玄関のインテリア【置物で飾る】
玄関を、おしゃれなインテリアで飾ってみませんか?おしゃれな玄関は気持ちのよいものです。和風作りが多かった日本家屋の玄関は、その家の顔と言われる作りにしていました。予算をかけた木材や装飾に、こだわったものです。
現代では洋風な玄関の作りが主流となり、シンプルなデザインが多くなっています。そしてシンプルな玄関ほど、おしゃれなインテリアや、センスのよい置物で、装飾できる楽しみがあります。
また置物や壁掛けインテリアは、模様替えが簡単にできるので、そのとき、ご自分が気に入ったインテリアや、季節のイベントに応じてコーディネートを楽しめます。
ナチュラル雑貨を飾る
自然や優しい雰囲気のする、ナチュラルスタイルの玄関にしたい場合は、木材や布製品・自然が感じられる植物を取り入れたインテリアを置いてみます。また少し不格好な手作りの家具や、インテリアも心が和むナチュラルなイメージの玄関になります。
ナチュラルな雰囲気には、優しいカラー使いのインテリアや、動物や花・リボンなどの、癒されるデザインを取り入れたインテリアを飾るのも、ひとつの方法です。
フレーム・写真立てを飾る
フレーム使いのインテリアは、それだけで、おしゃれな見せ方ができます。フレームには絵・写真・雑誌の切り抜き等フレームに入れられるのなら、なんでもOKです。玄関の空間に、そのフレームと中身が、おしゃれに見えればよいのです。
おしゃれに見せるコツは、絵柄の雰囲気とカラー使いです。いろいろと試してみると、コレと思えるデザインに出会えます。またフレームのデザインにもこだわります。
絵柄とフレームが一体でデザイン捉えます。フレームは他の置物などとコーディネートしたり、フレームは目立たないようにするなら壁と同色のフレームにする方法があります。
照明を飾る
間接照明は光の演出と言われるインテリアです。光の演出とは、勉強机のスタンドライトのように手元が暗いのでライトを、つけるのとは意味が違います。スタンドライト自体のデザインもおしゃれなインテリアと捉えます。
そして明かりを灯すと、その一角が照らされて、光と影の、おしゃれな空間が演出できたり、ライトアップする使い方もできます。暗い外から帰宅したときの玄関の明かりは癒しになります。
グリーン・花で飾る
観葉植物のグリーンや、お花は玄関だけでなく、どんな場所にも季節感や癒しを与えてくれます。また、どんなインテリアスタイルにも彩りを添えてくれます。また花器は置物としてのインテリアです。おしゃれにコーディネートしてください。
また風水でも観葉植物や、お花の生気は活力を与えてくれるラッキーアイテムとされています。お庭に咲く一輪の花や野花でも植物を飾ると雰囲気が、おしゃれになり癒してくれます。
玄関のインテリア【風水に合わせたディスプレイ】
家を建てるときの設計で、間取りの位置を決めるのに、風水の方位を気にする方もいます。風水は約四千年前に中国で発祥した環境学のことで、日常生活の行動や、衣食住にまつわる環境に気を付けて、運を開き上昇させる方法です。
特に「運気を招き入れる」玄関は、風水では重要な場所とされています。運気が落ちていると感じるときには、風水に基づいたインテリアの飾り方を、実践するのもひとつの方法です。
風水では、インテリアの置物の種類やカラーを、方位学に基づいて飾ると運気が上昇する、という教えがあります。そして風水で、運気をより招き入れられる玄関は、整理整頓と掃除をキレイにしておくことから始まります。
風水的におすすめのアイテム
風水からみた玄関の最適な方位は、東向きと南向きが良いとされています。しかし、そのような方位でない玄関でも、インテリアやアイテムで、運気を上昇させることができます。また、風水としてはNGとなるアイテムもありますので、そちらも一緒に、ご紹介します。
風水では運気の上昇する陽のアイテムと、マイナスになる陰のアイテムがあります。置物やインテリアで運気を上げたい場合は、陽のアイテムを取入れます。
盛り塩の扱い
風水といえば「盛り塩」を連想される方も多いと言えます。「盛り塩」は「邪気を払い、その場を清める」アイテムとして置きます。そして邪気は塩に吸収させて払うという方法とされています。ですから風水的には「盛り塩」を玄関に置くのは適しているといえます。
しかし邪気を吸収した塩を、いつまでも置いておくことは、NGとされています。ですから「盛り塩」で運気いを上昇させたい場合は、塩を定期的に新しい塩に交換できなければ意味がありません。
風水では運気を上昇させるアイテムを陽と言い、運気を下げるアイテムを陰と言います。この邪気を長期吸収した塩は陰となってしまうからです。
のれんの扱い
風水では玄関から運気が入って来ます。しかし正面の窓や、テラスなどの開口があると、玄関から入ってきた運気を外へ出してしまうと言われています。そんなときには玄関と開口部の間に、のれんを掛ける対策があります。
しかし風水にはいくつかの流派があるのですが、のれんの扱いは違います。中には。のれんを使うと家の中の運気の巡りが悪くなるとも言われています。
風水的にNGなアイテム
風水を取り入れるメリットは運気を上昇させることですが、良いとされる陽のアイテムでも置き方や種類によって、逆効果となることがあります。インテリアとしては、おしゃれで素敵なものでもNGの陰のアイテムもあるので気を付けてください。
ぬいぐるみ・人形・犬の置物
玄関の風水では入口から外から入ってくる運気を取り込む場所とされています。その玄関にぬいぐるみや人形を置くと運気を、これらの置物に吸い取られてしまうとされています。ですから玄関に飾るのはNGです。
また、犬の置物もNGのアイテムです。犬は玄関から入ってくる運気と喧嘩をしてしまい、運気が逃げてしまうと言われています。
鏡は玄関からの向きに注意する
おしゃれなインテリアとして人気のある鏡ですが、風水では飾る場所に注意しないと、玄関から入ってきた運気を跳ね返してしまうとされています。開口部の窓で、運気が出て行ってしまうのと同じ考え方で、玄関に入って正面の鏡は運気を跳ね返してしまうのでNGです。
ですから、玄関に鏡を飾りたいときは、玄関を入って右か左の壁に置くようにしてください。
生きていない植物
風水では、生きている植物の観葉植物や花の生気は、活力となり良いとされていますが、ドライフラワーやプリザーブドフラワーは生きていないので、良い効果はもたらさないのでNGとされています。
このドライフラワーやプリザーブドフラワーもおしゃれなインテリアですが、風水では陰のアイテムとされているので玄関には置かないようにしてください。
風水的にはテーマカラーが大切になる
風水では方位とカラー使いがポイントです。玄関の外に出て入口が、どの方位になるかで判断します。方位によって「木の気」「水の気」「土の気」「火の気」が強い場所とみなし、その気に対して相性のよいカラーやアイテムを置いて運気を上昇させる、という教えです。
玄関の風水では「運気を招き入れる」環境を作ることから始めます。ですから出しっぱなしの靴や濡れた傘を置いたりするのはNGです。整理整頓をし、キレイに掃除をすることを日常では気を付けます。そして明るい場所にするようにします。
「北」の玄関風水テーマーカラー例
風水の方位学で「水の気」にあたる「北」の玄関のテーマカラー例は暖色系のオレンジ・イエロー・ベージュ・アイボリー、ピンクなどの暖かさを感じられるカラーを使います。北の日差しが少なく寒々しい玄関は明るく温かみのあるイメージを意識します。
「北東」の玄関風水テーマーカラー例
「北東」の玄関は「土の気」になり高い山を示しています。大きな変化や継続する。また新しくエネルギーが湧き出て来る方位とされます。テーマカラー例には赤やホワイトです。貯蓄運や不動産運のパワーが上昇すると言われています。
「東」の玄関風水テーマカラー例
「東」の玄関は「木の気」になります。太陽の昇る発展性や若さのパワーが生まれる方位です。仕事運・勉強運・発展運の上昇が期待できます。強いエネルギーを感じるカラー例はブルーや水色です。
「東南」の玄関風水テーマカラー例
外からの風が多く入る「東南」は人の縁を運んでくると言われます。イエローグリーンやオレンジのカラーがパワーをアップしてくれます。イエローグリーンやオレンジは植物や小物のインテリアなら飾りやすいアイテムです。
「南」の玄関風水テーマカラー例
「南」は美しさや知性のパワーを呼び寄せる方位です。南の玄関は「火の気」となり芸術や人気運を上昇してくれます。イエローグリーンがラッキーカラーです。植物や置物で飾って運気をアップさせます。
「西」の玄関風水テーマカラー例
「西」は「金の気」を呼ぶ方位です。風水で金運アップといえば玄関に限らず「西」の方位です。イエローがラッキーカラーです。また「西」には恋愛運も呼び込みます。恋愛運アップにはピンクがテーマーカラーです。
「北西」の玄関風水テーマ―カラー例
「北西」も「金の気」を呼ぶ方位です。家長の仕事運・援助運の運気をアップしてくれます。男性はクリーム色やベージュ系がテーマカラーで女性では淡いピンクがラッキーカラーになります。
玄関のインテリア【テーマ別ディスプレイ】
ここでは玄関のインテリアスタイル別のディスプレイ方法をご紹介していきます。どんなスタイルの玄関がお好みでしょうか?まずフローリングや壁・玄関ドアのデザインからインテリアスタイルが相性がよいのかを考えてみます。
ここでは、いくつかインテリアスタイル別に例を、ご紹介しますので参考にして、ご自分のイメージと内装に合うインテリアスタイルを決めてください。
カフェ風インテリアの例
おしゃれなカフェのインテリアの飾り方を参考にしてみます。壁のロゴや英字いりのパネルやシックなインテリアをディスプレイしています。大人っぽいカフェでは、ダークカラーをベースに木材色やベージュ・グレーをカラーコーディネートします。
北米風インテリアの例
北欧風インテリアスタイルのモノトーンを意識した例を選んでみました。木製のディスプレイデスクとの優しさと、ブラック&ホワイトのモノトーンで、スタイリッシュなイメージになっています。
また黄色の花やペンダントライト、そして観葉植物のグリーンで明るさも添えられた玄関にできます。
シンプルなインテリアの例
シンプルにまとめた内装と家具に、パネルをアクセントにしています。シンプルな物の中で映える印象的なパネルをひとつ置く方法で、シンプルでも特徴のある玄関にすることができます。
またシンプルなイメージを作るにはカラーの多色使いをしない、インテリアを多数、飾り過ぎないことがポイントです。
リゾート風のインテリアの例
リゾート風のインテリアスタイルには、壁にアクセントとなるデザインをしてみると、玄関全体のイメージがおしゃれに見えます。そしてキャンドルや観葉植物などをディスプレイしてみると、今までの我が家ではないような異空間の玄関になります。
こちらの例では、シックなカラー使いの木目ですが、壁のデザインに、大柄な観葉植物のデザインや、花柄または幾何学模様なども、素敵です。
ナチュラルなインテリアの例
木製や籐製品・布製のインテリアをメインにディスプレイすると、ナチュラルなイメージの玄関になります。木目やホワイト、またはブルーやグリーンの明るくカラフルな玄関ドアと、コーディネートするとナチュラルな雰囲気になります。
和モダンなインテリアの例
玄関引戸や下駄箱が和風な雰囲気な場合は、現代風なモダンを感じるインテリアの飾り方で、おしゃれな和モダンインテリアがおすすめです。玄関が暗い雰囲気でしたらレッドカラーの置物や花で彩りを添えたり、あえて洋風な植物を飾ります。
西海岸風インテリアの例
西海岸風のインテリアと言えば、植物を使ったインテリアと、明るく爽やかな印象のカラー使いです。ベースはホワイトに、ビビッドカラーのブルーやイエローなどで、明るさをプラスするコーディネートに、爽やかな印象の観葉植物で演出してみます。
玄関のインテリア【季節別ディスプレイ】
インテリアの中には、季節を感じさせるアイテムがあります。内装は簡単に替えることはできませんが、飾るインテリアで、季節に合ったディスプレをするのは楽しいです。また目で見て感じる思いは、心を和ませてくれます。
そして、疲れて帰宅したときの、玄関のインテリアで、家族皆さんが癒されるように、心掛けたコーディネートは素敵です。それぞれの気に入っている置物を取り入れたり、お子様と一緒にディスプレイを楽しむのも、素敵なコミュニケーションです。
おしゃれな玄関は来客をも楽しませてくれます。では季節別の玄関のディスプレイの例を見ながら、ご紹介します。
春の玄関のディスプレイの例
春を感じさせるインテリアカラーは、新緑をイメージした爽やかな、黄緑色の植物や暖かい春の訪れを感じる暖色系の花や置物をディスプレイする方法があります。またフレームに、新録や春を思わせる、桜やチューリップをモチーフしたものを飾ると、春を感じられます。
また玄関全体のインテリアで変化を付けなくても、置物やフレーム・花などの何か、ひとつ春らしいアイテムを飾れば季節感は感じられます。
夏の玄関のディスプレイの例
暑い夏はやはり涼を感じられるインテリアを連想します。カラーではブルー系になります。ブルーガラスの花器に観葉植物を飾ったり、ガラス製の置物を置く方法もあります。また玄関マットにブルーを取り入れたりする方法もあります。
そしてカラーのイメージで赤色やオレンジ色の暖色系に部類する色は暖かさが感じられるカラーなので、夏には暖色系のインテリアは排除するだけでも変化はあります。
秋の玄関のディスプレイの例
秋には、夏の爽やかに感じるブルーは、排除しますが落ち着いたカラーであれば、どんなカラーでも秋には違和感はありません。また秋のイベントのハロウィンを思わせるモチーフの置物や、小物を飾るのも楽しいです。お子様も楽しめるインテリア作りもおすすめです。
またお子様も楽しめるディスプレイには道端で拾ってきたドングリや松ぼっくりを紅葉したもみじと一緒に飾ってあげると秋を感じられます。
冬の玄関のディスプレイの例
冬の玄関には、やはり温かみのあるインテリアで揃えたいです。玄関マットやスリッパも暖かい生地とデザインにします。そして冬のイベントであるクリスマスと、お正月には、頑張ってディスプレイすると、家族も喜びます。
冬にフラワーショップやホームセンターにも並ぶ、ポインセチアやシクラメンは冬を感じさせる花です。そして、キャンドルやグリーンとレッドの色使いで、クリスマスの雰囲気が演出できます。
また、お正月には、ミニ門松や干支の置物や赤い実を付ける植物を飾る方法があります。イベントの時期は、ちょっと頑張ってディスプレイしてお子様とも楽しんでください。
玄関のインテリア【外からキレイに見せるコツ】
玄関の外周りも、おしゃれに飾りたい場所です。なかでもキレイなイメージには、お花を飾ると華やかになります。可愛い花やキレイな花に心も和みます。玄関周りのデザインとプランターのデザイン、そして花の種類を意識して飾るのがポイントです。
そして外から見た、おしゃれな玄関作りは、周りだけでなく外からの玄関アプローチや、庭とのつながりのある装飾が素敵です。
外から見る玄関には飾り方玄関ドアに掛けるインテリアやリース、welcomボードや置物、植物で飾る方法があります。
リースで玄関の扉を飾る
玄関扉や脇などの外周りを飾るにはリースは、よく似合うインテリアです。リースの円形自体もかわいい存在ですが、季節の花や彩りを意識した飾り付けをすると、素敵になります。またリボンや小物を添えてデザインするのも楽しいインテリアです。
玄関にボードを置く
玄関の外はガーデニングと一緒にデザインすると、お庭から玄関アプローチ・玄関と素敵な空間になります。植物と一緒に置物も飾ると、さらに素敵です。そして玄関前のウエルカムボードはカフェの入り口かと思わせる、おしゃれなインテリアです。
玄関にグリーンを飾る
グリーンやお花でいっぱいの空間が玄関アプローチからデザインされています。自然に囲まれた素敵な玄関です。大きな樹木や小さなグリーンで高低差を付けると立体感のあるコーディネートとなり、どんな位置から見てもバランスよく見えます。
玄関の外には植物を飾ることが楽しめる場所ですがプランターの植物を置く台のデザインにも、こだわります。簡単な手作りの木製の台でも、よい雰囲気になります。
玄関に植物のアーチを作る
外から玄関に向かう場所へのアーチも素敵です。ツル性の植物をアーチ状に仕立てて玄関までのアプローチを演出します。アーチにはバラの花をよく使いますが、一年に何度も咲くタイプや観葉植物と合わせて飾ると植物の枯れている様子がなくなるので、おすすめです。
玄関のインテリア【おしゃれに飾るコツ】
玄関は狭い空間なので、あまり欲張りすぎた飾り方は、おすすめしません。適度な空間スペースを保ち、玄関スペースの狭さを緩和するとスッキリとします。ですからインテリアのテーマを決めたコーディネートで、センスよく飾ることがポイントです。
玄関のインテリアのテーマを決める
玄関のインテリアテーマの決め方は、まずその空間に似合いそうなスタイルやカラーを決めていきます。また、この置物は必ず飾りたいというインテリアがあれば、そこからテーマを決めていきます。
玄関に置くものを決める
玄関に何を飾りたいですか?置物・花・パネル・小物の装飾品・観葉植物・キャンドルなど名称であげるとこのようなインテリアになりますが、かわいい絵本をブックスタンドの置いてもインテリアになります。見た目の印象がよい物でしたら何でもインテリアになります。
素材とカラーのコーディネートでいろいろと試して楽しめるのも玄関インテリアの楽しさです。
玄関のインテリアに合った収納・装飾を探す
玄関には収納も必要です。カウンタータイプ・壁面全面収納などがありますが、装飾やディスプレイを楽しみたいなら壁面収納でも一部分をオープン棚にします。またシンプルなデザインタイプにしておくと、いろいろなインテリアスタイルにも対応しやすくなります。
また小振りなチェストやチェアーなどは家具自体も、おしゃれなイメージにしてくれますが、そこに飾る小物や植物のディスプレーが、よく映えます。
玄関のインテリアはテーマを決めるのが大事
玄関の、おしゃれなインテリアコーディネートは、内装から家具・装飾をトータルで見て感じるイメージです。お気に入りの置物や絵画や家具があれば、そこからコーディネートしていったり、テーマーカラーを決めてコーディネートするとトータル感が演出できます。
また外から玄関までの装飾もトータルコーディネートされていると、さらに素敵な玄関を作ることができます。