梅酒はお湯割りが美味しくておすすめ!
梅酒は若い人でも好きで買ったり作ったりしていて家庭に常備されていることが多いですが、梅酒の飲み方は人それぞれ好みによって異なります。梅酒のお湯割りはあまりされませんが、実はお湯割りは梅酒のおすすめの飲み方です。
梅酒をお湯割りにして飲むと色々な健康効果などもあり、是非お湯割りにして梅酒を飲むことをおすすめします。梅酒のお湯割りの健康効果や作り方などについて詳しくご紹介していきます。
梅酒のお湯割りの効果
梅酒がおすすめな理由は色々ありますが、一番は健康効果です。梅酒はロックや水割りにするのではなくお湯割りにした方がより高い健康効果を得ることができるので、梅酒を飲むなら是非お湯割りにしましょう。
もちろん暑い季節などならロックや水割りでも構いませんが、少し涼しくなってくる秋口などからの梅酒の飲み方ならお湯割りがおすすめです。梅酒のお湯割りにはどのような健康効果などがあるのかについてご紹介しましょう。
胃腸の働きを助ける
梅酒のお湯割りの効果の一つ目は、胃腸の働きを助けるということです。梅酒や梅干し、梅エキスなどは昔から胃腸に良いとして日常生活の中に取り入れられてきましたが、これにはちゃんと科学的根拠があります。
梅酒には胃腸の働きを良くしてくれるピクリンという成分が含まれていますが、お湯割りにすることによってアルコール度数が下がる上にこのピクリンの効果が出やすくなります。
疲労回復
梅酒のお湯割りの効果の二つ目は、疲労回復効果です。梅干しも疲労回復効果があると昔から言われてきましたが、梅に含まれる疲労回復効果に役立つ成分はクエン酸です。
クエン酸は梅酒にもしっかりと含まれていますが、梅酒をお湯割りにして飲むことによってクエン酸が壊れることはありません。また梅酒には梅干しの6倍にもあたるクエン酸が含まれているので、梅酒のお湯割りは疲れた体におすすめです。
食欲を増進させる
梅酒のお湯割りの効果の三つ目は、食欲を増進させる効果です。夏場に冷たいものばかり飲んだり食べたりしていると胃腸が弱ってしまい食欲減退することがよくありますが、梅酒のお湯割りは胃腸を回復させて食欲を増進させてくれます。
梅酒のお湯割りを適量飲むことによって胃腸の働きが良くなれば、冷たいものばかり飲み食いして食欲が減退した人でも食欲が戻ってきて健康な身体に近づけることができます。
質の良い睡眠効果
梅酒のお湯割りの効果の四つ目は、質の良い睡眠効果です。梅酒の中にはムメラールという成分が含まれていますが、このムメラールという成分は血液の流れを良くしてくれます。
冷え性で足が冷えて眠れないという人は意外に多いですが、梅酒のお湯割りを寝る少し前に飲むと血液の循環が良くなって体の隅まで温まるので、寝つきが良くなるだけでなくぐっすりと気持ちよく眠ることができます。
二日酔いを防ぐ
梅酒のお湯割りの効果の五つ目は、二日酔いを防ぐ効果です。お酒を飲んで二日酔いを防ぐというのもおかしな話ですが、梅酒に含まれるピクリンには肝臓の働きを良くする効果もあるので、二日酔いの予防にも役立ちます。
また梅酒はホワイトリカーやブランデーなどで作られるためアルコール度数が高めですが、お湯割りにするとアルコールが飛んで度数が下がります。適度にアルコールを摂取しつつも二日酔いを防げるのが梅酒のお湯割りです。
リラックスできる
梅酒のお湯割りの効果の六つ目は、リラックスできるという効果です。梅酒のお湯割りを飲む時には梅酒の良い香りを楽しむ人も多いですが、この梅酒の香りにはアロマ効果があり、それがリラックスさせてくれる効果につながります。
梅酒の中のベルズアルデヒドという成分にリラックス効果があるのですが、お湯割りにすることによって湯気に乗ってこの香りが鼻から入ってきます。そのため梅酒の香りでリラックスできるということです。
ダイエット効果
梅酒のお湯割りの効果の七つ目は、ダイエット効果です。梅酒のお湯割りにはクエン酸が豊富に含まれていますが、このクエン酸は疲労回復だけではなく体の余分な脂肪を燃焼する役割も果たします。
そのため梅酒のお湯割りを飲むとダイエット効果もあると言えるのですが、梅酒は作り方にもよりますが砂糖が多く含まれている場合もあります。梅酒をダイエットに使いたい場合には砂糖を控えめにして梅酒を作りましょう。
梅酒のお湯割りの作り方
それでは次に、梅酒のお湯割りの作り方をご紹介します。梅酒のお湯割りには色々な健康効果がありますが、お湯割りをしたことがない人には作り方もわからないでしょう。
梅酒のお湯割りの作り方は本当に簡単で、誰でも手軽に梅酒のお湯割りを作ることができますので、梅酒のお湯割りの作り方をご紹介しましょう。
お湯の温度
梅酒のお湯割りの作り方でまず大切なのはお湯の温度です。お湯割りには沸騰したお湯は使いません。沸騰したお湯を使ってお湯割りを作るとアルコール分が飛び過ぎてしまいます。
梅酒のお湯割りを作る際には大体70度前後のお湯がおすすめです。紅茶は100度、コーヒーは95度、煎茶は90度というようにお湯割り以外の飲み物はかなり温度の高いお湯を使いますが、梅酒のお湯割りには熱すぎないお湯を使います。
梅酒とお湯の比率
梅酒のお湯割りの作り方で次に大切なのは、梅酒とお湯の比率です。梅酒のお湯割りの作り方として基本的なのは梅酒1に対してお湯も1という比率で、この比率での作り方が最も適温で適度な度数になります。
人によって好みは様々なので、もっと度数が高いものを飲みたい人は梅酒2にお湯1にしてもOKです。またお酒に弱い人の場合少しお湯を増やして梅酒1に対してお湯2ぐらいの比率にしましょう。
入れる順番
梅酒のお湯割りの作り方においてアルコール度数や梅酒とお湯の比率だけではなく、梅酒とお湯を入れる順番もかなり重要になります。お湯を先に入れてから梅酒を入れると自然に上手く混ざり合って美味しいお湯割りになります。
お湯割り以外の飲み方の場合は梅酒を先に入れた方が美味しくできますが、お湯割りだけはお湯を先に入れないとアルコールが飛び過ぎたりするので、入れる順番は必ず守りましょう。
湯煎やレンジでも作れる
梅酒のお湯割りの作り方は基本的にはお湯を入れてから梅酒を入れますが、梅酒の水割りを飲んでいて「なんか寒いからお湯割りにしたいな」などと思った時には梅酒の水割りをレンジで温めてもOKです。
また梅酒の水割りを湯煎にしても大丈夫なので、水割りを飲んでいて寒いと感じたら湯煎にすることもおすすめします。ただレンジや湯煎の場合必ず耐熱容器に入れて熱するようにしましょう。
梅酒の飲み方別のアルコール度数
それでは次に、梅酒の飲み方別のアルコール度数をご紹介します。梅酒は季節によって様々な飲み方で楽しまれますが、飲み方次第でアルコール度数も違ってきます。
お酒には弱いけれど梅酒を飲みたいという人は、どのような飲み方をすればどのぐらいのアルコール度数になるのかをちゃんと知ってから飲み方を選ぶことも大切です。
お湯割りの場合
梅酒をお湯割りにした場合のアルコール度数は大体4度で、ややアルコール度数の低いビール程度です。梅酒はホワイトリカーやブランデーで作るためかなりアルコール度数が高いですが、お湯割りにするとアルコールが少し飛ぶのでお酒に弱い人におすすめです。
ロックの場合
梅酒をロックで飲む場合にはアルコール度数はかなり高めになります。梅酒の原液に氷を入れるだけなので、氷が解けて多少薄まりはしますがそれでも8度から15度程度になります。梅酒をロックで飲むという飲み方はお酒に強い人におすすめです。
水割りの場合
梅酒を水割りで飲む場合の基本は梅酒6に対して水4で、やや梅酒の量を多めにするためお湯割りよりは少しアルコール度数も高くなります。ですが梅酒の水割りのアルコール度数は5度程度なので、お酒に強くない人でも美味しく飲むことができます。
ソーダ割の場合
梅酒をソーダ割りで飲む場合、梅酒1に対してソーダ水1なのでアルコール度数はお湯割りと同じぐらいで4度程度です。使うソーダ水を甘いものにするととても飲みやすくなるため、お酒に弱いけれど梅酒を飲んでみたい人にはソーダ割りもおすすめです。
梅酒をお湯割りで美味しく飲もう!
梅酒のお湯割りの健康効果や美味しい梅酒のお湯割りの作り方、梅酒の飲み方別のアルコール度数などについてご紹介してきましたが、如何でしたか?
梅酒は夏以外のシーズンにはお湯割りにして飲むととても美味しい上に健康効果も色々ありますので、梅酒をお湯割りで美味しく飲んで健康的な体も手に入れましょう。