一人暮らし向き【テレビサイズ】
一人暮らしに必要なものはいろいろありますが、テレビもそのうちの一つです。テレビなんかいらないという人もいるかもしれませんが、そうでない場合は購入するでしょう。そのテレビの購入にあたって、どのくらいのサイズのものを選べばいいのか気になります。そこで、一人暮らしにおすすめのテレビサイズを紹介します。
薄型テレビのサイズ
テレビのサイズを考える場合、部屋の大きさとの関連も大事ですが、もう一つ視聴距離という指標があります。これはテレビを置いた場所とテレビを視聴する人の距離のことで、この距離もテレビのサイズを決めるのに重要な要素です。薄型テレビの場合、視聴距離の3分の1くらいの高さのサイズを選ぶとよいとされています。
4Kテレビのサイズ
大画面テレビには一つ欠点があり、画質が荒くなりやすかったのですが、それを4Kテレビが解決しました。4Kテレビなら、画面が大きくなっても、高画質の映像を楽しめます。この4Kテレビの場合、視聴距離に対して3分の2程度の高さの液晶画面がおすすめだとされています。薄型テレビよりもビッグサイズということです。
一人暮らし向き【テレビの大きさ目安】
今度は、視聴距離を目安とするのではなく、部屋の大きさとテレビのサイズとの関連を見てみましょう。一人暮らしをする場合、どのくらいの大きさの部屋に住むかは人それぞれですが、大きな部屋ならば大きなサイズのテレビを、小さな部屋ならば小さなサイズのテレビを選ぶことになりそうですが、それでいいでしょうか。
テレビのサイズか部屋の広さか
一人暮らしを大きな部屋でする場合は、大きなテレビのサイズで全く問題はないでしょう。好みにもよりますが、大画面テレビを見るのも楽しいものです。一方、それほど広くない部屋で一人暮らしをする場合は、テレビのサイズと部屋のスペースのどちらを取るかは悩みどころです。大きなサイズのテレビを買うと、部屋が少し狭く感じられる場合もあります。
部屋の広さに応じたテレビのインチ
参考までに、部屋の広さに応じたおすすめのテレビサイズを紹介しましょう。4畳半の部屋なら19か22インチ、5畳ならば22か24インチ、6畳ならば28か32インチ、7畳ならば32か37インチ、8畳ならば40か42インチがいいでしょう。これらの数字は一応のおすすめ目安ですが、必ずこの通りにしなければいけないというわけではありません。
部屋に適したテレビのサイズを
普通一人暮らしといった場合、4畳半~6畳くらいの部屋に住むでしょうから、おのずと適したテレビのサイズは決まってきます。あまり大きすぎるサイズのテレビを買うと、スペースが狭くなるだけでなく、視聴距離の観点からも好ましくありません。かといって、小さすぎるテレビだと、あまり楽しめませんから、ちょうどいいサイズを選ぶ必要があります。
一人暮らし向きテレビ【値段】
一人暮らしをする際にテレビを購入する場合、サイズと同時にお値段がどのくらいなのかも気になります。いくらサイズが気に入っても、値段が高ければ購入できない場合があるので、その値段を知っておく必要があります。そこで、テレビのサイズごとの値段を表示しておくので、参考にしてください。
24インチの場合
5~6畳くらいでの一人暮らしにぴったりの24インチ程度のサイズのテレビの場合、お値段は25,000~30,000円くらいです。値段はメーカーや録画機能などの他の機能との関連により多少上下しますが、大体このくらいだと見ておけばいいでしょう。この程度なら、比較的購入しやすい金額でしょう。
32インチの場合
24インチより少しサイズが大きくなって、32インチとなると、やや画面が広いので迫力ある画像を楽しめます。このサイズのテレビのお値段ですが、33,000~35,000円くらいです。このくらいの金額でも、まだ多くの人にとって手が出る範囲でしょう。部屋の広さにもよりますが、32インチテレビを購入するのも悪くはありません。
40インチの場合
40インチのサイズのテレビとなると、8畳くらいの広さで視聴するのに適しています。その40インチのテレビのお値段は、55,000~70,000円くらいです。少し値段が高くなりますが、大画面でスポーツや映画などを楽しみたいのならおすすめのサイズです。したがって、このサイズを希望するなら、奮発して購入しましょう。
家電量販店を利用すれば安く購入できる
最近のテレビは安くなっているので、以前よりも購入しやすくなっています。特に家電量販店では、大手メーカー以外の中小メーカーの製品なども販売していて、値段も格安となっています。そして、外付けハードディスクによる録画機能なども備わっている場合もあるので、値段が安くても、かなり満足できるでしょう。
一人暮らし向きテレビ【画質】
一人暮らし用のテレビのサイズや値段に納得がいっても、もう一つの問題があります。それは画質です。同じテレビを買うのなら、画質がいいもののほうがおすすめです。そのテレビの画質は解像度(ピクセル数)というもので判断します。これは、1区画における点の数で表しますが、点が多ければ多いほど画質は鮮やかになります。
HD・フルHD・4K
テレビの画質にはHD・フルHD・4Kがありますが、最近はより鮮明な画質を再現できる8Kというテレビも販売されています。まず、それぞれの解像度がどうなっているのか比べてみましょう。HD(フルハイビジョンのこと)の場合の解像度は、1366×768です。フルHDの場合は、1920×1080で、やや画質がよくなります。
4KはフルHDの2倍
4Kの解像度は、3840×2160です。これはフルHDの2倍の数値であり、1区画あたりの点の多さを表しています。このくらいの数値になると、画質も鮮明度もかなり優れていて、画面の動きやカラーの映りなどがくっきりします。お値段との関連はありますが、可能ならフルHDよりも4Kテレビを購入するほうが、後後のためにいいです。
最新の8Kテレビ
4Kテレビでも十分にキレイな画像を楽しめるのですが、最近はさらにその上を行く8Kテレビがあります。この8Kテレビの解像度は、7680×4320です。この数字を見れば、解像度に詳しくなくても、いかに画質が素晴らしいかがわかるでしょう。と言っても、その分お値段は高くなりますが、最高度の技術で映し出される映像には誰しも感動するでしょう。
一人暮らし向きテレビ【必要な機能】
テレビは見るための道具だという人もいるでしょうが、最近のテレビにはさまざまな機能が付いています。その機能を見ればわかるように、テレビはますます進化しています。ただし、機能が多いということは、その分値段も高くなりがちです。そこで、一人暮らしに必要なテレビの機能について考えてみましょう。
録画機能
テレビ番組を録画して、後で見たいという人は、録画機能の付いたテレビを購入する必要がありますが、その場合、テレビに録画機能があらかじめ内蔵されているものと外付けハードディスクを使って録画をするものの2種類あります。内蔵されているもののほうが便利にも思えますが、外付けハードディスクが面倒というわけではありません。
外付けハードディスクの選択
外付けハードディスクで番組録画をする場合、選択に気を付ける必要があります。まず、テレビに合ったものを選ぶこと(合わないものだと録画ができません)、次に容量を選択すること、そして、据え置き型かポータブルタイプのどちらかにすることなどがポイントとなります。正しい選択をしないと、無駄遣いにもなって、損をしてしまう場合があります。
ゲーム機能
テレビのゲーム機能は、必要のない人にとってはどうでもいいものですが、一人暮らしで時間を持て余している人にとっては重要な機能です。そのテレビのゲーム機能は、ゲームの激しい動きの再現力やボタンを押してからの反応時間である遅延時間で性能がわかります。一人暮らしでゲームをすることが多くなりそうなら、性能のいいものを選びましょう。
遠隔操作
最近のテレビはますます便利になっていて、スマホやタブレットから遠隔操作ができる機能が付いているものがあります。この機能があれば、リモコンが不要になるだけでなく、自宅から離れた場所でテレビの操作が可能となります。実はこれは、テレビだけを対象にした機能ではありませんが、テレビも使いやすくなることは確かです。
ネット動画視聴機能
ネット動画と言えば、パソコンやスマホでご覧になっている人も多いでしょうが、テレビにもその機能を付け加えられます。と言っても、難しいことではなく、パソコンやスマホとHDMIケーブルなどでつなぐだけです。もしケーブルが煩わしいというのなら、専用デバイスもあります。これで一人暮らしの暇な時間を楽しく過ごせるようになります。
LEDバックライトの型は?
液晶テレビの映像は、液晶パネルにバックライトというものを浴びせて映すのですが、現在ではLEDが使われています。このLEDバックライトの型は、2種類あります。直下型とエッジ型です。直下型は、読んで字のごとく、液晶パネルの直下(ちょうど後ろ)にLEDが置かれているタイプです。エッジ型は、エッジ(端)に配置されているタイプです。
直下型のメリット・デメリット
直下型にもエッジ型にも、それぞれメリット・デメリットがあります。直下型は、LEDバックライトが直下に配置されていることから、ライトがストレートに液晶画面に届きます。したがって、画面が美しく、鮮やかに再現されますが、テレビが厚くなるというデメリットがあります。そのため、値段が少し高めになります。
エッジ型のメリット・デメリット
エッジ型は、バックライトがエッジ部分(両横か上下)にあるので、テレビ本体が薄くなり、持ち運びがしやすくなります。また、薄い分、軽量となり、お値段が抑えられますが、映像の美しさや鮮やかさという点では直下型に負けます。したがって、一人暮らし用のテレビを買う場合は、このLEDバックライトの型にも注目しましょう。
外部出力端子はどうなっているか?
テレビの機能を見る場合に注意したいのが、外部出力端子の種類です。現在のテレビには、さまざまな端子が付いていますが、その種類により接続できるものが違ってきます。まず、HDMI端子は普通どのテレビにも付いていますが、その数により、接続できる媒体数も異なります。このHDMI端子の数にも注目しましょう。
ARC対応とMHl対応
HDMI端子には、ARC対応やMHL対応のものがあります。まず、ARC対応から説明すると、AVアンプやホームシアターと接続でき、迫力ある音や映像をテレビで楽しめます。一方、MHL対応の端子なら、スマホやタブレットの画像をテレビに映すことができ楽しみ方が倍増します。したがって、テレビを選ぶ場合は、HDMI端子の対応状況を確認しましょう。
ネット接続は有線か無線か?
一人暮らしをしようという人の中には、テレビを使って、インターネットに接続をして、楽しみたいという人もいるでしょう。その場合、ネット接続可能なテレビを購入する必要があります。ただし、ここで一つ問題があって、ネット接続が有線か無線かどちらになっているかです。その機能により使い勝手が大きく違ってきます。
一人暮らしのおすすめテレビ4選【部屋のサイズ】
ここからは、一人暮らしの人におすすめのテレビを部屋のサイズごとに紹介していきます。一人暮らしと言っても、どのくらいのサイズの部屋に住むかはみな違うので、おすすめのテレビは違ってきます。もし部屋のサイズに合わないテレビを買ってしまうと、十分に映像を楽しめなくなる恐れもあるので、よく吟味して選ぶ必要があります。
6畳未満:パナソニック・VIERA TH-24D300
6畳未満の小さなサイズの部屋での一人暮らしにおすすめのテレビは、パナソニック・VIERA TH-24D300です。画面サイズは24インチで、メートル換算をすると、幅521mm、高さ293mm、対角598mmとなっています。視聴距離は0.9mくらいなので、狭い部屋でも安心して見ることができます。
パナソニック・VIERA TH-24D300の値段は、31,500円程度です。Amazonでは、2019年8月10現在、35,000円で売られています。送料は無料です。中古品ならさらに値段は低くなります。
VIERA TH-24D300に録画機能は付いていませんが、ハードディスクによる録画は可能です。その他の機能はあまり付いていませんが、HDMI端子が2つあるので、パソコンやスマホとつなげて、ネット動画を視聴できます。
6畳:シャープ・AQUOS LC-32H30
6畳の部屋で一人暮らしをするという人も多いでしょうが、そのような人におすすめのテレビがシャープ・AQUOS LC-32H30です。画面サイズは32インチで、視聴距離は1.2mです。したがって、6畳か8畳くらいの部屋で見るのに適しています。このテレビには、直下型LEDバックライトというものが採用され、画面全体が平均して鮮やかに再現されます。
シャープ・AQUOS LC-32H30には、裏番組録画機能が付いています。地上・BS・110度CSデジタルチューナーが2つ搭載されているので、裏番組録画可能となっています。また、ハードディスク録画でも、長時間利用できます。
シャープ・AQUOS LC-32H30の値段は、35,000~41,000円くらいですが、このテレビは2015年モデルなので、新品の購入は難しいかもしれません。その場合は、中古品で買う必要がありますが、中古品なら値段も安くなります。
8畳:東芝・REGZA 40S10
8畳で一人暮らしとなると、少しスペースも広くなりますが、そのような人には大きめのサイズのテレビがおすすめです。たとえば、東芝・REGZA 40S10などもいい製品です。画面サイズは40インチで、8畳にはぴったりです。このテレビが特におすすめな点は、部屋の明るさに応じて画質調整をしてくれる機能が付いていることです。
録画機能については、ハードディスク接続時に、「シングルチューナー留守録」が働き、留守中に簡単に録画できるようになっています。ドラマ録画に関しては、「簡単連ドラ予約」という機能もあり、毎回録画予約する必要がなくなります。
8畳で一人暮らしをしているひとにおすすめの東芝・REGZA 40S10は、サイズが大きめなので、値段も高めで、大体6万円くらいします。ただ、サイズが大きいだけでなく、ほかの機能も充実しているので、買って損ということはないでしょう。
8畳以上:パナソニック・VIERA TH-50C305
8畳以上という広いスペースのお部屋で一人暮らししている人におすすめのテレビは、パナソニック・VIERA TH-50C305です。画面サイズは50インチで、部屋が広いからこその大画面となります。VIERA TH-50C305にはいくつものおすすめ点がありますが、そのうちの一つは機能が豊富なことです。
その豊富な機能をいくつか紹介すると、エコナビ機能(自分で無駄を見つけて省エネする機能)、スピーカーとイヤフォンの同時出力機能、音声読み上げ機能、録画した番組や動画を別室のVIERAで見る機能などがあります。
広いお部屋で一人暮らしをしている人におすすめのパナソニック・VIERA TH-50C305ですが、サイズが大きいこともあって、値が張ります。大体125,000円前後します。したがって、一人暮らしとはいっても、経済的に少し余裕がある人に向いています。
一人暮らしのテレビ4選・サイズ【19~26インチ】
今度は、部屋のサイズではなく、テレビのサイズによっておすすめのものを選んでみます。一人暮らしをする場合、すでにテレビのサイズについてはおおよその見当を付けているという人もいるでしょうが、サイズがわかってもどのようなテレビがいいのかはまだ決めていないでしょう。そこで、サイズごとにおすすめの製品を紹介します。
オリオン・RN-24DG10
まずは、24インチサイズの一人暮らしにおすすめのテレビを取り上げてみましょう。最初に紹介するのは、オリオン・RN-24DG10です。このRN-24DG10のどこがおすすめかというと、ブルーライト削減機能が付いていることです。ブルーライトは知らず知らずのうちに目を傷めますから、それを削減できるのは多くの人の目の健康にいいです。
録画機能については、地デジWチューナーが搭載されているので、裏番組の録画も可能です。ただし、2番組同時録画はできないのと、BS・CSデジタル放送の場合は、録画している番組のみ見ることができます。それから、ハードディスク録画にも対応しています。
オリオン・RN-24DG10にはほかのテレビとは違う特徴があります。それは、スピーカー素材です。ハリとコシのある和紙を使うことで、クリアな音質が再現され、声が聞き取りやすくなっています。一人暮らしで高音質の画像を楽しみたい人にぴったりの製品です。
ジョワイユ・24TVSHD-BK
一人暮らしをするので、いろいろと必要なものを購入するから、節約したいという人もいるでしょう。そんな一人暮らし派におすすめするテレビが、24TVSHD-BKです。どうしておすすめなのかというと、値段が16,000円程度だからです。24インチの液晶テレビでこの値段なら、一人暮らしに必要な他のものを買っても、テレビも同時購入できるでしょう。
ジョワイユ・24TVSHD-BKは、お値段が安いので、機能をもシンプルですが、基本的なものは備わっています。まず録画機能ですが、外付けハードディスクを接続して行います。
そして、HDMI端子がARC対応なので、ホームシアターと簡単に接続できます。また、MHLにも対応しているので、スマホの画像をテレビで映せます。なお、ジョワイユ・24TVSHD-BKはスタンドのない直置きタイプのテレビです。
ソニー・ブラビアKJ-24W450E
次の一人暮らしの人におすすめの24インチテレビは、ソニーの製品で、ブラビアKJ-24W450Eと言います。このテレビには、「クリアレゾリューションエンハンサー」という優れた技術が搭載されていて、細やかな映像が自然に美しく再現されるようになっています。地上デジタル放送も見ごたえのある映像で見ることができます。
ブラビアKJ-24W450Eの録画機能も充実しています。外付けハードディスクによる録画でも、裏番組録画ができます。また、コマーシャルやシーンの切り替わりでは、「オートチャプター機能」が作動し、番組を自動で区切ります。1.3倍早見再生もできます。
ブラビアKJ-24W450Eには変わった機能もあります。それが「チャンネルポン」です。どういう機能かというと、チャンネルボタンを押すだけで、電源が入るのです。したがって、電源ボタンを押す必要がなくなります。
シャープ・AQUOSLC-24K40
「一人暮らしのテレビ4選・サイズ【19~26インチ】」で最後にお送りするテレビがシャープ・AQUOSLC-24K40です。一人暮らしの人にとっては便利な機能がたくさんついているテレビです。まず、録画機能では、2チューナ搭載なので、裏番組録画ができるほか、外付けハードディスクでも裏番組録画が可能です。
コマーシャル前後では、自動的にチャプターを作成してくれます。また、「簡単サクッと検索」という機能では、番組ジャンルや人名を選ぶだけで、番組の絞り込み検索ができるようになっています。キーワードを入力する必要がないのです。
リモコンの機能も充実しています。外付けハードディスクやレコーダーの操作もできるし、30秒送りや10秒戻しも可能です。電池残量が少なくなった時もお知らせしてくれます。そのほかにもいくつか機能があり、一人暮らしの人にとって頼りがいのある道具となります。
一人暮らしのテレビ4選・サイズ【32インチ】
続いて、一人暮らしの人におすすめなテレビ、32インチ以上編です。32インチ以上ともなると、ややサイズが大きくなり、一人暮らしでも部屋が大きめの人に向いています。しかし、同じ32インチ以上テレビでも、機能や値段は異なっているので、どれを選べばいいか迷うこともあるでしょうが、特にいい製品をご紹介しましょう。
ハイセンス・HJ43K3121
海外のメーカーのテレビになりますが、ハイセンス・HJ43K3121も一人暮らしの人にぴったりの製品です。このテレビは、大型サイズで、機能も充実していますが、50,000円程度と安価です。大手通販サイトでは、さらに安い価格で販売されています。必要なものが多くて苦労している一人暮らしの人にもおすすめできる大画面テレビです。
ハイセンス・HJ43K3121には、直下型バックライトが採用されているので、明るい部分と暗い部分にむらが生じにくく、色鮮やかな映像が映ります。録画機能については、地デジもBSもCSも2チューナー搭載なので、裏番組の録画が可能です。
「スーパーバス」機能も搭載されているので、バス音域(低音域)のデータが補完され、迫力ある音を楽しめます。もちろん、音質調整はできるので、音を高くするのも低くするのも自由です。
ソニー・ブラビアKJ-32W730C
一人暮らしにおすすめの24インチテレビとして、ソニー・ブラビアKJ-24W450Eを紹介しましたが、今度は32インチのブラビアKJ-32W730Cの番です。この製品の特長は、「X-Reality PRO」にあります。圧縮や伝送という過程を経て、失われた画像までもよみがえらせ、本来の画像を再現させる力を持っています。
また、ブラビアKJ-32W730Cには無線LANが内蔵されていて、配線の必要なしでインターネット接続ができて、大変便利です。一人暮らしの人はネットを経由して、動画などを見る機会も多いでしょうが、このテレビならそれも簡単です。
このテレビにも「チャンネルポン」機能が付いているので、チャンネルを押すだけで電源が入ります。さらに、「ボイスズーム」機能も搭載されています。これは、テレビの音の大きさを変える必要なく、人間の声の音量だけを変えるという珍しい機能です。
パナソニック・VIERATH-43E300
一人暮らしの人は、テレビを斜めから見る必要はないかもしれませんが、仮に斜めから見てもくっきり映るのがパナソニック・VIERATH-43E300です。「IPSパネル」の採用で、それが可能となっています。したがって、どの位置からでも美しい映像が堪能できます。
パナソニック・VIERATH-43E300には豊富な機能が付いていて、一人暮らしの人にとっても贅沢な楽しみ方ができます。その機能をすべて紹介はできませんが、一部取り上げてみると、ビデオサービス「アクトビラ」が利用できます。これは、映画やアニメ、海外ドラマ、音楽など82,000本以上の映像を楽しめるサービスです。
そのほかには、「お部屋ジャンプリンク」(別室のビエラで録画した番組を見られる)、裏番組録画機能、タイマー機能、画面で説明書が見られる「ビエラ操作ガイド」(紙の説明書を開く必要がない)など、使い勝手が非常によくなっています。
シャープ・AQUOSLC-32E40
シャープ・AQUOSLC-32E40には、直下型LEDバックライトが採用されているので、明るい部分、暗い部分がきめ細やかに均一に映し出されます。色鮮やかな映像を楽しみたい一人暮らしの人にふさわしいテレビとなっています。録画機能も充実し、ハードディスクによる長時間録画、「おまかせオートチャプター機能」、リモコンで一発録画などができます。
シャープ・AQUOSLC-32E40には、AQUOSLC-24K40のところで紹介した機能も付いています。「簡単サクッと検索」やリモコンの電池残量が少なくなった時にお知らせをする機能です。そのほかの機能も充実しています。
「スライドショー付きカレンダー/時計機能」「番組自動検索機能」「2画面表示」(放送番組と外部入力の同時映像)など、一人暮らしの人にとっても便利な機能が盛りだくさんです。お値段は36,000円前後ですが、これらの機能を考えれば決して高くはありません。
一人暮らしのテレビ・サイズ【40インチ以上】
「一人暮らしのテレビ4選・サイズ【32インチ】」のコーナーで、43インチのテレビを紹介したので、「40インチ以上」という欄を設けるのは少しおかしいようにも思えますが、40インチ以上で特に一人暮らしの人におすすめのものがあるので、別枠で取り上げましょう。東芝の製品です。
東芝・REGZA 40V31
東芝・REGZA 40V31には、地デジ放送視聴中に気になる各種ノイズを抑える「地デジノイズクリア」機能が搭載されているので、画像のきめ細やかさや美しさがくっきり浮かびあがります。きれいな画像を楽しみたいと思っている一人暮らしの人には最適なテレビです。
また、室内の明るさに応じて、画像を自動調節する機能が付いているので、自分で面倒な調節をする必要がありません。テレビの前面には、クリアダイレクトスピーカーが配置され、まるで現場にいるような臨場感あふれる音質を堪能できます。さらに、リモコンの操作で、人の声を聞き取りやすくできます。
東芝・REGZA 40V31のお値段は、50,000円程度ですが、40,000円台で売っている家電量販店もあります。40インチというサイズと映像や音の美しさを考えれば、これくらいの値段でも高いとは言えません。一人暮らしの人にもふさわしい優秀なテレビです。
一人暮らし用のテレビを買うならメーカーごとの違いにも注目を
一人暮らしにおすすめのテレビをいろいろと紹介しましたが、実は、これらのテレビにはメーカーごとの特徴の違いがあります。それぞれのメーカーで得意としている分野が異なるのです。したがって、一人暮らしにあたっていいテレビを買おうと思った場合は、各メーカーの特徴を知っておく必要があります。
シャープや東芝の強み
映像の鮮やかさで選ぶなら、シャープのAQUOSがおすすめです。独自の技術により、美しい映像が再現されます。また、AQUOSは値段でも割安感があります。一方、映像の鮮やかさもさることながら、映像の処理レベルの高さを問題にするのなら東芝のREGZAがいいでしょう。ゲームをする人にはREGZAは一押しのテレビです。
パナソニックやソニーの強み
パナソニックのVIERAにも、映像の美しさという特徴がありますが、そのほか操作性のよさを追求しています。機能も充実し、高度な技術も採用し、初期設定も簡単で、使いやすいです。一方、デザインを重視する人にはソニーのBRAVIAがおすすめです。薄型・軽量タイプが多く、一人暮らしにぴったりマッチします。音質もとてもいいです。
他のメーカーにもいいものがたくさんある
シャープ、東芝、パナソニック、ソニーなどのテレビはさすがに優れた製品ですが、そのほかのメーカーのテレビが悪いわけではありません。オリオン、CANDELA、三菱、ハイセンス、LGエレクトロニクスなどもいい製品を販売しています。ただ、機能面ではやや少なくなる場合があります。その分、お値段は安いので、出費を抑えたい人にはおすすめです。
一人暮らしのテレビサイズはライフスタイルにあわせて選ぼう
ここまで、一人暮らし向きのテレビについて、さまざまな観点から検証してみました。一人暮らしをするにあたっては、どんなサイズや機能のテレビを選べばいいかいろいろ考えるでしょう。あれもいいこれもいいということになるかもしれませんが、部屋の大きさやライフスタイルに合わせて選ぶ必要があります。そうすれば、後悔せずに済むでしょう。