「ザンギ」は北海道の人気名物!名前の由来・唐揚げとの違いや作り方も紹介!

「ザンギ」は北海道の人気名物!名前の由来・唐揚げとの違いや作り方も紹介!

北海道ではお馴染みのソウルフード「ザンギ」。北海道以外の人にとってはそこまで耳慣れた言葉ではない方も多いでしょう。今回は北海道の人気名物「ザンギ」についてです。「ザンギ」という名前の由来やよく聞く「唐揚げ」とは違うものなのでしょうか。解説していきます!

記事の目次

  1. 1.ザンギの名前の由来
  2. 2.ザンギと唐揚げにハッキリとした違いはない
  3. 3.ザンギの作り方
  4. 4.ザンギと似た食べ物
  5. 5.ザンギは釧路発祥の鳥を片栗粉で揚げたもの

ザンギの名前の由来

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まず「ザンギ」について説明していく中で、その名前の由来についてご説明します。「ザンギ」の語源はどこから来たのか、その変遷をお話しするとともに、「ザンギ」が北海道のどこで誕生したのか、その歴史についてもご紹介していきます。

名前の由来は中国のザージー

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実はこの「ザンギ」という言葉の由来は、様々な説が存在しています。特に、中国語で鶏の唐揚げを意味する、「炸鶏(ザージーまたはザーチーともいう)」に、幸運の「運(ん)」を間に入れて、「ザンギ」と呼ばれるようになったとされる由来が有力な説とされています。

その他、鶏の唐揚げを意味する「炸子鶏(ジャーズージー)」が訛って変化し、「ザンギ」の由来になったという説も存在します。

一方、調理する際に鶏肉を骨ごと「散切り(ざんぎり)」にするからという説。そして、愛媛県今治市の郷土料理である「せんざんき」という鶏のから揚げがあり、その料理が北海道の開拓時代に移住してきた人によって伝わってきたのではという説があります。

発祥の地は北海道・釧路の鳥松

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では、次に「ザンギ」はどこで生まれたのでしょうか。「ザンギ」は北海道の釧路市というところで誕生しました。

釧路市は北海道の東側に位置し、大きな漁港があるため新鮮な海産物が獲れることで有名です。海だけでなく、動植物とした自然にも大変恵まれた風土を有しています。世界自然遺産にもなった釧路湿原はご存じの方も多いのではないでしょうか。

「ザンギ」はこの釧路市「鳥松(とりまつ)」というお店が発祥と言われています。元々このお店は漁港近くで焼き鳥屋を営んでいました。

その鳥松が1960(昭和35)年頃に、ブロイラー(鶏肉を調理する器具)の売り込みがあったことをきっかけにして、1羽丸ごとをぶつ切りにして揚げたものを出しました。それが後の「ザンギ」になったとされています。

ザンギと唐揚げにハッキリとした違いはない

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ここまで「ザンギ」の誕生についてご紹介してきました。次に、「ザンギ」と「唐揚げ」の違いについてです。「ザンギ」と「唐揚げ」の違いは?と聞かれて、ピンと来る方は少ないのではないでしょうか。実際に見た目を比較しても、違いはわかりにくいです。

そんな中で「ザンギ」と「唐揚げ」には違いがあると言及する人もいます。その違いをいくつかの観点からご紹介していきます。指摘されている違いに注目して、比較してみてください。

作り方が違うという意見がある

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1つ目に、「ザンギ」と「唐揚げ」は作り方が違うという意見があります。具体的には衣をつける段階の手順です。「唐揚げ」は鶏肉に味の付いた粉を付けて揚げるのに対し、「ザンギ」は先に鶏肉へ直接下味を付けてから揚げます。つまり、味の付け方が粉か鶏肉かの違いです。

この違いが後述する「ザンギ」と「唐揚げ」の味の違いにも影響していると言えます。詳細については次の項目でご説明します。

味付けが違うという意見がある

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先ほど述べたように「ザンギ」と「唐揚げ」は味付けの行程に違いがあります。味付けの順番が異なることで、もちろん味そのものにも影響してくると言えるでしょう。

例えば、「ザンギ」は予め醤油やタレ、スパイスなどを用いてしっかりと漬け込み揚げるため、味が濃い目になります。鶏肉を漬け込むことで、鶏肉へ味が染み込み、より濃厚になっているのです。濃い味が好きな方は「唐揚げ」よりも「ザンギ」の方がより好みの味と言えるでしょう。

一方、「唐揚げ」は味付きの粉をさらっと全体にまぶし付けるのみなので、長期間漬け込んだ「ザンギ」と比べて味があっさりとするのは、容易に想像できます。

方言だと思っていたという意見がある

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最後に「ザンギ」と「唐揚げ」の違いはほとんどなく、ただ地域による方言の違いだという考え方もあります。

ご存じのとおり「ザンギ」は北海道の釧路市で誕生した食べ物なので、「ザンギ」という言葉ももちろん北海道発祥の言葉です。そのため、「ザンギ」は本州の方でいう「唐揚げ」を北海道弁にした言葉だと思っている方も多いです。

特に北海道に住んでいる方はそういった認識の方が多いでしょう。北海道で食べる機会がある際はぜひ「ザンギください!」と注文してみてください。

ザンギの作り方

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ここまで「ザンギ」と「唐揚げ」の違いについてお話ししてきました。では、次は実際に「ザンギ」の作り方についてご紹介します。

「唐揚げ」との違いでも話題に上がった、味付けの行程についてもしっかりとご紹介しますので、ぜひ違いを意識してみてください。作り方はシンプルでそこまで難しくないので、おいしい「ザンギ」をご自宅でも作ってみましょう!

鶏肉に下味をつける

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鶏肉を適当な大きさに切り分けた後、「ザンギ」の作る上で肝とも言える下味を付けていきます。下味は、醤油とショウガ、ニンニクで付けていきます。今ではチューブ状のショウガとニンニクも販売されているので、簡単に準備できるでしょう。

ただし、ショウガとニンニクはすりおろしたものの方がより風味が出てうま味が増すので、おすすめです。面倒ではありますが、ひと手間加えるだけで格段においしくなります。

しょうが・にんにくは直前につけこむ

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前述で、ショウガやニンニクはすりおろした方が良いとお話ししましたが、すりおろす際は漬け込む直前にしましょう。

ショウガやニンニクといった香りの強い食材は、余り早い段階ですりおろしてしますと風味が飛んでしまいます。すべての風味が飛んでしまう訳ではありませんが、折角であればすりおろし特有の風味はより多く残しておきたいです。

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