何も考えないための方法とは?何も考えてない人の特徴も詳しく解説!

何も考えないための方法とは?何も考えてない人の特徴も詳しく解説!

つい考え込んで悩みから抜け出せなくなる人にとって、何も考えずに発言したり行動する人は、時に魅力的ですが、羨ましくもある存在です。何故何も考えない言動ができるのか、その人が持つ特徴や、考えすぎてしまう人でもできる何も考えないための方法などをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.何も考えない人は幸せ?
  2. 2.何も考えない人間の特徴
  3. 3.何も考えない人間の心理
  4. 4.何も考えない人から学べること
  5. 5.人生がうまくいく為の方法
  6. 6.何も考えない・メリット
  7. 7.何も考えない・方法
  8. 8.何も考えない時間は頭のリフレッシュに繋がる

何も考えない人は幸せ?

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何も考えない人は、不安や心配事に苛まれてネガティブな気持ちになる時間が少ないため、一瞬一瞬の幸福度で言うと、高い人が多いです。ただ、先のことを考えていない場合や、考えること自体を放棄して逃げている場合もあるため、「人生の満足度の総合点」で見た時に、何も考えない人全員が「幸せ」とは言いきれません。

時には何も考えないのも大切

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常に何かを考えている人は、不安や心配事に思いを巡らせていることが多く、トラブルを回避する方法を考えがちです。

しかし、時には考えてもどうしようもないこともあります。予測できない事故まで考え始めると際限がないので、いつまでも不安を抱えることになります。時には何も考えない時間を持つことも大切です。

何も考えない人間の特徴

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何も考えない人間は、2つのタイプに分けることが出来ます。一つ目は、行動力があり活発で、その場のノリや勢いで動くタイプです。考えるより先に行動を起こし、失敗しながら体当たりで学んでいくのが特徴です。深く考えずに思ったことをそのまま言葉にすることもあります。

もう一つは、行動力がなく消極的で、考えるのが苦手で放棄していたり、考えるだけ無駄だと諦めているタイプです。何も考えない人でも、人間関係で摩擦を起こすのは圧倒的にこちらのタイプが多いです。

①人に任せてばかり

何も考えない人は、「自分がやるより、得意な人がやる方がうまくいく」「できる人がやった方が早いし間違いもなく効率的だ」という前提を持っています。要領が良いとも言えますが、「自分の苦手なことから逃げている」と捉えることもできます。

全体的に見てみると、何も考えない人の周りには「できる人」がいるのが特徴です。何も考えない人がいても全体がうまくいくように調整できる人がいて、陰で全体を支えています。

何も考えない人を育てるよりも、陰でフォローをしている人に労いや感謝の言葉をかけるなど、バックアップをする方が全体がうまくいくことが多いです。

②楽観的な考えを持っている

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何も考えない人は「トラブルが起こっても、最終的には今まで何とかなっているから、今回もうまくいくだろう」という楽観的な考えを持っています。

実際には、トラブルに対応したり、尻拭いをしてくれる人がいるわけですが、「トラブル対応が得意な人がいる」「尻拭いをしたいお節介好きがいる」と、他人事のように捉えているのが特徴です。

③気分によって変化

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何も考えない人の中には、自分で決めたことでも、数時間後にはやりたくなくなってしまう気分屋な面を持つ場合があります。自分の気分をコントロールするのではなく、「その時々で変わるものだから、今決めても意味がない」と判断するのが特徴です。

気分が乗ってるときの自分のパフォーマンスに自信があるため、気分が乗らない時は「気分待ち」をしてタスクを先送りにする方がうまくいくと信じている場合もあります。

また、何も考えない気分屋の人が言った言葉でも、「その時はそう思ったから言ったけど、今は違う」などとあっさり撤回することもあります。自分の非を認められる潔さを持っている反面、自分の言葉に対する責任感がないとも言えます。

④目の前のことに必死

任された仕事に必死な人も、何も考えないと思われる場合があります。このケースでは、「何も考えない人」の中で、自分の任された仕事が完成した先にどのような流れがあるのか、最終的に誰の役に立つのかという「全体像」が把握できていません。言われたとおりにこなすだけで精いっぱいで、仕事に目的があることに気付かない状態です。

何も考えない人の特徴としても挙げられますが、一人に割り振られた仕事量が多すぎる場合や基礎知識がないまま仕事を任された場合も似たような状態になることがあるので、どちらかを見極めることが大切です。

⑤その時だけを生きる

何も考えない人の中には、今の心地よさを重視するあまり、その場のノリや勢いで楽しい事を選択する傾向があります。その時は楽しいのですが、後になって問題が発覚することも出てきやすいのが特徴です。

先々のことを考えるのが苦手なため、「将来のために今は努力する」といった、長い目で見てコツコツ取り組むことが苦手です。ストレスを避ける形にも見えるため、真面目な人からは逃げ回ってるように捉えられる場合もあります。

また、深く考えずに思ったことをそのまま言葉にするのも「その時だけを生きる」タイプの特徴のひとつで、デリカシーのない発言が相手を傷つけたり、怒らせてしまうこともあります。

⑥考える力が不足

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何も考えない人は、深く考えることにストレスを感じるため、「先々のことをじっくり考え抜いて、最善の方法を選ぶ」ことが苦手です。選択の先にどのようなメリットやデメリットがあるのかを想定したり、対応策を考える機会を避けてきた結果、考える力が伸びていないとも言えます。

「考え方」がわからず考える力が伸びなかっただけなので、大人になってからでも練習を重ねて思考力を培っていくこともできます。

何も考えない人間の心理

何も考えない人間の特徴は、ポジティブな言い方をすると「自分の感情に素直」「裏表がない」という言葉で表現できますが、「ストレス耐性が低い」「責任を取りたがらない」「子どもっぽい」という、ネガティブな面が目立ちます。何も考えない人特有の言動にはどのような心理があるのか、掘り下げて見ていきましょう。

①責任感がなく自分事に捉えていない

何も考えていない人の最大の特徴は、「自分で責任をとる」ということが苦手なところです。仕事に対しても、業務を理解すると責任が発生するため、なるべく「知らない」で逃げ切れるように、誰かの指示や依頼を受けた仕事だけをこなします。

人の指示には言われた通りに従っているため、自分事とは捉えません。他人事のスタンスだと、何も考えないままでいられるため楽ですが、やらされてる感でいっぱいなため、モチベーションが低くなりがちです。

②小心者で失敗が怖い

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何も考えない人が責任を取りたがらない原因のひとつに、小心者で失敗を恐れていることが挙げられます。怒られたくない心理が強く働いているため、失敗を避けようとしているわけです。

失敗を避ける一番の方法は「やらない」ことなので、苦手なことや知らない分野には極力関わらないことで、失敗から回避する傾向があると言えます。

③自分の考えを言葉にできない

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何も考えないように見える人の中には、自分の考えをうまく言葉にできない人もいます。何も考えないというよりも、何がわからないかを上手に言葉で表現するのが苦手なタイプと言えます。

その状況を誰かに分かってもらえるような言葉で周りに発信できないため、解決に向けてのアクションが取れず、ずっと同じ所で躓き続けてしまいます。

この場合は、自分の考えていることを言葉にする経験が少なかったことが原因で、伝える能力や言語化する能力が育っていません。どのような言葉で相手に伝えればいいのかがわかれば、自分なりにうまくいく方法やパターンを相手に伝えることができるようになります。

何も考えない人から学べること

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何も考えない人の特徴や心理では、短所に見える部分をメインに紹介してきましたが、何も考えない人の方がうまくいくこともあります。

つい考えすぎてしまうことが多いのであれば、何も考えない人の言動からヒントを得て、自分にも取り入れられそうなところを見つけ、少しずつ楽な生き方を覚えていきましょう。

何も考えないで発言する人

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何も考えない人の言葉には、しっかり考えて発言する人と違い、その時に感じたことを言葉で表現する瞬発力があります。時には、何も考えずに発言されたストレートな言葉が、周りの人の共感を呼ぶこともあります。

考えすぎて立ち止まってしまう人は、その時々の自分の感情に鈍感になってしまいがちです。何も考えないで発言する人は、その時の自分の感情をキャッチするアンテナが発達しており、「自分を見失う」ことがないので、悩みにハマりにくい体質と言えるでしょう。

何も考えないで行動する人

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きちんと全体像を把握し流れを掴んでから動き出す人よりも、分からなくてもまずは行動してみる人の方が、行き詰った状況から脱出するスピードが早いです。

もちろん、ミスや細かい所が抜けていることもありますが、自分の失敗体験を踏み台にして「失敗から学ぶ」ことで精度を上げていくことができます。また、失敗しても、誰かに助言を求める行動力を持っており、その行動力は、助言をした人にとって「評価したいポイント」になります。

行動力だけでなく、失敗を恐れずにやってみる勇気、失敗を認めて周りに助言を求める勇気、もらった助言を即実践して改善していく前向きな姿勢は、一部の人から可愛がられる要素でもあります。

人生がうまくいく為の方法

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人生がうまくいく為には、しっかり考えることも必要ですが、何も考えないで行動に移していくことも大切です。

考え事に気を取られると、目の前のことに集中できなくなり、仕事の効率が落ちてしまいかねません。特に、不安なことや心配事を考えている間は、ネガティブな気持ちになりがちです。

何も考えない=力を抜く

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ネガティブなことを考える行為は、自分で自分にストレスを与えているとも言えます。何も考えない時は、自分にストレスがかからないとも言えるでしょう。精神的に安全でいられると、自然と肩の力が抜けるので、心にゆとりが持てるようになり、「うまくいく流れ」に乗れるようになることもあります。

ここからは、ネガティブなことを考えないために、目の前のことに集中して、他の考え事をシャットアウトする方法を紹介します。

①仕事中スマートフォンはひざの上

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人間の脳は、目に入るものが多ければ多いほど気が散りやすくなる特徴を持っています。目の前の事だけに集中するには、集中すべきこと以外のものを視界に入らないようにするのがベストです。

特に集中を妨げるんおが「スマートフォン」です。仕事中はスマートフォンをひざの上や鞄の中など、目につかないところに置きましょう。

目の前のタスクに集中的に取り組むことができるようになると、作業効率がグッと上がり、自分で「うまくいく流れ」を作ることができるようになります。

②1日1時間・自分の時間

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仕事に集中したくても、周囲の人に声を掛けられたり、電話を取ったりと、目の前の事だけに集中できないこともあります。その場合は、1日1時間だけ、自分の仕事以外だけに集中できる時間をつくってみましょう。

自分で決めた1時間だけでも、徹底的に集中できると仕事がグッと捗ります。自分の集中タイムは、電話が鳴っても取らない、得意先から電話があったとしても折り返しにしてもらうなど、周囲にも協力してもらえたらベストです。

③会議は開始前シミュレーション9割

会議中に意見を考えるのは、ダラダラと時間がかかり長引くだけで、その時間は浪費されてしまいます。会議は考えてきたことを報告し、次に行うべき行動を決める場だと、認識を改めましょう。

仕事に集中する時間を捻出するために、「どのような目的で行われる会議で、導き出したい結論は何か」を決めて会議に挑んでみてください。出席者が全員同じ意識で会議を進めると、全体のチームワークが高まり、スムーズに終えることが出来ます。

何も考えない・メリット

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「何も考えない人間」という言葉には、責任から逃げたり、深く考えてなかったり、他人事なスタンスでいるなど、ネガティブなイメージを持たれがちです。

しかし、本人は楽しそうにしているので、一部の人からは妙に可愛がられたり気に入られたり、何かとうまくいくことがあります。ここからは、何も考えない人間であることでのメリットを見ていきましょう。

①好きに生きられる

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何も考えない人間は、辛い事や苦しい事、困難なことなどの、目の前にあるストレスから逃げるのが得意です。「嫌なこと」に関わらないで生きていく方法だと言えます。

そして、嫌なことに関わることがないため、仕事や人間関係でのしがらみにとらわれることなく、好きに生きることが出来ます。

②心配事が減る

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心配事は、悪い方向へ再現なく考え続けることができます。悩み続けている間は、不安や不快感、恐怖心などのストレスを伴うので、精神的には「毒」にもなりかねません。

一方、何も考えないでいると、ストレスが発生しなくなります。ネガティブなことばかり考えるよりも、何も考えない方が、自分の精神的な安全を確保することが出来るというわけです。

何も考えない・方法

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つい考えすぎてしまう、気が付いたらいつも考え事をしているという人が、いきなり「今日から何も考えない人間になろう」と決意しても、染みついた思考癖は簡単になくせるものではありません。はじめは5分からでいいので、考えない方法を取り入れて、少しずつ時間を伸ばして行きましょう。

①瞑想

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頭を空っぽにする方法で最もポピュラーなのが「瞑想」です。ストレス解消法やリラックス法として紹介されることも多く、胡坐をかいて、目を閉じ、深くゆっくり深呼吸をするだけなので、かなりお手軽に始められます。

自分の呼吸や指の感覚に集中したり、自然音のBGMを流して音に集中するなど、補助的なものを取り入れつつ、自分なりのやりやすい方法を見つけていきましょう。

②暇な時間を作らない

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余計なことを考えない方法でも有効なのは、考え事をする暇がないほど忙しい環境に身を置くことです。ふと考え事が頭をよぎったとしても、「そんな暇はない」とシャットアウトするための動機にもなります。いつも残業続きであれば、仕事に全力で集中して定時で帰宅することを目標にしてみましょう。

③今日頑張る事を目標にする

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先の事ばかり考えていても、現実が変わるわけではありません。未来に起こるかもしれないことを心配するのではなく、「それを回避するために、今日できること」を目標に、毎日の行動をひとつずつ積み上げていくことを意識していきましょう。先々の不安に囚われているのであれば、「今日頑張ること」をひとつだけ決めてみてください。

④好きな事に没頭

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考え事をシャットアウトする方法には好きなことに没頭する方法も有名です。人間の脳は、2つ以上のことを並行して考えることが出来ません。好きなことに没頭している時、嫌いなことを並行して考えることができないということです。好きなことに没頭している時間が、不安から解放されている時間になります。

何も考えたくない時の対処法や心理まとめ!寝る以外の方法や辛い時の乗り越え方! | 副業・暮らし・キャリアに関するライフスタイルメディア
何も考えたくないと感じたときには寝るのが一番という考え方がありますが、本当にそれだけなのでしょうか?何も考えたくないと思った時にできる対処方法や何も考えたくないと感じる原因、また、やる気に変える方法などをまとめて考えます。

何も考えない時間は頭のリフレッシュに繋がる

何も考えない時間はストレスから解放され、精神的に安定しやすいので、うまくいくことが多いです。何も考えない時間は、「無駄」と考えることもできますが、「頭をリフレッシュしている」と考えることもできます。色々なことを考えすぎて、精神的なゆとりがなくなってしまう人は、是非取り入れてみてください。

小和田
ライター

小和田

駆け出しの新人ライターです。良い記事がたくさん書けるよう精進していきますので、よろしくお願いします!

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