6畳をおしゃれに使うコツ【ソファのレイアウト】
まず、6畳をおしゃれに使うコツ、ソファのレイアウト編です。6畳ワンルームにどのようなソファを選び、どのようにレイアウトするかで、部屋の雰囲気は大きく変わります。そこで、おすすめのソファの選び方とレイアウト方法を紹介します。
ソファの選び方
6畳ワンルームのソファの選び方にはいくつかポイントがあります。そのポイントを押さえておき、いいソファを選び、部屋をおしゃれに見せなければいけません。
ポイントの第一は、大きさです。6畳ワンルームにぴたりと合うソファを選ばなければいけません。大きすぎず小さすぎず、快適なものを選ぶ必要があります。
大きすぎず小さすぎずと言っても難しいですが、部屋の寸法も測りながら、何人掛けのものを購入するのか決めましょう。普通は一人掛けで十分でしょうが、お客さんが時々来るという部屋の場合は、二人掛けや三人掛けを置く場合もあります。
ソファの大きさ以外にもいくつかポイントがあります。6畳ワンルームにどんなソファが合っているのか、他のポイントも確認しておきましょう。
6畳向きのソファ
ソファには脚付きと脚付きでないものがありますが、脚付きのほうが部屋が広く感じられます。床が見えるタイプだと、部屋に圧迫感が生じません、しかし、床にドンっと置くタイプにもメリットがあって、落ち着きと安定感が感じられます。
6畳ワンルームという限られたスペースを有効利用するためにも、ソファを選ぶ場合、ひじ掛けが付いていないもののほうがいいです。座る部分が広くなるし、わずかながらに部屋が広く感じられます。
どうしてもひじ掛け付きソファがいいというのなら、リクライニング式にするという手もあります。これなら結構快適に過ごせます。
6畳ワンルーム用のソファを選ぶ場合、色も重要なポイントです。色のよしあしでインテリアのおしゃれ度も大きく変わるし、気分も左右されます。
ソファの色の選び方で注意したいのが、部屋になじむかです。限られた6畳というスペースでは、あまりけばけばしい色のソファや目立ちすぎるものだと、気分が疲れてしまいます。部屋の壁、床、他の家具とうまく調和する色を選ぶようにしましょう。
多くの日本のワンルームの床の色はブラウンです。壁は白くなっています。したがって、6畳用のソファを選ぶ場合、その床や壁の色とマッチしたものにすると、それほど窮屈な感じが出ません。
6畳ワンルームにおすすめのソファはいろいろありますが、こたつに使えるローソファ、座椅子感覚で使えるソファ、ベッドが要らなくなるソファベッドなど、好みや用途に応じて選ぶといいでしょう。ほかにも種類はありますが、自分の目でよく確かめてください。
NGなソファ
6畳ワンルームと言うとそれほどの広さがありません。その部屋のサイズを少しでも大きく見せるためにハイバックソファは避けましょう。ハイバックソファとは、背もたれの高いソファのことで、これを部屋に搬入すると、狭く感じられるようになります。
ソファを配置するコツ
6畳ワンルームのソファのレイアウトですが、一番多いパターンは、窓際にベッドを置き、その横にソファを並べるという形です。これならうまく部屋がまとまります。ソファからベッドへの行き来もしやすいし、ソファで落ち着いてテレビも見られます。
変わったレイアウトパターンに、長い壁際にベッドを置き、ソファもその線上に置くというものがあります。このレイアウトだと、ベッドやソファのない側が広くなり、有効活用できます。
お部屋の中央にソファを置くというレイアウトもあります。このレイアウトの場合は、ベッドが置きにくくなるので、ソファベッドなどを購入すれば、ベッドなしでの生活ができるようになります。
ソファをベッドの横に置く場合、一人掛け用ではなく二人掛け用を選ぶという人も多いです。6畳ワンルームの一人暮らしでも、来客がある場合があるので、二人掛けソファを上手くレイアウトしておけば、いざとなった時助かるでしょう。
ロータイプソファをベッドのわきにレイアウトすれば、ローテーブルやこたつに使えて、落ち着き感が出ます。部屋への圧迫感も少ななるメリットがあります。また、床と似た色のソファにすれば、おしゃれに決まります。
あえてソファを2つレイアウトするというのもありです。6畳では少し狭くなってしまいますが、来客が多い人にはとても役立つレイアウトです。
ソファはベッドで代用するのも手
ソファにベッドもレイアウトとなると、6畳ワンルームはかなり狭くなります。できればもう少し部屋を広く使いたいという人もいるでしょうが、それならベッドでソファを代用することもできます。ベッドに座っての生活もそれほど悪いものではありません。
ベッドに座っての生活は嫌と言うのなら、ソファベッドを購入という手もあります。ソファベッドなら、ソファとベッドの役割を果たすうえ、部屋のスペースもそれほど占めません。
6畳をおしゃれに使うコツ【ベッドのレイアウト】
続いて、ベッドのレイアウトで6畳ワンルームをおしゃれに見せるコツを紹介しましょう。布団で寝るという人もいるでしょうが、多くの一人暮らしの人はベッドを利用しています。そのベッドの選び方やレイアウトはどうしたらいいのでしょうか。
ベッドの選び方
6畳ワンルームにどのようなベッドを選んだらいいかですが、ポイントをいくつかに分けると、サイズ、種類、値段、材質、マットレスのタイプなどがあります。これらのポイントで、部屋のインテリアがおしゃれになるか、快適に寝られるかが決まってきます。
6畳向きのベッド
6畳ワンルームに合うベッドのサイズですが、シングルかセミシングルがいいでしょう。部屋のスペースに限りがあるので、これくらいでちょうどいいです。セミダブルやダブルベッドは寝返りが打てて快適ですが、6畳にはちょっと大きすぎます。
ベッドの種類では、収納付きや棚付き、折り畳み式、ロフト式などが6畳ワンルームに合っています。まず、収納付きですが、6畳に収納スペースが十分にない場合は、ベッド下の収納場所が非常に役立ちます。
次に棚付きベッドもなかなかいいです。棚付きベッドには、ライトやコンセントなども付随していることが多く、一人暮らしの生活がより便利になります。読書をしたり、スマホをいじったりもできるので、毎日が楽しくなるでしょう。
折りたたみベッドなら、6畳ワンルームという狭い空間を有効活用できます。折りたたんでしまえば、その部分は自由に使えるからです。掃除もしやすいし、インテリアもきれいにおしゃれにまとめることができるし、折りたたみベッドは一押しです。
ロフトベッドとは、寝る部分が高く据えられているベッドのことです。上り下りは階段やはしごでします。ロフトベッドの下にはソファや机、収納アイテムなどを置くことができ、部屋のスペースが広がります。高いところが気にならなければ、これもおすすめベッドです。
6畳ワンルーム用ベッドのお値段ですが、大体15,000~20,000円と見ておけばいいでしょう。種類や材質などにもよりますが、それほど高級品を選ぶ必要はないでしょう。
ベッドの材質ですが、木製(木製フレーム)と金属製(金属フレーム)があります。木製のベッドの場合、ナチュラル感があり、落ち着きを感じさせます。快適な寝心地も保証されます。
金属製のベッドにはスチールやアイアンなどが使われていますが、デザインが豊富で、6畳ワンルームに適した製品も多いです。おしゃれなものもあるし、個性豊かなものもあるし、どれを選ぶべきか迷うこともありそうです。
6畳ワンルームに合うベッドを探したら、マットレスについても考える必要があります。マットレスにはいろいろな種類がありますが、仰向けの寝心地、寝返りの打ちやすさ、揺れの度合い、通気性のよしあしなどで選ぶといいです。
NGなベッド
やはり6畳ワンルームでは部屋が狭いので、大きすぎるベッドは困りものです。搬入もしにくいし、置き場所にも困ります。セミダブルベッドの場合は、置けないことはありませんが、やや手狭になるでしょう。
ベッドを配置するコツ
ベッドのレイアウトのコツを見てみましょう。と言っても、6畳ワンルームではスペースに限りがあるので、レイアウト方法も多くはありませんが、およそ2種類のパターンがあります。
まず、最初のベッドのレイアウトパターンは、長い壁際に置くです。このレイアウトパターンの場合、ベランダへの移動がしやすくなるので、洗濯物が多い人には最適です。
もう一つのレイアウトパターンは、短い壁際にベッドを置くです。このレイアウトの場合は、部屋が広く感じられ、他の家具の配置がしやすくなります。スペースの有効利用を考えている人におすすめのレイアウトです。
6畳をおしゃれに使うコツ【テレビ台のレイアウト】
ソファやベッドのおしゃれなレイアウト方法を見てきましたが、今度はテレビ台です。テレビなしでも大丈夫と言う人は別ですが、多くの場合は、テレビあっての毎日の生活となります。そのテレビを置く台をどう選び、どうおしゃれにレイアウトするか見てみましょう。
テレビ台の選び方
6畳ワンルームのテレビ台を選ぶコツは、色合い、素材、デザイン、高さ、収納力などです。これらのポイントに注意しながら、ぴったりお部屋に合うものを選ばなければいけません。それができれば、インテリのおしゃれ度アップ間違いなしです。
6畳向きのテレビ台
まず、テレビ台の色合いや素材ですが、テレビ台の前に置くテーブルやソファーとうまくマッチしたものにしたいところです。6畳ワンルームという狭い空間では、ちぐはぐな色合いの家具が並ぶと、あまり気分がよくないでしょう。
ただし、あえて家具を反対色で決めることもできます。少し難しい技術は必要ですが、反対色がいいコントラストになって、部屋が引き立つ場合があります。でも、無理にそうしなければいけないというものでもありません。
テレビ台のデザインについてはいろいろなものが販売されています。おしゃれなものもあればシンプルなものもありますが、6畳ワンルームの特徴をよく考えて、落ち着いたデザインのものにするのがおすすめです。
可能なら、テレビ台と他の家具の高さを統一させましょう。あまり高低に差があると、圧迫感にもつながり、不快になる場合もあります。高低がまとまっていると、部屋がすっきりします。
収納力があるテレビ台があります。下や横、上の部分に収納スペースがあるテレビ台ですが、6畳の収納場所の少なさを補ってくれます。ただし、収納スペースがある分、サイズが大きくなるので、適度なサイズを選びましょう。
NGなテレビ台
ソファやベッドの場合と同じですが、あまり大きなテレビ台では6畳ワンルームが狭くなってしまいます。また、床に座って生活しているかソファに座って生活しているかによって目線が違うので、高さの選び方を間違うと、使いにくくなります。
テレビ台を配置するコツ
テレビ台をどうレイアウトするかで、テレビの見やすさ、テレビとの距離感、インテリアのおしゃれ度が違ってきます。そこで、いいテレビ台のレイアウト方法を説明しましょう。
まず、テレビ台とベッドを平行にするというレイアウト例があります。このレイアウトでは、ベッドに乗ったままテレビを見られます。テーブルを間に挟めば、食事も可能です。
テレビ台とベッドを90度にレイアウトするという方法もあります。このレイアウトの場合、テレビ台の前にテーブルやソファを置けて、ゆったりした気分でテレビを見られます。
部屋のコーナーに置けるテレビ台もあります。このテレビ台をレイアウトすると、デッドゾーンが生きてきて、部屋の活用範囲が広がります。おしゃれな感じもあります。
6畳をおしゃれに使うコツ【収納アイテムのレイアウト】
6畳ワンルームにあらかじめ備え付けられた押し入れや収納スペースでは十分でないことも多いです。そのような場合、いかに収納アイテムを活用するかが生活上のポイントになります。その収納アイテムのおしゃれなレイアウト方法を解説しましょう。
収納アイテムの選び方
収納アイテムの選び方で重要なのは、部屋と比較した場合の大きさ、デザイン、色、機能性、収納力などです。これらのポイントで6畳ワンルームにマッチたものがあれば、早速購入し、いろいろなものを納めるといいです。
6畳向きの収納アイテム
6畳ワンルームにはいろいろなものをレイアウトしますが、収納アイテムはそのうちの一つです。それだけに他の家具との兼ね合いもあり、あまり大きなものはふさわしくありません。たとえば、大型のタンスなどは置かないほうがいいでしょう。
次に、6畳に合う収納アイテムとは、色が他の家具と調和しているものです。収納アイテム自体の色を他の家具と同じにするというのは難しい場合もあるでしょうが、特にちぐはぐな感じがしなければ、落ち着いて生活できます。
6畳ワンルーム用の収納アイテムを選ぶ場合、隠せる収納アイテムなら部屋の空間が広く感じられます。ごちゃごちゃしたものが乱雑に収納されている光景は気分がよくないですが、隠せる収納アイテムならすっきりするでしょう。
おすすめの6畳用収納アイテムがあるので、いくつか紹介しましょう。まず、ニトリの扉付きカラーボックスです。このカラーボックスの場合、扉が付いているので、中身を隠せます。それほど大きくもないし、横にすればテレビ台にもなるしで、6畳用にぴったりです。
次におすすめなのが、同じくニトリのウォーターヒヤシンスバスケットです。ナチュラルな感じで、おしゃれなバスケットです。ちょっとした小物などを収納する場合に便利です。お部屋のインテリアにもマッチします。
NGの収納アイテム
NGな収納アイテムと言うと、まず暗めの色のものはよしましょう。ただでさえ狭いスペースがより狭く感じられます。逆に派手すぎる色のものは目が疲れます。それから、収納場所が必要だからと、あまり大きすぎるものはやめておくほうが無難です。
収納アイテムを配置するコツ
収納アイテムは人に見せるためのものではありません。したがって、レイアウトにおいては目立たなくさせるようにします。つまり、部屋の隅や端に置くのがいいです。また、レイアウトとは違いますが、中身が見えないように布などで覆えれば覆いましょう。
6畳をおしゃれに使うコツ【インテリアのポイント】
6畳をおしゃれに使うためのインテリアのポイントがあるので、ご紹介します。インテリアの仕方で、同じ6畳が広くも狭くも感じられるうえ、おしゃれ度にも大きな違いが生じます。したがって、よくよく考えてインテリアを行う必要があります。
部屋に合った大きさの家具を選ぶ
第一のインテリアのポイントは、部屋に合った大きさの家具を選ぶです。6畳ワンルームという部屋の大きさを考えた場合、あまり大きな家具をレイアウトすると、部屋は当然狭くなります。そうなれば快適な生活もしにくくなります。
つまり、6畳ワンルームの場合は、小さめの家具を選ぶのがインテリアのコツです。ベッドの場合はある程度の大きさがありますが、そのほかの家具はコンパクトサイズにすれば、部屋が広く感じられるでしょう。
丸みのある家具を選ぶ
これは意外に気付かないインテリアのコツですが、丸みの家具を選ぶと、部屋の雰囲気がよくなります。ごつごつとした家具よりも丸みのある家具のほうが温かみがあり、気分がいいはずです。
丸みのある家具とは、いすやテーブル、ソファなどの角部分が丸くなっている家具です。このような家具はインテリアを優しい印象に仕上げるだけでなく、ぶつかった時のけが防止にもなります。
広く見える色を選ぶ
インテリアのコツで大事なのは色です。色の種類によって、部屋が大きく見えたり小さく見えたりします。では、どのようない色をインテリアに使うべきかですが、淡い色がおすすめです。淡い色なら、部屋の広がりも感じ取れ、ゆったりした気分になります。
淡い色と言うと、ペールトーンやライトトーン、パステルカラーなどがあります。これでカーテンやラグ、家具をまとめると、グンと部屋が広くなったような気がします。また、ホワイトで統一すると、インテリアがおしゃれになります。
家具の色は統一したほうが良い
家具の色をすべて統一するのは大変かもしれませんが、これもインテリアのコツです。6畳ワンルームという限られた空間を広く見せるためにも、できるだけ同じような色の家具でまとめたほうがいいです。
ひじ掛け・背もたれがないとスッキリと見える
これは椅子やソファに当てはまることですが、ひじ掛けや背もたれがないほうがすっきり見えます。狭い部屋では少しでもインテリアの工夫をして広く見せたいですが、その一つのコツとして、ひじ掛けや背もたれのない椅子などを選ぶという方法があります。
通路を確保する
あれもレイアウトしたいこれもレイアウトしたいという気分にもなるでしょうが、6畳ワンルームにあまりに多すぎるものを配置すると、通路の確保が難しくなります。
出入りくらいは自由にしたいでしょうし、何かあった時の避難という観点でも通路の確保は大事です。また、インテリという点でも通路がないくらいごちゃごちゃしていると、落ち着かないものです。
収納を工夫する
収納アイテムのレイアウト方法をご紹介しましたが、収納アイデアを工夫することで、部屋のインテリアがよくなります。まず、6畳の収納場所には整理してものをしまい、その他の家具の収納スペースにその家具に適したものを納めます。
収納がうまくできると、部屋がきれいになり、すっきりとした印象になります、インテリア上も好ましく、だれが見ても気持ちがいいものです。逆に収納がしっかりとできていない部屋は、乱雑で、不衛生な感じがします。
6畳をおしゃれに使うコツ【テーマ別レイアウトの例】
ここからは、テーマ別にレイアウトの方法を見ていきましょう。テーマと言ってもいろいろなものがありますが、そのテーマによって6畳ワンルームの雰囲気が大きく変わります。テーマを工夫すれば、部屋のインテリアもおしゃれになり、気分よく過ごせます。
家具の少なさがテーマ
家具を少なくレイアウトすると、部屋がより広く感じられます。必要最小限の家具というテーマで部屋をまとめると、空いたスペースを有効利用できます。女性の場合は、家具が多くなりがちですが、レイアウトを一工夫することで実現できるでしょう。
男性の一人暮らしの場合、家具を少なめにするというのは結構やりやすいです。椅子、ベッド(ソファベッドの場合も)、小さなテーブル、テレビ、パソコン、収納アイテムだけでも何とか生活できそうです。
自然素材・木目調がテーマ
自然素材、木目調をテーマに部屋をレイアウトしてみるのもいいものです。自然素材や木目調は見た目も柔らかく、安心感があります。落ち着いた気分で毎日を過ごしたい人にはぴったりのレイアウト方法です。
自然素材、木目調と言うと、ベッド、ソファ、テーブル、テレビ台などをそのようにすることができます。これで、温かい部屋の雰囲気になり、インテリア上も好ましくなります。
白のみでおしゃれがテーマ
白をテーマにレイアウトするというのはどうでしょうか。カーテンや家具を白で統一するのです。かなりおしゃれな感じにもなるし、すっきりした気分にもなります。壁紙はすでに白である場合が多いので、かなりまとまった感じがするでしょう。
白をテーマにレイアウトすると、おしゃれな感じがするだけでなく、解放感もあります。狭い空間が広くなったような錯覚を覚えるかもしれません。
白&ピンクがテーマ
白をテーマにおしゃれに6畳をレイアウトするというのもいいものですが、ピンクを混ぜてみるという手もあります。白とピンクで、部屋が結構映えます。特に女性にはピンクという色は似合っていて、かわいらしい部屋になるでしょう。
北欧スタイルがテーマ
現代的でシンプルなデザインが人気の北欧スタイルをテーマに6畳のレイアウトができます。北欧スタイルは男性にとっても女性にとっても落ち着く感じがし、部屋に入ると疲れが癒されるでしょう。
北欧スタイルと言うと、白とグリーンが基調になっています。この組み合わせは誰にとっても心地よく、インテリア上も明るい感じがするし、気分も快適で、部屋にいるのが爽快になります。
モダンスタイルがテーマ
モダンスタイルテーマに格好よくレイアウトしたいという人もるでしょう。モダンスタイルと言うと、やや冷ややかな印象もありますが、うまくレイアウトすると部屋があか抜けた感じになります。
モダンスタイルをテーマにレイアウトする場合、ポイントは家具の色です。色選びが賢くできると、温かい印象の部屋になります。たとえば、ブラウン系の家具をレイアウトすれば、そのような雰囲気が出てきます。
6畳をおしゃれに使うコツ【間取り別レイアウトの例】
6畳ワンルームと言っても、いくつかの間取りのパターンがあります。その間取りによって、レイアウト方法も異なってきます、そこで、間取り別のレイアウトの例を示すので、自分の部屋と比べ合わせながら実行してください。
縦長6畳1Kレイアウト
縦長6畳1Kという間取りは、最も多く見られるパターンです。このような間取りにレイアウトする場合、ポイントはベッドの配置です。ベッドをどこに置くかで部屋の利便性が大きく変わってきますが、レイアウトパターンは2種類あります。
まず、ベッドを長辺にレイアウトする例です。このレイアウトだと、ベランダへの導線が生まれ、出入りがしやすくなります。部屋に奥行きも出てきて、ベッドの横のスペースをうまく活用できそうです。
次に、ベッドを短辺にレイアウトする例です。この場合は、ベッドの前に広い空間ができます。部屋を少しでも広く見せたいなら、このレイアウトがおすすめです。他の家具のレイアウトもしやすくなります。
横長6畳1Kレイアウト
横長6畳1Kの場合、玄関から入ると、横に部屋が広がっています。このような部屋では、どのようなレイアウトがいいのか解説しましょう。
まずベッドをベランダ側の長辺にレイアウトした場合です。このケースでは、ベッド手前に長方形の空間が生まれます。奥行きはあまりありませんが、家具のレイアウトを工夫すると、横方向に広がりが感じられます。
ベッドを短辺にレイアウトすると、寝室ゾーンが一つの空間となり、他の空間とうまく分かれます。残った空間は正方形となり、広々とした雰囲気が生まれます。小さな家具をレイアウトすれば、余計に開放感があります。
正方形6畳1Kレイアウト
あまり多く見られる間取りではありませんが、正方形の6畳1Kというお部屋があります。この場合は、レイアウトが少し難しく、上手にやらないと部屋が狭く感じられます。どのように上手にやればいいのか見てみましょう。
正方形のお部屋では、ベッドのレイアウトはどこかの一辺に寄せるだけですが、どうしても部屋全体のスペースに限りが生じます。したがって、レイアウトの問題だけでなく、ベッドをはじめとする家具を低くしたり、数を減らしたりすることが空間確保のコツです。
凸凹1Kレイアウト
マンションやアパートの作りの問題で、部屋の壁に凹凸がある場合があります、このような6畳でレイアウトするコツはデッドスペースの有効活用です。それができると、部屋の広がりをうまく確保できます。
凹凸の大きさにもよりますが、デッドスペースが広い場合はそこにぴたりとベッドをレイアウトするという方法があります。また、小さなデッドスペースの場合は、収納家具をうまくマッチさせて、そのスペースを埋めれば無駄なスペースが生きてきます。
6畳をおしゃれに使うコツ【NG行為】
6畳をおしゃれに見せるレイアウト方法をいくつか紹介しましたが、これはやめておいたほうがいいというものがあります。どのようなレイアウトがNGなのか、具体的に示すので、できれば避けてください。
黒は避けた方が無難
黒い色でインタエリアを決めて、格好よく暮らしたいと思っている人がいるかもしれません。確かに黒い色で家具などを統一すると、しゃれた感じが出るかもしれません。しかし、これは狭い部屋にはおすすめできません。
というのも黒い色には収縮効果があるからです。つまり、部屋をより狭く感じさせてしまうのです。6畳ワンルームという限られたスペースがより狭く感じられたら、窮屈感が出て、息苦しくなるでしょう。
中性色がおすすめ
中性色とは、寒色でも暖色でもない色のことで、寒くも感じさせないし、暖かくも感じさせません。では、具体的にどんな色かというと、紫、緑などのことを言います。この中性色をアクセントにするような家具を選ぶと、部屋が生き生きとします。
ラグ・カーペットは6畳に向かない
ラグやカーペットがすべて6畳に向かないというわけではありませんが、濃い色のものは避けたほうがいいです。黒い家具と同様に部屋が狭く見えてしまいます。また、濃い色だけではなく、カラフルなラグにも同様な影響があります。
ラグやカーペットを敷かず、床面をそのままむき出しにするというのもありですが、それではなんだか物足りないという人は、白や薄い色のものを選びましょう。これらの色なら、部屋を狭く見せることはありません。
大振りな柄は部屋を狭く見せる
大振りな家具を置いて、荷物をきれいにまとめたいという人もいるでしょうが、大きめで背の高い家具は部屋を狭く見せます。身長の高い人は大振りな家具のほうが使いやすいことは確かです。でも、6畳ワンルームの部屋のサイズを考えたら、ロータイプがおすすめです。
ロータイプの家具を選ぶポイントは、目線より低く、横ラインを際立たせる、フレームを細くなどです。これらのポイントを押さえておけば、部屋が広く感じられます。
窓がない部屋はアート・フェイク窓がおすすめ
部屋の構造上、窓がないか、あっても小さいものしかない場合があります。このような部屋はどうしても狭く見えてしまいますが、インテリアの工夫である程度開放感を作れます。そのポイントは、フェイク窓とアートです。
フェイク窓は偽物窓とも呼ばれ、窓のような形をした模型です。このフェイク窓を壁に貼り付ければ、少しだけ窓のない部屋の窮屈感が薄れます。フェイク窓の奥にアートを飾ってもいいでしょう。また、アートだけでも同様な効果を期待できます。
6畳ワンルームは家具の配置・選び方で広く見せることができる
ここまで、6畳ワンルームをおしゃれに見せるレイアウトについて解説しました。6畳ワンルームの場合、家具の配置や選び方で広く見せることができます。そのコツがわかれば、快適な毎日が保証されるでしょう。