色紙は飾り方のコツを掴めばおしゃれに保存できる!
送別会の時に貰った寄せ書きの色紙や、大好きな歌手の人に書いてもらった色紙など、大切な色紙だけど飾り方が分からずに眠ったままになっていませんか?この記事では、そんな色紙の手軽でおしゃれな飾り方や傷めずに保存する方法をご紹介します。
色紙のおしゃれな飾り方①飾る際の基本知識
飾り方が難しそうな色紙ですが、少し手間をかけるだけで見違えるようにおしゃれなインテリアになる色紙。コツと飾り方だけ知っておけば、100均ショップで買えるようなアイテムを使用するだけでも大変身させることができます。
そんな色紙の飾り方をご紹介する前に、知っておきたい飾り方の基本知識をご紹介しておきましょう。色紙は紙で出来ていますので、時間が経つにつれて劣化をしてきます。なるべく劣化をしない飾り方をするには色紙を飾る場所が大切になります。
チリやほこりに注意する
色紙の飾り方で気を付けたい点、まずはチリやほこりに注意しなければなりません。色紙を手で触るとツルツルというよりもざらざらしているのが分かります。
この細かい凹凸にチリやほこりが入ってしまうと、色紙の劣化を速めてしまう原因にもなります。部屋の中には目に見えないようなチリやほこりが舞っていますので、少しでもそれが少ない場所に色紙を保存しましょう。
光による日焼けに注意する
色紙の飾り方で気を付けたい点、次に気を付けたいのは光です。色紙を飾っているところに光が当たっていると、その部分が紫外線や熱で劣化をしてしまいます。
せっかく書いてもらった文字が薄くなったり、絵の色が変わってしまいますので、光のなるべく当たらないところに飾ったり保存したりするのがおすすめです。
また、光というと太陽の光を考える方が多いですが、実は蛍光灯にも紫外線が含まれていますのでこれも劣化の原因になります。どうしても光が当たるところに飾りたいという場合には、UVカット加工がされているアイテムがあるのでそれを選ぶのがおすすめです。
光が当たる場所には色紙のコピーを飾る
どうしても光のあたる部分に色紙を飾りたいという場合には、色紙の原本は保存しておいてコピーを飾るという方法もあります。
この方法だと、色紙をきれいに保存することができるだけでなく、コピーする時に拡大したり縮小したりして、サイズを自由に変えられるという利点もあります。
湿気に注意する
色紙の飾り方で気を付けたい点、湿気にも十分に注意をする必要があります。普通の紙でも水を垂らしてしまうと傷んでしまいますが、色紙も同じことが言えます。
湿気が多いところに色紙を保存しておくとカビが生えてしまうこともありますし、害虫が発生して色紙にシミができてしまうこともあります。
色紙を保存する時には、定期的に風通しをして湿度を逃がしてあげるのがおすすめです。また、箱に入れる場合などには除湿剤や防虫剤を一緒に入れましょう。
色紙のおしゃれな飾り方②おすすめアイテム
スポーツ選手のサイン色紙や好きなアニメのミニ色紙など、しまい込んでおくにはもったいない色紙は少し手を加えてインテリアのアイテムにしてしまいましょう。
まずは色紙をおしゃれに飾る時に便利に使えるおすすめアイテムをご紹介します。100均ショップで買えるようなアイテムも数多くあります。
フレーム
色紙のおしゃれな飾り方、おすすめアイテムとして1つ目にご紹介するのはフレームです。色紙をフレームに入れておけば、チリやほこりが付くのを防ぐことができますので保存の面でもおすすめです。
また、フレームにはさまざまな種類がありますので、部屋の雰囲気に応じて選ぶことができるというのも利点です。
ウッディなインテリアでまとめている時には木のフレームを、シンプルなインテリアの時には黒いフレームをというように選びましょう。
さらに一口にフレームといっても、色紙のサイズぴったりのタイプと、色紙の周りに少し余白があるタイプのものがあります。余白のあるタイプは高級感も演出することができますのでおすすめです。
色紙を入れるフレームですが、文房具店やホームセンターなどでも購入することができますが、100均ショップでも扱いがあります。
少し値段は高くなりますが、UVカットされているフレームもありますので、保存が心配な方はそれを採用するのもおすすめです。
袋
色紙のおしゃれな飾り方、おすすめアイテムとして2つ目にご紹介するのは袋です。色紙をただ飾るのではなく、少しだけ手間をかけて透明のビニール袋に入れて飾るだけ劣化もだいぶ防ぐことが出来ます。
こちらも保存のことを考えるとUVカットがされているタイプの袋を選ぶと安心です。同じタイプの飾り方ではクリアファイルに入れて飾るという方法もあります。
押しピン
色紙のおしゃれな飾り方、おすすめアイテムとして3つ目にご紹介するのは押しピンを使うという方法です。一番昔ながらのシンプルな方法ですが、壁に穴を開けても構わないという方には手軽な飾り方です。
色紙に穴を開けても構わないという場合には、そのまま押しピンで壁に飾ってしまえばすぐにインテリアになります。
色紙には穴を開けたくないという方には、2つ目にご紹介したビニール袋やクリアファイルに色紙を入れてから壁に押しピンで飾れば問題ありません。
押しピンは100均ショップでも扱いがありますし、色や形がさまざまありますので部屋の雰囲気にマッチするようなものを選ぶのがコツです。
紐
色紙のおしゃれな飾り方、おすすめアイテムとして4つ目にご紹介するのは紐を使うという方法です。押しピンよりも紐は存在感がありますので、おしゃれな雰囲気に仕上げることができます。
色紙に穴を開けて紐を通してもいいですし、2つ目にご紹介したような袋に穴を開けるという方法もあります。色紙が複数枚ある場合は、タペストリーのように複数を組み合わせるのもユニークな飾り方としておすすめです。
クリップ
色紙のおしゃれな飾り方、おすすめアイテムとして最後にご紹介するのはクリップを使うという方法です。例えば、この記事でも後の方でご紹介するようなワイヤーネットを壁に立てかけ、そこにクリップを使って色紙を固定するという方法などが考えられます。
これだと色紙に穴を開ける必要もありませんし、思いついた時にいつでも色紙を入れ替えることができます。
また、和風のインテリアにしたい場合にはすだれを使うという飾り方もあります。壁にすだれを吊るし、そこにクリップで色紙を固定します。一緒に写真なども飾ってもおしゃれです。
クリップを使う大きな利点は100均ショップなどでも購入することができるうえに、複数買ってもコスパが良いという点です。
金属のクリップでもいいですし、木製のクリップにしてもおしゃれです。自分の好きな色が見つからない場合には色を塗るのも簡単にできます。
色紙のおしゃれな飾り方③飾る方法
ここからご紹介するのは色紙の飾り方です。色紙を飾る時におすすめのアイテムが揃っていても、ちょっとしたコツを知っているか知らないかで仕上がりが大きく異なってきます。費用をあまりかけなくても見栄え良く仕上がる飾り方ばかりですのでぜひ試してみてください。
ガーランドのように飾る
色紙のおしゃれな飾り方、1つ目はガーランドのように飾るという方法です。ガーランドというのは、紐を部屋の壁に飾り、その紐に装飾をしていくスタイルです。
よくポストカードや写真を飾っているガーランドがありますが、その代わりに色紙を飾ることもできます。この飾り方だと、壁に直接留めるのは紐だけですので、色紙がたくさんあっても壁へのダメージが最小限で済みます。
おしゃれに仕上げるコツは紐の材質です。部屋のインテリアに合うような色や素材を選びましょう。紐にフェイクグリーンを絡ませてみてもおしゃれに仕上がります。
絵画のように飾る
色紙のおしゃれな飾り方、2つ目は絵画のように飾るという方法です。例えば、色紙を同じフレームに入れ、美術館で飾られているように少しずつ間隔を開けて壁に飾ってみると高級感が出ておすすめです。
また、絵を描く時に使うようなイーゼルを使って色紙を飾るという飾り方もあります。たくさんの色紙を飾る時には不向きですが、特別な色紙が1枚だけあるといった時には特におすすめです。
特に好きな一枚があるという時には、イーゼルに置いて玄関に飾るという方法もあります。お客さんの目にも必ず留まる場所ですので、色紙をきっかけに話が弾むかもしれません。
イーゼルは本格的な物は画材店などに行く必要がありますが、色紙を飾る時にはインテリア用のもので十分です。100均ショップにも小さなイーゼルがありますのでぜひチェックしてみてください。
イーゼルも木製のものからアイアン風のものまでさまざまな材質や色が揃います。インテリアに合わせて選びましょう。
掛け軸に貼る
色紙のおしゃれな飾り方、3つ目は少し意外かもしれませんが掛け軸に貼るという飾り方もあります。特に墨で文字が書かれた色紙などは掛け軸の雰囲気と相まってさらにおしゃれな仕上がりになります。
掛け軸は本格的な物は値が張りますが、100均ショップなどに行けばインテリア用の掛け軸が売られています。それを買ってきて掛け軸のベースの部分だけを利用して色紙を貼れば、オリジナルの掛け軸の出来上がりです。
掛け軸を使う時のコツは、部屋の壁の大きさとのバランスです。掛け軸は縦長ですので、周りの空間をしっかりと計算して壁に掛けるようにしましょう。
マスキングテープでおしゃれにアレンジする
色紙のおしゃれな飾り方、4つ目はマスキングテープでアレンジするという飾り方です。小さな色紙だと、マスキングテープだけでも壁に貼ることができます。これだと壁や色紙を傷つけることなく貼り換えも簡単です。
また、マスキングテープの色でおしゃれさを演出することも可能です。壁に馴染むような色にしてもいいですし、目立つようにするのもおすすめです。
大きな色紙の場合は重量があるのでマスキングテープだけでは貼ることが難しいですが、色紙の周囲にマスキングテープを貼れば自分だけの色紙が完成します。
アクリルフレームに入れる
色紙のおしゃれな飾り方、5つ目はアクリルフレームに入れるという飾り方です。アクリルフレームはアクリルということで透明なので、部屋に飾っても圧迫感がないアイテムです。
アクリルフレームの中に1枚だけ色紙を飾ってもいいですし、ミニ色紙なら複数飾ることもできます。色紙に加えて写真など、ほかのアイテムを一緒に飾るのもおすすめです。
アクリルフレームに色紙を飾る時のコツは、色紙がずれてこないように固定することです。色紙の後ろにマスキングテープを輪っかにして貼ってから色紙を挟むとずれることがありません。
色紙と一緒に写真も飾る
色紙のおしゃれな飾り方、6つ目は色紙と一緒に写真も飾るという方法です。例えば、芸能人に色紙を書いてもらうチャンスがあれば、同時に写真を撮ってもらうことがほとんどでしょう。
そんな記念の写真を一緒に飾っておくと、記憶にも残りやすいのでおすすめです。また、会社の送別会の寄せ書き色紙などでも同じように写真を撮っておき、色紙と一緒に飾っておくとあとで懐かしく見直すことができます。
インテリアウォールバーで飾る
色紙のおしゃれな飾り方、7つ目はインテリアウォールバーを使うという飾り方です。無印良品からは「壁に付けられる家具」として数多くの種類が発売されていますし、セリアなどの100均ショップでも購入ができます。
これらを利用して色紙を飾ると、まるで芸術作品のような雰囲気がでるのでおすすめです。一緒に小物を飾るとさらに雰囲気が良くなります。
ワイヤーネットで飾る
色紙のおしゃれな飾り方、8つ目はワイヤーネットを使うという飾り方です。100均ショップなどでも気軽に購入できるワイヤーネット。壁に固定する部分は上下だけなので、壁へのダメージが最低限で済むというのも利点です。
ワイヤーネットのサイズによっては複数の色紙を飾ったり、色紙以外のアイテムも一緒に飾ることが可能です。色紙などを飾った後は少し後ろに下がり、全体のバランスをチェックするのがおしゃれに飾るコツです。
ラックやデスクを使って飾る
色紙のおしゃれな飾り方、最後にご紹介するのはラックやデスクを使うという飾り方です。色紙と言えば壁に飾るのが一般的ですが、壁に沿ってデスクが置いてあったり、ラックがあるならばそれを利用することもできます。
色紙を壁に立てかけるだけで安定しますので、壁にも色紙にもダメージがないというの非常に嬉しい点ですし、思いついた時にすぐにほかの色紙と入れ替えることもできます。
また、デスクに色紙を飾りたいという時には、透明なデスクマットを敷き、デスクとマットの間に色紙を挟み込むという方法もあります。
色紙のおしゃれな飾り方③番外編
色紙のおしゃれな飾り方、ここからは番外編として色紙を壁に留めておく方法をいくつかご紹介しましょう。特に賃貸住宅に住んでいる場合は、壁になるべくダメージを残したくないものですが、そんな時に使えるアイテムばかりです。
壁に傷を付けずに色紙を飾る方法
壁に傷をつけない方法ですが、すでにご紹介したイーゼルや写真立てを利用するのが一番安全な方法です。これだと壁に接触しなくても飾ることができます。
また、デスクやラックに置くという方法もあります。少しでもダメージを少なくするという方法だと、色紙を一枚ずつ壁に貼るのではなく、ワイヤーラックやガーランドを使用すれば、複数の色紙を飾ることができます。
穴の目立たない画鋲
壁に色紙を飾る時に一番簡単に飾るのが画鋲を使うという方法です。一般的な画鋲だと、画鋲を外した後に穴が開いてしまいますが、穴の目立たない画鋲も販売されていますのでそれを使ってみるのもおすすめです。
壁紙によってはそれでも穴が大きく見えてしまうこともあるので、目立たないところで一度試してみるのがコツです。
貼ってはがせる粘着テープ
壁に少しでも穴を開けたくない場合や、コンクリートの壁で画鋲が使えないという時におすすめなのが粘着テープです。
粘着テープにもいろんな種類があり、粘着力の非常に強いものもありますが、貼ってはがせる粘着テープだと色紙を支えるだけの粘着力はありながら、はがす時には壁を傷つけないようになっています。
マステ+両面テープ
壁に色紙を貼りたいけれど、新しいアイテムをわざわざ購入するのは面倒という方におすすめの方法があります。それがマスキングテープと両面テープを使うという方法です。
まずは壁にマスキングテープを貼ります。そしてそのマスキングテープの上に両面テープを貼って色紙を留めると、壁にダメージを与えずに色紙を固定することができます。
接着力としてはそこまで強くないので、色紙の四隅だけを固定するのではなく、周囲をぐるっと囲うようにテープを貼るのがしっかりと固定するコツです。
磁石で付ける
壁に穴は開けたくないけれど、少しだけ重さのある色紙を飾りたいという時におすすめの飾り方があります。それが磁石を利用するという方法です。
準備をするのはマスキングテープ、接着剤、強力な磁石です。まずは壁の色紙を飾りたいところにマスキングテープを貼ります。そしてそこに磁石を接着剤で固定します。
色紙の裏にも位置があうように磁石を接着剤で固定したら、壁に固定されている磁石とくっつけるだけです。この方法だと、色紙以外の立体的なものでも壁に飾ることができます。
色紙のおしゃれな飾り方④保存方法
ここまで色紙のおしゃれな飾り方やそのコツについてご紹介してきましたが、最後にご紹介するのは色紙の保存方法です。
持っている色紙をすべて飾ることができればいいですが、コレクションが増えてくるとそういうわけにはいきません。そんな時に参考になるように、色紙へのダメージが少ない保存方法をご紹介します。
色紙ホルダーに入れて保存する
色紙の保存方法、まず最初にご紹介するのは色紙ホルダーに入れて保存するという方法です。アルバムのように気軽に閲覧できますし、本棚に収納することができるのが利点です。
色紙ホルダーは10枚程度収納できるものが一般的なサイズです。色紙が曲がってしまわないように、しっかりした固い表紙のものを選ぶのがコツです。
色紙入れに入れて保存する
色紙をあまり閲覧することがないという方には色紙入れもおすすめです。色紙専用に出来ている入れ物ですので、色紙がぴったりと収まります。
色紙を1枚だけ入れるサイズのものから、10枚、100枚など入れたい枚数に応じてサイズを選ぶことができます。色紙をプレゼントする時には、保存のことまで考えて色紙入れに入れてプレゼントするのもおすすめです。
収納箱に入れて保存する
色紙が大量にあるという場合には、色紙の収納箱に入れるという方法もあります。なかには桐製の収納箱も販売されており、大切な色紙を収めておくのにぴったりです。
箱に色紙を保存する場合のコツは湿気の管理です。箱だと色紙を取り出すことも少ないので、必然的に湿気がたまってしまいます。除湿剤や防虫剤を入れるのを忘れないようにしましょう。
マガジンファイルで保存する
色紙を保存する時に専用のものを買いたくないという場合には、マガジンファイルに保存することももちろん可能です。
色紙よりもサイズが大きいですので、上にスペースが空いてしまいますが閲覧する分には問題はありません。また、マガジンファイルだと100均ショップなどでもコスパよく買うことができるのが大きな利点です。
冷暗所に保管する
さまざまな保存方法やコツをご紹介しましたが、どの場合にも言えることは冷暗所に保管するという点です。本棚に入れておいても、知らないうちに紫外線が当たってしまっていることがあります。
ファイルに入れているからといって安心するのではなく、なるべく光を避けられる場所に保存しましょう。もちろん蛍光灯にも注意が必要です。
おしゃれな飾り方で大切な色紙をインテリアにしよう!
折角手に入れた大切な色紙ですから、ダメージがないような方法でおしゃれに飾りたいものです。紐やクリップなど少しだけほかのアイテムと組み合わせることで見違えるほど見栄えが良くなります。壁に傷をつけない方法もいくつかご紹介しましたので、ぜひ参考にしてみてください。