賞味期限の近い卵は大量消費!
料理によく使う食材と言えば卵を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。卵は生でも茹でても炒めても、どの様に調理しても使いやすい食材です。一緒に炒めるにしても牛、豚、鳥などの肉との相性や野菜と一緒に炒めても相性が良いものが多いと使い勝手は抜群。
一方、大抵の卵は6個~10個パックで売られているため、使おうと思っていたレシピを作った後に結構な量が冷蔵庫の中に残ってしまうことも珍しくありません。卵は賞味期限も長いわけではありませんので、気づくと賞味期限が迫っているなんてことも珍しくありません。
そこで今回は、賞味期限が間近に迫ってしまった卵をおかずとして大量消費するための和風レシピと洋風レシピ。そして卵と言えばお菓子作りでよく使用される食材ですので、簡単でお子様にも人気のあるお菓子レシピも紹介します。余った卵を大量消費して無駄をなくしましょう。
卵を大量消費して作る人気の和風おかずレシピ8選
卵は和風でも洋風でも、どの様なジャンルのレシピにも登場するので、大量消費するにもバリエーションがたくさんあります。まずは卵を使った簡単和風レシピを紹介していきます。
紹介する和風レシピの中には、卵と一緒に使う具材を変えるだけでアレンジ可能なレシピもありますので、紹介するレシピを参考にご自身やご家族が好きなメニューを作ってみてはいかがでしょうか。
自家製味玉
「卵を使った和風レシピ1」は『自家製味玉』です。そのまま食べてもおかずとして使えますし、ラーメンを作ったときのトッピングで加えるの良し。使い勝手の良いレシピです。調理時間は冷蔵庫で漬け込む時間を除いて約25分。紹介するレシピは卵6個分。大量消費にも適しています。
材料は「卵:6個、オイスターソース:大さじ2杯、めんつゆ(3倍濃縮):大さじ2杯、水:大さじ2杯」調理前に、めんつゆと水を混ぜておきます。
作り方は、1.卵を常温に戻す。2.鍋に卵が半分浸るくらいの高さまで水を入れ、卵を入れて沸騰するまで菜箸で転がし、沸騰したらフタをして7分茹でる。3.水で粗熱を取り、冷水で5分程度冷やす。4.殻をむいて保存容器に移し、オイスターソースとめんつゆも容器に入れる。
冷蔵庫で半日〜1日漬けたら完成ですが、冷蔵で2〜3日を保存期間の目安としてください。沸騰するまで卵を転がすと黄身が中心にきます。
炒り卵
「卵を使った和風レシピ2」は『しっとりふわふわ炒り卵』です。材料も少なく簡単ですが、丁寧に作ればしっとり食感が楽しめる一品となります。菜箸を2本ではなく4本で炒るのがコツで、油を使わないでも作れるのでヘルシー。調理時間は約5分程度です。
材料(2人分)は、『卵3個、砂糖:大さじ1杯、塩:ひとつまみ』作り方の手順ですが、1.卵をボウルに入れてかき混ぜる。2.砂糖と塩を加え更に混ぜる。3.フライパンに卵を流し入れ弱火で加熱。菜箸4本を束ねてかき混ぜる。
4.卵が固まってきたら、濡らした布巾の上にフライパンごと置き菜箸でかき混ぜる。5.再び弱火で1〜2分熱してから火を止め、予熱を使いながら菜箸で細かくそぼろ状にしたら完成。
強火で炒るとすぐに固まってしまうので、弱火でじっくりかき混ぜるのがポイント。少し卵が残っている状態で火からおろし、余熱で火を通すとしっとり食感に仕上がります。
甘酢あんの本格カニたま
「卵を使った和風レシピ3」は『甘酢あんの本格カニたま』です。ふわふわのカニ入り玉子に、甘酢あんをかけたらできあがりです。調理時間は約15分。
材料(2人分)は「卵:3個、かにのほぐし身:100g、長ねぎ:1/2本、しょうが:1片、塩こしょう:少々、ごま油:大さじ1/2杯、サラダ油:大さじ2杯」
甘酢あんは「砂糖:大さじ1杯、酢:大さじ1杯、しょうゆ:小さじ2杯、塩:少々、鶏がらスープの素:小さじ1杯、水:200cc、水溶き片栗粉:大さじ2杯(片栗粉:大さじ1杯、水:大さじ2杯」
長ねぎを5mm幅の斜め切りにし、しょうがを千切りしておく。【作り方】1.ボウルに卵を溶きほぐし塩コショウを加える。2.フライパンにごま油を引き弱火で熱ししょうがが香りが立つまで炒め長ねぎ、カニを加える。3.サラダ油をフライパンに加え強火で卵を炒め、半熟で完成。
(甘酢あん)汚れを拭いたフライパンに、水と調味料を加え、沸騰したら弱火で水溶き片栗粉を加えてとろみをつけて完成。お好みで万能ねぎを加えてください。
もやしとニラの卵とじ
「卵を使った和風レシピ4」は『もやしとニラの卵とじ』です。もやしとニラでボリュームも満点。ご飯に載せて食べるのもおすすめ。調理時間は約15分程度。
材料(2人分)は『もやし:200g、ニラ:1/2束、卵:2個、ごま油:大さじ1杯、だし汁(水:150cc、だしの素:小さじ1/3杯)、酒:大さじ1杯、みりん:大さじ1杯、砂糖:小さじ2杯、塩:少々、しょうゆ:大さじ1と1/2杯』です。
1.もやしを洗いザルで水気を切る。卵は溶きほぐしておく。2.ニラを3cm幅に切る。3.フライパンにごま油を引き、もやしを炒める。4.調味料を全て入れ、煮立ったらニラを加える。5.再び沸騰したら溶き卵を入れ、フタをして中火で2分蒸す。卵が半熟状になったら完成です。
ニラは火の通りが早いので注意。沸騰している状態で卵を入れると汁が濁らずきれいな仕上がりになります。豚肉を加えるのもおすすめです。
出汁巻き卵
「卵を使った和風レシピ5」は「出汁巻き卵」です。卵の大量消費に最も向いているレシピで調理時間は約10分。巻くのが難しい面はありますが、晩酌のお供にも人気があり慣れれば簡単に作ることができるメニューです。
材料は1本分(2人分)で「卵:2個、(A)(だし汁:大さじ2、しょうゆ:小さじ1/2、砂糖:小さじ2、マヨネーズ:小さじ1、塩:少々)油:適量」です。
【作り方】1.卵は割りほぐし、Aを全て混ぜる。2.卵焼き器に油を薄くひき余計な油をふき取る。3.弱めの中火で卵を1/3くらいずつ入れて巻く。だけです。
1回目は多少崩れてても大丈夫です。リカバリーできます。卵を足すときには改めて油をひきます。この時焼きあがった卵の下にも液が入るようにしましょう。
卵とトマトの炒め物
「卵を使った和風レシピ6」は『卵とトマトの炒め物』です。トマトは火を通すと甘みが増す為、生で食べるトマトとは違う美味しさが発見できます。調理時間は約15分。
材料(2人分)は「卵:2個、トマト:1個、サラダ油:大さじ1杯、酒:小さじ1杯、砂糖:小さじ1/2杯、鶏ガラスープの素:小さじ1/2杯、塩こしょう:少々」です。調理開始前に卵は溶きほぐしておきましょう。
1.【トマトの湯むき】トマトのへたを取り、反対側に十字の切り込みを入れて熱湯に20秒ほど入れる。皮にしわが寄ったら冷水に入れ皮をむく。今回は8等分に切っておきましょう。2.フライパンにサラダ油を引き、溶き卵を流し入れて中火で加熱。半熟になったら取り出します。
3.フライパンを軽く洗いトマトを強火で炒め、調味料を加えて更に炒めます。4.卵を戻しさっと炒め合わせて完成。この料理では、卵を中火~強火で短時間で炒めることでふわっと仕上げましょう。また、トマトは水分が多いので卵と別に炒め、最後に合わせるのがコツです。
茶碗蒸し
「卵を使った和風レシピ7」は「茶碗蒸し」です。蒸し器がなくてもフライパンがあれば30分程度で作れます。材料は入れたいものを何でも入れて問題ありません。
材料(4人分)「卵:2個、鶏もも肉:60g、しいたけ:1枚、かまぼこ:2切れ、三つ葉:2本、Aだし汁:400cc(水:400cc、和風だしの素:小さじ1杯)、Aみりん:小さじ2杯、A薄口しょうゆ:小さじ2杯、A塩:少々」
【作り方】1.(下ごしらえ)鶏もも肉は2cm角、しいたけは5mm幅、かまぼこは5mm幅、三つ葉は3cm幅に切っておく。2.鶏もも肉をゆで水気を切る。2.ボウルにAを入れて混ぜ溶き卵を混ぜる。3.器に具材と卵液をこしながら入れ、三つ葉をのせてアルミホイルを被せる。
4.器をフライパンに並べ器の半分まで水を注ぎ火にかける。沸騰したらフタをして弱中火で8分蒸した後、火を止めて7分蒸らすして完成です。
納豆オムレツ
「卵を使った和風レシピ8」は「納豆オムレツ」です。ふんわりおいしいオムレツに納豆を加えることで和風感が大幅アップ。納豆嫌いな方は納豆なしで試してみましょう。
材料(2人分)は「卵:4個、牛乳:大さじ2杯、塩:少々、こしょう:少々、バター(有塩):20g、ケチャップ:適量」です。【作り方】1.ボウルで卵白を切るように卵を溶き、牛乳、塩、こしょうを加えて混ぜる。2.フライパンにバター半量を入れて溶かし、中〜強火で卵の半量を入れる。
3.大きくかき混ぜ、半熟状になったら奥に寄せる。4.お皿にひっくり返して載せ、キッチンペーパー等で半月型に整えて完成です。卵は強火で手早く巻くのがコツです。牛乳の代わりに生クリームを使うとコクが増します。
卵を大量消費して作る簡単な洋風おかずレシピ7選
続いては、卵を使った人気の高い洋風おかずレシピを紹介していきます。小さいお子様がいらっしゃるご家庭では忙しさもあって出来る限り簡単で、かつお子様が喜んで食べてくれるおかずメニューはいくつ知っておいても損はありません。
今回紹介するレシピはやや手がかかるものもありますが、比較的簡単に作れる人気おかずレシピですので、卵を大量消費したい場合などに是非、お試しください。
大葉チーズの厚揚げピカタ
「卵を使った洋風簡単おかずレシピ1」は『大葉チーズの厚揚げピカタ』です。香ばしいチーズとさわやかな大葉の香りが相性抜群でおかずにもつまみにも。
材料(2人分)は『厚揚げ:200g、ベーコン:2枚、小麦粉:適量、A卵:2個、A粉チーズ:大さじ4杯(25g)、A大葉:3枚、オリーブオイル:大さじ2杯』大葉はみじん切りしておき、ベーコンは2cm幅にカットし2枚重ねにしておきます。
【作り方】1.厚揚げを1.5cm幅に切り、中央に切れ込みを入れてベーコンを挟みこんで全面に小麦粉をまぶす。2.ボウルでAを混ぜ、厚揚げを漬け込む。3.フライパンにオリーブオイルと厚揚げを並べ中火で加熱。4.残りの卵を少量ずつ加えてひっくり返しながら加熱。
ほうれん草とベーコンのカップキッシュ
「卵を使った洋風簡単おかずレシピ2」は『ほうれん草とベーコンのカップキッシュ』です。パイ生地代わりに餃子の皮を使った簡単な人気メニュー。
材料(6個分)は『ほうれん草:1束、ハーフベーコン:1パック(35g)、玉ねぎ:1/4個、餃子の皮:6枚、バター:10g、塩こしょう:少々、卵:1個、牛乳:大さじ2杯、とろけるチーズ:50g』。ベーコンは1cm幅、玉ねぎは薄切り、ほうれん草は茹でて3cm幅に切ります。
【作り方】1.フライパンにバターとベーコン、玉ねぎを入れて中火で炒め、玉ねぎが透明になったらほうれん草と塩こしょうで味を整える。2.アルミカップに餃子の皮を敷き、炒めた具を入れる。3.ボウルに卵、牛乳、塩こしょうを入れて混ぜ、カップに注ぐ。
5.とろけるチーズを乗せ、トースターで7分焼いたら完成。粗熱が取れたら冷蔵庫で保管しましょう。3日間は冷蔵保存可能です。
スペイン風オムレツ
「卵を使った洋風簡単おかすレシピ3」はじゃがいも、玉ねぎ、ウインナーを卵に閉じ込めた「スペイン風オムレツ」です。ワインとの相性もバッチリの人気メニューです。
材料は『卵:4個、じゃがいも:1個(120g)、玉ねぎ:1/2個、ウインナー:2本、赤パプリカ:1/4個、塩:小さじ1/2杯、こしょう:少々、粉チーズ:大さじ2杯、オリーブオイル(炒め用):大さじ1杯、オリーブオイル(卵用):大さじ2杯』
【作り方】(下ごしらえ)じゃがいもを1cm角に切って水にさらす。玉ねぎとパプリカは1cm角、ウィンナーは5mm幅の輪切りにしておく。【作り方】1.じゃがいもをボウルに入れ、ラップをかけてレンジ600Wで2分加熱。
2.フライパンにオリーブオイルを引き中火で玉ねぎを炒める。しんなりしたらじゃがいも、ウィンナー、パプリカの順に加え、塩コショウを振って火から降ろす。3.ボウルに卵を溶き、粉チーズと具材を加えて混ぜる。
4.フライパンにオリーブオイルを引き具材を入れ、大きくかき混ぜて中火で焼き、卵が半熟になったらフタをして弱火で5分ほど蒸し焼きにする。5.フライパンに皿をかぶせて裏返し、裏面を更に中火で3分ほど焼いて完成。
スコッチエッグ
「卵を使った洋風簡単おかずレシピ4」はイギリス生まれの『スコッチエッグ』です。おかずとしてはもお酒のおつまみとしても人気のメニューです。
材料(2人分)は『卵:4個、サラダ油(揚げ用):適量、(肉だね)合いびき肉:300g、玉ねぎ:1/4個、サラダ油(炒め用):小さじ1杯、A卵:1個、Aパン粉:大さじ3杯、A牛乳:大さじ2杯、A塩こしょう:少々、Aナツメグ:少々(衣)B小麦粉:適量、Bパン粉:適量、B卵:1個』
【作り方】1.ゆで卵を作る(前述)。2.フライパンにサラダ油を引き中火でみじん切りした玉ねぎがしんなりするまで炒め、別皿で粗熱を取る。
3.ボウルにひき肉、玉ねぎ、Aを入れて混ぜ適当な大きさに成形。4.ゆで卵に小麦粉をまぶし成型した肉で包み、小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣付け。5.170℃の油で転がしながら5分ほど揚げたら完成。
カレーナゲット
「卵を使った簡単洋風おかずレシピ5」は『カレーナゲット』です。鶏むねミンチ肉に卵とカレー粉などを入れて揚げるだけの簡単メニュー。
材料(2〜3人分)は『鶏むねミンチ:400g、卵:1個、片栗粉:大さじ3杯、A酒:大さじ1杯、Aマヨネーズ:大さじ3杯、Aカレー粉:小さじ1杯、Aにんにく(すりおろし):小さじ1杯、A塩:少々、A黒こしょう(粗挽き):少々、サラダ油:適量』
【作り方】1.ボウルにミンチ、卵、片栗粉、Aの調味料を入れよく混ぜる。2.混ぜた具材スプーン等でナゲット形状に成形。3.サラダ油を170℃に熱し、肉を入れて両面を3分ずつ揚げて油切りする。
【保存】すぐに食べない場合は、粗熱を取って保存袋に入れて冷凍庫で2週間ほど保存可能です。食べるときはトースターで5分、もしくはレンジ600Wで2分加熱してください。
サーモンのチーズスクランブルエッグ
「卵を使った洋風簡単おかずレシピ6」は『サーモンのチーズスクランブルエッグ』です。材料(2人前)は『サーモン(ブロック):80g、卵:3個、モッツアレラチーズ:20g、塩、胡椒:少々、乾燥パセリ:適量』
【作り方】(下ごしらえ)サーモンに軽く塩、コショウをし、卵をボウルで混ぜておく。1.熱したフライパンにオリーブオイルを入れサーモンを中火で焼く。2.全体に焼き色がついたらほぐす。3.余分な油分を拭き取り卵を入れる。4.混ぜ合わせたらチーズを加え混ぜ、パセリをかけて完成。
洋風シソ卵焼き
「卵を使った洋風簡単おかずレシピ7」は『洋風シソ卵焼き』。材料(2人分)は『卵:2個、サラダ油:少々、バター:10g、大葉:4枚、塩コショウ:少々、しょうゆ:適量』
【作り方】1.卵を泡立てないように溶き、塩コショウを混ぜる。2.卵焼き器を中火で熱しサラダ油とバターを入れ、卵液の1/3量を入れる。3.大葉を2枚重ならないように手前側に敷く。4.卵を手前から奥に巻き、巻き終わったら手前に寄せる。
5.空いた所に油をひき卵の残りの半分を入れる。6.卵を入れた部分に大葉2枚しき、同様に巻く。7.形を整えて切り分けて完成。
卵を大量消費して作る美味しいお菓子レシピ
卵を使った和風、洋風のおかずレシピを紹介してきました。卵を大量消費したい場合、食事メニューで消費するという手段もありますが、卵はお菓子作りにも使われていますので、ここでは卵を大量消費できる「人気のお菓子レシピ」を紹介します。お菓子も作ってみてはいかがでしょうか。
スフレ
「卵を使った人気のお菓子1」は『スフレ』です。材料は『卵:2個、グラニュー糖:大さじ4、バター:適宜』の3つだけで簡単に作ることが出来ます。
【作り方】1.型に常温にしたバターを塗り、グラニュー糖を内側にまぶす。2.卵を卵黄と卵白に分ける。3.卵黄にグラニュー糖(大さじ1)を混ぜる。3.卵白にグラニュー糖を3回に分けながら混ぜメレンゲを作る。4.オーブンを余熱で200℃に温める。
5.卵黄とメレンゲを2回に分けて混ぜる。最初は泡立て器で。2回目はゴムベラで全体を混ぜる。6.型に入れオーブンで9分焼いたら完成。
卵プリン
「卵を使った人気のお菓子2」は『簡単卵プリン』です。材料は『卵:1個、牛乳:120ml、グラニュー糖:大さじ1(カラメル用)、大さじ2(プリン用)、バニラエッセンス:適宜』
【カラメルソースの作り方】1.ソースを作るためのカップにグラニュー糖:大さじ1、水:小さじ1を入れよく混ぜる。500wのレンジで約2分30秒かけカラメル状にし、小さじ1の水を加えよく混ぜる。
【プリンの作り方】1.卵にグラニュー糖大さじ2を加えよく混ぜ、さらに牛乳、バニラエッセンスを加えてよく混ぜる。2.マグカップ等に茶こしでこしながらプリン液を入れ、500w電子レンジで約2分30秒。3.予熱で火を通し冷蔵庫で冷やす。冷えたら完成です。
和プリン
「卵を使った人気のお菓子3」は『和プリン』です。材料(2~3人分)は『本葛粉:15g、牛乳:300cc、卵黄:2個分、きび砂糖:30g、バニラエッセンス:少々、黒蜜(メープルシロップ、キャラメルソース):適宜』
【作り方】1.葛粉に牛乳を加えて溶く。2.ボールに卵黄ときび砂糖を入れ、泡だて器で白っぽくなるまで混ぜる。3.卵黄の入ったボールに葛粉を加えて混ぜ、こしながら小鍋に移す。
4.小鍋を中火にかけ、とろみがついてきたら火から下ろして手早く練る。滑らかになったら再び中火にかける。5.さらに5分ほどしっかり煉ったら火から下ろしバニラエッセンスを加える。冷やした器に流して固めて完成。
ババロア
「卵を使った人気のお菓子4」は『ババロア』です。材料は『卵黄:2個分、牛乳:200ml、ゼラチン(パウダー):5g、水:大さじ2、生クリーム(乳脂肪分35%):200ml、バニラエッセンス:数滴、グラニュー糖:80g』
【作り方】1.ゼラチン(パウダー)を水に入れふやかす。型に薄くサラダ油(分量外)を塗っておく。2.卵黄とグラニュー糖を混ぜる。3.牛乳を沸騰寸前まで温め、少しずつ卵黄に加えて混ぜる。4.ゼラチン、バニラエッセンスを加え漉してから冷やす。
5.生クリームを泡立てる。6.生クリームとカスタードソースを合わせる。7.型に注ぎ入れ、冷蔵庫で冷やして固まったら完成。
ザルツブルガーノッケルン
「卵を使った人気のお菓子5」はオーストリア名物の『ザルツブルガーノッケルン』です。材料は『卵白:2個、卵黄:1個、牛乳:大さじ2~4、おからパウダー:大さじ4、塩:ひとつまみ』
【作り方】1.オーブンを200℃に余熱。2.卵白を泡立て、途中で塩を入れ泡立てる。3.卵黄、牛乳、おからを別のボウルで混ぜる。4.卵白に3を少しずつ混ぜる。5.耐熱容器に入れ、オーブンで10分~15分ほど加熱する。6.お好みでココアパウダーなどをかけて完成。
極旨チーズケーキ
「卵を使った人気のお菓子6」は炊飯器を使って、ヨーグルトと粉チーズで作る『極旨チーズケーキ』です。安価に作ることができるのも人気のケーキです。
材料は5合炊飯器用で『薄力粉:100g、ベーキングパウダー:小さじ1、三温糖:85g、塩:少々、粉チーズ:大さじ2、ヨーグルト(プレーン):400g、卵:2個、バニラエッセンス:3滴、サラダ油(内釜用):少々』
【作り方】1.ボウルに薄力粉、ベーキングパウダーを入れ泡だて器で混ぜた後に塩、三温糖、粉チーズを入れて混ぜる。2.粉の中央にヨーグルトと卵を入れ液体部分だけを先に混ぜる。3.液体に粉を取り込むように混ぜる。
4.バニラエッセンスを入れて軽く混ぜる。5.炊飯器の内釜をサラダ油で拭き液体を入れて炊く。6.炊けたら5分待つ。7.粉砂糖をかけて完成。
フレンチトースト
「卵を使った人気のお菓子7」は『フレンチトースト』です。材料(4人分)は『バゲット:20cm、卵:2個、コンデンスミルク:カップ1/2、牛乳:カップ1、粉砂糖:適宜、メープルシロップ:適宜、バター』
【作り方】1.バゲットを5cm厚に切る。2.ボウルに卵とコンデンスミルク、牛乳を加えて混ぜる。3.2をこしながら1に注ぎ、ラップをして冷蔵庫で2時間以上寝かせる。4.冷蔵庫から出し室温に戻す。
5.フライパンにバター少々を熱し、焦がさないようにしながら両面をカリッと焼く。6.好みで粉砂糖、メープルシロップをかけて完成。
りんごのドーナッツ
「卵を使った人気のお菓子8」はリンゴのドーナツ『アップルフリッター』です。材料 (4人分)は『全粒粉:2カップ(500cc)、ベーキングパウダー:小さじ2、砂糖:大さじ6、塩:小さじ1/2、卵:2個、牛乳:250cc、りんご:2個』
【作り方】1.りんごは皮つきで荒く細小間切れにする。砂糖(分量外)をまぶしておいてもOK。2.粉類を1つのボールで混ぜる。3.牛乳と卵を混ぜ、りんごも入れる。4.フライパンにココナッツオイルを多めに入れて揚げ焼き。5.蓋をしながら両面を焼き上げたら完成。
マドレーヌ
「卵を使った人気のお菓子9」は『マドレーヌ』。材料は『卵:2個、グラニュー糖:50g、はちみつ:大さじ1、塩:ひとつまみ、薄力粉:80g、ベーキングパウダー:小さじ2分の1、バター:60g、レモン:(皮をすりおろしたもの)2分の1個』
【作り方】1.卵・グラニュー糖・はちみつ・レモンの皮・塩を混ぜる。2.ふるっておいた粉類を加えて混ぜる。3.溶かしバターを混ぜる。4.生地を型に入れ、オーブンで焼く。5.網の上で冷ます。
イタリアで人気のミルクケーキ
「卵を使った人気のお菓子10」はイタリアで人気の『ミルクケーキ』です。たっぷりの牛乳クリームを挟んで食べると美味しさアップです。
材料は『卵:3個、砂糖:80g、カカオパウダー:20g、薄力粉:35g、生クリーム:200cc、板ゼラチン(柔らかくしておく):6g、牛乳:30cc、はちみつ:小さじ2、コンデンスミルク:60g』
【作り方】1.卵白に塩1つまみを入れて泡立てる。卵黄には砂糖を入れて混ぜ、白くなってきたら粉類を全て入れて混ぜる。2.卵黄に卵白を3回に分けて混ぜる。3.オーブンシートに30cm×30cmの大きさに広げ、200℃のオーブンで10分焼く。4.生クリームを泡立てる。
5.鍋に牛乳、はちみつ、ゼラチンを入れて温める。ゼラチンが溶けたらコンデンスミルクと生クリームに混ぜる。6.生地を半分に切り、クリームを挟むように塗って冷蔵庫で2時間休ませて完成。
シュークリーム
「卵を使った人気のお菓子11」は家で作るのは難しいと思われがちな『シュークリーム』です。実は、思いのほか家で作るのも難しくありません。
材料は『ホットケーキミックス:50g、サラダ油:30g、卵:2個、水:100ml、(カスタードクリーム)卵黄:2個分、薄力粉:大さじ2、牛乳:200ml、グラニュー糖:50g+大さじ1(生クリーム用)、バニラエッセンス:適宜、生クリーム:200ml』
【作り方】1.耐熱性の容器に薄力粉、グラニュー糖を入れ泡立て器で混ぜ、牛乳大さじ2を加えペースト状にしながら卵黄を加える。2.残りの牛乳を加えて混ぜ500w電子レンジで4分かける。3.バニラエッセンスを加え混ぜる。4.ラップをし冷ます。
【シュー生地】1.ホットケーキミックス、水、サラダ油を耐熱容器に入れ、よく混ぜる。2.1000wの電子レンジに2分かける。3.溶きほぐした卵を2~3回に分けて加える。
4.シュー生地をオーブンペーパーを敷いた天板の上に落として霧を吹き、190℃のオーブンで約20分、170℃に落としてさらに約20分焼く。5.焼き上がったシュー生地のあら熱を取る。
6.生クリームにグラニュー糖大さじ1を加え泡立てる。7.冷やしておいたカスタードベースを泡立て器で滑らかにし、生クリームと合わせてよく混ぜる。8.シュー生地にクリームを詰めるて完成。
アイスクリーム
「卵を使った人気のお菓子12」は『アイスクリーム』。材料は『卵:3個、グラニュー糖:大さじ4』だけです。【作り方】1.卵黄とグラニュー糖大さじ2を混ぜる。
2.卵白をボウルに入れ、グラニュー糖大さじ2を3回に分けて加えてメレンゲをつくる。3.卵黄にメレンゲを2~3回に分けて加え全体をよく混ぜる。4.冷凍庫で固まるまで冷やして完成。
賞味期限の近い卵の大量消費で保存
それでもどうしても卵の賞味期限までに使い切ることが難しいこともあるでしょう。その様な場合は「ゆで卵」の冷凍保存をおすすめします。一般的には冷蔵庫で保存しますが、実は冷凍保存が可能なことはご存じだったでしょうか。
ただし、冷凍したゆで卵をおいしく食べるためには少し加工する必要があるのです。そこで、どうしても使い切れなかった卵をゆで卵にしつつ冷凍保存に適した加工を施す「ゆで卵フィリング」を紹介します。
ゆで卵フィリングの冷凍がおすすめ!
そもそも「ゆで卵フィリング」は、『ゆで卵・マヨネーズ・塩コショウを混ぜ合わせて作る』もの。解りやすく言うと卵サンドの具です。
ゆで卵状態で冷凍すると、解凍後に水分が抜けて味がイマイチになります。しかしフィリングだとマヨネーズの油分等で水分が抜けにくくなり、解凍後も味が落ちにくいのです。なお、ゆで卵フィリングの保存可能期間は約1ヶ月です。
卵の大量消費は美味しいおかずで解決!
いかがでしたか。気づくと賞味期限が近い事が多い卵ですが、卵は様々な料理に使って消費することが可能です。紹介したレシピは材料が少なくて済むものも多く、ご家庭の冷蔵庫に残っている食材とのアレンジで作ることも可能なメニューがたくさんあったのではないでしょうか。
卵を使った料理やお菓子は、比較的お腹に溜まるものも多いですので、食費を浮かせる意味も含めて是非、おかずとして大量消費して食材を無駄にしないようにしましょう。