アプリの作り方や制作ツールに興味がある人必見!
「自分でアプリ制作をしたいけれど難しそう」そんなイメージを持ってはいませんか。ひと昔前は確かにそうでしたが、現在では比較的簡単に誰でもアプリを作れるようになりました。
それはなにも人々のスキルレベルが上がったからという訳ではなく、簡単にアプリの制作が出来るツールが充実してきたからです。ここでは、自分で制作するアプリの作り方や、おすすめのツール、プログラミングとの関係性をご紹介します。
最近のスマホアプリ制作ツールは、使用者が使いやすいようにレイアウトが見やすく、サポートが充実しているのが特徴で、少しの知識でもスマホアプリが作れるようになっています。
アプリ制作に最低限必要な知識
とはいえ、全く知識が無い状態ではさすがにアプリ制作を行うのは難易度が高いです。ですが安心してください。なにもプロのシステムエンジニアのようなバリバリのプログラミング知識が必要になる訳ではありません。
大事なのはどのツールを使うか、という点と少しのプログラミング知識があることです。それだけで初心者でも簡単にスマホアプリを制作することが出来ます。まずはスマホアプリ制作に必要な知識や、選ぶべきアプリ制作ツールのポイントからご紹介します。
OS別に作り方が異なる
まず、使っているパソコンのOSを再確認しましょう。スマホアプリ制作では、開発環境によって作り方が異なってきます。今使っているパソコンのOSが、mac、windows10またはそれより古いOSなのかによって変わります。
アプリ制作ツールに関わらず、使用するソフトのバージョンやOSによって使い方が違うというのはよくあることです。パソコンの設定で分からないことがあっても、webで検索して違うOSでの対処法を見ても意味がありません。
アプリ制作ツールを使う時は、自分が今使っているOSの種類やバージョンをよく把握しておくようにしましょう。使うツールによってはプログラムを組む必要も出てきます。
その時にエラーが出てしまった場合でもOSによって対処法が違うことがあります。アプリ制作ツールを選ぶ時でも、OSとの互換性を気にする必要があります。
制作ツールを使えば初心者でも簡単
ひと昔前では、アプリ制作には専門的なプログラミング知識がかなり深いレベルで必要がありましたが、最近では基本的なちょっとしたプログラミング知識があれば作れる制作ツールもたくさんリリースされています。
中にはプログラミング知識が全く無くても作れるツールなんてものも存在します。なので初心者でも簡単にアプリを作ることが出来るのです。
ただし、より高度で複雑なシステムを組み込んだアプリの制作にはプログラミング知識が必要になります。あくまでシンプルな仕組みのアプリを作る場合に限ったツールであることを認識しておきましょう。
プログラミング知識はあった方がいい
今では、誰でも簡単にアプリ制作が出来るようになりましたが、より複雑なシステムを作りたい時はやはり専門的なプログラミング知識が必要になります。
自分が作ってみたいアプリがある時に、その作りたいアプリのシステムがツールの機能だけで作れるのであれば問題ありませんが、ツールの機能だけで賄えない場合は、自分でプログラムを組んで作る必要があります。
そんな時のためにもまずは基本的なプログラミング知識だけでも習得しておくととても便利です。プログラミングは基本知識や考え方を習得すれば割と後はwebで検索して対処法を探ればどうにか出来ることが多いです。
アプリの作り方が簡単な制作ツール【無料】
まずは、無料でインストール出来る初心者向けのアプリ制作ツールをご紹介します。初心者向けのツールは操作が簡単でプログラム知識が無い、あるいはちょっとだけしか無いというような方でも分かりやすい仕様になっているものが多くあります。
難しいツールを使っていくよりも、入門として無料のアプリ制作ツールを使ってまずはアプリ制作自体に触れておく方が、長い目で見てもおすすめです。
ここでは比較的初心者でも簡単にアプリ制作が出来るツールをご紹介します。難しいことは考えず、まずは実際にアプリを作ってみましょう。
JointApps
「JointApps」は、プログラムを割り当てられたブロックを組み合わせることによってアプリを制作出来るツールです。無料でダウンロード出来、操作も簡単で、誰でも手軽にアプリ開発を行うことが出来ます。
タブレット端末でもアプリの開発を行うことが出来ます。チュートリアルがあるので操作に不慣れな方でもアプリの作り方を学ぶことが出来る点も優秀です。なにより嬉しいのはプログラミング知識が全く無くてもアプリを制作出来る点です。
このアプリをリリースしている会社はオンラインスクールも手掛けるデジタルハリウッド社です。とても信頼度の高い会社で、安心してアプリの開発を行えます。
AppArchitect
「AppArchitect」は海外の会社がリリースしている無料アプリ制作ツールで、アプリの制作、テスト、配布をスムーズに行える点が強みです。
無料のプランと有料のプランがあり、無料版で簡単なアプリ開発を行い、慣れてくれば有料版の高性能機能を使ってアプリの開発を行うのもおすすめです。
アプリに組み込むプログラムはすでに作られたものをドラッグアンドドロップして制作をするので、プログラミング知識が全く無くてもアプリの制作が可能です。有料版を使えばより高度な機能も扱うことも可能です。
AppInstitute
「AppInstitute」は、テンプレートを使って4つの手順を踏みアプリの制作を行うツールです。ダウンロードは基本無料、手順に沿って様々なモジュールを組み合わせることによってアプリを制作することが出来ます。
まずは無料版でどんなアプリを作れるのかを知ってから、有料版に切り替える、という方法もおすすめです。
タブレット端末での開発も可能ですが、その場合、有料版のダウンロードが必要となります。まずはパソコンで無料でアプリを作ってみてから有料版を検討しましょう。
アプリの作り方が簡単な制作ツール【有料】
アプリ制作ツールは、無料のものと有料のものがあります。もちろん有料のものは無料のものよりも高性能の機能を持っていて、初心者から中級者までおすすめのツールです。ここでは、簡単にアプリ制作を行える有料ツールをご紹介します。
無料版のツールでは出来なかったシステムや機能も、有料版なら可能になるというケースはたくさんあります。ツールの中には、無料版と有料版に分けていて、有料版にするとアンロックされる機能を備えているアプリ制作ツールも多いです。
有料版の機能には、ツールによってはかなりの高機能のオプションを扱えるものもあるので、より高度で複雑なシステムを組み込むには有料版の機能が必要となってきます。
まずは無料版でどんなアプリが作れるのかを知って、それから有料版に切り替えるのもおすすめです。アプリ制作ツールはたくさんの種類があるので、自分に合ったものを選ぶためのお試しとして無料ツールに触れておく方がよいでしょう。
Appypie
「Appypie」は、「パイと同じくらい簡単にアプリを作れます。」というキャッチフレーズを持つ、簡単にアプリ制作が出来るツールです。全行程3ステップで直感的にアプリを作ることが出来ます。
このツールは無料版もありますが、そちらの場合で作れるのはwebアプリのみで、有料版に切り替えればスマホアプリの開発やより高度な機能を有したアプリの制作が可能となります。
プログラミング知識が全く無くてもアプリの制作が出来るのがこのツールの強みです。直感的で分かりやすいのでアプリ制作を初めて行うという方にもとてもおすすめのツールです。
Buildy
「Buildy」は、アプリ制作だけでなく、webアプリの制作も可能な高性能ツールです。最短で3分でスマホ向けアプリの制作が出来る程で、とても使い勝手と操作性に優れているのが特徴です。
簡単にアプリ制作が出来る上、高性能な機能をアプリに付与することが出来、そのままappstoreやgoogleplayに公開の申請を行うことが出来ます。
ツールの有料プランには2種類があります。スタンダードプランとプレミアムプランがあり、プレミアムプランの方が値段が高いですが、その分機能面が充実しており、優先サポートを受けることが出来ます。
以前は無料プランもあったのですが、現在は有料プランのみとなっています。ショップ用のアプリの制作を行いたい場合にはとてもおすすめのツールです。
ShoutEm
「ShoutEm」は、海外のアプリ制作プラットフォームで、手軽に高性能なスマホアプリを制作出来ると人気のツールです。豊富なアプリ制作実績のあるツールで、ユーザー登録者数100万人以上を誇る名ツールです。
Eコマース、アプリ連携、ポイントシステムの導入等、ショップや企業のブランドを経営、運営している方にとってうれしい機能が充実しています。こちらのツールは無料版は無く、有料プランのみとなっています。
スタンダードとプロフェッショナルの二通りの月額料金プランがあり、こちらの月額料金とは別にシステムの導入費用として別途15万円がかかります。入門用のツールとしてはかなり高価になってしまうので、個人よりは企業向けのツールとなっています。
GameSalad
「GameSalad」は、プログラミング知識が全く無くてもゲームアプリの制作が出来る有料アプリ制作ツールです。ドラッグアンドドロップでアプリを作れるので、直感的に楽しみながらゲームを作ることが出来ます。
基本有料のツールですが、インストールから5日間はフリートライヤル期間が設けられています。直感的にゲームを作ることは出来ますが、最初は操作を覚えるのにある程度時間がかかってしまいます。初心者よりも中級者向けのツールとも言えます。
また、エディタの制作画面は英語オンリーで日本語非対応となっています。英語が苦手な方は慣れるまでに少し時間がかかりやすくなってしまいます。しかしその分作れるゲームの幅はとても広く、使いこなせれば多彩なゲームを制作出来ます。
アプリの作り方が簡単な制作ツール【中・上級者向け】
ここではプログラミングの知識やスキルが十分ある、現場経験のある方向けの中級者、上級者用アプリ制作ツールのおすすめをご紹介します。こちらでご紹介するツールは、所謂プロ仕様というもので、専門的な知識がなければ操作をすることも困難なものばかりです。
中にはある程度基本的な知識があれば動かせるものもありますが、こういったツールを使う方はより高度な機能を実装して制作をしたいという方や、仕事で使う用のツールとして使う場合の方が多いです。
初心者の方向けではないので、これらの中級者上級者向けソフトから入ると何がなんだか分からず挫折してしまう要因にもなってしまうので初めは入門用のフリーソフトから入るのがおすすめです。
MIT App Inventor
「MIT App Inventor」は、Androidアプリ専用のアプリ制作ツールです。大規模開発に欠かせないjavaの知識を必要とせずに、比較的簡単にアプリの開発が行えるようになっています。
それでもある程度のプログラミング知識やプログラミング分野での考え方というものが必要となってきます。初めに使い方についてある程度学習する必要もあります。しかしその分、出来ることの範囲は非常に広く、Androidアプリの開発を行うならとてもおすすめです。
残念ながら現在ではios用のアプリ開発には対応していませんが、寄付金の受付キャンペーンを行っており、近い将来iosにも対応出来るようになる日が来る可能性が高いです。
GoodBarber
「GoodBarber」は、幅広い用途に対応出来る万能性を持っているツールです。個人のショップサイトアプリから、企業ブランド用、イベント、ブログまで、多岐に渡る使い方をすることが出来ます。
ベースデザインのリアルタイムで変更も素早く、すぐに更新内容を表示させることが可能となっており素早い動きが求められるアプリを作るにはとてもおすすめです。ダウンロード後は30日間のフリートライヤルが設けられており、その後は有料プランとなります。
しかし、表示項目や設定要項がとても多く、全て英語表示となっているので中級者から上級者向けの仕様となっている点には注意が必要です。また、iosアプリの開発には専用のプレミアムプランに加入する必要があります。
アプリの作り方が簡単な制作ツールを活用しよう!
アプリ開発は難しく専門知識がなければ作れない、なんてのはひと昔前の話です。今ではプログラミング知識がない初心者の方でも簡単にアプリの制作が出来るツールがたくさんリリースされています。
最も、プログラミング知識があればより高度なシステムや機能を作れることには変わりありませんが、今から勉強するのも大変、とういう方には初心者専用のツールを使うことをおすすめします。使い方も簡単で楽しくアプリの開発を行うことが出来ます。