自宅焼肉のメリット・デメリットまとめ！煙対策や美味しくなる焼き方のコツは？

焼肉店で食べる焼肉はとてもおいしいけれど、一人焼肉ならともかく家族全員で外食となるとお金がかかるものです。自宅で焼肉をすれば少しは出費が抑えられそうですが、そうなるとまず煙が気になるという人も多く、焼肉店のような炭火がないので焼肉店のように美味しく焼けないのも悩みになってきて、自宅焼肉ができないという人も少なくありません。

また一人暮らしをしているけれど、自分一人では焼肉店に行きたくないという女性もいます。そういった人にとっても自宅焼肉はしたいけれどできないというのが悩みです。

ですが焼肉に使う自宅用の道具などを揃えれば、煙対策もできて焼肉店のように美味しい焼肉を食べることも可能です。それではまず、自宅焼肉のメリットやデメリットからご紹介していきましょう。

焼肉店で外食すると高くつく上に、自分が食べる姿を誰に見られるかわからないといった理由で、自宅焼肉ができるものならやりたいと思う人も少なくありません。それは自宅焼肉に少なからずメリットが存在しているからです。焼肉店の外食にはないようなメリットが、自宅焼肉にはあります。

自宅焼肉にはどのようなメリットがあるのか、まずはそのメリットからご紹介していきましょう。

自宅焼肉のメリットの一つ目は、外食より安上がりだということです。ここまでにも少し触れてきましたが、焼肉店で焼肉を食べるのは人数次第でかなり高くつきます。高校生と中学生の男の子のいる四人家族で焼肉店に行くととても高くつくことがありますが、自宅焼肉ならその心配がありません。

スーパーなどでも、焼肉店にあるような焼肉専用の肉がたくさん販売されていますがそう高価ではありません。同じお肉を焼肉店で食べる方が高くつく方が多いので、自宅焼肉をすると外食より安上がりになるというのがメリットと言えます。

自宅焼肉のメリットの二つ目は、好きな量のお肉を食べれるということです。焼肉店に行って好きな部位のお肉を注文すると、決まった量しかお皿に盛られていません。二皿食べると食べ過ぎるし、一皿では足りないといったジレンマが生じることもあります。ですが自宅焼肉なら、自分が食べたい部位のお肉を好きなだけ買ってきて食べられます。

定額で食べ放題の焼肉店もありますが、その定額分のお金を自宅焼肉のお肉を買うのに使うと、お店での一人分以上の量を購入することもできます。なので自宅焼肉をすると外食より安上がりな上に、好きな量のお肉を食べられるというメリットがあると言えます。

自宅焼肉のメリットの三つ目は、気兼ねなく焼肉を楽しめるということです。家族みんなで外食するならともかく、女性の一人暮らしなどの場合焼肉店に行きづらいという場合もあります。ですが自宅焼肉をすれば気兼ねなく焼肉を楽しむことができますので、これは自宅焼肉の大きなメリットだと言えます。

一人焼肉を楽しむ女性も増えていますが、あまり騒がしいところは好きではないため一人焼肉に行きたくないという人もいます。焼肉店には行きたくないけれど焼肉は食べたいという人にとって、自宅焼肉は気楽に焼肉が食べられるとても良い手段になります。

自宅焼肉のメリットをいくつかご紹介しましたので、次は自宅焼肉のデメリットについてもご紹介します。自宅焼肉には、外食より安上がりということなどいくつかのメリットがありますが、デメリットもいくつかあります。自宅焼肉をやりたいけれどやれないという人は、このデメリットのために自宅焼肉に踏み出せず躊躇していると言えます。

これらのデメリットへの対策方法がわかれば自宅焼肉を遠慮なくできるのに、対策が分からないため自宅焼肉ができないという人も多いです。それでは、自宅焼肉のデメリットについてもご紹介しましょう。

自宅焼肉のデメリットの一つ目は、煙で目が痛くなるという点です。美味しい焼肉の煙はお肉の脂が焼けた煙なのでちょっと刺激が強く、その煙がもろに目に当たると痛みを感じる場合があります。焼肉店で外食ずる場合にはお店の換気がきちんとできているので、あまり煙で困ることはありませんが自宅では違います。

自宅のキッチンのテーブルでホットプレートを使って焼肉をする場合、煙の出るプレートから換気扇までの距離が長いと換気扇があまり役に立たず、もろに煙に当たってしまうため目が痛くなってしまいます。

お肉を焼いた煙で目が痛くなってしまうというデメリットは、自宅焼肉の大きなデメリットの一つと言えます。

自宅焼肉のデメリットの二つ目は、家が焼肉臭くなるという点です。焼肉店で外食した時に、お店に染みついた焼肉の匂いを感じる人は多いでしょう。その焼肉店と同じような匂いが自宅に染みついてしまったら、良い匂いだと感じる人は少ないはずです。お肉の脂の焼けた特殊な匂いは、家具や壁にしみつくというデメリットがあります。

また、煙は天井にも上がるので天井や電灯まで焼肉臭くなってしまいます。こういった点も自宅焼肉の大きなデメリットになってしまいます。

髪の毛や服などにも焼肉臭い匂いは移りますが、髪や服なら洗ってしまえば大丈夫です。ですが家具や壁や天井に焼肉の匂いが染みつくと掃除が大変ですので、家が焼肉臭くなるというのは自宅焼肉の大きなデメリットの一つと言えます。

自宅焼肉のデメリットの三つ目は、洗い物が大変だということです。自宅焼肉をするとお皿もホットプレートも、お肉の脂でぎとぎとになってしまいます。そしてこのお肉の脂というのは洗っても落ちにくいしつこい汚れなので、洗い物をするのが大変だというのも自宅焼肉のデメリットの一つになります。

焼肉の脂汚れはなかなか落ちないので、食器洗浄機にそのまま入れても落ちないという厄介な汚れです。食器洗浄機に入れる前に洗っておかなければならないという脂汚れは、自宅焼肉の大きなデメリットであると言えます。

自宅焼肉のデメリットの四つ目は、床が汚れるということです。自宅焼肉をすると、焼けたお肉の脂が飛び散ってテーブルの上が脂だらけになりますが、テーブルの上だけではありません。お肉の脂はかなり飛び散りますので、床にも飛び散ってしまいます。テーブルも床もお肉の脂で汚れるというのも、自宅焼肉のデメリットと言えます。

テーブルの上だけに脂が飛び散るなら、テーブルの上に新聞紙でも敷けば良い話ですが、床にまで飛び散るのですからそこまではカバーできないという人も多いです。そういった点も自宅焼肉の大きなデメリットの一つになります。

自宅焼肉のデメリットとして煙で目が痛くなることや煙が天井に上がって天井や電灯まで汚れるということを挙げましたが、実は自宅焼肉でも煙対策を取ればそれらのデメリットは問題にはなりません。何らかの煙対策を取れれば自宅焼肉がしたいという人も多いですが、実は自宅焼肉の煙にはいくつか対策方法があります。

少しお金がかかる対策もありますが、あまりお金を使わずに煙を軽減できる対策もあります。それでは、自宅焼肉の煙対策についてご紹介しましょう。

自宅焼肉の煙対策の一つ目は、焼肉専用のプレートを使用するということです。自宅には焼肉店のような設備はありませんので、普通のホットプレートなどを使って焼肉をすることになりますが、実は煙対策ができる焼肉専用のプレートというものも販売されています。お肉を焼く時の煙はお肉の脂の焦げから出ていますが、それを軽減できるプレートがあります。

お手頃な価格のものから少し高価なものまで様々ですが、家庭用に煙対策された焼肉専用のプレートが販売されていますので、そういった焼肉専用のプレートを使用すると煙対策になります。

自宅焼肉の煙対策の二つ目は、アルミ箔を敷くという裏技です。先にも触れましたが、焼肉の煙のもとは脂の焦げです。なのでこの焦げをどうにか防げば煙対策になるのですが、意外なことにくしゃくしゃにしたアルミ箔をホットプレートなどに敷くだけで焼肉の煙を軽減することができます。

くしゃくしゃにしたアルミ箔というのは自宅でピザを焼く時などにも使われますが、焼肉をする時には煙対策の役割を果たします。焼けたお肉から出た脂がアルミ箔のシワの中に入って焦げを防いでくれるだけでなく、余分な脂を落とすことにもなります。

焼肉店では網の上でお肉を焼くので余分な油は網の下に落ちますが、くしゃくしゃにしたアルミ箔を敷くと網の上で焼くのと同じようになり、煙対策にもなるのでおすすめです。

自宅焼肉の煙対策がわかれば、自宅焼肉をしてみたいと思う人も多いでしょう。しかし焼肉店で焼くような美味しい焼き方ができないので、自宅焼肉を躊躇するという人も少なくありません。焼肉店で食べる焼肉が美味しいのには実は理由がいくつかあります。そのポイントを押さえれば、自宅焼肉も焼肉店での焼肉のように美味しくなります。

自宅でも焼肉店のような美味しい焼肉ができるにはどうすれば良いのか、自宅焼肉で美味しくなる焼き方のコツをご紹介しましょう。

自宅焼肉で美味しくなる焼き方のコツの一つ目は、焼きムラを無くすということです。焼きムラを無くすというと難しく感じる人も多いでしょう。ですがそう難しいことではありません。自宅焼肉で焼きムラを無くすにはどうすれば良いのかというと、実はお肉を常温に戻しておけば良いだけです。焼き方というより、焼く前の下準備が大切だということです。

冷蔵庫から出したばかりのお肉は温度が均等ではないため、冷蔵庫から出したお肉をすぐに焼いてしまうと焼きムラができてしまいます。焼肉を始める前に冷蔵庫から出しておいて常温に戻しておくと焼きムラのない焼き方ができ、美味しい焼肉になります。

ホットプレートでもフライパンでも、常温に戻しておいたお肉なら焼きムラのない焼き方ができますので、覚えておくと良いでしょう。

自宅焼肉で美味しくなる焼き方のコツの二つ目は、お肉の表面を一気に焼き上げるという焼き方です。焼肉店では充分に熱した網の上でお肉を焼くので、お肉の表面を一気に焼き上げることができます。お肉の表面を一気に焼き上げることによってお肉の中の旨味が外に流出しないため、焼肉店では美味しい焼肉を楽しむことができます。

同じように自宅でも、ホットプレートやフライパンを充分に熱してから焼くという焼き方をすれば、焼肉店のような美味しい焼き方ができます。常温に戻したお肉を充分に熱したホットプレートやフライパンで焼くのが、美味しくなる焼き方のコツと言えます。

充分に熱していない状態のホットプレートやフライパンでお肉を焼くと、お肉の美味しさの成分が流れ出してしまうのでこの点には注意しましょう。

自宅焼肉で美味しくなる焼き方のコツの三つ目は、牛脂で風味豊かに焼くという焼き方です。自宅焼肉をする場合サラダ油を使うという人も多いですが、焼肉には牛脂がぴったりです。牛脂は牛肉の脂なのでお肉の風味豊かでサラダ油とは全く異なります。そこそこのランクのお肉がひと味違う美味しいお肉になりますので、牛脂を使った焼き方がおすすめです。

常温に戻したお肉を充分に熱したホットプレートやフライパンで牛脂を使って焼き上げれば、自宅焼肉とは思えないような美味しい焼肉を楽しむことができますので、これらのコツを押さえて美味しい焼肉を楽しみましょう。

自宅焼肉の煙対策の所で少し触れましたが、焼肉専用のプレートも販売されています。自宅焼肉を美味しく焼く焼き方に加えて、さらに美味しく焼くために家庭用のロースターを使うことをおすすめします。実は一般家庭用のロースターにも煙対策がなされているものも多く、美味しい自宅焼肉を煙に苦しまずに食べることができます。

それでは、一般家庭用の焼肉のロースターのおすすめ商品をいくつかご紹介していきましょう。

自宅焼肉におすすめの家庭用ロースターの一つ目は、ZAIGLE（ザイグル）シンプルというロースターです。お値段は普通のホットプレートに比べるとややお高いですが、煙対策が充分になされているのでその点で家庭用ロースターとしてかなりおすすめです。赤外線で焼き上げるという点でも評価が高く、おすすめのロースターです。

焼肉では肉だけではなく野菜もたくさん焼きますが、赤外線で焼き上げることによって野菜まで美味しく焼けるというのもこのロースターのおすすめポイントとなります。やや小ぶりですがその性能は文句なしなので、自宅焼肉用のロースターとしておすすめします。

自宅焼肉におすすめの家庭用ロースターの二つ目は、杉山金属の消煙グリラーヘルシートークというロースターです。こちらはやや小型で直径40㎝弱なので女性などの一人暮らしの自宅焼肉におすすめです。小ぶりながら高性能で、余分な脂を落として焼ける網になっていて煙の出ない設計です。

しかもお値段がとてもリーズナブルで、ショップにもよりますが3,000円程度とかなりのお値打ち品です。もちろん大家族でなければ家族みんなで使うこともできますので、高価なロースターの購入に迷う人にはこちらをおすすめします。

自宅焼肉におすすめの家庭用ロースターの三つ目は、シナジートレーディングのスーパー吸煙グリルスモークリーンIIIというロースターです。こちらは内蔵されたファンによって煙を吸ってくれるため、煙が部屋に充満するのを防いでくれるすぐれもののロースターです。ファンも取り外して洗えるため、構造の割にお手入れが簡単なのもおすすめポイントです。

サイズがやや大きめなので家族で使えますが、ややお値段が高めです。それでも煙を吸ってくれるという機能性はとても高く評価されますので、お値段に見合う機能を持っていると言えます。

この機能の高さという点で、徹底的な煙対策をして自宅焼肉をしたいという人におすすめの家庭用ロースターです。

自宅焼肉におすすめの家庭用ロースターの四つ目は、ZAIGLE（ザイグル）JAPANのZAIGL・PLUSというロースターです。こちらは先にご紹介したZAIGLEシンプルがワンランク上になったロースターで、煙対策はもちろんですが上下からの赤外線でお肉も野菜も美味しく焼き上げるタイプです。

焼きあがるまでに少し時間がかかりますが、じっくりと赤外線で焼き上げた美味しいお肉や野菜が楽しめますので、おすすめの家庭用ロースターです。

自宅焼肉についてご紹介してきましたが、家の中ではやはり脂の飛び散りなどが気になるという人も多いでしょう。実は小さくても庭があれば自宅焼肉はもっと楽しむことができます。庭で自宅焼肉をするには何が必要なのかなど、庭での自宅焼肉についていくつかご紹介しましょう。

そんなに広くなくても、自宅に庭さえあれば自宅焼肉を気軽に楽しむことができます。家の中とは違って煙を気にすることも油の飛び散りを気にすることもありません。煙は空に飛んでいきますし、飛び散った油は土に落ちます。道具さえあれば庭で簡単に自宅焼肉をすることができますので、まずは庭での自宅焼肉に必要な道具についてご紹介します。

庭で自宅焼肉をする時に必要な道具の一つ目は、バーベキュー用のコンロです。バーベキュー用のコンロといっても簡易式のものから何度も繰り返し使えるものまで様々です。庭で何度も焼肉をするなら、何度も使える少し本格的なコンロがあると良いでしょう。ホームセンターなどの、キャンプ道具を売っているコーナーなどで購入できます。

庭で自宅焼肉をする時に必要な道具の二つ目は、バーベキュー用の炭や着火剤です。バーベキュー用のコンロで炭を使って焼肉をすると、焼肉店の炭火焼きと同じような美味しい焼肉を楽しむことができます。バーベキュー用の炭や着火剤も、ホームセンターのキャンプ用品のコーナーで販売されています。

庭で自宅焼肉をする時に必要な道具の三つ目は、キャンプ用のテーブルセットです。少し広い庭がある場合、コンロの隣にキャンプ用のテーブルセットを据えるとゆっくりと焼肉を楽しむことができます。昨今では家族でキャンプに行く人も多いので、テーブルセットがある家庭も少なくなく、わざわざ購入する必要がない家庭も多いです。

隣家から見えるのが恥ずかしいという場合には衝立を立てるなどしても良いですが、テーブルセットを据えて自宅焼肉をするのは、あまりご近所から見えない庭の方が良いでしょう。

自宅焼肉を美味しく焼くコツなどをご紹介しましたが、焼肉店に行くと最後にデザートを注文する人も多いので、自宅でもデザートが欲しいという人も多いでしょう。美味しいけれどちょっとくどいお肉をたくさん食べた後に、焼肉店で注文されることが多いデザートについてもご紹介しましょう。

自宅焼肉用のデザートの一つ目は、アイスクリームです。アイスクリームは焼肉店でも人気のデザートで、焼肉をたくさん食べた後の口の中をすっきりとさせてくれます。自宅焼肉をする際にはデザート用にアイスクリームを準備しておくと、さらに自宅焼肉が楽しくなりますのでおすすめです。

自宅焼肉用のデザートの二つ目は、杏仁豆腐です。こちらも焼肉店で人気のデザートの一つで、焼肉を食べた後の口をすっきりさせてくれます。杏仁豆腐はスーパーなどでゼリーなどを売っているコーナーで簡単に購入することができますので、自宅焼肉用のデザートとしておすすめできます。

自宅焼肉について、美味しく焼く焼き方のコツやおすすめの家庭用ロースターなど色々とご紹介してきましたが如何だったでしょうか。お肉を常温に戻すなど、本当に簡単なことをするだけで手軽に焼肉店のような美味しい焼肉が食べられますので、是非自宅焼肉を楽しみましょう。