ヤフオクの入札取り消し方法は?出品者・入札者別にキャンセル方法を紹介!

ヤフオクの入札取り消し方法は?出品者・入札者別にキャンセル方法を紹介!

日本最大級のネットオークションであるヤフオク。安く買えたり限定品をGETできたりと普段の買い物では味わえない醍醐味があります。今回はヤフオクの入札取り消し方法を出品者・入札者別にご紹介します。また取り消しをした際のペナルティや注意点についても触れていきます。

記事の目次

  1. 1.ヤフオクの入札取り消しはあるのか?
  2. 2.ヤフオクの入札取り消し・理由【入札者サイド】
  3. 3.ヤフオクの入札取り消し・理由【出品者サイド】
  4. 4.ヤフオクの入札取り消し方法【入札者サイド】
  5. 5.ヤフオクの入札取り消し方法【出品者サイド】
  6. 6.ヤフオクの入札取り消し交渉での注意点
  7. 7.ヤフオクでトラブルに巻き込まれないために
  8. 8.ヤフオクでは双方が気持ちのいいやり取りを心がけよう

ヤフオクの入札取り消しはあるのか?

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ヤフオクは日本最大級のネットオークションです。依然人気のオークションに加え、今は気軽に出品し売り買いができるフリーマーケットとしても幅を広げ、たくさんの出品商品を誇っています。

ネットオークションとはインターネット上で行われるオークションのことであり、商品を出品する出品者と商品を入札する入札者(購入者)との間で行われるやり取りです。入札者は自分の買いたい価格で入札をし、その価格が現在価格より高い最高価格であれば落札できる仕組みです。

それでは、一度商品を購入しようとして入札をした入札者が取り消しをすることはあるのでしょうか?また出品者側から一度入札されたものの取り消しをすることはあるのでしょうか?ヤフオクの入札の取り消しについて確認していきましょう。

ヤフオクの入札が取り消しになることはある

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結論から言うと、ヤフオクの入札が取り消しになることはあります。ネットオークションではなく普段のお店での買い物を考えてみても、買ってはみたもののサイズが合わなかったりやっぱりいらなかったりという理由でお店に返品することもあるでしょう。

また、お店側でも商品が破損した、元々不良品だったという理由で購入希望の人がいても売れません、となってしまう場面もあり得ます。

ヤフオクの入札取り消し・理由【入札者サイド】

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それでは、どういった理由がありヤフオクの入札の取り消しが起こるのでしょうか?ネットオークションやフリーマーケットは出品者と入札者という双方向のやり取りで成り立っており、それぞれの立場から起こるさまざまな理由が考えられます。ここでは商品を購入したい入札者サイドの方から見た具体的な理由を確認していきます。

誤って入札をしてしまった時

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一つ目の理由として、単純に誤って入札をしてしまった時が考えられます。そしてこの理由が一番多いと言われています。ヤフオクにはスマホで簡単に出品や入札、落札もできるフリマアプリがあります。思わず指が触れてしまい買うつもりのない物を入札してしまったなんてこともあるでしょう。

また、ネットサーフィンをしていて一度ある商品を入札したが、その後にもっと欲しい商品やお買い得な商品が出てきたので前に入札した商品の取り消しをしたい、ということもあるかもしれません。

その他、スマホや電気製品などの場合は型番違いのものを誤って入札してしまったり、落札したいがためについ熱くなって予算オーバーな金額で入札してしまったなどいろいろな理由が考えられます。

アカウントに問題があった時

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二つ目の理由として、入札者側のアカウントに問題があった時が考えられます。例えば入札者のアカウントが新規IDの場合はイタズラ目的ではないかと思われたり、取引回数が少ないIDの場合はオークションに慣れていないのでは?と思われ取引がスムーズに進まないこともあるため敬遠されたりします。

また、評価が非常に悪いIDの場合もトラブルが起きやすいと懸念され、出品者側から取り消しの対象になったりします。出品者としてもトラブルを事前に避けたいので、制限をかけられるのです。

ヤフオクの入札取り消し・理由【出品者サイド】

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ヤフオクの入札の取り消しについて、入札者サイドから見た理由を確認してきました。理由には入札者のミスやアカウントの問題がありました。では出品者はどうでしょうか?ここからは、出品者サイドから見た時にどのような理由で入札を取り消すことがあるのかを見ていきましょう。

商品にトラブルが起きた時

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一つ目の理由として、商品にトラブルが起きた時が考えられます。商品の破損や汚れなどで商品価値が下がったり売る状態ではないと判断した時に、出品者が入札の取り消しや出品自体の取り消しを行うことがあります。

すでに入札がされている商品の取り消しを行った場合、ペナルティとして出品者が540円を負担しなければなりません。ですが、取り消しをしないまま落札され取引が始まった後に、出品者都合でキャンセルとなると今度はマイナス評価がついてしまいます。

ペナルティも気になりますが、気持ちよく取り引きができるように入札者・出品者双方のためにも、出品者は商品が売れる状態でなくなったと判断した時点で取り消しを行ったほうがいいと言えます。

規約に違反した時

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二つ目の理由に考えられるのが規約に違反した時です。ヤフオクでは規約に違反している商品は出品できません。利用しているユーザーから違反商品の申告をされたり、ヤフオクによって出品の取り消しをされたり悪質の場合はIDの取り消しまでされることもあります。

違反の対象になるものはヤフオクの規約に多々載っていますが、偽ブランド品や海賊版など第三者の商標権や著作権を侵害するもの、詐欺などトラブルの可能性が疑われるものなどがあります。

出品者は、後で知らなかったとならないためにも規約をよく読んでおくことが必要です。誤解を招かないためにも丁寧で的を得た商品説明を心がけることも大切です。

ヤフオクの入札取り消し方法【入札者サイド】

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ヤフオクの入札の取り消しの理由を入札者サイドと出品者サイドから見てきました。ですが、ヤフオクのヘルプにも記載されていますが、基本的に入札の取り消しはできないとされています。「入札」=「購入意思がある」とみなされます。ですから、安易な気持ちでの入札は避けた方がいいでしょう。

それでも入札の取り消しを行いたい時にどのような方法があるのでしょうか?入札者が取り消しを行いたい時の取り消し方法を確認していきます。

出品者への依頼方法

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入札者が入札の取り消しを行いたい時は、ヤフオクの「出品者への質問」から出品者に対して取り消しの依頼をする必要があります。入札者自身が取り消しを行う権限はありません。

そして、出品者が入札の取り消しを依頼された時に取り消しをする義務はないとされているので、そこは出品者の判断に委ねられています。ですから、取り消しの依頼をしても反応がない場合もあります。

テンプレートを使い分ける

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入札者からは取り消しができないので、取り消し作業を出品者にやってもらわなくてはなりません。こちら側の都合で手間をかけさせてしまうので、とても丁寧に謝罪の意も込めて誠実に依頼する必要があります。

どのような文章で依頼をするのか一から自分で考えるのは頭も時間も使います。そこでテンプレートを利用するととてもスムーズに依頼ができるでしょう。ヤフオクにはテンプレート機能はないのですが、「オークション テンプレート」と検索をかけるとたくさんのテンプレートが出てきます。

入札の取り消し依頼や落札した時、出品者から発送のメッセージがきた時など、取り引きの場面に応じてテンプレートを使い分けるとスムーズに気持ちの良いやり取りができるでしょう。

ヤフオクの入札取り消しが出来ないときは?

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入札者から出品者へ取り消しの依頼をしても、入札の取り消しが出来ない時もあります。先ほども触れましたがあくまでも入札者都合の取り消しであり、出品者は取り消しを行う義務もありません。

出品者が落札されるまで取り消しの依頼コメントに気づかなかったり、取り消し依頼には応じない出品者も中にはいます。落札される前に自分より高値での入札があればいいのですが、なかった場合は自分が最高落札者になり購入する必要がでてきます。

そのような場合は、落札後に取り消しの交渉をすることができます。どのような方法で交渉をするのか次に詳しく触れていきます。

落札後に交渉をする

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落札後に取り消しの交渉をする時は、ヤフオクの取引ナビより出品者に対し落札取り消しの旨を伝えます。出品者がこれに応じ、落札者削除の作業を行えば取り消し完了となります。

出品者がこの作業を行う時、「出品者都合」による取り消しか「購入者都合」による取り消しか選択しなければなりません。この場合は「購入者都合」なので落札者にペナルティのような非常に悪い評価がついてしまいます。このように悪い評価につながることがあるので入札の取り消しは未然に防ぎたいものです。

一度悪い評価がつくと、今後別の商品を入札した時にその評価を見て入札の取り消しをされてしまうこともあるので気をつけましょう。

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ヤフオクの入札取り消し方法【出品者サイド】

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入札者が入札を取り消したい時の方法は、入札者自身に権限がないことから、出品者に依頼や交渉をして取り消し作業をしてもらうことでしか取り消しはできませんでした。

それでは、出品者が入札者の取り消しをしたい時や入札者より取り消しを依頼された時、どのような方法で取り消しをしているのでしょうか?ここでは、取り消し依頼が多い時の対処法や出品者に手数料が発生する場合についても詳しくご紹介していきます。

入札者の取り消し方法

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入札者の取り消しは、出品者が出品中の商品の管理画面より操作を行います。「オークションの取り消し」をクリックすると、入札者が表示されるので取り消しをしたい入札者を選び「取り消し」をクリックして完了です。

入札者から入札取り消しの依頼を受けた時だけでなく、出品者がトラブルを避けたいため評価の悪い入札者を事前に取り消したい時もこの方法で取り消しを行います。

取り消し依頼が多い時の対処法

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出品者として入札の取り消し依頼が相次いだ時、取り消し作業の手間がかかるばかりか、落札までにスムーズに取り引きが進まず困るところです。

取り消し依頼が多い時の対処法としては、まず入札者の評価を確認してみましょう。非常に悪い評価がついていたり落札後のキャンセルを多くしているかもしれません。たくさんのユーザーが利用しているので、中にはマナーのない人や悪意のある人もいるものです。

そのような場合には、丁重に、入札の取り消しは行わないこと、高値で更新されるまで待っていただくこと、落札後の手続きが不可能な時には落札者都合で取り消しをさせていただくことなどを記載したコメントを送るといいでしょう。またはあらかじめ出品時に注意喚起として記載する方法もあります。

手数料が発生する場合

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出品者サイドでの入札の取り消し理由のところでも触れましたが、出品者がやむを得ない事情で出品を取り消ししたい時に、入札者がいる時点で取り消しを行うとペナルティとして540円の手数料がかかります。出品取り消し利用料というものです。

できれば手数料は払いたくないですが、だからと言ってそのまま落札をされても結局は出品者都合でのキャンセルとなり悪い評価がつきますので注意しましょう。

ヤフオクの入札取り消し交渉での注意点

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ヤフオクはインターネット上でのネットオークションであり、出品者と入札者が顔を合わせたり電話で話したりなど直接的なやり取りはありません。ですが、相手にしているのは人間です。状況に応じて交渉や依頼も生じるので最低限のマナーが必要であり、やり取りをする上で注意すべき点を把握していると気持ち良く取り引きができます。

特に入札取り消しの交渉をするとなると、入札者は出品者に対してお願いをしてやってもらうことになるので細心の注意が必要です。そして、取り消しをしたことで何かペナルティはあるのか、基本的なルールをしっかり押さえておくことも大切になります。

ここでは、ヤフオクの入札の取り消しをする上で、何に気をつければいいのか注意点を確認していきます。

丁寧にやり取りをする

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入札者都合で取り消しをするのであり、出品者に取り消しの作業を依頼する立場になりますので、丁寧なやり取りを心がけます。依頼をする時も、少々丁寧すぎるかな?と思うくらいの文章で、取り消しをすることに対しての謝罪の意も込めるといいでしょう。

依頼をしても拒否されたり反応がない場合もあります。そのような時も、落札後に取り消し依頼もできますし、高値更新される可能性もあるので、文句で反応せず催促などもせず冷静に静観し対応しましょう。

キャンセルをしたら再入札は出来ない

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当然ですが、一度キャンセルをしたら同じ商品での再入札は出来ません。ある商品に入札をするのも本当に欲しいのかどうか違う商品と間違っていないか、そして入札の取り消しを決める際も本当に必要ないものかどうか慎重に考え、決めることが必要です。安易な気持ちで行うとペナルティも受け、自分で自分の首を絞めることになります。

ペナルティなどはあるのか

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入札者が出品者に取り消しの依頼を行い取り消しをしてもらったとしても、出品者によってはブラックリストに入れられてしまうこともあります。ブラックリストに入ると、その出品者の全ての商品に入札ができなくなってしまいます。これは入札者にとって不利、ペナルティとなります。このことも頭に入れた上で取り消し依頼をしましょう。

ちなみに、出品者が入札者の依頼なしに独自の判断で入札の取り消しを行うことについては、出品者保護の観点からペナルティはありません。

ヤフオクでトラブルに巻き込まれないために

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ヤフオクは、健全に利用するととても便利なサービスであり、普段の買い物にはない醍醐味も味わえるのでたくさん活用したいところです。ですが、一方で詐欺などもあり見極める判断能力やルールをしっかり知っておかないとトラブルに巻き込まれる可能性もあります。ここでは、トラブルに巻き込まれないために知っておくと良いことをご紹介します。

振り込め詐欺

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振り込め詐欺は有名ですが、ネットオークションの場でも実際にあり、年々手口も巧妙化しており見分けが難しくなっています。見分けるポイントは、「明日まで振り込むと○○(送料無料や値引いた金額)!」や「○○円での入札だと即決で出品」など入札者を焦らせるような文言が入っていると詐欺だと疑ってもいいかもしれません。

巧妙で微妙に分かりにくいので、焦って飛びついたりせずにじっくり質問などをして相手の反応や対応を観察し見極めていくといいでしょう。

吊り上げ詐欺

Photo byElisaRiva

吊り上げ詐欺とは、出品者が複数のアカウントを使ったり、裏で共謀する協力者がいて値段をどんどん吊り上げていく詐欺です。入札者としては落札したい気持ちが強くなり、熱くなってどんどん自分も落札額を上げてしまう危険性があります。

このような時は、その商品の相場価格を事前に知っておくと冷静に対応ができます。相場価格を知っておくことで、落札を諦める目安になったり相場価格以上にどんどん吊り上がっていくのはおかしいな?と詐欺に気づく材料にもなります。

直接取引に注意!

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出品者は落札された商品に対して落札手数料を払う義務があります。中にはその落札手数料を払いたくないために、ヤフオクのシステムを介さずに直接のやり取りへ誘導してくる出品者もいます。直接取引は禁止されており、出品者も利用停止のペナルティを受ける可能性もあります。直接取引はせず必ずヤフオクシステム内での取り引きをするようにしましょう。

ヤフオクでは双方が気持ちのいいやり取りを心がけよう

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ヤフオクには店頭より安く欲しいものが買えたり限定品を手に入れられたり、不用品を気軽に売れたりなどたくさんの魅力があります。入札の取り消し理由や方法、取り消しに伴うペナルティや評価をきちんと理解しておくことで魅力を余すことなく享受できます。そして何より出品者と購入者双方が誠実にやり取りを行うことが鍵となるでしょう。

二瓶恵
ライター

二瓶恵

ライター業務は初めてですが、日々勉強しながら着実にライタースキルを磨いていきたいと思っています。普段から読書好きでお気に入りのカフェで本を読んだりパソコンをしたりするのが好きで、自分時間を大事にしています。

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