キャットフードの主な種類
猫を飼っている人にとって、愛猫は大切な家族の一員であることでしょう。愛猫の毎日の食事であるキャットフードを、どうやって選んでいますか?よく行くスーパーだけでなく、今は通販で購入することもできます。
キャットフードは膨大な種類が販売されており、どのキャットフードが愛猫にベストなのか、なかなかわからずにいる人も少なくないでしょう。キャットフードの中で、人気ランキングや、おすすめランキングがあると、選択がしやすいのではないでしょうか?
キャットフードのランキングを見る上で大事なポイントは、そのキャットフードが総合栄養食か、それ以外かを見極めることでしょう。主食となるキャットフードには「総合栄養食」と記されているものを選ぶことをおすすめします。
この表記により、あなたの愛猫に必要な栄養素を全てカバーすることができるとわかります。「総合栄養食」以外の表記のものは、副食、スナック、おやつ、サプリメントなどがあります。
これらは総合栄養食に加えて使うことで、嗜好性を高めたり、栄養補助をしたりするためのキャットフードです。パッケージの表記を確認し、上手に使い分けることをおすすめします。
ドライタイプのキャットフード
さまざまなメーカーからキャットフードは発売されていますが、大きく分類すると、ドライタイプのキャットフードとウェットタイプのキャットフードに分かれます。ドライタイプのキャットフードは、いわゆる「カリカリ」と呼ばれているものです。
成分の中で水分量が10パーセント以下のものをドライタイプと言います。キャットフードと言えば、ドライタイプを考える人も多いのではないでしょうか?ドライタイプのキャットフードは、主食のメインにおすすめです。
ウェットタイプと比べると、保存性に優れ、利便性もあり、さらに歯に汚れがたまりにくいというメリットもあります。
ウェットタイプのキャットフード
ウェットタイプのキャットフードもさまざまなメーカーで発売されて、人気の傾向があります。ウェットタイプのキャットフードとはどのようなものなのでしょうか?
一般にウェットタイプと呼ばれるキャットフードは、水分が全体の10パーセントより多いもののことを呼びます。
ウェットタイプのキャットフードの良さは、ドライタイプのキャットフードと比べて嗜好性が高い点でしょう。形状も、パテのようなタイプの他、シチュータイプ、フレーク状の具が入ったタイプなど、ウェットタイプの種類は多種多様です。
ウェットタイプがおすすめな猫は、ドライタイプにまだ慣れていない子猫や、食欲が落ちてきた高齢の猫です。さらに、歯周病といったお口のトラブルを抱えていて、ドライタイプのキャットフードがうまく食べられない猫はウェットタイプが合っていると言えるでしょう。
セミモイストタイプのキャットフード
セミモイストタイプのフードとは、ドライタイプとウェットタイプの中間ぐらいの固さをしています。いわゆる「半生」タイプのキャットフードを指すことが多いようです。
一般的には25パーセントから35パーセントの水分を含むものを指し、粒上のものがほとんどと言えるでしょう。セミモイストタイプのフードは犬用のフードに多いですが、セミモイストタイプのキャットフードを出しているメーカーもあるようです。
そのままで食べるより、スプーンなどでつぶしてから与えるのがおすすめです。嗜好性が良くて、柔らかいので、歯が弱くなってしまった高齢の猫に人気のキャットフードと言えるでしょう。
キャットフードの選び方
キャットフードのランキングを見る上で、外せないポイントは、どういった猫にどういったキャットフードを選ぶべきか、という点ではないでしょうか?
キャットフードのランキングでは、どのメーカーのものか、どれだけ人気があるかといったことにばかり目が行きがちではないでしょうか?ランキングの大きな参考にもなる、キャットフードの選び方について見ていきましょう。
猫の年齢
各メーカーから発売されているキャットフードは、対象となる猫の年齢が記されているのがほとんどと言えるでしょう。子猫用、成猫用、高齢猫用と分かれているのが一般的なようです。さらに細分化されている場合もあります。
獣医師の指示がある場合は別ですが、人気ランキングを参考にすると同時に、愛猫の実年齢に合ったキャットフードを選びましょう。
さらに、室内猫用は低カロリーのもの、高齢で食の細い猫用にカロリーが高めのものなど、生活習慣、猫の食欲、体格などによって選ぶことをおすすめします。
ドライかウェットか
先述したドライタイプか、ウェットタイプかも、キャットフードをランキングする上で外せないくくりではないでしょうか?
各メーカーから出ている総合栄養食なら、栄養学的にはドライタイプでもウェットタイプでも、愛猫の主食に問題ないと言えるでしょう。ただ、ドライタイプのほうが保存性が高い傾向があります。さらに歯に汚れが付きにくいというメリットもあります。
事情が特にないのであれば、ドライタイプのキャットフードをメインであげることをおすすめします。ただし、ドライタイプのキャットフードを与える時は、たっぷりの水分を一緒に摂らせることも重要になってきます。
泌尿器系や腎臓に持病のある猫の場合、上手にウェットタイプを利用することをおすすめします。さらにウェットタイプは嗜好性が良いため、おやつやご褒美に与えてみてはいかがでしょうか?
肥満対策
子猫のうちは問題は少なくても、成猫で特に避妊去勢手術をした猫は、運動不足や食べすぎによって、肥満になりやすい傾向があります。また一度太ってしまうと、猫の場合はダイエットがなかなか難しいのが実情のようです。
キャットフードのランキングでも、肥満対策用のものが、各メーカーから出されていて、人気が分かれているようです。現在体重が気になる猫だけでなく、室内飼いの成猫にはカロリーが低めのキャットフードをランキングから選ぶことをおすすめします。
逆に、成長期の子猫や、食欲が落ちてきた高齢の猫用のキャットフードは、カロリーが高めのものが多い傾向にあります。キャットフードもランキングの中から、成長や加齢に応じたものに変更していきましょう。
尿路結石の予防
キャットフードのランキングを見る上で外せないポイントとして、猫の2大疾病があります。1つは「慢性腎臓病」、もう1つは「猫下部尿路疾患」です。若い猫は猫下部尿路疾患などの必尿器系の病気にかかりやすいと言えるでしょう。
その結果、特発性の膀胱炎や尿路結石が問題になっているようです。尿のPHを弱酸性に保つことが、病気を予防するカギとなると言われています。
各メーカーからもこれらの病気を予防する機能のあるキャットフードが多く売られ、人気になっているようです。市販のものも、それなりの効果はあるでしょう。
しかし、一度発症してしまうと、動物病院の「療法食」が必要なケースも出てきます。かかりつけの獣医師の指示に従いましょう。
毛玉ケア
猫は毎日、毛づくろいをします。知らず知らずのうちに自分の毛を飲み込んでしまうことも多いようです。そのほとんどは便となって排泄されるのですが、胃に毛がたまってしまって、吐いてしまう猫も少なくありません。
ランキングに入っている中でも、「毛玉ケア」や「ヘアボールコントロール」と記されているフードは、飲み込んだ毛が胃の中にたまりにくいように、食物繊維を調整してくれています。愛猫の嘔吐が気になる人は、試してみることをおすすめします。
ただ、食欲不振があったり、症状が改善されなかったりする場合は、市販のキャットフードに頼らず、獣医師に相談しましょう。
デンタルケア
猫は人間と違い、虫歯にはほぼならない生物だと言われています。しかしその代わり、歯垢が固まった歯石が歯につきやすい傾向があります。放っておくと、歯周病になり、口内に炎症を起こしたり、痛みが出たりすることがある少なくありません。
歯石になってしまうと、全身麻酔をして、機械で削るしかありません。毎日のケアで歯垢を落として、歯石の付着を防ぎましょう。歯ブラシを使って歯磨きするのがおすすめですが、難しい場合もあるでしょう。
キャットフードランキングの中には、食べることで歯垢を落とすドライタイプのキャットフードやおやつがあるので、日々の生活に取り入れてみることをおすすめします。
キャットフードの主食ランキングのポイント
愛猫にはいつまでも元気でいて欲しいものでしょう。猫の健康に日々の食生活は大きく影響しているのではないでしょうか?
キャットフードのランキングを見る上で、人気メーカーのものであるとか、大きく宣伝しているとかいった理由だけで判断するのは危険だと言えるでしょう。
ドライタイプのほうがいい、ウェットタイプのほうがいいと、一概に言えないことが多いようです。ランキングの中から、安心安全なキャットフードを見極める基準はどういうところにあるのでしょうか?
主原料
キャットフードのランキングを見る上で、評価基準としたい項目の1つ目は「主原料」でしょう。各メーカーで魚や肉を使って作っていて人気のものは多いですが、品質の良い動物性タンパク質を利用しているかどうかは大事になってくるでしょう。
できるなら、人間用の食材と同等のレベルの「ヒューマングレード」のものが望ましいと言われています。さらに、乾燥原料を使ったものより、生原料を使ったもののほうが、栄養価が高く、評価も高いと言えるでしょう。
栄養バランス
キャットフードのランキングを見る上で、評価基準としたい項目の2つ目は栄養バランスでしょう。猫が健康に生きていく上で必要な栄養バランスが整っているかを確かめて、購入を検討しましょう。
現代の猫は、室内飼いが多く、運動量は少なめと言えるでしょう。この場合、理想的なバランスとして「タンパク質35パーセント、脂質20パーセント、炭水化物5パーセント」が目安とされることが多いようです。
気をつけたいことといえば、特定の栄養素が高かったり、逆に低かったりと、ばらつきがないことです。また、キャットフードに含まれるミネラルのうち、カルシウム、リン、マグネシウムは特に注目することをおすすめします。
腎不全や尿結石のリスクを抑えるため、3つのミネラルが1:0.8:0.08の比率であるのが理想の配分だと言われています。さらに言えば、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の割合が1.5~1:10が理想的と言われています。
有害な添加物が使われていないか
キャットフードのランキングを見る上で、評価基準としたい項目の3つ目は、有害な添加物が使われていないかという点です。
良質なキャットフードにランキングされるものは、着色料、香料、うまみ調味料といった人工添加物が含まれていないものが多いと言えます。良質な原材料を使っているならば、このような添加物は不要ではないでしょうか?
ただし、酸化防止剤と防腐剤はキャットフードの劣化を防ぐために必要な添加物なので区別しましょう。
さらに言えば、安全性の高いハーブなどの天然成分や、複数の植物から抽出したビタミンE(ミックストコフェロール)が使用されているものを購入することをおすすめします。これは猫の身体に無害な添加物と言えるでしょう。
コスパ
キャットフードのランキングを見る上で、評価基準としたい項目の4つ目は、ずばりコスパでしょう。家計への負担が少なく、愛猫に長く与えられる価格かどうかということです。
品質が良い割に価格が抑えられているキャットフードは安心ですし、コスパも良いでしょう。キャットフードにかかる費用が抑えられると、いざ病気になった時のために治療費を貯蓄しておくこともできるでしょう。
高品質のキャットフードはその分だけ値段も高くなりがちですが、家計に優しいキャットフードが理想的と言えるのではないでしょうか?
食いつき
キャットフードのランキングを見る上で、評価基準としたい項目の5つ目は、食いつきがいいかどうかでしょう。どんなに良質なキャットフードも、猫が食べてくれないと意味がないのではないでしょうか?
猫はキャットフードの味や粒にこだわりのあるケースが意外と多いようです。気に入らないキャットフードはほとんど食べてくれない傾向にあります。
また、あまりに美味しすぎるのも問題です。普段から美味しすぎるものを食べていると、猫はグルメになり、いざ病気になった時に療法食を食べてくれなくなる危険性もあります。
飽きない程度に美味しくて、かつ、とびぬけた美味しさでないという点が大切だと言えるでしょう。
キャットフードおすすめランキングTOP11【主食】
キャットフードのランキングを見る前に、愛猫に与える食事の基礎知識を見てきました。愛猫が健康に長い時間を過ごすために、必要な栄養素が足りているかはとても重要な項目でしょう。さらに、コスパも重要な要素です。
子猫の頃から、高齢になるまで、長い期間を共に過ごすため、必要な項目を知ったところで、キャットフードのランキングを見ていきましょう。ここでは毎日の主食となる、総合栄養食のランキングを紹介します。
11位:ナウフレッシュ
キャットフードの主食部門でおすすめランキング11位は「NOW Fresh(ナウフレッシュ)」です。このメーカーのキャットフードはキッチンで作る食事のような新鮮さを目指していて人気です。
市場で販売されているのと同程度の生肉、生魚の他、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸を豊富に含むキャノラ油と中鎖脂肪酸が多いのが特徴です。すぐにエネルギーになってくれるので肥満の原因になりにくいココナツ油も含まれるドライタイプです。
新鮮で栄養価の高い原材料を使用している点が高ポイントと言えるでしょう。さらに、穀類、グルテン、小麦、トウモロコシ、大豆は使用していません。原材料は信頼できる牧場主、農家、生産者から購入した高品質で健康的な材料を使用しています。
成長ホルモンを使用された肉や、レンダリングミートミール、化学防腐剤は使用していない点も、ランキングに入る品質になっている要因でしょう。
10位:キャット&キトゥン
キャットフードの主食部門でおすすめランキング第10位はオリジン社というメーカーの「キャット&キトゥン」です。ランキングに入った人気の理由は、生物学的に適性なキャットフードを謳っている点でしょう。
放し飼いの鶏肉や七面鳥肉、天然魚、巣に産み落とされた卵をふんだんに使用しており、完璧な栄養素を誇っているところが特徴と言えるでしょう。
フリーズドライの肉とレバーを、キャットフードの一粒ごとに注入して、猫が大好きな美味しい味になっていると謡っています。この宣伝文句にも注目したいところです。
9位:ナウフレッシュ【アダルト】
キャットフードの主食部門でおすすめランキング第9位は、「ナウフレッシュ【アダルト】」です。11位に入った人気メーカーの成猫用のキャットフードになります。
グルテンフリーであること、新鮮な七面鳥肉、サーモン、鶏肉を使用し、レンダリングミートミール、副産物、化学防腐剤を一切含まない点がランキングに入った要因と言えるでしょう。
ただナウフレッシュはグルテンフリーではありますが、ポテトの粉でかさまししている点がマイナス要素と言えるでしょう。
さらに「ヒューマングレード」であるかという点については、ペットフード用の加工施設で生成していることから、「ノー」という答えになり、その点がマイナスされているポイントでしょう。
8位:ナチュラルバランス【インドア】
キャットフードの主食部門でおすすめランキング第8位はナチュラルバランスというメーカーの「インドアキャットフード」です。このキャットフードは室内で飼われる猫のため、毛玉ケアと体重コントロールを重視したものになります。
ビタミンとミネラルを多く含んだ繊維質を加えることで、毛玉ケアを行うことができる点が魅力です。さらに低脂質の食材を選りすぐっているので、体重管理をサポートできるといった点も魅力と言えるでしょう。
室内猫の便臭を自然に軽減できるように、選び抜かれた原材料を配合している点もポイントの、おすすめのドライフードと言えるでしょう。
7位:ジャガー
キャットフードの主食部門でおすすめランキング第7位は、「ジャガー」です。鴨肉、鶏肉、サーモンといった良質の動物性たんぱく質を原材料の80パーセント以上に使用した、肉類主体のドライフードです。
鶏肉や鴨肉には鉄分やビタミンが豊富です。その他、オメガ3脂肪酸を含むサーモンなど、肉と魚が優れたバランスで配合されており、人気のメーカー商品です。
高たんぱく、高脂質のキャットフードなので、運動量の多い成猫にぴったりと言えるでしょう。さらに、成長途中の子猫や、妊娠していたり授乳していたりするお母さん猫にもおすすめです。
6位:アーテミス【フレッシュミックス】
キャットフードの主食部門でおすすめランキング第6位は、アーテミスの「フレッシュミックス」です。このメーカーのドライフードは全年齢用のキャットフードで、人が口にするのと同じ最高基準の素材を使っていることで人気です。
子猫、成猫、妊娠期、授乳期とオールマイティに対応していて、人間が口にできる「ヒューマングレード」が魅力と言えるでしょう。
主要肉はアメリカ産のフレッシュチキンやドライチキンで、エンドウ豆、大麦、米糠、鶏脂肪がバランスよく配合されています。抗酸化物質が含まれ、猫に有害な物質は完全除去され、弱熱製法は栄養成分の吸収効率が上がるとされています。
5位:モグニャン
キャットフードの主食部門でおすすめランキング第5位は「モグニャン」です。このキャットフードが人気の理由は、ヘルシーな白身魚が主原料といった点でしょう。カロリーが低いので、ぽっちゃりした愛猫の主食として購入されることが多いようです。
さらなる特徴は、5ミリという極小の小粒サイズな点です。子猫も高齢猫も食べやすいところも人気の秘密でしょう。
かつおぶしのような、魚のこうばしい香りがして、愛猫の食欲をそそる点も人気のようです。ただ、大粒のキャットフードが好きな猫には食べづらいという欠点もあるようです。
4位:ニュートロナチュラルチョイス
キャットフードの主食部門でおすすめランキング第4位は「ニュートロナチュラルチョイス」です。このメーカーは原材料の安全性と、猫の身体に優しい点にこだわっています。
尿のPH値を適切に保つビタミンCが配合されているため、ストルバイト結石の予防にいいと若い雄猫の飼い主に人気です。主原料は肉と魚ですが、それほど高タンパクというわけではありません。
穀物アレルギーのある猫には不向きですが、アレルギーの心配がなければ、品質とコスパのバランスがいいキャットフードと言えるでしょう。
3位:カナガン
キャットフードの主食部門でおすすめランキング第3位は「カナガン」です。カナガンが人気の理由は、チキンを60パーセントも配合しているのに、カロリーは控えめといった点でしょう。香りが強いので、猫の食いつきはいいようです。
タンパク質と脂質の割合が多く、猫が本来食べる食事の栄養バランスに近い点も魅力の1つでしょう。これはドライタイプですが、カナガンではチキンをほぐしたウェットタイプの缶詰も売っています。
ドライに飽きた猫にはウェットタイプをトッピングとして使うのも一例です。穀物アレルギーのある猫にもおすすめです。
2位:ファインペッツ
キャットフードの主食部門でおすすめランキング第2位は「ファインペッツ」です。ファインペッツは日本のメーカーが開発したキャットフードで、アレルギー性の低い主原料とシンプルな食材を選んでいるので、消化吸収が良い点が魅力の1つでしょう。
タンパク質、脂質、炭水化物のバランス、さらにオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸、ミネラルの割合が猫に最適な状態になっている点が人気の理由でしょう。
高カロリーなキャットフードなので、運動量の多い活発な猫に合うキャットフードだと言えるでしょう。腸内環境を整える成分を配合しているので、便秘や軟便の悩みを抱える猫用にも人気です。
1位:ロニーキャットフード
キャットフードの主食部門でおすすめランキング第1位は「ロニーキャットフード」です。このメーカーの製品は2018年7月に発売されたばかりで、主原料に脱水鶏肉が使われています。そのため栄養価が高いのが特徴です。
野菜や果物など41種の食材を配合しているので、さまざまな病気の予防が期待できるでしょう。栄養のバランスも最適で、従来のキャットフードではカバーしきれなかった部分まで対応しており、安心して与えることができる点も人気の秘密のようです。
キャットフードの主食ランキング下位の特徴
キャットフードの主食部門でおすすめランキングの上位に入らなかったものも、数多くあります。これらのランキングが低いキャットフードには、どんな特徴があるのでしょうか?ランキング上位に来ない場合でも、粗悪であるわけではありません。ヒューマングレードの材料を使用しているメーカーもあれば、天然の防腐剤にこだわるメーカーもあります。
ランキング下位は「食いつき」重視
ランキング下位になってしまったメーカーのキャットフードは何が問題なのでしょうか?理由は、そのほとんどが穀物を使用している点にあると言えるでしょう。穀物は適量なら効果がありますが、主原料となると猫の食性を考えていないと言えるでしょう。
コストを抑えることを重視し、猫が好きな味付けにしているので、食いつきは良いですが、健康にいいとは言えないケースがあります。
ランキング下位は栄養バランスが悪い
人気ランキングが下位になってしまったメーカーのキャットフードは、穀類を主原料としている点から見ても、栄養のバランスが悪いと考えられます。もし食後によく身体をかいていたり、元気はあるけれど軟便になってきたり、最近体型が変わってきたと感じた場合は、キャットフードを見直してみることをおすすめします。
キャットフードの主食ランキング下位の影響
人気ランキングの下位になったキャットフードを食べ続けた場合、どういった影響が現れてくるのでしょうか?人間もそうですが、猫にとって毎日の食事は、健康な身体を作る基本となるものです。ランキング下位のキャットフードは、愛猫の身体に合わない可能性があります。もし何か身体のサインを出してくるようなら直ちに摂取をやめさせましょう。
病気のリスクがあがる
まず考えられるのが、栄養不足、あるいは栄養過多による悪影響です。栄養不足の場合、慢性的な体力の低下を起こす場合があります。栄養不足だと、脱毛を起こしたり、視力が低下したり、皮膚が乾燥したりと、病気になる危険性が高まります。逆に栄養過多の場合、肥満などの病気のリスクが上がります。
問題行動
子猫の健全な成長、成猫の元気な日常、高齢猫の穏やかな日々に大切なのは、日々摂取するキャットフードが大いに関係していると言っていいでしょう。身体が悪くなる以前に、粗悪なキャットフードを食べ続けるストレスによって、愛猫に噛み癖などの問題行動が起きる場合もあります。
栄養不足
愛猫の健やかな健康にとって、キャットフードはとても大事と言えるでしょう。栄養不足になると、慢性的な体力の低下を引き起こす危険性があります。そうなると、免疫力が低下し、ちょっとしたことで病気にかかりやすくなるでしょう。さらに栄養不足による脱毛、視力の低下、皮膚の乾燥などといった問題も起きてくるでしょう。
キャットフードのおやつランキングのポイント
猫にとって主食である総合栄養食はとても大事だということがわかりました。しかし、人が間食を楽しむように、猫にもおやつの時間は大事と言えるでしょう。愛猫との触れ合いの中で、おやつをあげるシチュエーションはいろいろあります。キャットフードのおやつランキングを見る前に、おやつが猫にとってどういうメリットがあるのか見ていきましょう。
しつけ・ご褒美になるもの
猫が好きなおやつと言えば、またたびではないのでしょうか?また、噛むタイプのまたたびだけでなく、粉末状になっていて、キャットフードに混ぜるタイプのものも出ています。
またたびのようなおやつは、しつけをする上で大事と言えるでしょう。猫の好きなおやつを、しつけの時のご褒美にしてあげると、猫とのスキンシップの時間はますます楽しくなるでしょう。
量が調整しやすいもの
猫のおやつは種類が多いので、どれを選ぶか迷ってしまう人もいるかもしれません。味、香り、口当たりといったものであなたの愛猫の好き嫌いが分かれることでしょう。基本は猫の好むものを、目的に応じて与えるのがいいでしょう。ドライタイプでもウェットタイプでも個別包装されたおやつは、与える量を調整しやすく、おすすめです。
長期保存できる
ウェットなものも猫は好きですが、素材が乾燥されたフリーズドライタイプのおやつは、栄養豊富な上、バリエーションも多々あります。着色料や保存料を含まないおやつも多く、また、乾燥されたものなので、長期保存が可能というメリットもあります。ウェットなおやつも個別包装したものなら、与え過ぎの防止になるでしょう。
噛み応えがある
肉や魚を干した状態の、ジャーキータイプのおやつは、噛み応えがあるので、猫が喜びやすいおやつと言えるでしょう。ジャーキータイプはフリーズドライタイプと同様に、長く保存できるというメリットも挙げられます。
牛肉、鹿肉、ささみなどの肉類の他、サーモンなどの魚類、さらにはサツマイモやニンジンを乾燥したタイプのものも、噛み応えがあって人気です。
キャットフードおすすめランキングTOP8【おやつ】
あなたの愛猫におすすめのおやつは、どんなものでしょう?先に紹介したフリーズドライタイプの他にウェットタイプやパウチタイプは、柔らかいので高齢の猫におすすめです。またおやつはカロリーにも気をつけましょう。子猫にとってはおやつは栄養補給の役目もあります。添加物が少ないという点もポイントになるでしょう。
8位:フジサワかにかま
おやつのおすすめランキング第8位はフジサワの「カニかま」です。あなたの愛猫が太り気味の場合、おやつをあげるのも気をつけなければなりません。そんな愛猫にぴったりなのが、フジサワの「カニかま」です。
低カロリーで、チーズやお肉よりヘルシーです。ダイエット中の猫にも安心です。さらには柔らかく食べやすいため、子猫にも高齢猫にもぴったりです。
7位:モンプチ・クリスピーキッス シーフードセレクト
おやつのおすすめランキング第7位はモンプチの「クリスピーキッスシーフードセレクト」です。これはおやつだけでなく、いろいろなシーンで活躍します。小分けになっているので食べ切りサイズです。
押し入れに入って出てこない時や、苦手な療法食を食べた時のご褒美として与えるとよいでしょう。いつものキャットフードに飽きた時に混ぜ込む使い方もおすすめです。
6位:チャオ プチ大袋タイプ まぐろ・ささみ
おやつのおすすめランキング第6位はチャオ プチ大袋タイプ まぐろ・ささみです。1つずつのパウチタイプなので、新鮮な状態で与えることができます。パッケージを見ただけでねだってきたり、催促をしてきたりする猫もいるようです。あなたの愛猫のお気に入りのおやつになるかもしれません。
5位:ママクック・フリーズドライのムネ肉
おやつのおすすめランキング第5位はママクックの「フリーズドライのムネ肉」です。国内産鶏肉をダイレクトフリーズドライ製法で、素材の美味しさを閉じ込めたおやつです。味だけでなく、新鮮な香りもそのままなので、贅沢なおやつとして、特別なご褒美にあげるのも良いのではないでしょうか?
4位:モンプチ・クリスピーキッス 贅沢おさかな味
おやつのおすすめランキング第4位はモンプチ・クリスピーキッス 贅沢おさかな味です。チキン、シーフード、ミックスグリルといった7つの味がセットになっています。愛猫の好みを知りたい場合、たくさん買うということをしないで済みます。小分けになっていて、与えやすい点も高ポイントなのではないでしょうか?
3位:チャオ 猫用おやつ ちゅ~る まぐろ 海鮮ミックス味
おやつのおすすめランキング第3位は「チャオ 猫用おやつ ちゅ~る まぐろ 海鮮ミックス味」です。これはウェットタイプの定番おやつと言えるでしょう。封を開けるとウェットな中身がちゅるっと出てきます。愛猫が夢中で舐めている様子を見ていたら、ますます愛情がわくのではないでしょうか?
2位:モンプチ ・クリスピーキッス バラエティパック 贅沢シリーズ
おやつのおすすめランキング第2位は「モンプチ ・クリスピーキッス バラエティパック 贅沢シリーズ」です。モンプチのクリスピーキッスの中でも、おさかな、チキン、サーモンの味をミックスした豪華なバラエティパックです。いつもと違うおやつを与えて喜ばせたい時、是非使ってみてください。
1位:ママクック 猫用 フリーズドライ・ササミ
おやつのおすすめランキング第1位はママクック「猫用 フリーズドライ・ササミ」です。安全を第一に考えられたおやつで、鶏肉の調達から、加工、包装にいたるまで国内で行っている点が安心と言えます。調味料や保存料も使用していません。瞬間凍結しているので、細かく裂いて与えることもできます。水分が少ない場合は水を含ませてあげましょう。
おすすめキャットフード【番外・ダイエット】
愛猫のダイエットに関しては、頭を悩ましている人が少なくないのではないでしょうか?マイペースな猫をダイエットさせるのは一筋縄ではいかないでしょう。しかし猫の肥満は大きなデメリットです。太るとさらに動かなくなる上、糖尿病や関節炎などの病気の原因にもなります。あなたの愛猫をダイエットフードで最適な体重に戻してあげましょう。
ロイヤルカナン・満腹感サポート
ダイエットフードのランキング第3位は「ロイヤルカナン・満腹感サポート」です。低脂肪かつ高食物繊維が特徴です。タンパク質の含有量が非常に高く、ダイエット中に減ってしまいがちの筋肉を維持するのにも効果的です。食物繊維の力により、少ない量でも満腹感を感じやすいのでおすすめのダイエット食でしょう。
オリジン【フィット&トリムキャット】
ダイエットフードのランキング第2位はオリジン「フィット&トリムキャット」です。カロリーはそれほど低くないのですが、炭水化物の含有量が少ないのが特徴です。食後の血糖値が上昇しづらく、糖尿病や高脂血症といった重大な病気の予防にも効果的なダイエットフードです。子猫や成猫の食事におすすめです。
ナチュラルバランス【リデュースカロリー】
ダイエットフードのランキング第1位はナチュラルバランス「リデュースカロリー」です。チキン、ラム、ダックといったさまざまな肉が入っていて、タンパク質量は34パーセントで適度な量です。その上カロリーが低いので、運動量が落ちている成猫のダイエットフードにいいのではないでしょうか?
おすすめキャットフード【番外・シニア】
7歳を過ぎれば、あなたの愛猫も高齢猫の仲間入りになります。少しでも長く、元気に過ごしていくためにも健康管理には気を使わなければならないでしょう。シニア猫用のキャットフードは高品質なたんぱく質を使い、炭水化物が少ないものを選びたいものです。さらには添加物が少ないか不使用のものがベストでしょう。
ロイヤルカナン【エイジング 12+】
シニア用フードおすすめの第3位はロイヤルカナン「エイジング 12+」です。高齢期になると食欲が落ちる猫が少なくありません。このフードは高い嗜好性と噛みやすい形状から、高齢猫の食欲を刺激してくれます。またオメガ3系脂肪酸が高齢猫の健康をサポートしてくれます。リンの含有量を調整することによって、健全な腎臓を維持する働きも期待できます。
ハッピーキャット【スプリーム ダイエットニーレ(腎臓ケア)】
シニア用フードおすすめの第2位はハッピーキャット「スプリーム ダイエットニーレ(腎臓ケア)」です。このキャットフードは信頼のドイツ製で、PHバランスを調整することで尿石の形成を抑制してくれます。原材料は全てヒューマングレードで、香料、保存料、着色料は使用していません。まさに猫の幸せのために開発されたキャットフードと言えるでしょう。
ナウフレッシュ【グレインフリー シニアキャット&ウェイトマネジメント】
シニア用フードおすすめの第1位はナウフレッシュの「グレインフリー シニアキャット&ウェイトマネジメント」です。これは健康を維持する上で必要なタンパク質をきちんと摂りながら、低脂肪を実現した低カロリーのキャットフードです。運動量が少なくなったり、内臓機能や消化機能が衰えてくる高齢猫におすすめのフードと言えるでしょう。
キャットフード選びは人気メーカーやランキングを参考に!
現在、発売されているキャットフードは数えきれないほどあります。その中で、あなたの愛猫の年齢や体型、健康状態に合ったキャットフードを選ぶ必要があるでしょう。猫は大事な家族です。少しでも長く一緒にいるためにも、ランキングを参考に、安心で納得のいくキャットフード選びをしてあげましょう。