契約社員の副業は可能?始める前に知りたいリスクやコツを紹介!

契約社員の副業は可能?始める前に知りたいリスクやコツを紹介!

契約社員は副業をすることは可能なのでしょうか?契約社員が副業を始める前に、気をつけないといけないポイントは?副業をするリスクと注意するポイントとコツ。副業を今から始める人に、副業を始めるリスクとコツをご紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.契約社員の副業は会社の契約次第!
  2. 2.契約社員の副業のリスク
  3. 3.契約社員の副業を禁止する会社の理由
  4. 4.契約社員が副業を始めるコツ
  5. 5.副業禁止の会社で副業を始めた場合のリスク
  6. 6.契約社員の副業は就業規則の確認をしよう!

契約社員の副業は会社の契約次第!

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副業をしたいと考えたことはありますか?でも会社は、従業員の副業をどのように考えているのでしょうか?正社員での副業、派遣社員での副業など色々な働き方形態がありますが、今回は契約社員での副業についてご紹介していきます。

契約社員とは、企業などと期限がある労働契約(有期労働契約)を結んで職務に従事する労働者のことを言います。非正規雇用のひとつで、パート、アルバイトなども契約社員です。

副業とは一般的に、本業以外で収入を得ている仕事とされています。また副業の事を兼業、サイドビジネスなどとも言いますが、しかし法律で副業に関しての明確な定義があるわけではありません。

会社が許可していれば可能

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契約社員の副業は、一般的には禁止している会社が多いです。ですが最近では、副業を許可している会社も多くなってきていますので、会社が許可していれば副業は可能です。

公務員の副業は、法律で禁止されていますが、契約社員の副業は、法律的には問題はありません。ただし会社で規則として、禁止されている場合があります。会社には就業規則がありますので、就業規則の確認が必要です。でも、元々副業を禁止してきた会社がなぜ、ここにきて副業を認め始めたのでしょうか?

優秀な人材を確保するため

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副業を禁止してきた会社が副業を認め始めた理由は何なのでしょうか?その理由として、国が副業を認めるように動きが出ているというのもありますが、それ以外にも、優秀な人材ほど個人的に他社から仕事を依頼されることが多いことから、副業を禁止することによって優秀な人材が結果的に会社を辞めてしまうことを防ぎたい、そういう狙いもあるようです。

就業規則の確認が必要

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就業規則とは、会社や従業員が守らないといけないルールを定めたもので、会社の法律のようなものです。この就業規則には、会社が人を雇い入れたときに働いてもらう時間や、賃金のこと、仕事内容や休日などについて書いてあります。この就業規則の中で、副業について触れている場合があります。

会社によっては就業規則に、「副業は原則禁止だが、会社に申請をした場合は認めます。ただし、同業他社は禁止です」と書いてある場合や、「副業は禁止します。」と、条件は全くなく禁止している会社もあります。

契約社員の副業のリスク

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契約社員が副業を始めるリスクとしては、まず精神的・体力的な面での疲れが考えられます。例えば、週1ペースでデータ入力の副業をしたとします。

たとえ週1であっても、仕事を受けてしまえば、期限までに仕事を仕上げる必要があります。そのために、今までは本業の疲れを癒す時間だったかも知れない時間を使っての副業となる可能性もあります。

そのため、副業をすることによって、体を癒すための時間が減ったり、副業の納期も守らないといけないという精神的な負担が増えて、精神的にも体力的にも、副業を始める前より増える可能性があります。

副業は企業にとってリスクとなる

最近では契約社員の副業を認めている会社も増えてきていますが、いまだ認めていないという会社が大半です。ではなぜ契約社員の副業を認めていない会社が多いのでしょうか?

それは、契約社員の副業は、会社にとってリスクがあるためです。どんなリスクがあるのかと言いますと、契約社員が副業を始めることによって、情報漏洩のリスク、また副業の疲労で本業に支障をきたすリスク、また副業の仕事内容が、社会的信用を無くすような仕事の場合、リスクを抱える可能性があります。

契約社員の副業を禁止する会社の理由

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では、会社が契約社員の副業を禁止する理由として、副業が原因で情報の漏洩・社会的信用を無くす仕事をしている場合・副業の疲労で本業に支障をきたすなどのリスクがあるためですが、これらの理由が具体的には会社にどのようなリスクを与えるのでしょうか?これら3つの理由についてご紹介していきます。

①情報漏洩

会社が契約社員の副業を禁止する理由のまずひとつ目は、情報漏洩です。会社にとって漏洩のリスクのある情報は、顧客の情報や会社の情報、従業員の情報、そして副業する従業員のスキルです。

たとえ副業をしなくても情報漏洩のリスクはあるのですが、従業員が副業をすることによって、情報漏洩のリスクが高まると考えられているためです。

また副業を完全に禁止していないところであっても、同業他社との副業は禁止しているところが大半です。

②社会的信用を無くす仕事の場合

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また会社が契約社員の副業を禁止する理由の2つ目の理由として、副業の仕事内容の問題です。副業の仕事内容が、いかがわしい仕事内容だったり、ねずみ講まがいのような仕事だったりすることがあります。万が一このような副業の場合、会社の従業員がしている仕事内容によって、最悪な場合は会社の信用をも失ってしまう可能性があります。

③副業の疲労で本業に支障をきたす

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会社が契約社員の副業を禁止する3つ目の理由が、副業との兼業の疲労が原因で、本業に支障をきたす可能性があるためです。契約社員が、本業が終わった後に長時間、副業をしていては体力が続きません。最終的には、本業も副業を続けられなくなってしまう可能性も出てきます。

契約社員が副業を始めるコツ

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ここまで、契約社員が副業をする場合の自分にってのリスク、会社にとってのリスクをご紹介してきました。しかし契約社員の副業はデメリットだけではありません。副業は、短時間・短期間で手軽に収入を得ることができるというメリットがあります。しかも副業は金銭的なメリットだけではなく、自己啓発としてのメリットもあります。

では契約社員が副業をする場合には、どのようなことに気を付けて始めていけばいいのでしょうか?この後は、何かコツはあるのでしょうか?この後は、契約社員が副業をする場合のコツをご紹介していきます。

①体力的に無理ない勤務日

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契約社員が副業を始める時のコツのひとつ目は、体力に無理のない勤務日を選ぶことです。本業でびっちりと働いてからそのあと副業で何時間も働いて、休息時間をしっかりと取ることができないまま本業の業務に入らないといけない。というような勤務状況では、体が持たず、継続は難しくなります。

本業と副業の勤務が休み間もなく続く状況にしない、またあまり長い拘束時間ではない副業を選ぶなど、体力に無理のない勤務日・勤務状況で働くことができる副業を選ぶことが本業と副業を両立させるためのコツとなります。

②派遣は副業向き

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2つ目のコツは、契約社員が副業として仕事を探す場合、派遣から探すのも手です。契約社員が体力的に無理のない勤務日で副業をすると考えた場合、派遣は副業に適していると言えます。派遣は、勤務日や勤務時間や曜日、勤務地など条件に合わせて仕事を探すことができます。

派遣は、本業の勤務体制・勤務時間に合わせて仕事を選択することができますので、自分のライフスタイルに合った副業を探すことができます。職業内容も選ぶことができますので、同業他社を避けることもできます。

派遣は、自分のライフスタイルにぴったりな仕事を探すことに適していますので、うまく探すことができれば、本業と副業をバランスよく続けることができます。派遣サービスを利用して、快適でより良い生活を送るためのツールとして上手に活用しましょう。

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副業禁止の会社で副業を始めた場合のリスク

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この後は、副業禁止の会社で契約社員として働きながら、副業を始めた場合のリスクをご紹介していきます。最近では契約社員の副業を条件付きで認める会社も増えてきています。ですが、まだまだ副業を認めていない会社も多いようです。

ではもし契約社員が、副業を認めていない会社で副業をした場合はどのようなリスクがあるのでしょうか?そもそも会社に内緒で副業をすることが可能なのでしょうか?

副業で住民税が増額する

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副業が認められていない会社で働いている契約社員が、副業を始めたいと考えた時、会社には秘密で働きたいと考えるはずです。副業を認められていない会社で、契約社員として働きながら、内緒で副業をした場合、会社には知られずに済むものなのでしょうか?

結果的には、知られてしまう可能性が高いです。副業で年間20万円以上の収入があった場合、翌年の住民税が増額してしまい、結果的には本業の会社には知られてしまう可能性が高いです。

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契約社員の副業は就業規則の確認をしよう!

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契約社員の副業を会社によっては条件付きで認めているところもあります。「本業の勤務時間と合わせて週40時間以内の勤務時間で働くなら許可します。」や「同業他社との兼業は禁止します」「本業に支障をきたさない働き方をしてください」など会社によってはいろいろな条件を付けて認めているところもあります。

副業の許可申請を取ってくださいという会社もあります。就業規則は会社の言わば法律のようなものです。

会社の就業規則を確認して就業規則違反にならないように副業をすることができれば、副業をしても問題はありません。会社の就業規則をしっかりと読んで、就業規則違反をしないように気を付けましょう。

碧いクマ
ライター

碧いクマ

4歳の子供がいるママライターです。美容系のものや新しい物が大好きです。知って得すること、有益なものを発信していきます。

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