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

株主優待を上手に活用することで、投資による配当メリット共に株主優待メリットを得ることができれば、実質利回りは非常に高いものになります。

しかし、注意点でも紹介したように株主優待目的であったとしても、株式投資であることに違いはありません。投資リスクもしっかり認識したうえで、生活に役立つ株主優待を受けられる銘柄をさがしてみましょう。

Randkin
ライター

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