炊飯器の気になる電気代まとめ!節約に最適な保温時間もチェック!

炊飯器の気になる電気代まとめ!節約に最適な保温時間もチェック!

炊飯器の気になる電気代をまとめました。炊飯器はタイプやサイズによっても、炊飯時と保温時の電気代が変わります。それぞれの詳しい電気代や電子レンジを使用する節約方法などを紹介するので、保温時間など日々の生活に役立ててください。

記事の目次

  1. 1.炊飯器の電気代ってどれくらいかかるの?
  2. 2.炊飯器の電気代
  3. 3.炊飯器の電気代を抑える保温時間の見直し
  4. 4.その他炊飯器の電気代を節約する方法
  5. 5.炊飯器を上手に使って電気代を節約しよう!

炊飯器の電気代ってどれくらいかかるの?

Photo by aMichiganMom

炊飯器の電気代がいくらかかるかご存知でしょうか。炊飯器は炊飯時と保温時に電気代がかかります。使う頻度が高い炊飯器の電気代を見直すことは、節約に繋がります。炊飯器の機種により電気代は変わりますが、目安として紹介する数値を参考にしてください。

炊飯器の電気代

Photo by Birdies100

炊飯器は「IH」と「マイコン式」があり、〇合炊きというサイズにより電気代が変わります。この記事では「5合炊き(3合以上5.5合未満)」と「1升炊き(5.5合以上8合未満)」の2種類のサイズをピックアップしました。

それぞれのサイズの炊飯器について「IH」と「マイコン式」の電気代を1kWhあたり27円として計算します。ここからは、炊飯器の電気代について詳しく紹介します。

炊飯時にかかる電気代

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

1番目に紹介する炊飯器の電気代は「炊飯時にかかる電気代」です。IH5合炊きの炊飯器は、炊飯時にかかる消費電力量は121Wh/回です。1回あたりの電気代は、(121÷1000)kWh×27円/kWh=約3.27円です。

IH1升炊きの炊飯器は、炊飯時にかかる消費電力量は158Wh/回です。1回あたりの電気代は、(158÷1000)kWh×27円/kWh=約4.26円です。

マイコン5合炊きの炊飯器は、炊飯時にかかる消費電力量は97Wh/回です。1回あたりの電気代は、(97÷1000)kWh×27円/kWh=約2.62円です。

マイコン1升炊きの炊飯器は、炊飯時にかかる消費電力量は160Wh/回です。1回あたりの電気代は、(160÷1000)kWh×27円/kWh=約4.32円です。

保温時にかかる電気代

Photo by jm3

2番目に紹介する炊飯器の電気代は「保温時にかかる電気代」です。IH5合炊きの炊飯器は、保温時にかかる消費電力量は14Wh/時間です。1回あたりの電気代は、(14÷1000)kWh×27円/kWh=約0.37円です。

IH1升炊きの炊飯器は、炊飯時にかかる消費電力量は16Wh/時間です。1回あたりの電気代は、(16÷1000)kWh×27円/kWh=約0.43円です。

マイコン5合炊きの炊飯器は、炊飯時にかかる消費電力量は10Wh/時間です。1回あたりの電気代は、(10÷1000)kWh×27円/kWh=約0.27円です。

マイコン1升炊きの炊飯器は、炊飯時にかかる消費電力量は18Wh/時間です。1回あたりの電気代は、(18÷1000)kWh×27円/kWh=約0.48円です。

炊飯器の電気代を抑える保温時間の見直し

Photo bynattanan23

炊飯器の電気代を抑える保温時間の見直しをするためには、炊飯時と保温時にかかる電気代をしっかり把握することが大切です。前に項で紹介した数値を参考に、検討してみてください。ここからは、炊飯器の電気代を抑える保温時間の見直しについて紹介します。

長時間の保温より炊飯2回の方がお得

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1番目に紹介する炊飯器の電気代を抑える保温時間の見直しは「長時間の保温より炊飯2回の方がお得」です。炊飯器のタイプ「IH」と「マイコン式」や、サイズ「5合炊き」と「1升炊き」についてそれぞれの電気代を紹介しました。

IH5合炊きの炊飯器は、炊飯時にかかる電気代が3.27円、保温時にかかる電気代は0.37円です。9時間以上保温するのであれば、炊飯2回の方がお得です。IH1升炊きの炊飯器は、炊飯時が4.26円で保温時が0.43円です。10間以上保温するのであれば、炊飯2回の方がお得です。

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マイコン5合炊きの炊飯器は、炊飯時が2.62円で保温時が0.27円です。10間以上保温するのであれば、炊飯2回の方がお得です。マイコン1升炊きの炊飯器は、炊飯時が4.32円で保温時が0.48円です。9時間保温と炊飯2回が同じ電気代です。

いずれの場合も、10時間以上保温するのであれば、炊飯2回の方がお得であることが分かりました。夕食の分も朝炊いて10時間以上保温するのであれば、朝と夜を分けて炊いた方が、炊きたての美味しいご飯を食べれるメリットもあります。電気代を節約するためにも、保温する時間に注目しましょう。

保温するより電子レンジで温めるほうがお得

Photo by sqm

2番目に紹介する炊飯器の電気代を抑える保温時間の見直しは「保温するより電子レンジで温めるほうがお得」です。ご飯を温める方法は、保温機能のほかに電子レンジを使う方法があります。

電子レンジは消費電気量が多い家電製品ですが、保温時間によってはお得になります。お茶碗1杯分のご飯を電子レンジで温める場合は、700Wで約3分です。1kWhあたりの電気代を27円として計算すると、(700÷1000)kW×(3÷60)時間×27円/kWh=約0.94円です。

保温時にかかる電気代と比較すると、IH5合炊き・IH1升炊きの炊飯器は3時間以上、マイコン5合炊きの炊飯器は4時間以上、マイコン1升炊きの炊飯器は2時間以上保温するより電子レンジで温めた方がお得になる計算です。

家族が多い分温める回数も多くなるので、その分電子レンジの電気代は高くなります。保温するご飯の量も考えて保温方法を決めると、電気代を抑えることができるでしょう。

その他炊飯器の電気代を節約する方法

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その他の炊飯器の電気代を節約する方法として、この記事では5つの項目をピックアップしました。ご使用の炊飯器の機種や家族構成などを踏まえ、できる方法から試してみてください。ここからは、その他炊飯器の電気代を節約する方法について紹介します。

ご飯を炊く回数を減らす

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1番目に紹介するその他炊飯器の電気代を節約する方法は「ご飯を炊く回数を減らす」です。炊飯時にかかる電気代は、IHの5合炊きと1升炊きを比較すると1円程度、マイコンの5合炊きと1升炊きを比較すると1.5円程度変わります。

炊飯器の最大の容量でまとめて炊くと、炊く回数を減らすことができます。炊く回数を減らせば、電気代の節約にも繋がります。

ご飯が炊けたら保温を切る

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2番目に紹介するその他炊飯器の電気代を節約する方法は「ご飯が炊けたら保温を切る」です。炊飯器は、ご飯が炊けると自動的に保温機能が作動します。つまり、ご飯が炊けた状態で放置すると、保温する電気代がかかるということです。

ご飯が炊けたらすぐに保温を切ることで、電気代を節約することができます。また、炊飯器には蒸らし機能が付いている商品が多いです。蒸らし時間も電気代がかかるため、スイッチを切り放置することで節約できます。スイッチを切る目安は、炊きあがりの約10分前です。

ただし、炊飯器の機種によっては途中でスイッチが切れないタイプもあります。スイッチを切るためにコンセントを抜いてしまうと故障する可能性もあるので注意しましょう。

一度に食べきれないご飯は冷凍保存

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3番目に紹介するその他炊飯器の電気代を節約する方法は「一度に食べきれないご飯は冷凍保存」です。節約のためにまとめて炊いたご飯は、食べきれない分を冷凍保存しましょう。

炊飯器で保存したご飯は、黄ばみや水分不足などにより美味しさが半減してしまいます。冷凍保存したご飯を電子レンジで温めれば、炊きたてのように美味しいご飯を食べることができます。

ご飯を冷凍する時は、乾燥に注意する必要があります。1食分を空気に触れないように平らにラップで包み、冷めるまで放置しましょう。ある程度冷めたら保存袋に入れ、急速冷凍しましょう。温める時は必要な量だけ取り出し、電子レンジを使いましょう。

エコモードでご飯を炊く

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4番目に紹介するその他炊飯器の電気代を節約する方法は「エコモードでご飯を炊く」です。炊飯器の機種によっては「エコモード」機能が搭載されています。エコモードを活用すれば、電気代を節約しながら美味しいご飯を炊くことができます。

通常コースより早く炊ける「早炊きコース」機能を搭載している炊飯器があります。時間を節約することで電気代も節約できると思いがちですが、早く炊くために電気量をたくさん消費します。機種によっては通常コースより電気代がかかる場合もあるので、しっかりチェックしておきましょう。

使用しない時はコンセントを抜く

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5番目に紹介するその他炊飯器の電気代を節約する方法は「使用しない時はコンセントを抜く」です。コンセントを差した状態の家電製品は、炊飯器に関わらず電気代がかかります。

この待機電力は微々たる金額かもしれませんが、年間約158円程度かかります。節約を考えるのであれば、使用しない時はコンセントを抜くことをおすすめします。

炊飯器を上手に使って電気代を節約しよう!

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炊飯器にかかる電気代について、詳しく数値を紹介しました。タイプやサイズによっても電気代は変わりますが、炊飯の回数を減らしたり電子レンジで温めることで節約できます。炊飯器にかかる電気代を把握し、上手に使いこなし電気代を節約しましょう。

enisi
ライター

enisi

月に1回のジェルネイルを楽しみに過ごしており、暇な時には新しいデザインを検索しています。片付けが苦手なので、収納アイデアに興味があります。疑問に感じたことは、手を抜かず納得できるまでしっかり調べることを大切にしています。

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