日本人の目の色の種類・特徴まとめ!珍しい瞳の色や違う理由も紹介!

日本人の目の色の種類・特徴まとめ!珍しい瞳の色や違う理由も紹介!

世界中にはたくさんの種類の目の色を持った人がいます。その中で日本人の目の色は、どんな種類の目の色や特徴があるのでしょうか?今回は、そんな日本人の目の色に対する疑問や理由、さらにあまり見かける事のない珍しい色の瞳についても紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.日本人の目の色の種類ってどのくらいあるの?
  2. 2.日本人の目・瞳の色の種類と特徴
  3. 3.日本人の珍しい目・瞳の色の種類と特徴
  4. 4.日本人の目・瞳の色の割合と多い地域
  5. 5.日本人の目・瞳の色に茶色が多い理由
  6. 6.自分の目・瞳の色をチェックしてみよう!

日本人の目の色の種類ってどのくらいあるの?

Photo byAdinaVoicu

世界中にはたくさんの目の色をしている人がいます。現在、世界では24種類の目の色を持っている人種がいると言われています。その中で、日本人の目の色というのは黒色というイメージを持っている人がかなり多いです。

しかし、街中を歩いてみるとごく稀に珍しい瞳をしている日本人を見かけた事があるはずです。そのため、日本人の目の色というのは、一概に黒色だけではないと言えます。

今回は、そんな日本人の目の色に対する疑問やどういった種類の目の色に分けられるのかなど様々な目の色に関する情報を紹介していきます。

日本人の目・瞳の色の種類と特徴

はじめに、日本人の瞳の色というのは、大きく分けて3種類の目の色に分けられます。それは、黒色と茶色とこげ茶色です。どうしてこの3種類に大きく分けられるのかというと日本人の持つ遺伝子や日本の環境が関係しているといわれています。

そのため、ごく稀に珍しい目の色をしている日本人の人を見かける事があるかと思いますが、基本的にはこの3種類になります。ここでは、それぞれの目の色の特徴を一緒に紹介していきます。

日本人の目の色①黒色

最初に紹介する日本人の目の色は「黒色」です。世界中の人も日本人を含むアジア人の目の色の特徴だとも考えられていますが、実は日本人には黒色の瞳を持っている人は少ないと言われています。

皆さんも自分の目の色は黒色だと思っている方も多いかと思いますが、鏡で自分の瞳を確認していただくと多くの人が茶色に近い色をしているはずです。

そのため、瞳の色が全て黒色というのは日本人の中でも大変珍しいとされています。また、黒色の瞳を持つ方の特徴は、髪も真っ黒の人が割合的に多いようです。

日本人の目の色②茶色

次に紹介する日本人の目の色は「茶色」です。実は、日本人を含むアジア人を始め、世界中でも一番割合の多い瞳というのは、茶色の瞳だと言われています。

これは、人間の優性遺伝子の関係があると言われています。例えば、日本人が別の目の色をした人と結婚をした場合、生まれた子どもは高い確率で茶色の目の色をした子どもが生まれてきます。

そして、純粋に茶色の瞳というのは、日本人の中でも珍しい目の色になります。そのため、日本人の目の色に関しての割合から言うと黒色の次に珍しい目の色が茶色になります。

日本人の目の色③こげ茶色

3つ目に紹介する日本人の目の色は「こげ茶」です。このこげ茶の瞳を持つ日本人が最も多い割合になります。まず、目の色というのは、太陽の光、つまりメラニンの割合で決まります。

そのため、日本の多くは太陽の光を1年通して浴びる環境にあるため、褐色の強い茶色の瞳の人が多いようです。特に、紫外線などが強い地域においてはこげ茶の瞳を持つ人が多いようです。

日本人の珍しい目・瞳の色の種類と特徴

先ほどの説明では、日本人の瞳についてその特徴や目の色の種類について紹介しています。そして、ここでは日本人の中でも特に珍しい目や瞳の色の種類について紹介していきます。

あまり見かけることも少ないようですが、確かに日本人の中でも珍しい目の色を持っている方は存在しています。どうして、そのような目の色の種類が生まれてくるのか理由にも触れていきます。

日本人の珍しい目の色①アンバー

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珍しい目の色の種類として「アンバー」という瞳があります。日本では「琥珀色」とも呼ばれていて、茶色に近い黄色のような瞳を持っている人がいます。芸能人でいえば、橋本環奈さんがアンバーに近いと言われています。

このアンバーの瞳というのは、オオカミのような瞳に見えることから、海外では「ウルフアイズ」とも呼ばれています。日本では、滅多にお目にかかることはできない目の色です。

このアンバーという目の色は、瞳の色素の関係に理由があります。瞳の中のアンバー色素と呼ばれる黄色の色素がより濃くなることでアンバーの瞳を持った人間が生まれるといわれています。

日本人の珍しい目の色②ヘーゼル

先ほどに引き続き少し馴染みのない言葉かもしれませんが、日本人の珍しい目の色の種類に「ヘーゼル」があります。このヘーゼルというのは、茶色の中に緑が含まれているような目の色になります。

これも先ほどの色素の話になりますが、本来、目の色素には茶色と黄色と青色があります。この中の茶色と黄色のバランスによってヘーゼル色素と呼ばれる目の色が生まれるといわれています。

こちらも日本人には珍しい目の色になります。ヘーゼルの瞳は見た事がない人も多いのでわからないかもしれませんが、タレントのベッキーさんのような瞳は、ヘーゼルの目の色になります。

日本人の珍しい目の色③青色

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3つ目に紹介するのは、青色の目の色になります。世界的にみるとヨーロッパに特に多い目の色になりますが、日本では大変珍しい目の色の種類になります。

また、日本では青い瞳の持ち主はいないように思えますが、稀に日本人の中でも青い目の色を持って生まれてくる人がいるようです。なぜ、日本ではほとんどいないのかは理由もあります。

それは、日本自体の日照時間や紫外線の量などが関係しています。そのため、日本の環境では基本的には茶色の目の色になるといわれています。

日本人の珍しい目の色④緑色

最後に紹介する珍しい目の色の種類は緑色になります。この緑色の瞳もあまり日本では見かけることはないようです。世界的に見ていくと北欧に特に緑色の瞳を持っている人が多いようです。

こちらも青色と同様に日本の地形や環境が理由にあります。また、遺伝子の関係からも日本人の遺伝子には茶色の目の色になる確率が高いといわれています。そのため、日本人の中に緑色の目の色の人はかなり確率が低くなるようです。

日本人の目・瞳の色の割合と多い地域

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人間の瞳というのは、様々な環境によって目の色が左右されます。そのため、地域によって目の色の割合は変わるともいわれています。

日本の国土は、海外の国に比べて小さいですが、県によって日照時間や気温差も違うため、地域によって目の色も変わる特徴があるといわれています。ここでは、実際に日本人の目の色の割合を地域によって紹介していきます。

黒色の割合・多い地域

黒色の目の色になるというのは、メラニン色素の多さで決まるといわれています。そのため、日差しの強さや日照時間の長さが影響していきます。

世界的にみていくと赤道の近いアフリカやアメリカの先住民に黒色の目の色が多いといわれています。日本人では、地域の限定は科学的に証明されていませんが、沖縄のような日照時間が長い場所に多いようです。

茶色の割合・多い地域

茶色の目の色というのは、世界的にみても割合の多い目の色です。これは、優性遺伝子が茶色という理由があるからです。ただ、次で紹介するこげ茶の目の色と比べると日本人では珍しいです。

日本での茶色の目の色の多い地域というのは、ばらつきがあります。これは、日本人の遺伝子の多くが茶色の目の色になる確率が高くなるという特徴があるからです。その中でも、九州の山陰地方は多い地域だといわれています。

こげ茶色の割合・多い地域

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日本は、世界と比べて日照時間が多いといわれています。そのため、住んでいる人はあまり気にしていないかと思いますが、日差しの強い国だといえます。

その結果、日本ではメラニン色素の量が多くなる事で茶色の中でも焦げ茶色の目の色が多くなったといわれます。

全国的にも一番多い割合だといわれているこげ茶色の目の色ですが、特に関東から関西などの日照時間が通年通して高い地域では多くいるようです。

アンバーの割合・多い地域

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実は、なぜ日本でアンバーの瞳を持って生まれてくるのかははっきりしていないと言われています。世界的にみても、アンバーというのはヨーロッパや中東の一部地域で見かける事があるようです。

また、それでも明るい場所で見る事で黄色に見える事がある人もいるため、多くの人は茶色と判断されることも多いようです。日本では、九州地方に多くいると言われています。

ヘーゼルの割合・多い地域

茶色の中に緑が入る神秘的な色のヘーゼルは、東北や九州の一部が多い地域に当たります。このどちらの地域にも共通して言えることは、山岳地帯や日照時間が関係あるようです。

東北のような雪が多く降るような地域では、冬にかけての日照時間が他の地域より減る事が理由にあるようです。そして、九州の一部では山岳地帯も多く、そのような地域では天候が変わりやすく日照時間も短くなるのが理由だといわれています。

また、ヘーゼルの瞳というのは、日本人と外国人の子どもに生まれやすいともいわれています。日本人が持っている茶色の遺伝子と外国人の青色の遺伝子の影響があるようです。

青色の割合・多い地域

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ヨーロッパで多く見かけられる青色の瞳ですが、日本人では東北地方を中心に多くいるといわれています。一説には、東北にはロシア人との関係が昔にあったといわれているが、根拠はないようです。

そのため、東北地方になぜ多く青い目の色の日本人が多いのかは、やはり日照時間の関係があるようです。例えば、秋田美人のように東北地方では肌が白い女性が多いです。

これは、ヨーロッパの北欧のように日照時間が短い事が関係あるようです。また、肌が白くなるということは、メラニン色素が薄くなるということです。青色というのは、1番色素が薄い色だといわれています。

緑色の割合・多い地域

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最後に紹介するには、緑色の割合ですが、ここも日本人の中では東北地方が多い地域になります。これも東北地方の特徴でもある日照時間の関係があるようです。

また、ある研究結果では東北地方というのは、日本の中の紫外線量が多い地域に比べて半分ほどの紫外線量だともいわれています。そういった背景が、日本人の中でも緑色の瞳を持っている理由のようです。

また、世界的にみても大変珍しい緑色の目の色ですが、北欧の中でもアイスランドの国では、人口の8割の人が緑色の瞳を持っているといわれているようです。

日本人の目・瞳の色に茶色が多い理由

フリー写真素材ぱくたそ

最後に日本人の目や瞳の色についての理由を紹介していきます。この記事でも紹介していきましたが、なぜ日本人の多くが茶色の目の色になるのかははっきりとした理由があります。

ここでは、メラニン色素による関係や日本人の遺伝子による関係、そして肌や髪の色についての理由などに分けて紹介していきます。

普段、あまり気になっていなかった方や日本人の目の色に関する疑問を考えていた方もここに書いてある理由や関係性を参考にしてみましょう。

メラニン色素の量

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皆さんはメラニン色素というと肌が黒くなるイメージがあるはずです。特に女性にとってはあまり良いイメージを持っていない方もいるかもしれませんが、人間にとって重要な働きをしてくれます。

メラニン色素というのは、肌の内部に紫外線を入れないようにするために肌を守るために黒くなります。いわゆる日焼け止めと同じような効果を発揮してくれると考えるとわかりやすいはずです。

そして、このメラニン色素は瞳にも関係します。通年通して紫外線の量が多い日本では、日本人の目の色も黒くなります。その結果、日本人が茶色の目の色が多い理由です。

遺伝子

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日本人に茶色の瞳が多い理由には、遺伝子の影響も強いといわれています。まず、目の色を決めるには、茶色、青色、黄色の3つの色の割合によって決まります。

これは、目の中にある光を調整する虹彩と呼ばれる器官が、目の色の遺伝子と大きく関わっているとされています。そして、日本人の遺伝子の中にはこの虹彩の中の茶色の遺伝子が多くあるといわれています。

そのため、日本人は茶色の瞳を持って生まれてくる人が多いようです。これは、日本の紫外線量の多さも関係していて、瞳を紫外線から守るために備わっているともいえます。

肌や髪の色との関係

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日本人の多くが茶色の瞳を持つように、髪の毛の色は黒く、肌は少し黄色がかった色をしています。これは、瞳と同じように紫外線から体を守るために備わっている機能によるものです。

例えば、東北地方や北海道のような紫外線の量が少ない地域においては、肌が白くなります。これは、メラニン色素が作られる量が少なくなるためです。このように必ず理由があります。

また、日本のような茶色の目の色というのは、黒い髪や薄く黄色がかった肌に馴染み、スッキリとした印象を与えるといいます。そのため、日本人の瞳には茶色の目の色が合うという理由もあるようです。

自分の目・瞳の色をチェックしてみよう!

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普段あまり意識せずに過ごしているかと思いますが、人間の目の色というのは、それぞれの人種や住む環境によって様々な色をしています。

今回は、日本人の目の色の特徴やその理由、珍しい瞳など様々な情報を紹介しています。その中には、今まで皆さんが知らなかった理由や目の色があったはずです。

ぜひ、この機会に街中を歩いている際に他の人がどんなめの色をしているかチェックしてみるのも面白いはずです。また、友達との話の話題にしても面白いでしょう。

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ライター

ru1kunnbooya

「人の身体は食事からできている」という言葉から、普段の食事を意識する生活を心がけています。鍼灸師として医療の現場に身を置いている人間として、さまざまな角度から皆さんの生活をする上で役立つような情報を発信しています。

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