結婚式のお呼ばれメイクのコツ
結婚式のお呼ばれメイクは、普段のメイクと違い、ドレスにあったメイクをしなければいけません。ここでは、結婚式のお呼ばれメイクを自分でするときのコツを、詳しくご紹介します。アイメイクが難しい一重の方のためのアイシャドウの使い方などもまとめています。
ベースメイクのコツ
結婚式にお呼ばれするとなかなかメイク直しの時間がありません。結婚式の途中でメイクが崩れてしまってガッカリしないように、ベースメイクはしっかりしましょう。
メイク崩れを防ぐために大切なのは、化粧下地を入念にすることです。化粧下地がしっかり塗れていないと、いくらファンデーションを重ねても崩れてきてしまいます。ファンデーションはリキッドタイプのものをたたき込み、フェイスパウダーで仕上げます。
結婚式のお呼ばれメイクでは、透明感のある仕上がりにすると華やかになり美しさを引き出してくれます。ツヤ感のあるベースメイクアイテムを使うことで、透明感のある肌に見せてくれます。
眉毛のコツ
眉毛は自分で書くのが難しいと感じている人が多いです。眉毛はまず眉山から眉尻までをペンシルで書きます。次にパウダーを使って眉毛のアウトラインを書いていき、毛と毛のあいだをパウダーやリキッド、ペンシルで埋めていきます。
眉毛を書くときは左右対称になっているかがポイントです。そして眉山の高さと位置にも気をつけましょう。うまく書ける方から先に書いて、反対の眉毛はそれにあわせて書くのがコツです。
眉毛のカラーは自分の髪よりすこし明るめが理想です。すぐに眉メイクが落ちてしまう人は眉マスカラを使うと落ちにくいでしょう。
アイメイクのコツ
結婚式のお呼ばれメイクは、アイメイクにポイントを置いてメイクすると、より華やかさがアップします。普段のメイクよりも、少し華やかに仕上げて、結婚式会場の雰囲気に合うようにしましょう。アイメイクのコツをパーツごとにお教えします。一重さんも必見です。
アイシャドウのコツ
結婚式のお呼ばれメイクは、普段よりも明るめのアイシャドウを選びましょう。アイシャドウベースなどを使い、くすみカバー、そしてアイシャドウの発色をよくします。
アイシャドウの色は結婚式で着るドレスに合わせて選ぶといいですが、目元のくすみがどうしても気になるという方は、ピンクベージュ系のカラーがいいでしょう。アイシャドウはラメのあるものを選ぶと華やかになります。
自分で結婚式お呼ばれメイクをするときは、グラデーションカラーのパレットを選ぶとグラデーションが作りやすいです。ハイライトカラー、ミディアムカラー、シェイドカラーをバランスよく重ねていきましょう。
アイラインのコツ
普段アイラインを引かない方でも、結婚式のお呼ばれメイクではアイライナーを使ったほうがいいでしょう。太い囲みメイクではなく、まつ毛のあいだを埋めて、ナチュラルに見えるようにします。
アイライナーの使い方に慣れていない方はペンシルタイプを使い、シャープな目元に仕上げたい方はリキッドタイプがいいです。ブラウンを使うとナチュラルでおしゃれな仕上がりになります。アイラインは、黒目の上から目尻まで引くのがポイントです。
マスカラ・つけまつげのコツ
結婚式では感動して涙を流す場面が多いです。涙でアイメイクが崩れてしまっては、おしゃれが台無しになります。マスカラが取れてパンダ目になってしまわないように注意が必要です。
結婚式のお呼ばれメイクでは、ウォータープルーフのマスカラが必須になります。パンダ目を回避するには、下まつげはマスカラをしないようにするのがポイントです。
普段自分でメイクするときにつけまつげをしない方も、結婚式のお呼ばれメイクではつけまつげを使用すると華やかになります。アイメイクが崩れるのも防いでくれるので便利です。
不自然にならないように、つけまつげの毛は不揃いのものを使いましょう。普段自分でメイクするときにつけまつげを使わない方は、目尻だけのものを使うと失敗が少ないです。つけまつげではなく、まつエクをするのもいいでしょう。
一重に悩んでいる場合
一重に悩んでいる方は、アイメイクを難しく感じる方が多いです。一重の方の特徴は、切れ長なキレイめな目元です。一重さんのアイメイクは目尻にポイントに置くと、おしゃれな仕上がりになります。
アイシャドウは目尻を濃いめにすると、一重さんが持つクールな印象を引き立てます。また、まつげは目尻側を長めにするように意識します。アイラインは目尻を長く引くと、一重さんのオシャレ度がアップするでしょう。
チークのコツ
結婚式のお呼ばれメイクでは、しっかりメイクをしようと思うあまり、チークが濃いめになってしまう方も多いです。自分でメイクをするときは、チーク入れ方に注意が必要です。
ほんのり色づく程度に入れるのがポイントです。ブラシは太めのものを使い、チークを取ったら手の甲などで余分な粉をオフしてから頬にのせるようにすると、ほんのり色付きおしゃれな仕上がりになります。
リップのコツ
結婚式のお呼ばれメイクでのリップは、ほんのりツヤ感を出すのがポイントです。食事をいただくことも多いため、グロスの塗り過ぎには注意しましょう。
リップのおすすめアイテムはオイル系のものです。オイル系のリップは濃いめのカラーを選ぶといいでしょう。リップのお直しは、写真撮影前に行うと上品なツヤ感が出て写真映えします。
結婚式のお呼ばれで写真映えするメイク
結婚式では写真に写る機会がたくさんあります。あとで写真を見返したときに後悔しないように、自分でメイクをするときは、写真映えを意識してメイクするようにしましょう。ここでは、写真映えするメイクのポイントをご紹介します。
濃さよりも立体感が重要
いつもよりもおしゃれにしっかりメイクをしようと思うと、どうしても濃いメイクになってしまいがちです。写真を撮る機会が多い結婚式では、メイクの濃さよりも、立体的に見えるメイクがポイントになってきます。
ハイライトで立体感アップ
ハイライトをうまく利用すると、立体感のあるメイクができます。普段ハイライトを使用しない方でも、結婚式のお呼ばれメイクではハイライトを使用しましょう。
ハイライトはおでこと鼻筋のTゾーンと呼ばれるポイントに入れます。これだけで鼻筋の通ったおしゃれな仕上がりになります。ハイライトはくすみが気になる目元などに使用すると光でくすみを飛ばすこともできます。
シェーディングで小顔効果を狙う
普段自分でメイクをするときは、シェーディングを使わないという方も、写真を撮る機会が多い結婚式ではシェーディングで影を作って小顔効果を狙いましょう。シェーディングは、頬から顎にかけて入れるのがポイントです。
結婚式のお呼ばれメイクとドレスの色のバランス
結婚式ではパーティードレスなどを着ていきますが、ドレスの色に合わせてお呼ばれメイクを変えて統一感を出すようにしましょう。ここでは、ピンク系、ベージュ系、グリーン系、ネイビー系のドレスに合うメイクをご紹介します。
ピンク系ドレスに合うメイク
可愛らしい印象を与えるピンクのドレスですが、メイクもピンク系にしてしまうと可愛すぎる感じになってしまいます。大人っぽい印象に仕上げたいのであれば、メイクはベージュ系にしましょう。
アイシャドウはベージュやブラウンを使い、チークは淡いピンク、リップはピンク系やベージュ系を使うとドレスとマッチしておしゃれに仕上がります。
ベージュ系ドレスに合うメイク
ベージュ系のドレスは肌のトーンを明るく見せてくれる効果があります。しかし、メリハリがなく、ぼんやりと見えやすいので目元にアイラインをしっかりと引きましょう。とくに、一重の方は目尻側のアイラインに重点を置いて引くようにしましょう。
アイシャドウは、ドレスと同じ色味のもの、または赤みのあるブラウン系を使うとドレスに合うメイクになります。
グリーン系ドレスに合うメイク
結婚式のパーティドレスでは、挑戦しやすいカラーのグリーン系ドレスですが、オレンジメイクが相性がいいです。
アイシャドウはゴールドとオレンジ系を使いましょう。チークやリップもオレンジ系で統一すると、おしゃれ度がアップします。オレンジメイクは明るい印象を与えるので、結婚式会場の雰囲気ともバッチリです。
ネイビー系ドレスに合うメイク
ネイビーのドレスは落ち着いた印象を与えます。結婚式では華やかに仕上げたいので、メイクは明るめにします。
アイシャドウはピンク系を使い、目の際などにブラウンを置いて目元を引き締めます。アイラインはブラウンカラーを使い優しい印象にしましょう。チークやリップは青みピンクを使うと、より華やかな印象になります。
結婚式のお呼ばれメイクをキープするために
結婚式ではなかなかメイク直しをする時間がありません。結婚式のお呼ばれメイクでは、メイクをできるだけキープできるように、メイク前の下準備とベースメイクをしっかりしましょう。ここでは、結婚式のお呼ばれメイクをキープする方法などをご紹介します。
ベースメイク前の下準備
ベースメイクをしっかりすることも大切なのですが、その前の下準備もちゃんと行うことで、メイクのノリやメイク持ちが変わってきます。
まずは産毛処理をしましょう。産毛処理をすることでベースメイクがしっかり肌と密着して崩れにくくなります。そのあとはぬるま湯で洗顔し、スキンケアを行います。手のひらを使い、化粧水や乳液をしっかり浸透させ保湿をします。
スキンケア後は少し時間を置き、ベースメイクをしてください。肌に水分などが残っているとメイク崩れしやすくなります。
ベースメークを一度に終わらせる化粧品はお呼ばれメイクにはNG
時間がないときに便利なオールインワン化粧品ですが、結婚式のお呼ばれメイクでは使わないようにしましょう。自分でメイクをするときは面倒ですが、化粧下地からフェイスパウダーまで、きちんと使ってメイクをします。
化粧下地やフェイスパウダーを使うことで、メイクのノリが良くなり、化粧崩れを防いでくれます。また、コンシーラーなどで気になる部分をきちんとカバーすることで、より肌を美しく見せてくれます。
お呼ばれメイク向け化粧下地
化粧下地を使うとファンデーションが肌に密着し、メイク崩れを防いでくれます。化粧下地は、皮脂崩れ防止用や保湿力の高いものがありますので、肌にあったものを使いましょう。
化粧下地で人気が高いのは、「プリマヴィスタ皮脂くずれ防止化粧下地」です。汗・皮脂に強く、テカリ知らずの仕上がりになります。サラサラ肌が続き、時間が経ってもファンデーションが崩れにくいです。ヒアルロン酸などの保湿成分も入ってます。
お呼ばれメイク向けコントロールカラー
コントロールカラーは、クマやくすみ、赤みなどの肌の悩みをカバーしれくれるものです。悩みに合ったものを選びましょう。
ブルーは黄くすみを抑え、ピンクは血色感を与えてくれます。オレンジはくすみやクマをカバー、イエローは健康的な肌にしてくれ、グリーンはニキビなどの赤みを消し、パープルは透明感のある肌に仕上げてくれます。
結婚式お呼ばれメイクでは、「THREEアンジェリックコンプレクションプライマー」を使い、気になる部分をカバーしましょう。カラー展開は全部で4色あり、肌に潤いを与えながら気になるクマやくすみ、赤みなどを隠すことができます。
お呼ばれメイク向けファンデーション
ファンデーションは自分の肌の色に合ったものを使いましょう。自分で合う色がわからない方は、コスメカウンターなどで相談するとぴったりのファンデーションを教えてもらえます。
結婚式のお呼ばれメイクでは、しっかりメイクしようと思うあまり、厚塗りになる方が多いので注意が必要です。厚塗りはメイク崩れの原因になります。
人気が高いファンデーションは「エスティローダーダブルウェアステイインプレイスメークアップ」です。カラーは10色展開しており、それぞれにあったカラーが見つかります。セミマットでおしゃれに仕上がります。
お呼ばれメイク向けコンシーラー
シミやニキビ跡などはコンシーラーを使って消しましょう。気になる部分にコンシーラーを叩き込んでいきます。ムラにならないように気をつけましょう。
コンシーラーで人気が高いのは、「ザセムカバーパーフェクトチップコンシーラー」です。プチプラなのに、しっかりと気になる部分をカバーしてくれます。伸びもよく使いやすいのも人気が高い理由です。
お呼ばれメイク向けフェイスパウダー
ベースメイクの仕上げはフェイスパウダーを使いましょう。化粧崩れを防いでくれますし、肌に透明感が出ます。使う際は、余分な粉は落としてから、肌全体にのせていきましょう。
結婚式のお呼ばれメイクの仕上げには、「コスメデコルテフェイスパウダー」を使うと、毛穴や肌の凹凸をカバーしてくれ、綺麗な肌に見せてくれます。キメ細かい粒子がスベスベ肌に仕上げます。
結婚式のお呼ばれメイクが崩れてしまったら?
結婚式お呼ばれメイクをばっちりおしゃれに仕上げたと思っても、ふと鏡を見たらメイクが崩れていたなんてこともあります。しかし、結婚式ではそんなにメイク直しに時間かけていられません。簡単にできるメイク直しの方法をご紹介します。
5分程度のメイク直し
結婚式で使うパーティバッグは小さいものが多いです。必要最低限のメイク直しアイテムを入れておきしょう。
フェイスパウダー、綿棒、口紅、ティッシュを入れておくと、簡単なメイク直しはできます。お手洗いなどで席を立った際に、さっとメイク直しをしましょう。
まずは、ティッシュでテカリを抑えてからフェイスパウダーをのせ、ベースメイクを整えます。アイメイクは綿棒でヨレを直し、口紅を塗り直します。簡単ですが、これだけでメイク直し完成です。
本格的なメイク直し
結婚式の二次会前など時間がある程度取れるような場合は、しっかりとメイク直しをしておきましょう。
用意しておくものは、化粧下地、パウダーファンデーション、アイシャドウ、チーク、口紅と綿棒です。ベースメイクは、崩れが気になる部分に化粧下地を付けて、スポンジで拭き取ります。その後、パウダーファンデーションでベースメイクを直します。
アイメイクは、綿棒でヨレを直したら、アイシャドウを塗り直しましょう。くすみやクマが気になるときは、明るいアイシャドウを下まぶたにのせます。口紅とチークを塗り直して、メイク直し完成です。
結婚式のお呼ばれメイクは自分でもおしゃれに仕上がる!
結婚式のお呼ばれメイクは、コツを抑えればおしゃれに仕上がります。一重に悩んでいる方も、一重ならではのキリっとしたかっこいい目元に仕上げることができます。特徴を活かしながらメイクをし、写真映えするメイクを目指しましょう。