じゃがいもの栽培・育て方を覚えよう!
じゃがいも料理はとても美味しく、アレンジの幅が広いのでとても助かります。そんなじゃがいもが自分で栽培できるのをご存知でしょうか。家庭菜園というと水やりや土の管理などが大変なイメージがあります。
しかしじゃがいもの栽培は実はとても簡単で、水やりなどの手間がほとんどかからず、家庭菜園の初心者にもおすすめです。
じゃがいもの栽培・育て方は簡単?
じゃがいもの栽培や育て方は本当に簡単なのでしょうか?じゃがいもはプランターでの栽培も可能で、頻繁な水やりなどの必要もありません。じゃがいもの栽培が簡単だと言われる理由について詳しくご紹介します。
手間がかからず家庭菜園におすすめ
じゃがいもは手間がかからずに栽培でき、プランターでの栽培もできるので家庭菜園におすすめです。100日ほどで収穫できるので春と秋、年に2回の栽培も可能です。
水やりの必要もほとんどなく、一度植えてしまえばぐんぐんと育ってくれます。また芽かきなどの育て方もとても簡単なので家庭菜園の初心者にもおすすめとなっています。
じゃがいもの栽培に適した時期は春と秋
じゃがいもの栽培に適した時期があるのをご存知でしょうか。じゃがいもは春と秋が栽培に適しています。夏場は暑さでじゃがいもの種芋が腐りやすく、初心者にはとても難しい時期となります。また冬は寒すぎるとじゃがいもが成長せず、上手く育ちません。
比較的気候や温度が安定している春と秋がおすすめです。春とは3月から4月の中頃、秋は8月後半から9月にかけてのことを指します。特にじゃがいもの栽培が初めてだという方には春に植え付けるのがおすすめとなっています。
じゃがいもの栽培の注意点
じゃがいもの栽培はとても簡単で、家庭菜園初心者にもおすすめですが少し注意しなければならないこともあります。しっかりと注意点を把握し、美味しいじゃがいもを育てていきましょう。じゃがいもの栽培にあたっての注意点について詳しくご紹介します。
じゃがいもには連作障害がある
じゃがいもには連作障害というものが起こります。連作障害とは病害虫や病気の増加が起ることです。また肥料バランスが乱れ、じゃがいもが上手く育たなくなることもあります。これらの被害はじゃがいもの収穫にはとても痛手で、じゃがいもが一つも収穫できない場合もあります。
ナス科の野菜は連作障害が出やすい
じゃがいもはナス科の野菜です。実はナス科の野菜は連作障害が起こりやすいので注意が必要です。他にナス科の植物はナスやピーマン、トマトがあり、これらの野菜を続けて栽培をすると連作障害が起こってしまいます。
連作障害を防ぐには?
連作障害を防ぐにはどうすれば良いのでしょうか。連作障害を防ぐにはじゃがいもを栽培する度に違う場所で行います。家庭菜園の場合は鉢やプランターを使用することが多いですが、その場合はプランターの土を丸ごと交換する必要があります。
じゃがいもの栽培・育て方①準備
じゃがいもの栽培や育て方についてご紹介していきます。まずはじゃがいもの栽培にあたっての準備をしていきましょう。種芋やじゃがいもを育てる鉢やプランター、土について詳しくご紹介します。じゃがいもの栽培は初心者には春がおすすめです。栽培する春になる前に準備しておきましょう。
土作り
まずは土作りから始めましょう。じゃがいもは水はけが悪いと上手く育ちません。適切な土を準備することは、じゃがいもの栽培にとても重要なポイントとなります。野菜栽培用の土を用意します。
じゃがいもはアルカリ性の配分が多い土を使用すると、ソウカ病にかかってしまいやすくなるので注意が必要です。必要以上に石灰を混ぜないように注意しましょう。
種芋の準備
じゃがいもの元となる種芋を準備しましょう。じゃがいもには品種があり、ゴロゴロとした形の男爵芋・つるんとしたスマートな形のメークイーン・ほくほくの甘い味が特徴的なキタアカリなど、バラエティー豊富に揃います。
じゃがいもを栽培するにあたって、品種で難しいなどといったことはありませんので、自分の好きなじゃがいもの品種の種芋を準備しましょう。
種芋の選び方
立派なじゃがいもを栽培するには、種芋からしっかりと選びましょう。種芋次第でじゃがいもの育て方が変わってきます。スーパーなどで一般的に販売されている食用のじゃがいもは使用しないようにします。
種芋としての品質をクリアした、厳選された種芋を使います。農林水産省が行っている品質保証されている種芋であれば問題ありません。小ぶりの種芋を選ぶと育て方が簡単なのでおすすめです。
種芋の芽出しの仕方
種芋の芽出しについてご紹介します。じゃがいもの育て方に、芽出を必ず行わなければいけないわけではありません。しかし、芽出しをすることによってじゃがいもの芽が出るタイミングが一緒になり、とても育ちがよくなりますのでできるなら芽出しの作業を行ったほうがいいでしょう。
芽出しは、じゃがいもを植える時期の2週間から3週間前からはじめます。この時期に種芋を太陽の光に当てるだけです。朝から外に出して、太陽が出ている時間帯はそのまま置いておきましょう。
太陽が落ちてきたら家に入れてあげます。特に夜は冷え込みがあるので注意しましょう。太陽の光を当てることによってじゃがいもの芽が出始めます。これが芽出しです。
種芋を切って乾かす
芽出しの作業が終わったら、種芋を切って乾かしていきましょう。種芋が小さい場合(30g~50g)であれば切る作業は省きます。だいたい40gほどになるように、じゃがいもの種芋を切っていきます。
芽出しをした部分を残し、縦に切っていきます。切った部分には肥料としても活用できる「草木灰」など粉末状のものを付け、種芋が腐らないようにしましょう。しかし付け過ぎもよくないので余分な粉はしっかりと叩いておきましょう。
その後、天日干ししてしっかりと乾燥させます。あまり長い時間干さず、乾燥させすぎないのがポイントです。
じゃがいもは鉢でも栽培できる?
じゃがいもは比較的栽培しやすいのですが、畑での収穫のイメージが強いのではないでしょうか。実はじゃがいもは家庭菜園の鉢やプランターでも栽培することができます。
じゃがいもの栽培を鉢やプランターで行う場合、30cm以上の深さが必要です。幅は大きれば大きいほど栽培するじゃがいもの数が増えるので、栽培したいじゃがいもの数に合わせて選ぶのがいいでしょう。目安としては30cm~40cmの幅で1株という育て方です。
素焼きのプランターや鉢がおすすめ
鉢やプランターでじゃがいもの栽培は可能ですが、できれば素焼きのものを用意しましょう。素焼きの鉢やプランターは通気性がいいのが特徴です。根腐れなどの心配がなく、排水性もいいので鉢の中の温度が上がらずにおすすめです。
水やりの際も素焼きのものは水捌けが良いのでじゃがいもにとってとても良いです。じゃがいもは特に風通しがよい場所での生育に向いているので、素焼きの鉢やプランターでの栽培に向いています。
じゃがいもの栽培・育て方②植え付け
次にじゃがいもの育て方で一番初めに行う、植え付けについてご紹介します。じゃがいもの植え付けはとても簡単です。じゃがいもの植え付け時期は春か秋になりますが、初心者には春がおすすめです。しっかりと植え付けの手順をマスターして美味しいじゃがいもを収穫しましょう。
切断面を下にして植え付け
じゃがいもの植え付けは、種芋の切断面を下にして植え付けをします。まず、鉢やプランターに土を入れましょう。プランターの土は初めは少なく入れるのがポイントです。じゃがいもは成長に合わせて土を追加していく育て方をします。
植え付けの時期は鉢やプランターの底から25cmほどの少なめの土で十分です。鉢やプランターに土を入れたら、じゃがいもの種芋を入れていきましょう。切断した面を下にして並べます。
種芋同士が近すぎると根腐れを起こしてしまう場合があるので、ある程度の距離を開けるのが上手な育て方のポイントです。種芋を並べたら軽く土をかぶせて完成です。この時、種芋が隠れるくらいの適度な土をかぶせましょう。
春の栽培には霜が降りることがあるので、ポリエステルなどのシートを覆ってマルチ栽培をするのがおすすめです。シートは園芸店で手に入りますが、家にあるゴミ袋でも代用が可能となっています。
植え付け後に水やりはしない
植え付け後にやってしまいがちなのが水やりです。ついつい水やりをしたくなりますが、植え付け後には水やりの必要ありません。じゃがいもの種芋は水に弱く、種芋自体が腐ってしまう場合があります。植え付けの際も、土が湿っていないか確認してから植え付けを行いましょう。
万が一土が湿っている場合は、土が乾燥するまで植え付け時期をずらしましょう。植え付け後には水やりは必要ありませんが、その後の水やりは必要です。ただし雨が降った時や、雨が続く時期には水やりは必要ありません。
病気に強いじゃがいもに育てるコツは?
じゃがいもの栽培は手間がかからず簡単でおすすめですが、その反面病気にかかりやすいというデメリットがあります。しかし病気に強いじゃがいもにする育て方もあるのでご紹介します。
先ほど植え付けは種芋の切り口を下にするとお伝えしましたが、その逆で切り口を上にして栽培する育て方があります。これを「逆さ植え」といい、病気に強いじゃがいも、そして身が大きなじゃがいもに育てることができるのです。
逆さ植えはじゃがいもの芽が一度下向きに成長し、そこから地上に向かって伸びていくストレスを利用したもので、じゃがいも自体の抵抗性が高まると考えられています。この時生命力の弱い芽はこれ以上成長せず、強い芽だけが成長していきます。
じゃがいもの栽培・育て方③穴あけ・芽かき
じゃがいもの植え付けが終わったら、次は穴あけや芽かきといった作業が必要になります。穴あけ作業はマルチシート栽培の場合のみですが、覚えておくと他の野菜を家庭菜園で栽培する場合に役に立ちます。じゃがいもの場合は春の栽培時には必要なのでしっかりと頭に入れておきましょう。
マルチ栽培の場合芽が出る場所に穴を開ける
春に栽培するじゃがいもにはマルチ栽培がおすすめです。マルチ栽培で注意が必要なのは太陽の光が当たりすぎて、マルチシートが暑くなる場合や、マルチシートで覆われて芽が成長しない場合です。
この状態を防ぐために穴を開けていきましょう。はさみなどを使用し、じゃがいもの芽が出る場所に穴を開けます。専用の穴開け機もありますが、家庭菜園の場合ははさみで対応できます。
1つの種芋から芽が多く出ていたら芽かき
いよいよ芽が出てきたら芽かきをしていきましょう。芽の数がたくさんになると、じゃがいもに行き渡る栄養分が少なくなってしまうので小さなじゃがいもになってしまいます。そのためにあまり成長のよくない芽は間引いてしまいましょう。
種芋ひとつにつき、成長がいい芽を1本か2本残し他の芽は間引きます。芽かきの方法は、種芋ごと引き抜かないようし土をしっかりと押さえて芽を引っ張ります。
少し捻るようにして手を回し、ゆっくりと芽を抜いていきます。急いで引っ張ってしまうと種芋を傷つけてしまう可能性があるので注意しましょう。
じゃがいもの栽培・育て方④土寄せ
じゃがいもの芽が育ってきたら土寄せを行っていきます。土寄せは何度か分けて行いますが、作業的にはむつかしいことはありません。育っていくじゃがいもを見ながら作業する土寄せは、家庭菜園の醍醐味といってもいいでしょう。ちなみに水やりは芽が出てきたらあまり必要ありません。
芽かきが終わったら追肥して土寄せ
芽かきをしたら追肥をします。追肥とは肥料を追加することです。有機肥料が扱いやすいので、初心者にはおすすめです。土に肥料をまぜてしっかり乾燥させましょう。追肥をした土を芽が出てきた部分に土寄せしてあげます。1回目の土寄せは軽く済ませましょう。
2~3週間後に2回目の土寄せ
芽かきをし、1回目の土寄せをしてから2週間から3週間すぎた時期に2回目の土寄せを行います。その時期になると芽は30cmほどになっています。追肥をした土で土寄せをしましょう。
土寄せをしないとじゃがいもが土の外に出てきてしまいます。じゃがいもは太陽の光を浴びると緑色になってしまい、毒性が強くなってしまいます。食中毒の原因にもなりますので必ず土の中に入るように注意しましょう。
花は見つけたら摘む
じゃがいもは育ってくると花が咲きます。じゃがいもの花は種をつけて、実がなるので見つけたら摘んでしまいましょう。
じゃがいもの栽培をするにあたって花や実は栄養分をとってしまうので、あまり好ましくありません。水やりのタイミングなどで見つけたら、なるべく早く摘んでしまうことがおすすめです。
じゃがいもの栽培・育て方⑤収穫・保存
じゃがいもが育ったら、いよいよ収穫していきましょう。自分で栽培したじゃがいもを収穫するのはとても嬉しいものです。しかりと手順を把握し、綺麗なじゃがいもを収穫しましょう。じゃがいもの収穫とじゃがいもの保存方法についてご紹介していきます。
収穫のタイミング
収穫のタイミングですが、春に植えたじゃがいもは6月ごろが最適な収穫時期になります。葉っぱが7割から8割が黄色くしおれてきたら収穫の時期となります。この葉がしおれる前に収穫すると「新じゃが」となり、皮が薄いじゃがいもが収穫できます。
新じゃがはもちろん美味しいのですが、少し保存性にかけてしまうので注意が必要です。収穫するじゃがいもは傷がつかないように株の根元から離れた場所にスコップを入れていきます。土をスコップで堀り、茎を持って丁寧に収穫します。
じゃがいもの皮に傷がつかないようにゆっくりと掘り起こしていきましょう。掘り起こした後もじゃがいもが残っている場合が多いので取り残しのないように収穫します。
天気が良い土が乾いている日の収穫がおすすめ
収穫のタイミングは天気が良い日を選びましょう。雨の日に収穫するとじゃがいもに泥がついてしまいます。泥がついたじゃがいもは腐れやすくなってしまうので注意しましょう。
春に栽培するじゃがいもは6月が収穫時期になるので特に注意が必要です。天気が良く、土がしっかりと乾いている日に収穫するのがおすすめとなっています。
じゃがいもの保存方法
収穫したじゃがいもは風に当てて乾かしましょう。外の太陽の光が当たらない場所に広げ、乾燥させます。1週間ほど陰干ししたら、段ボールなどの箱に入れて暗い場所で保管します。
その間、腐ってくるじゃがいももあるので取り除きます。また、芽が出てくる場合もあるのでその芽も取り除きましょう。
じゃがいもの栽培で注意したい害虫・病気
せっかく栽培したじゃがいもを、おいしく収穫できるまでしっかりと育てたいものです。じゃがいもを栽培するにあたって、気をつけるべき害虫や病気についてご紹介します。しっかりと予防してじゃがいもを害虫や病気から守ってあげましょう。
害虫
まずはじゃがいもについてしまう、害虫からご紹介します。害虫は見つけたらすぐにつぶしてしまうか、殺虫剤、害虫防除薬などで処分しましょう。近年は自然派の薬剤も多く開発、販売されているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
アブラムシ
害虫と聞くとまず思い浮かぶのがアブラムシではないでしょうか。1mmから4mmの小さな虫がアブラムシです。葉などにたくさんくっついている姿を見たことがあるのではないでしょうか。じゃがいもの葉の汁を吸って成長を妨げてしまいます。
また、それだけでなくウイルスを一緒に連れてきてしまう、植物を栽培する者からすればとても迷惑な害虫です。
アブラムシはとても繁殖力が強いので、じゃがいもを栽培するにあたっては頻繁に様子を観察し、予防することが大切になります。アブラムシは光が苦手な性質がるので、反射テープなどを利用するのもおすすめです。
テントウムシダマシ
じゃがいもに付く害虫、テントウムシダマシは4mmほどの体長の斑点模様が特徴です。食欲旺盛な害虫で、特に葉部分を好む草食性の害虫となっています。1匹だけでも1株を食べつくすほどで、葉部分がなくなると茎やじゃがいもの実の部分も食べてしまいます。
じゃがいもの葉の裏に卵を産むので、産卵期の春には特に注意が必要です。テントウムシダマシには農薬が有効で、予防として散布しておくのがおすすめです。
ネキリムシ
名前の通り植物の根を切り取ってしますネキリムシも、じゃがいもの栽培にあたって注意しなければいけない害虫です。茎や根っこの部分を食べてしまい、栽培には非常に困る害虫となっています。
日中は土の中にいて夜の間に根を食べてしまいます。一見すると気づかないので、根の付近の観察も忘れずに行いましょう。土に薬剤を混ぜて予防するか、茎の周辺の土を掘り起こしてネキリムシを駆除します。
病気
次にじゃがいもの栽培で気をつけたいのが病気です。じゃがいもだけでなく、全ての植物に病気はつきものですが、その中でもじゃがいもの栽培にあたって特に注意したい病気をご紹介します。
しっかり予防することが大切ですが、何よりも毎日じゃがいもを観察し、少しの変化も見逃さないようにしましょう。
疫病
じゃがいもの病気で一番感染のスピードが早いのが疫病です。疫病は葉に茶色や灰色などの斑点が出てきます。葉自体の形がいびつになり、そのうち茎にも同じような斑点が出てきます。
葉や茎が感染すると、そのままじゃがいも本体にまで影響します。じゃがいもが変色し、中身にまで色が進んでしまいます。疫病の原因として雨が続いたり、水捌けがよくないと起るので梅雨時期などは特に注意が必要となります。
モザイク病
じゃがいもだけでなく、幅広い植物にかかる病気がモザイク病です。モザイク病とは葉っぱの部分に斑点が出て、生育が悪くなる病気です。葉にまだら模様が出たりシワになったりして、じゃがいもが上手く育ちません。
モザイク病の原因はアブラムシの持つウイルスによるものや、モザイク病にかかった種芋からによる感染が疑われます。予防としてはアブラムの駆除、モザイク病にかかっていない種芋を使うようにしましょう。
ソウカ病
じゃがいもの栽培をする上でも多くかかりやすい病気がソウカ病です。ソウカ病とはじゃがいもの表面にボコボコした病変が出る病気です。
皮を厚めに切ることによって、ソウカ病でもじゃがいもを食べることができます。ソウカ病の原因としてはアルカリ性の土や、土の中の温度が高い、乾燥しているなどで起りやすくなります。
じゃがいもを栽培して収穫の喜びを味わおう!
じゃがいもの栽培についてご紹介しました。じゃがいもはプランターでも栽培できて、水やりなどの必要もほとんどなく手間がかかりません。自分で収穫したじゃがいもの味は格別です。ぜひじゃがいもを栽培し、美味しいじゃがいも料理を楽しんでください。