彼氏との同棲はいつからするべき?
大好きな彼氏と「なるべく長い時間一緒に過ごしたい!」と同棲を考えている女性はたくさんいます。しかし、いつから彼氏と同棲をするのかというタイミングや本当に彼氏と同棲を始めてもいいのかと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は彼氏といつから同棲をするのが良いのか、そしてメリット・デメリット、同棲前に決めておくべきことなどを解説しましょう。
お互いに余裕があるとき
それでは、いつから彼氏との同棲を始めればよいのでしょうか。ずばり彼氏との同棲を始める良いタイミングは、「お互いに余裕があるとき」です。時間や精神的な余裕だけではなく、お金の余裕もあるときに同棲を始めるようにしましょう。
仕事が忙しく相手に構ってあげられない時に同棲を始めても、家でもなかなか顔を合わせる機会がなく、最初のうちはよくてもだんだんと寂しく感じ始める人もいます。また、会話も少ないためすれ違いも多くなってしまうでしょう。
そして、お互いに金銭的な余裕があるときに同棲を始めることをおすすめします。どちらかが金銭的に厳しいときには、その分片方の負担が大きくなってしまいます。お互いが同じくらい負担できるような金銭的余裕がある時がベストなタイミングといえるでしょう。
結婚を意識しはじめたとき
お互いに結婚について意識し始めたときに、同棲を始めるカップルもたくさんいます。将来のことを考えたときに一緒に住むことで、より相手のことを知ることができます。
同棲をして一緒に住んでみないと分からない一面もたくさんあります。結婚をする前に同棲をして彼氏の良い面も悪い面も把握することも、結婚生活を長続きさせるコツのひとつと言えるでしょう。
お互いにドキドキしなくなったとき
「彼氏のことが大好きで毎日一緒にいたい!」と思っているときは、実はあまり同棲を始めるタイミングとしてはおすすめしません。
気持ちが高ぶっているときに同棲を始めても最初は上手くやっていけますが、少し時間が経つと相手の嫌な面にも目がいき気持ちが冷めてしまうこともあるでしょう。
そのため、同棲を始めるのは付き合いたてのドキドキ感が少し無くなってきたときに、彼氏との将来のことを見据えるためにも、一緒に住むことを考え始めてもよいのではないでしょうか。
彼氏との同棲をしてはいけないタイミング
結婚を意識し始めたときやお互いに精神的・金銭的に余裕があるとき、そして相手に対してドキドキ感が無くなってきたときが同棲を始める良いタイミングです。
では逆に同棲をしてはいけないタイミングはいつなのでしょうか。親への挨拶をしていない、一緒にいれない時間が多いなど、いくつか悪いタイミングがあります。
お互いの両親への挨拶をしていない
同棲を始める前には、必ずお互いの両親へ挨拶を済ませておくようにしましょう。まだ両親に挨拶をしていない段階での同棲はおすすめしません。
なかには両親に内緒で同棲を始める人もいるかもしれませんが、同棲が親にバレたときには同棲解消させられたり結婚を反対される可能性があります。
同棲をするときには、必ずお互いの両親に挨拶をし、両親に同棲の許可を得てから始めるようにしてください。
大学生は特に注意
大学生になると実家を出ている人も多いので、恋人と同棲をしようと考え始める人もいるのではないでしょうか。しかし、大学生の同棲は特に注意が必要です。
まだ大学生では一人暮らしの経験はもちろんのこと、恋愛経験もそこまで多くありません。また、大学生がアルバイトで稼ぐ資金では金銭的な余裕もあまりなく両親に頼っている人もいるのではないでしょうか。
資金的な面や家事、そして大学を卒業した後にどうするのかという問題がいくつもあるので、学生のうちから同棲を始めようとしている人はよくお互いに考えてからにしてください。
また、もし同棲をするときにはまだ学生ということもあるので、両親への挨拶は必ず済ませ納得してもらうようにしましょう。
一緒にいられる時間が少ない
先程も述べたように、いつから同棲を始めるのかというベストなタイミングは「お互いに余裕のあるとき」です。そのため、時間に余裕がなく一緒にいる時間が少ないときに同棲を始めるのは避けたほうがよいでしょう。
「彼氏と一緒にいられる時間を多くしたいから」と同棲をする人も多いですが、仕事で忙しくて一緒にいる時間がなかなか作れないときには、同棲をしてもすれ違いが多く喧嘩になってしまうことも多々あります。
どちらかが結婚を考えていない
彼氏と同棲をするときには、将来のことを考えて同棲をすることが多くあります。そのため、どちらか片方でも結婚を考えていない状態での同棲はあまりおすすめはしません。
将来のことを考えずに同棲を始めると、同棲をすることが最終的な目標となってしまいます。そうすると、その後の関係があやふやになってしまい、結婚へのタイミングを逃してしまう可能性もあるでしょう。
彼氏との同棲のきっかけはどんなもの?
彼氏との同棲を始めるきっかけはいくつかあります。例えば結婚を前提としてお付き合いをするときや婚約、その他にも転職やアパートの更新などが主な同棲のきっかけとして挙げられます。続いては、彼氏と同棲を始めるきっかけについて解説しましょう。
結婚を前提とした付き合いを始めたことがきっかけ
結婚を前提としたお付き合いを始めるときに同棲を始めるカップルが多くいます。特にある程度友達期間が長く、お互いのことをよく知っている人たちが結婚を前提としたお付き合いを始めるときに同棲を始めるパターンが多いです。
就職・転職がきっかけ
就職や転職などで職場が変わるときに同棲を始めるカップルもいます。就職や転職で新しい職場に近いマンションに引っ越しをするときに、「どうせなら一緒に住む?」という話が出やすく、同棲のきっかけとなります。
また、長くお付き合いをしているカップルだとどちらかが遠くに転勤になったときに「一緒についてきてほしい」という話になり同棲をスタートすることも多々あるでしょう。
アパートの更新がきっかけ
マンションやアパートに住んでいる人は数年毎に更新のタイミングが来ます。更新のタイミングで引っ越しをするか考える人が多いと思いますが、同じように同棲を始めるきっかけとして考える人もたくさんいます。
更新のタイミングになると恋人と「引っ越しをしようか検討している」という話がしやすく、同棲をしたいと考えている人は相手に気持ちを伝えやすいでしょう。
婚約・プロポーズがきっかけ
婚約やプロポーズを同棲のきっかけとするカップルがたくさんいます。入籍前でもプロポーズをして婚約をしたら、まずは先に一緒に住み始めることが多いです。
結婚をしたあとは結婚式の準備などでバタバタすることが増えます。そのため、まずは一緒に住んで一緒に結婚式の準備を進めたり、式を挙げるために一緒に住んでお金を貯めるというカップルもいます。
彼氏との同棲のお金の事情
彼氏と同棲をするときに必ず必要となるのが金銭面に関する話し合いです。彼氏と同棲をするときにはどういった費用がどのくらい必要になってどっちが支払うのかを話し合う必要があります。
特にどちらかが学生のときには収入に差がある分、しっかりと話し合うことをおすすめします。彼氏と同棲をするときに必要な費用の平均について解説しましょう。
家賃の平均と分担
彼氏と同棲をしたときのお金の負担で一番大きいのが家賃です。収入の3分の1くらいの金額が家賃の理想と言われています。
同棲をしたときの平均家賃は10~11万円が一般的ですが、20代前半から半ばまでの若いカップルは約8万円程度、30代を過ぎてくると10万円以上の賃貸を借りる傾向があります。
家賃に関しては彼氏が多めに負担するカップルがほとんどで、収入が彼女と変わらない場合には家賃を折半にするカップルもいます。また、どちらかが学生の場合は社会人の方が多めに負担している傾向があります。
同棲におすすめの物件の選び方
彼氏と同棲するときの物件選びはとても重要です。部屋が広すぎても一緒にいる時間が少なくなりすれ違いが多くなったり、逆に部屋が狭すぎても一人の時間がなかなか作れずストレスが溜まってしまいます。
彼氏と同棲するのに適した間取りは最低でも1DK、できたら2DKくらいがベストと言われています。家賃の負担のことも考えてあまり大きくなく、なおかつお互いのプライベートがある程度守られるような広さが良いでしょう。
食費の平均と分担
彼氏と同棲しているときの食費は自炊中心か外食中心かにもよって大きく異なります。自炊をしている場合は3~4万、外食中心の場合は6~7万円くらいが食費の平均です。
家賃を彼氏が多めに出している分、食費は彼女が多めに出しているというカップルが多くいます。ただ外食をしたときには彼氏が払ったりと、その時にもよってどちらが負担をするのかを考えるパターンもあります。
水道光熱費の平均と分担
彼氏と同棲をしているときの水道代や電気代、ガス代といった水道光熱費は約1.5~2万円くらいが平均と言われています。
水道光熱費の支払いはカップルによっても様々で折半をしているカップルもあれば、家賃を彼氏が全額負担している場合は彼女が水道光熱費を全額支払ったりと、他に必要なお金との兼ね合いで決めるパターンが多くあります。
ネット・スマホ代の平均と分担
スマホ代は人によって異なりますが、1人あたり1万円弱のお金がかかります。スマホ代をおさえるために格安スマホに機種変更する人もいますが、格安スマホの場合は1人あたり約2000~3000円が毎月必要です。スマホ代は自分の分は自分で支払うというカップルがほとんどです。
また、ネット代はマンションによっては無料で利用できることがありますが、固定費として毎月かかるものなので折半したり彼氏が家賃と一緒に支払うパターンが多いです。
娯楽費用の平均と分担
彼氏と同棲をしているときの娯楽費の平均は2~3万円とされています。お互いが別々に楽しむ趣味や友達と遊びに行った時のお金はもちろん個々で負担。
デートで一緒に遊びにいったときには食事代は彼氏が支払ってコンビニでのちょっとした買い物やお茶代は彼女といったようにお金を分担しているカップルが多くいます。
彼氏との同棲で注意するべきポイント
彼氏といつから同棲を始めるのかというタイミングもとても重要ですが、いざ同棲を始めるとなった際には事前に決めておくことや注意すべきポイントがいくつかあります。彼氏と同棲を始めてから喧嘩にならないよう、しっかりと頭にいれておきましょう。
家事分担を決める
彼氏と同棲を始めると一人暮らしをしているときよりも家事の負担が大きくなります。そのため、どの家事をどちらがやるのかしっかりと分担しておくようにしましょう。
同棲を始めたばかりのころは張り切って家事をやる人が多いですが、次第に慣れてくると相手に家事を任せたり自分だけが家事をやっていることに対して不満を感じ始めることがよくあります。
そのため、家事の分担についてはあらかじめ決めておき、それぞれの役割をはっきりしておくことをおすすめします。
家賃・生活費の負担割合を決める
家事と同じように家賃や生活費といったお金にかかわることも、どちらがどのくらい負担するのか事前に決めておくようにしましょう。
結婚をしている場合は財布が一緒でも問題ないかもしれませんが、同棲の場合はそうはいきません。彼氏にもあなたを養うという考えが無いことが多いので、お互いに話し合ってどちらがどのくらい支払うのかはっきりとさせましょう。
特にどちらかが学生の場合は、収入の差も大きいのでしっかりと支払い割合を事前に決めておくことをおすすめします。
同棲期間をしっかりと決める
彼氏と同棲を始める時には「いつからいつまで同棲するのか」ということを明確にしておきましょう。将来のことを見据えて同棲を始めるカップルも多いですが、同棲期間が長くなるにつれて結婚のタイミングを失ってしまいずるずると同棲を続けてしまう、なんてことになりかねません。
同棲期間をはっきりと決められない、まだ今から結婚のタイミングを具体的に決められないという場合は、例えば1年毎にどうするか話し合いの場を設けるなど、決めごとを決めておくことをおすすめします。
二人のルールは同棲前に決める
彼氏と同棲をするときには、家事やお金の分担、そしていつからいつまで同棲をするのかなど、同棲をするときのルールを前もって決めておくことが大切です。
何もルールを決めずに同棲をすると、今までの生活パターンや性格、価値観が違う者同士が一緒に住むことになるので、不満が溜まったり喧嘩になってしまうこともあるでしょう。
相手に干渉しすぎない
同棲を始めると嫌でも相手の行動が目に見えてしまうので、「何時に帰ってくるのか」「誰とどこに行くのか」など色々と気になってしまうでしょう。しかし相手へ必要以上に干渉することはおすすめしません。
相手を束縛することで窮屈に感じてしまい、ふたりの関係が悪化してしまう可能性があります。同棲していても丁度よい距離感を保つように心がけてください。
勝手に異性の友達を呼ぶのはNG
同棲をしているとき、相手に何も言わずに異性の友達を家に呼ぶのはNGです。あなたの家でもありますが、同じようにそこは彼氏の家でもあります。勝手に異性の友達を呼ぶと、彼氏もきっと嫌な気持ちになるので止めるようにしましょう。
相手のプライバシーを大切にする
先程も解説したように、相手への過度な干渉はふたりの関係を悪化させる可能性があります。同じように、たとえ同棲をしていたとしても彼氏のプライバシーは大切にするように心がけましょう。
例えば彼氏のスマホを覗いたり、遊びに行くときに誰とどこに行くのかを過度に確認したりと、彼氏のプライバシーに踏み込むことで彼氏も嫌な気持ちになりますし「自分は信用されていないのかな」と不安な気持ちにもさせてしまう可能性があります。
特に学生の場合はゼミやサークルなど学生生活を送るうえで飲み会や遊びに行く機会も多いでしょう。その時にも過度に問いただしたり、束縛するようなことは避けるようにしてください。
恥じらいを持つことも大切
同棲をしてしばらく経つと、実家にいるような感覚になりついついだらしない姿を彼氏の前でしてしまいがちです。しかしいつまで経っても恥じらいを持ち、彼氏の前では「女」でいれるようにすることが、意外と同棲をするうえで重要になります。
彼氏との同棲のメリット・デメリット
最後に彼氏と同棲をするときのメリットとデメリットについてそれぞれ解説しましょう。彼氏と同棲をする前にメリット・デメリットについて確認し、あらためて同棲をするのか検討するようにしてください。
同棲する前に意識したいメリット
彼氏と同棲をする一番のメリットは「彼氏と一緒にいられる時間が長くなる」ということです。家が遠くてなかなか会えなかったり時間が合わなかった場合、今まで以上に一緒に過ごすことができるようになります。
また、その他にも一人暮らしよりもお金の負担が軽くなることや結婚前に一緒に住むイメージができること、結婚資金を一緒に貯めることができるなど様々なメリットが挙げられます。
同棲する前に意識したいデメリット
彼氏と長い時間一緒にいられるというメリットがある一方で、一緒にいるからこそ「行動が制限されてしまう」「一人になる時間が少ない」「相手の嫌なところが見えてしまう」というデメリットがあります。
また、将来を見据えて同棲を始めたにもかかわらず、逆に同棲をしたことで結婚のタイミングを逃してしまうこともあるでしょう。
彼氏との同棲はタイミングと事前の準備が重要
大好きな彼氏と少しでも一緒にいられるよう同棲を検討している人が多いと思いますが、同棲をするためにはあらかじめ両親への挨拶を済ませたり二人のルール、いつからいつまで同棲をするのか期間を決めたりと事前の準備が重要になります。
また、彼氏と同棲を始めるにしても「いつから同棲を始めるのか」というタイミングも同棲を円滑に進めるうえではとても大切です。同棲を始めるときには彼氏と十分に検討し、両親含めてお互いに納得をしたうえで始めるようにしましょう。