折り紙でゴミ箱を作ろう！新聞紙などおすすめの材料や簡単な折り方を紹介！

オフィスや家庭のワークスペース、ダイニングテーブルの上など、ちょっとしたゴミ箱が欲しいシーンは生活の中でよくあります。そんなとき便利なのが、折り紙で作る簡単なゴミ箱。材料は新聞紙やチラシ、いらないコピー用紙、折り紙など。身の回りの紙類をリサイクルして使えるのでとても手軽です。

この記事では、そんな折り紙ゴミ箱のおすすめの材料や折り方をご紹介します。便利な折り紙ゴミ箱の折り方をマスターして、机の上をもっと快適に整えましょう！

折り紙で作るゴミ箱のメリットは、その手軽さです。新聞紙など不要な紙類を材料にして作る折り紙ゴミ箱は、とにかく軽く、扱いやすいのがポイント。

通常机の周りで使うゴミ箱は、足元に置くことが多いでしょう。しかしこの場合、お菓子のくずなど細かいものを捨てるときには手元に寄せる必要があります。ゴミ箱に少し重さがあるとストレスに感じることも。折り紙ゴミ箱ならとても軽いので移動も楽々です。

折り紙ゴミ箱はとても小さなゴミ箱なので、ごみが溜まりすぎて重たくなる前に捨てられるのもメリットと言えるでしょう。手軽に扱えて、机周りを清潔に保てるのが折り紙ゴミ箱の良いところです。

折り紙ゴミ箱の材料は、手近な新聞紙やチラシなど、不要になった紙類でOKです。いらない紙類をうまくリサイクルすることができるので、折り紙ゴミ箱はとてもエコな手作り品。毎日とる新聞紙なら、使い終わったあともまたすぐ作ることができます。

もちろんおしゃれにしたいなら、素敵な紙を折り紙に使っても良いでしょう。ショップの紙袋をリサイクルして作ると、おしゃれな上に少し丈夫になるのでおすすめ。いただきものの包装紙なども、リサイクル折り紙にぴったりの材料です。

折り紙ゴミ箱は、捨てる時にはゴミ箱ごと簡単に捨てられます。こうすることで、いつもきれいな机をキープできるでしょう。折り紙ゴミ箱は特にみかんを食べたり、消しゴムを使った作業、お子さんの工作のおともに最適です。

折り方もとても簡単なので、捨てたらまたチラシや新聞紙を折り紙にして作るだけ。折り紙ゴミ箱は、リサイクル用品としてもとても優秀なアイデアなのです。

それでは、リサイクルで作れる折り紙ゴミ箱の簡単な折り方をご紹介していきましょう。折り紙で箱を作るには、折り方がいくつかあります。今回はその中から特に簡単なものをピックアップしました。まずは基本の折り方からお伝えしていきます。

基本の簡単な折り紙ゴミ箱の作り方です。折り紙ゴミ箱の材料にする紙を用意したら、長いほうを半分に折ります。次にもう一度長いほうを半分に折りましょう。

それから、袋状になった部分を開き、折り紙を中央からつぶして三角形を作るように折ります。ふたつある袋を両方同じように折りましょう。この段階で折り紙は、三角形と、真ん中に切れ込みの入った長方形が繋がったような形状になりました。

その次に、折り紙の三角の部分を横へ倒し、これまで内側に合った面を表にします。先ほどの切れ込みはなくなり、きれいに一枚につながった面ができました。これを折り紙の裏表両方同じように折ります。

そこから今度は、ぴらぴらした両側を中央の折り目に合わせて谷折りにします。折り紙に裏表合わせて4か所ありますが、すべて同じように折っていきましょう。畳んだ部分が三角形と四角形を組み合わせたような形状になっていれば正解です。

次に長方形になった部分の、重なった手前側の一枚を、三角形との境目に合わせて畳んでおきます。ここまでできたらあと一息。先ほど畳んだ部分の、長方形の部分を三角形との境目で谷折りにします。

ここで先ほど折った部分を、つながっている三角形に差し込み、折った部分を固定しましょう。裏側も、ひっくり返して同じように。折り紙の「かぶと」に似た形になりました。

これができたら、谷折りに折った部分から折り紙を開いてみましょう。これまで三角形のてっぺんだった部分が、箱の底の中心になります。底につながる四辺に少し折り目を付けると形がしっかりするでしょう。これで基本の折り紙ゴミ箱の完成です！

基本の折り紙ゴミ箱におすすめの材料は、新聞紙やチラシをはじめ、印刷ミスしたコピー用紙など身の回りのいらなくなった紙類です。今回ご紹介するゴミ箱の折り方の中で、この折り方は唯一長方形の紙をそのまま使えるレシピ。とにかく手軽で替えがきき、必要なときにぱっと作れるのが魅力です。

次にご紹介するのは、新聞紙など大きめの材料に向いている折り紙ゴミ箱の折り方です。先ほどの折り方より広く、少し浅くなり、長方形の箱が完成します。少し大きさが欲しいとき、より簡単にごみを投げ込みたいときにおすすめの作り方です。

長方形になるので、大きな材料で作れば資源ごみストッカーにもぴったり。チラシ類を半分に折って入れていき、一杯になったらガムテープか紐でくくってポイッ！なんて使い方がおすすめです。それでは、折り方を見ていきましょう。

先ほどは長方形の紙をそのまま使いましたが、この折り方ではまず正方形の用紙を用意するところから始まります。手元の新聞紙などを斜めに折り、あまった部分を切り落として正方形の紙にしましょう。

正方形の紙になったら、それを真ん中で半分に折ります。重なる部分が手前にくるように置いてください。次に重なった部分の上側の一枚を、下から上へ持ち上げて谷折りします。

ここがあとから折り返す部分になるので、真ん中より少し奥で折って、好みの幅ではみ出させるようにします。裏表両方同じように折りましょう。

次に、下側端の角を斜めに持ち上げ、三角形に折っていきます。中央でつながった部分までしっかり折り、内側の山折り部分へ辺を合わせましょう。これを裏表4か所同じように折ります。

角が折れたら、今度は先ほどはみ出させて折った長方形の部分を手前へ谷折りしましょう。ここが箱の折り返し部分です。これも裏表同様に。舟のような形状になりました。

この状態で二枚に重なっているので、一枚になるように広げてみましょう。折り返した部分が表になるように置いてください。両端にできた三角形を縦に谷折りし、折り目を付けて戻します。

折り目が付いたら、さあ、真ん中から広げてみましょう！箱型になるように折り目を整えて、これで長方形の浅型ゴミ箱の完成です。正方形の紙を用意する点が少し手間ですが、折り方自体はこちらの方が簡単。新聞紙のリサイクルなどで大きく作りたい場合に向いている折り方です。

こちらの折り紙ゴミ箱におすすめの材料は、新聞紙やいらなくなったポスターなど、大きめの紙。特大チラシを見つけたらリサイクルしてみましょう。また、シンプルですっきりした箱なので、英字新聞などもよく似合います。

頻繁に作るなら、折り紙にする新聞紙をまとめて正方形にカットしておくと作り始めるのが楽。休日にたくさん作っておき、平日に消費していくと便利でおすすめです。

リサイクルできる折り紙ゴミ箱、基本の簡単な折り方二種類をご紹介しました。お次は、「せっかく作るなら可愛いものにしたい」なんて方のために、かわいい折り紙ゴミ箱の折り方をレクチャーします。仕上がりが素敵なので、中身を捨てながらしばらく使いたい方におすすめの折り方です。

それでは、かわいい折り紙ゴミ箱の折り方を見ていきましょう。こちらも用意するのは正方形の用紙になります。長方形の紙は斜めに折ってから余分を落とし、正方形にしておきましょう。

正方形の紙を、中心で斜めに折り、三角形にします。三角形ができたらもう一度真ん中で折り、再度三角形を作りましょう。二か所袋ができるので、それぞれ開いて潰し、正方形にします。この時点で角が4つ集まった部分を手前に向けて置いてください。

次に、左右の角を中央の折り目に当てて谷折りします。裏表4か所同様に。これで全体が六角形になりました。角が折れたら、折った部分の袋を開いて潰しましょう。

ここで、中央の折り目から重なった紙を折り返し、先ほどの袋が内側になるように折り目を変えます。裏表同様に折りましょう。この部分から先で折り方が分岐するので、この地点を覚えておいてください。

両端内側になった袋の部分を、表面に見えている折り目から谷折りして手前へ持ってきます。今回は、両側にある折り返した袋の、三角形にできた折り目の位置に合わせてください。

さらに、手前側にある4つ角が集まった部分の手前一枚を上へ谷折りします。折ったらもう一度上へ谷折りして折り返しましょう。4つの角全てを同様に折ったら、箱を開きます。折り目を整えて、これでかわいい折り紙ゴミ箱の完成です！

折り方の工程がすこし複雑ですが、慣れたら簡単に作れるようになります。斜めの角がおしゃれで手の込んだ雰囲気。これまでご紹介した二種類よりかなり小さめかつ、しっかりした作りになるので、小物入れにするのにおすすめです。

さて、ここで先ほど途中に出てきた分岐地点からの別のデザインをご紹介します。折り紙の袋をつぶして折り返したあと、手前側の角を持ち上げて上へ谷折りする段階をご記憶でしょうか。

この部分、前回は袋の三角形の折り目に合わせて折りましたが、今回はもっと深く折り返してみましょう。三角形の辺に折り返す三角形の辺を沿わせるように折り、あとは同様に折り紙をもう一度折り返します。

これで箱を開いてみると、折り返しの下から三角形の折り紙がちらっとのぞくデザインに。あなたのお好みはどちらでしょうか？ぜひ、両方作って試してみてください。

せっかく可愛い折り紙ゴミ箱を作るのでしたら、包装紙や両面印刷の折り紙など、かわいい折り紙を用意して折ってみるのはいかがでしょうか？

この折り紙ゴミ箱は、角を処理した折り返しの部分が可愛らしいので、特におすすめなのは裏表で色の違う用紙。色の違う二枚の折り紙を重ねて作るのも、おしゃれな仕上がりになるでしょう。

少しおしゃれな小物入れとして、折り方を知られている角箱（つのばこ）。ゴミ箱以外にも、ボタンやアクセサリーなど、ちょっとした身の回りのものを入れるのにぴったりな箱です。節分のときに豆を入れたり、菓子鉢として使われることも。

ぴんと張り出した角が可愛い角箱は、包装紙や色紙など、素敵な材料で作ってみたい折り紙です。シンプルなボックスよりも、格段に気の利いた雰囲気になる角箱。意外と簡単な折り方をご紹介します。

角箱も、正方形の紙で折っていきます。まずは中心で三角に折り、それを再度真ん中から三角形に折りましょう。できた三角形の袋部分を開き、正方形になるようにつぶします。紙の角が集まった部分を手前になるように置きましょう。

次に左右の角をもち、手前側の辺が中央の折り目に沿うように谷折りします。これは「鶴」の折り方と同じ。4か所すべて同じように折ります。

折り紙の4つの角を折ったら、それぞれ折った部分が袋になります。ここを開いて潰しましょう。ぺらぺらしている端をつまんでめくり、中央の折り目から横へ倒して、これまで表に合った面を内側になるように折り紙を折ります。

そして折り紙の左右の袋部分を、斜めに入った折り目に沿って手前へ谷折りします。反対側も同様に折りましょう。折り紙の中心をきちんと合わせると仕上がりがきれいです。

折り返せたら、次は手前側にある尖った部分を奥へ向かって谷折りします。めくることができる端までぴったりと折りましょう。4か所すべて同様にします。

ここまでできたら箱を開き、形を整えて完成です！難しそうに見えますが、作ってみるととても簡単にできることが分かるでしょう。少し形が崩れてもじゅうぶん可愛いので、お子さんと楽しむのにもぴったりです。

角箱の最後の手順を少し変えると、角の部分がなくなってすっきりシンプルな「菓子鉢」になります。折り方は簡単。角箱の仕上げの、尖った三角形を上に折り上げたあとを少し変えるだけです。

三角形を折り上げたら、一番先の部分を少し手前へ谷折り。それを後ろ側にできている袋へ折り込みましょう。端のラインと折り込み部分をそろえると仕上がりがきれいです。4か所折ったら、あとは同じように箱を開いて完成。

角箱よりすっきりと仕上げたいときに、こちらの折り方はおすすめです。ころんとした台形の箱型が可愛らしい「菓子鉢」。作った後はキャンディやクッキーを入れて楽しみましょう。お菓子が入るとますます愛らしいたたずまいです。ぜひ作ってみてください！

純和風なムードの角箱は、和紙や折り紙など和の雰囲気がある用紙がお似合い。柄物を選ぶならレトロポップなデザインのものが可愛らしくおしゃれな雰囲気でおすすめです。達磨、水玉、格子柄などなど、レトロで素敵な折り紙を見つけたらぜひ作ってみてください。

折り紙で作るゴミ箱は、簡単で便利かつエコなリサイクル雑貨です。新聞紙やチラシなど身の回りのいらない紙類で作ることができ、折り方も簡単。ゴミが溜まったら箱ごと捨てられる折り紙ゴミ箱は、机の上をきれいに保つのにぴったりな雑貨と言えるでしょう。

この記事では、手軽に作れる折り紙ゴミ箱の作り方をご紹介しました。便利なリサイクルゴミ箱で、机の上を快適に保ちましょう！