オフィスカジュアルのスカートコーデでおしゃれ度アップ!
女性はオフィスで仕事中スーツ姿よりジャケットとブラウス・カーディガン・スカートといったスタイルを多く利用します。オフィスで相応しいスタイルをオフィスカジュアルと呼びます。
ジャケットやセーターに、スカートやパンツを合わせることをボトムコーデといいます。ボトムはパンツを使う人もいますが、幅広いおしゃれは種類が多いスカートです。スカートは色や素材・形・丈だけでなく、高額なものから安いブランドまであり様々なオフィスカジュアルコーデができます。
スカートは高いから良い、安いから悪いというわけではありません。色や形、素材をいかにジャケットと上手に組み合わせるか、というコーデで上品でおしゃれにコーデができます。それではオフィスカジュアルのスカートコーデで、おしゃれ度をアップする組み合わせをご紹介しましょう。
オフィスカジュアルのスカートコーデ【ロング】
スカート丈はロングスカートからミニスカートまであります。形もピッタリとしたタイトやセミタイト・フレア・プリーツと様々です。トップスとの合わせ方1つで様々なボトムコーデが可能です。
ミニより、上品なロングスカートの方がオフィスカジュアルとしての汎用性が高くなります。しかし、ロングスカートにも様々な種類があります。生地も無地からチェックのスカート花柄スカートなど多種多様です。そこでどんな形や柄がオフィスカジュアルに相応しいかのご紹介です。
また、ロングスカートに合わせるトップスのジャケットやセーターとのコーデも大切です。時代のトレンドを入れながらもオフィスで似合うボトムコーデを探すためには、色や形を考えることがとても重要になります。そこで、オフィスカジュアルにピッタリのスカートコーデも検討しましょう。
フロントボタンでおしゃれ
スカートには後ろや脇ファスナーのタイプが多くあります。中にはフロントホックのスカートもあります。フロントホックのスカートは普段使いですが、オフィスカジュアルとしての利用もできます。
フロントホックのスカートでよく見かけるのは、デニムのスカートです。ミニ丈でスポーティなボトムコーデになります。一方、フロントホックのスカートには柔らかい素材のものもあります。柔らかい素材は雰囲気が優しくなり、オフィスカジュアルとして利用することもできます。
フロントホックのフレアスカートの素材は毛や柔らかい綿、ポリエステルが利用されます。デニム地と違い女性らしいデザインです。そこで、ブラウスとのボトムコーデで、オフィスカジュアルとして利用することができます。素材や形の違いで異なるコーデができるのがスカートの楽しさです。
イエロースカートでぬけ感
オフィスカジュアルのスカートを探す時、紺や黒・グレーになっていませんか。つい地味な色のスカートを選んでしまうことがあります。しかし明るい色でも派手にならないコーデはいかがでしょう。
イエロースカートというとオフィスカジュアルには派手なイメージがあります。しかし、ナチュラルなイエローや辛子イエローは、派手に見えないこともあります。特にロングのフレアスカートはグレーや紺のような重苦しさがなく、軽やか自然なイメージになります。これを「ぬけ感」といいます。
春夏は白や淡色にイエロースカートを合わせます。秋から冬は茶系に合わせて、ナチュラルで気取らないオフィスカジュアルコーデができます。グレーや黒とのコーデは暗い季節がより重苦しくなります。暗い色よりぬけ感があるイエロースカートをオフィスカジュアルに利用してみましょう。
花柄で清楚系
オフィスカジュアルで利用する時、つい無地を選んでいませんか。しかし柄がダメというわけではありません。中にはオフィスカジュアルに相応しい清楚なスカートもあります。
花柄のスカートは、コーデ一つで清楚なイメージになります。控えめな白地や紺・黒地に小花や、モノトーンの花柄のスカートをオフィスカジュアルで利用してみましょう。花柄のスカートは総柄ばかりではなく、裾全体に柄が入ったデザインのスカートもありとても素敵です。
花柄スカートはトップスにブラウスやカーディガンを合わせることで女性らしいオフィスカジュアルコーデです。会議や外回りの営業では相応しくないこともありますが、事務仕事の女性によくみられるオフィスカジュアルファッションです。春になったら花柄スカートを始めてみましょう。
透明感のある白のプリーツスカート
プリーツスカートは学生服のようと思われるかもしれません。しかし、高級ブランドのイッセイミヤケもプリーツをトレンドとして出していました。プリーツはデザイン一つで大人コーデになります。
トラディショナルファッションブランドでは、大人でもチェック柄のプリーツスカートがあります。しかし、トラディショナルは元々スポーツ向きでオフィス向きではありません。オフィスカジュアルで利用するなら、トラディショナルのものとは素材もデザインも違うものを選んでみましょう。
オフィスカジュアルとして相応しいのは、ひだが細かく柔らかい素材のロングのプリーツスカートです。ポリエステル素材はフェミニンな雰囲気を作ります。特に白のプリーツスカートは春から夏にかけて、透明感と清潔感を感じるコーデになります。淡色とのコーデは女性らしく清楚です。
落ち着きあるフレアロングスカート
ロングスカートはふくらはぎの最も太い部位より長めのものを相称します。一般的なスーツのセミタイトスカートがひざ下になりますので、さらに長いスカートがロングスカートになります。
ロングスカートにはセミタイトやプリーツ・ギャザー・フレアなどたくさんの種類があります。しかし、オフィスカジュアルでは動きやすい要素が重要です。動きずらいセミタイトやマキシ、だらしなく見えるギャザースカートはオフィスカジュアルとして相応しくないデザインになります。
フレアスカートはウエストダーツを折りたたみ、その分が裾に向かって広がるため、適度に動きやすく邪魔になるほどの幅はありません。動きやすく清楚でオフィスカジュアルとして適しています。女性らしさの中にも落ち着いたスタイルにも合い、ボトムコーデしやすいスカートです。
オフィスカジュアルのスカートコーデ【膝丈】
ロングスカートはオフィスでは動きずらい人もいます。そんな時はスーツのスカートと同じくらいの膝丈のスカートを利用してみましょう。オフィスカジュアルは膝丈スカートなら間違いありません。
就職活動で大学生が利用する黒スーツのスカートは膝丈のセミタイトスカートです。つまり、膝丈まではオフィスカジュアルとして適切ということです。短めなスカートが欲しい時は、スーツのスカート丈を基本に選んでみましょう。それでは膝丈スカートのボトムコーデのご紹介です。
膝丈のスカートも様々な種類がありますので、相応しいものとそうでないものをしっかりと判別してみることが大切です。膝丈のプリーツスカートやギャザースカートは子どもっぽいデザインで、オフィスカジュアルとしてはお勧めできません。タイトスカートも動きずらく仕事には向きません。
大人らしいネイビースカート
膝丈スカートにはフレアやセミタイト、パネルスカートなど色々な種類があります。ネイビーは落ち着いて見えるため、比較的安い膝丈スカートでも、オフィスカジュアルとして利用しやすい色です。
ネイビースカートは使い勝手が良いため、複数の種類があると便利です。中でもネイビーのゴアードスカートは上がブラウスやジャケットでも、セーターでもオフィスカジュアルとしてコーデできます。また、ネイビーのスカートは淡い色にも暗色でもその時の気分に合わせたコーデができます。
会議ならブレザーやブラウスと合わせ、カジュアルな時はポロシャツやセーターに合わせてみましょう。毛やポリエステル素材のネイビースカートなら、あらたまったコーデにもカジュアルなコーデにもなります。綿素材ならカジュアルオフィスのコーデとして最適なため上手に利用しましょう。
カラートップス×ホワイトスカート
トップスは身頃に着ける衣服です。ブラウスやポロシャツ・ジャケット・セーターなどをトップスと呼びます。スカートはトップスの形や色と合わせることで、素敵なオフィスカジュアルになります。
ファッションコーデにトレンドカラーを使う時、トップスで使う時とボトムで使う時があります。両方をトレンドカラーにするのは、色によっては難しいです。合わせやすいのがトレンドカラーのトップスと白いボトムとのコーデです。ホワイトスカートはオフィスカジュアルで一年中利用できます。
トレンドカラーが綠なら、緑のカラートップスに白のスカートを合わせます。夏はブルー系のパステルカラーと合わせると爽やかになります。冬は濃い緑や青のカラートップスに、毛素材やスエードのホワイトスカートと合わせてみましょう。素材を変えて四季のファッションを楽しみましょう。
シンプルカラーの膝丈スカート
シンプルカラーの膝丈スカートは、色々なジャケットやトップスと合わせることが可能です。安いスカートでも黒や紺といったシンプルカラーは、どんな色とも合うボトムコーデです。
シンプルカラーは、紺や黒・白・グレーです。アースカラーやナチュラルカラーのボトムもシンプルカラーになります。トップスが白やグレーといったシンプルカラー同士でも喧嘩することがない、色の組み合わせは地味ですが、はずれがないオフィスカジュアルコーデです。
シンプルカラーはトップスが黒・青・紺といった冷色でも、茶・オレンジといった暖色でも合わせることができます。ミニ丈やロング丈では普段使いに、膝丈オフィスカジュアルとしても相応しくなります。トップスとのコーデで、多くの人に利用できるのがシンプルカラーのスカートです。
ふんわりチェックスカート
チェックスカートはプリーツスカートのイメージが強くあります。しかしチェックスカートにも柔らかい女性らしいスカートがあります。そこで、オフィスカジュアル向きチェックスカートのご紹介です。
ふんわりとしたチェックスカートは、毛素材のものよりポリエステル素材や綿素材のものが多くなります。ギャザーやフレアといったロング丈のチェックスカートが多く、上にブラウスやセーター、カーディガンをコーデスッキリとしながらも可愛らしいイメージを作り上げます。
オフィスでも自由度が高い場所なら、チェックのティアードスカートを利用したオフィスカジュアルはどうでしょう。ティアードスカートは異なる生地を3段に重ねたギャザースカートです。おしゃれなふんわりチェックスカートは、オフィスカジュアルにピッタリな可愛らしいスカートです。
オフィスカジュアルのスカートコーデ【ジャケット】
オフィスカジュアルとしてスカートをボトムコーデとして合わせる時、ジャケットとの組み合わせが重要です。ジャケットには男性的要素が強いですが、合わせ方で女性らしいコーデになります。
男性のジャケットはテーラーカラーが基本ですが、女性の場合はカラーも様々です。シャネルが女性のために作ったスーツはノーカラーでした。ビビアンウエストウッドがハート形のラペルのジャケットを作り話題になったものもあります。丈も腰下までのものから、ボレロ丈のものもあります。
女性はジャケットに合わせる時、スカートとパンツの両方のボトムコーデができます。ジャケットの丈やデザイン、素材や衿の形とスカートを合わせることでその人にあったコーデが出来上がります。また、高級ブランドではなく、安いジャケットでもボトムコーデ次第でフォーマル利用もできます。
レディースジャケット×コクーンシルエットスカート
コクーンシルエットスカートは、セミタイトスカートよりも少し膨らみがあり裾部分で絞られたデザインです。普通のセミタイトスカートよりも、ふわっとした女性らしいラインになります。
スーツに多いのはセミタイトスカートです。しかし、オフィスカジュアルで利用するジャケットには、ウエスト丈のものやノーカラーのものがあります。ノーカラーのジャケットは固いセミタイトスカートよりも、ふわっとしたコクーンシルエットスカートの方が、バランス良くなります。
コクーンシルエットスカートは、見た目より動きやすくおしゃれなデザインです。女性のヒップラインの悩みにも対応し、ジャケットだけでなくカーディガンやニットジャケットのコーデにもピッタリです。可愛いオフィスカジュアルに抵抗がある女性でも楽しむことができるスカートです。
レディースジャケット×柄スカート
女性のジャケットはツイード生地から無地のものまで様々です。ツイード生地は柄が入っていることもありますが、目立つ柄ではないためチェック柄などとボトムコーデをすることもできます。
無地の濃紺やチャコールグレーのブレザーにチェックスカートというコーデを良く見かけます。無地のジャケットに素材が違う同系色のスカートを合わせるのは不自然です。そこで、ジャケットに同じ素材のセミタイトスカートと、ペアとして全く違う素材や柄スカートがついたものがあります。
紺やグレー・黒といったジャケットと全く同じ生地のスカートを使うとスーツになります。しかしオフィスカジュアルでは、あまり堅苦しくない方が好まれることもあります。そこで、オフィスカジュアルの時は、レディースジャケットに柄スカートのボトムコーデはいかがでしょうか。
オフィスカジュアルの人気ファッションブランド
オフィスカジュアルの人気ファッションブランドには、安いものから高級ブランドまであります。しかし、女性はできるだけ多くの服が必要なため、安くおしゃれを楽しみたいものです。
比較的安いのに、多くのコーデが楽しめるシンプルカラーが多いユニクロは世界中で人気のブランドになっています。他にも、ナチュラルビューティーベーシック、Visといったブランドがあります。他にもセオリー、ナチュラルビューテー、バーニーズニューヨーク等多くのブランドがあります。
セーターやブラウス一枚が1万~3万円、ジャケットが4万~10万円のセオリー、バーニーズニューヨークは20代の若い女性には、まだまだハードルが高いかもしれません。今回はリーズナブルできれいに見えるユニクロ、ナチュラルビューティーベーシック、Visに注目をしてみましょう。
シンプルで安い・ユニクロ
ファストファッションブランドというと、ZARA・GAPそしてユニクロです。ユニクロはファストファッションのベスト3に入る人気ブランドです。縫製はの良さは世界で高評価を得ています。
ユニクロでは普段使いのTシャツやジーンズからワイシャツ・セーター・スカートとオリジナルのトータルファッションを展開しています。ブラウスとセーター、スカートを合わせて購入しても、トータル1万円前後でそろえることができます。ジャケット1枚が8千円台、スーツは1万円台です。
安い価格でオフィスカジュアルを展開するファッションブランドは増えていますが、シンプルで汎用性の高いユニクロはトータルで複数のコーデを楽しむことができます。お気に入りは色違いで購入する人もいます。ユニクロはパリやニューヨークでも人気が高くお勧めのファッションブランドです。
清楚でキレイめ・ナチュラルビューティーベーシック
ナチュラルビューティーは、安い価格で利用することができる同系列のナチュラルビューティーベーシックとがあります。ナチュラルビューティーは高額のため、若い人にはベーシックが人気です。
スカートなどボトムは1万円を超えると高いと感じてしまいますが、1万円を下回ると比較的安いと感じます。ナチュラルビューティーは20代、30代の女性には少し高価なブランドですが、同じブランドで若い人に向けになっているのがナチュラルビューティーベーシックです。
ナチュラルビューティーベーシックは、白やグレー、ベージュといった色を基調としてスカートやブラウス、セーターやアウターといった服を展開しています。どれを選んでもオシャレなコーデを楽しむことができます。清楚で上品なデザインが多くオフィスカジュアルとしてお勧めです。
個性・拘りを大切にする・Vis(ビス)
Visは20代を中心に人気のカジュアルブランドです。ユニクロほど安いわけではありませんが、比較的リーズナブルにオフィスカジュアル向きのトレンドファッションが購入できます。
Visは、テーラードカラーのジャケットだけでなく、オフィスカジュアルにも利用できる、比較的安いノーカラーのジップブルゾンなど種類多く展開しています。基本のスカートからチェック柄・花柄のスカートとフェミニンなものからカジュアルなものまで、自分好みのものを選ぶこともできます。
定番のフレアスカートやセミタイトスカートは、色だけでなく丈を選ぶこともできます。基本の黒やクリーム、ピンクのスカートは膝丈のものと、ふくらはぎ丈のものもあります。同じ形での色違いはありますが、丈違いというのは珍しく利用する人の身長や好みで選ぶことができるブランドです。
オフィスカジュアルのスカートはおしゃれに着こなし!
女性の服装は形も色も様々です。オフィススジャケットの形や色様々で、コーデするスカートの色も形も豊富です。オフィスカジュアルは、コーデ1つで気持ちを表現することもできます。
固い気持ちの時は、テーラードのジャケットにブラウスセミタイトのスカートを、少し柔らかい雰囲気の時はフレアやコクーンスカートを合わせます。カジュアルオフィスではゴアードやプリーツスカートも良いでしょう。ジャケットとスカートの合わせ方1つで表現できるのがコーデの楽しさです。
色や形、素材によってスカートは様々です。数種のジャケットとボトムで組み合わせは累乗に増えていきます。そのためにも、どんなコーデでも楽しめる色や形のスカートを用意することも大切です。オフィスカジュアルのスカートをおしゃれに着こなし、仕事中も自分らしく楽しみましょう。