子供部屋の壁紙は成長に合わせたリフォームが多い
子供部屋の壁紙は、大きくなるにつれて趣味が変わってきます。小さい頃は親が決めた壁紙でも、子供が大きくなれば、壁紙を変えたいという人も出てくるでしょう。ここでは、子供部屋の壁紙の張り替えについて見ていきましょう。
子供部屋の壁紙を選ぶコツ
子供部屋の壁紙を、子供が喜ぶものにしたいと考えている人も居るでしょう。壁紙を簡単に貼り付けることができるものも販売されていますが、リフォームして張り替えるという人も多い様です。ここでは、子供部屋の壁紙を選ぶコツについてご紹介していきます。
年齢を考慮する
子供部屋の壁紙を変えたいと思った時に、リフォームには費用がかかるため、失敗しない壁紙にする必要があります。
小学生の子供部屋を可愛らしく、子供っぽくしすぎてしまっても子供が嫌がる可能性もあるでしょう。子供が保育園や幼稚園の子なのか、小学生なのか、中学生なのかで張り替える壁紙を選ぶことをおすすめします。
壁紙には、様々なデザインのものや機能を兼ね備えたものが販売されています。デザインとともに、機能性も考えて選ぶ事をおすすめします。子供部屋の壁紙の機能については、下記でご紹介します。
遊び心を入れるのもあり
子供部屋は、デザインや色だけでなく、子供の年齢に合わせて、遊び心を取り入れるのもおすすめです。子供がちいさければ、尚更遊び心を取り入れれば喜ぶでしょう。
今は、様々な壁紙が販売されているため、黒板のように絵が描ける壁紙や電気を消すと浮き出てくる壁紙・人気キャラクターなど、沢山販売されています。
子供部屋をリフォームして張り替える場合には、費用もかかるため、簡単に別なものに張り替えるということは出来ません。そのため、子供が喜びそうな壁紙を選ぶようにしましょう。子供が絵を描くことが好きなのであれば、壁紙の一部をお絵かきできる場所にしてあげれば、子供も喜ぶでしょう。
壁紙の機能を確認する
子供部屋におすすめな壁紙は各メーカー様々なデザインや色のものを持っています。色やデザインだけでなく、様々な機能を兼ね備えたものも、豊富に取り揃えているそうです。子供部屋の壁紙は何を重視するのか、確認して張り替えることをおすすめします。
清潔さ・美しさについて確認する
子供部屋の壁紙は、子供の年齢によっては汚してしまうこともあるでしょう。クレヨンなどで壁に落書きしてしまうこともあります。
そのような時に、すぐに落とすことも出来る壁紙であれば、清潔で美しい子供部屋を保つ事が出来るでしょう。壁紙には、特殊な表面加工が施されているものも販売されています。そのため、水拭きをすれば簡単に汚れを落とすことができる機能が付いているものもあります。
さらに、引っ掻きキズや衝撃などに強い加工がほどこされている壁紙も販売されています。小さい子供はおもちゃを投げてしまうこともあるため、キズから守ってくれる壁紙もおすすめです。
子供がいれば、「気を付けて遊んでね」と言っても、遊ぶことが仕事なので、壁紙に気を付けることは出来ません。
子供に思いっ切り遊んでもらうためにも、少しでも心配事を減らすために、キズ衝撃から守ってくれる壁紙にしてあげるのも良いでしょう。
快適さ・居心地の良さを追求する
子供部屋は、快適さや居心地の良さを兼ね備えた機能も大切でしょう。湿気が多い時期や場所はジメジメしていて子供も過ごしにくくなってしまいます。
壁紙には、結露を緩和し、逆に乾燥している時は水分を壁紙から出してくれる調湿機能を兼ね備えたものも販売しています。
調湿機能を兼ね備えた壁紙であれば、カビや結露を防ぐ事にも繋がるのでおすすめです。その他にも、ダニのフンなどのアレルゲンを吸着させて、その動きを抑える抗アレルゲンタイプの壁紙も販売されています。
リラックス効果のある壁紙など、様々な機能を兼ね備えた壁紙が販売されているので、住んでいる環境に合わせて選ぶのもおすすめです。
カーテンなどとのコーディネートを考える
子供部屋の壁紙は、色などのデザインだけでなく、カーテンなどの子供部屋全体とのコーディネートを考えるという方法もあります。
子供部屋との色が合わない壁紙を選んでも、落ち着かない空間になってしまう可能性があります。子供部屋はスペースが限られているため、せっかく壁紙を張り替えても、見れる部分がほとんどないというケースも少なくありません。
そのため、壁紙が活かしきれない可能性もあるので、子供部屋全体のコーディネートで考えることをおすすめします。
リフォームのしやすさを考える
子供部屋の壁紙は、リフォームのしやすさで考えることをおすすめします。小さいころの子供部屋は可愛らしい壁紙でも、高校生くらいになれば、大人っぽい壁紙にしたいという人も居るでしょう。
さらに、子供が独り立ちすれば、親が子供部屋を使うということもあるでしょう。そのような際に、将来のことを考えて、リフォームしやすい壁紙にすることをおすすめします。
大きなサンプルを確認する
子供部屋の壁紙を選ぶ際に、カタログやサンプルを見て選ぶことがほとんどでしょう。ですが、カタログや小さなサンプルだけでは、実際に張り替えた時にイメージと違うということにもなりかねません。
子供部屋の壁紙を張り替える前に、ショールームなどで大きなサンプルを確認してから選ぶことをおすすめします。
子供部屋の壁紙におすすめの色
子供はすぐに大きくなるため、子供部屋の壁紙を何にしたら良いのか悩む人が多いでしょう。壁紙を選ぶ際は、リフォームしやすいものを選んでおけばよいそうです。ここでは、子供部屋の壁紙におすすめの色についてご紹介していきます。
ビビットカラー
子供部屋の壁紙におすすめの色は、ビビットカラーです。子供部屋の壁紙は、遊び心を取り入れるのも良いですが、機能性や、子供が喜ぶ様な壁紙に張り替えるのもおすすめです。
色選びはとても重要で、暗めの色にしてしまえば、子供も暗くなってしまうので、元気溢れる楽しい子供部屋にするために、黄色などのビビッドカラーにすると良いでしょう。
どうしても日当たりが悪い子供部屋は、壁紙の色によって暗い印象になってしまいます。ですが、黄色のビビッドカラーにすることで、常に明るい部屋を保つ事が出来るでしょう。
パステルカラーのブルー・グリーン
パステルカラーのブルー・グリーンは、優しい子供部屋に仕上がるでしょう。男の子の子供部屋だけでなく、女の子の子供部屋にもおすすめの色で、人気色でもあります。
ブルーやグリーンはリラックス効果がありますが、安眠のためには天井に壁よりも暗めの無地の壁紙をすると良いそうです。
白
子供部屋の壁紙は可愛い色やデザインにしたいという人も居るでしょう。リフォームしやすい壁紙や機能性を兼ね備えたものなど、選ぶ方は様々ですが、白で統一するという方法もあります。
色の壁紙に張り替えても失敗しないかと不安になっている人もいます。そのような場合は、白で統一し、家具などを色物を選んであげると良いそうです。
白であれば、子供が大きくなって、親の部屋にするときにリフォームしやすいのでおすすめです。子供部屋の壁紙は、意外と失敗しやすく、実際に失敗例があるので、心配な人は、全体を白で統一して、カーテンや家具で子供に合わせた子供部屋を作ってあげると良いでしょう。
子供部屋の壁紙のリフォーム方法と費用
家を建てた時や、子供ができた時に子供部屋をリフォームしなければいけない時もあるでしょう。ですが、子供部屋のリフォーム費用を知らないと、無駄にかかってしまう可能性もあります。ここでは、子供部屋の壁紙のリフォーム方法と費用についてご紹介していきます。
壁紙の張り替えは比較的簡単
子供でもカッコいい部屋にしたい、可愛い部屋にしたいと思う人が多いでしょう。壁紙の張り替えは基本的に業者にお願いして行ってもらいます。
ですが、子供部屋の壁紙をDIYして張り替えることも可能です。準備するものは、貼って剥がせる専用のノリとカベ紙貼りセット・バケット型ローラートレイ・PCスリム万能用ローラーバケのみです。
あとは、子供部屋をどのような壁にしたいのかを考え、壁紙を選びましょう。壁紙を選んだら、壁の高さを計って、プラス10cmで切っていきます。
壁にローラーを使って専用ののりを塗っていき、いよいよ壁紙貼りです。上下間違えないようにし、上5cm下5cm程余分に残してハケを使って、空気の入らないように貼っていきます。
ハケで貼ったら、ヘラでしっかりと角の部分も隅から隅まで貼り付けていきましょう。最後に余った壁紙をカッターで切って完成です。あまり壁紙を引っ張りながら行うと、破れてしまうので注意しましょう。2枚繋ぎ合わせる際には、柄が合うように確認して行います。
重なった部分の余分な部分をカッターで切り落とし、ノリを付けて貼っていきます。繋ぎ目は難易度が高いので、何人かで行った方が良いでしょう。最後にローラーでしっかりと貼りつけて完成です。
相場は1㎡あたり1,000~1,500円位
子供部屋の壁紙を張り替える際の、リフォーム必要は1㎡あたり1,000~1,500円位です。6帖程の部屋であれば、4万円~6万円程の費用がかかりますが、壁紙にも種類があります。
様々なデザインのものや機能性を兼ね備えたものが販売されているため、グレードによっても費用は異なります。子供部屋の壁紙を張り替えたい場所によっても、費用は異なります。
自分でDIYした方が安く済む場合もありますが、リフォーム会社にお願いする際には、費用をしっかりと確認しておくことをおすすめします。
どれぐらいの費用でとリフォーム会社にお願いすれば、その費用の中で様々な壁紙を提案してくれます。子供部屋の壁紙を選ぶのであれば、子供が喜びそうな壁紙にしてあげることをおすすめします。
子供部屋におすすめのアクセントクロスとコーディネートの例
子供部屋の壁紙を変えるのであれば、機能性を重視するのか、デザインを重視するのかで選ぶ必要があります。子供の壁紙の張り替えは、失敗例も多いので、失敗しないものを選ぶ必要があります。ここでは、子供部屋におすすめのアクセントクロスとコーディネート例をご紹介します。
暖色のアクセントクロス
暖色には、赤やオレンジ・ピンク・黄色・赤紫などがあります。子供部屋全体を暖色にしてしまうと、落ち着きのない部屋になってしまうので、子供部屋一箇所を暖色を取り入れて、他の壁を白などにするのもおすすめです。
子供部屋に赤の壁紙を張った場合に、床にはホワイトとネイビーのラグ・デスクやおもちゃ収納などを白で統一するというコーディネート例もあります。
子供部屋を濃いピンクにした場合は、お姫様のような部屋を作ってあげるのもおすすめです。壁紙の一箇所をピンク、カーテンをピンクで、家具はホワイトや茶色、天井には花火の様なホワイトペンダントランプなど、所どころに可愛いアイテムを入れてあげると良いでしょう。
派手な可愛らしいピンクのお部屋の他に、ピンクのアクセントクロスをして、その他は、白や模様の中にピンクを取り入れるという方法もおすすめですピンクを取り入れすぎなければ、ピンクでも落ち着きのある子供部屋になるでしょう。
寒色のアクセントクロス
子供部屋の壁紙には、暗い青や青・青緑、水色などの寒色のアクセントクロスなどもおすすめです。ベッドを白にし、近くの壁紙を爽やかな青にし、赤の収納家具などといったコーディネート例もおすすめです。
水色を子供部屋の壁紙に用いれば、爽やかな部屋になり、デスクとベッドにはホワイト・所々にグリーンを取り入れれば、清潔感のある子供部屋の完成です。
中性色のアクセントクロス
子供部屋の壁紙には、紫や緑などの中性色のアクセントクロスもおすすめです。子供部屋に紫というとイメージしにくい人も多いでしょう。
紫にも濃い色と薄い色があります。紫を子供部屋の壁紙に取り入れると、少し大人っぽい部屋になるでしょう。
濃い紫をアクセントクロスにした場合は、他の家具も紫にしてしまうと、暗い子供下手になってしまいます。壁紙と椅子やゴミ箱など所々に中性色を入れ、他の家具はホワイトにすると良いでしょう。
黒・グレーのアクセントクロス
子供部屋の壁紙に黒やグレーのアクセントクロスを用いるという方法もあります。グレーや黒の壁紙を使ったら、暗い部屋になってしまうのではないかと思っている人も多いでしょう。
ですが、アクセントクロス以外の家具などでホワイトやグリーを取り入れることで、暗くなりすぎない部屋にすることができます。
子供部屋をベージュの壁紙にした場合も、ホワイトのベッドにホワイトのカーテンなど、ホワイトを取り入れることがポイントです。グレーや黒の壁紙は少し大人っぽい子供部屋になるため、中学生や高校生の部屋にピッタリでしょう。意外とどのような色にも合わせやすい壁紙です。
子供部屋の壁紙は年齢に合わせて選ぼう
子供部屋の壁紙は、年齢に合わせて選び、大きくなった時にリフォームしやすいものを選ぶことをおすすめします。リフォーム費用は大きさによっても異なるため、何度もリフォームすることは出来ないので、インテリアとも合わせたデザインがおすすめです。